Windows エージェントのインストール方法
作成日:2019年10月7日 | 更新日:2024年2月9日
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この記事では、Endpoint CentralのエージェントをWindows コンピューターに対してインストールする方法について説明しています。
Windows エージェントのインストール方法
- Windowsエージェントについて
- エージェントのインストール方法
- インストーラーを直接実行する手動インストール(サイレントインストールコマンド)
- グループポリシーを使用した複数端末への一括インストール(Active Directoryドメイン環境の場合)
- IPアドレス範囲を指定して複数端末への一括インストール
- Endpoint Centralコンソール画面からのプッシュインストール
- ADドメインコントローラーと同期し、コンピューターに自動的にインストールする
- Endpoint CentralエージェントがインストールされたWindowsコンピューターイメージの作成方法
- Azure AD環境のコンピューターへのエージェントインストール
- SCCMを使用したエージェントインストール(その他のサードパーティ製資産管理ツールを使用したエージェントインストール)
- エージェントインストール後の対応
- エージェントのアンインストール
Windowsエージェントについて
Endpoint CentralでWindowsコンピューター・Windows Serverを管理する場合、エージェントをインストールする必要があります。
エージェントがサポートするWindowsのバージョンはシステム要件をご確認ください。
エージェントのインストール方法
Windowsへのインストール方法は複数種類あり、環境や追加する台数によって使い分けます。1つの方法で問題が発生した場合は他の方法をお試しください。
小規模環境や検証時など、限られた台数にエージェントをインストールする場合
→ インストーラーを直接実行する手動インストール(サイレントインストールコマンド)
Active Directoryドメイン環境で複数台に一括インストールする場合
→ グループポリシーを使用した複数端末への一括インストール
他の資産管理ツールで配布する場合
→ SCCMを使用したエージェントインストール (コマンドについては インストーラーを直接実行する手動インストールもご確認ください)
クローニングにおいて、マスターイメージにエージェントを含める場合
→ Endpoint CentralエージェントがインストールされたWindowsコンピューターイメージの作成方法
管理対象となるWindowsコンピューターがActive Directoryドメインに所属している場合、グループポリシー(GPO)を使用するのが最も失敗の少ないインストール方法です。GPOが使えないワークグループなどの環境の場合は、IPアドレス範囲を指定して実行するインストールをお試しください。
コンソール画面上の操作でエージェントを自動的にインストールすることを「プッシュインストール」と呼びます。プッシュインストールの実行には多くの前提条件を満たす必要があり、また様々な要因でインストールに失敗する場合があります。プッシュインストールが失敗する場合、その原因を切り分けることが困難な場合が多くあるためご注意ください(なるべく他の方法を利用することをお勧めいたします)。
インストーラーを直接実行する手動インストール(サイレントインストール)
Windowsエージェントをダウンロードし、管理したいPCで直接インストールする方法です。サイレントインストールコマンドについても説明しています。
詳細はこちらをご覧ください。
グループポリシー(GPO)を使用したインストール(Active Directoryドメイン環境の場合)
Active Directcoryドメイン環境の場合、グループポリシーにスタートアップスクリプトとしてエージェントインストール用のスクリプトを設定することで、管理対象となる複数のコンピューターにエージェントを一括インストールできます。手順については、グループポリシー(GPO)を使用したエージェントのインストール(Active Directoryドメイン環境)をご覧ください。
IPアドレス範囲を指定して実行するインストール
インストールツールを使用します。詳細はIPアドレス範囲を指定してエージェントをインストールする方法のナレッジをご覧ください。
なお、エージェントインストール後に、エージェントフォルダーをアンチウイルスソフトソフトのスキャン対象から除外する必要があります。
Endpoint Centralコンソール画面からのプッシュインストール
ドメイン/ワークグループを登録後、コンソール上で対象を指定してエージェントを自動的にインストールします。実行には前提条件をすべて満たす必要があります。
詳細はこちらをご覧ください。
ADドメインコントローラーと同期し、コンピューターに自動的にインストールする
ドメインを登録後、Active Directoryサーバー(ドメインコントローラー)と定期的に同期する「管理対象ポリシー」機能を使用して、ドメインに追加されたコンピューターにエージェントを自動的にインストール(または通知のみ)します。詳細は管理対象ポリシーに関するナレッジをご覧ください。
Endpoint CentralエージェントがインストールされたWindowsコンピューターイメージの作成方法
詳細はEndpoint CentralエージェントがインストールされたWindowsコンピューターイメージの作成方法のナレッジをご覧ください。
Azure AD環境のコンピューターへのエージェントインストール
詳細はAzure AD環境のコンピューターへのエージェントインストールのナレッジをご覧ください。
SCCMを使用したエージェントインストール
詳細は以下のドキュメントをご覧ください。なお、以下の方法を参考にすることで、SCCM以外のサードパーティ製品からエージェントを配布可能な場合があります(詳細はお客様ご自身でご検証ください)。
エージェントインストール後の対応
エージェントはサービスとして起動します。インストール後のコンピューターの再起動は不要です。
エージェントインストール後に、エージェントフォルダーをアンチウイルスソフトソフトのスキャン対象から除外する必要があります。
複数のリモートオフィスを設定し、管理対象コンピューターがリモートオフィス間を移動するような場合、IPスコープ機能を設定することをお勧めいたします。
エージェントのアンインストール
こちらをご覧ください。