EventLog Analyzer ナレッジベース

アップグレード手順(11.2)


EventLog Analyzer 11.2(11025)へのアップデート手順は以下の通りです。(2016/12/16リリース)

EventLog Analyzerビルド11025よりシングルコアは非対応となりました。
アップデートの際には、必ずデュアルコア以上の環境であることを確認してください。

【サービスパックの入手方法】

アップデート用のサービスパックの入手は、保守登録ユーザ様に送付している「保守メール」を

ご参照ください。保守メール内にあるリンクより、サービスパックをダウンロードできます。

 

【本手順の対象バージョン(ビルド)】

本手順は次のバージョン(ビルド)が対象です:
EventLog Analyzer 11.0 (11003/11005)

●ビルド番号の確認方法
https://www.manageengine.jp/support/kb/EventLog_Analyzer/?p=194

 

■ 現在、上記バージョン以外のEventLog Analyzer をご利用中の場合は、以下のリンク先ページをご参照ください。

●アップグレード手順 (9.0)
https://www.manageengine.jp/support/kb/EventLog_Analyzer/?p=336
●アップグレード手順 (11.0)
https://www.manageengine.jp/support/kb/EventLog_Analyzer/?p=990

 アップデート手順

flow

※以下の手順は、サービスパックダウンロード後に実施してください。
※<ELA_HOME>は EventLog Analyzer をインストールしたホームディレクトリです。
※本手順はすべて管理者権限で実行してください。

 

ビルド番号11025へのアップデート方法:

 

1. EventLog Analyzerのサービス/アプリケーションを停止します。

停止後、次のプロセスが起動していないことを必ずご確認ください。

[Windowsの場合] ・postgres.exe(ビルド8000以前から利用されている場合はmysql-nt.exe)
・java.exe
・SysEvtCol.exe
・Wrapper.exe(サービスとして起動している場合)
[Linuxの場合] ・postgres(ビルド8000以前から利用されている場合はmysqld)
・java
・SysEvtCol
・Wrapper(デーモンとして起動している場合)

2. EventLog Analyzerインストールフォルダーのバックアップを取得します。

バックアップの実行方法
EventLog Analyzerインストールフォルダーを別ドライブなどにコピーします。
(サイズが大きい場合は、圧縮してください)

3. サービスパックを適用します。

4-1.
Windows 環境:
コマンドプロンプトを管理者モードで起動し、
"<ELA_HOME>bin\UpdateManager.bat" を実行します。
Linux環境:
<ELA_HOME>bin\UpdateManager.sh  を起動します。
4-2. [Browse]ボタンをクリックして、ダウンロードしたサービスパックファイル
"ManageEngine_EventLog_Analyzer_11_0_SP-11_2.ppm"を選択します。
4-3. サービスパックファイルを選択したら[Install]ボタンをクリックします。
4-4. 完全にインストールが終わったことを示す表示が出たら、[Close]ボタンをクリックします。
4-5. [Exit]ボタンをクリックして、UpdateManagerを終了します。

5. 起動後、EventLog Analyzer にログインして右上にある[ヘルプ]->[バージョン情報]リンクをクリックして、
「ビルド番号」が「11025」に変更されていることを確認します。

 インデックスの仕様変更について

ビルド11005以前は全文検索エンジンとしてApache Luceneを使用していましたが、
本ビルドからよりパフォーマンスが高い優れたNoSQL全文検索サーバーでもあるElasticsearchへ変更しました。
そのためアップデート後にEventLog Analyzerを稼働した際に、アップデートの移行処理が実施されます。

インデックスの保管量によっては、数十分~数時間かかる場合があります。
また、データ移行に伴い、一時的に移行先のデータフォルダー(<ELA_Home>\ES)の容量が大幅に増加することがございますのでご留意ください。(移行完了後、データは圧縮され、容量も減少します)

以下はアップデートに必要な時間の目安になります(※弊社調べ):

indexesフォルダサイズ アップデート所要時間 インデックス移行所要時間
426MB 約3分 約10分
56.5GB 約15分 約17時間

※インデックスはバックグラウンドで実行されます。そのため移行の処理が行われている間も製品の起動、
およびログの収集を行うことは可能です。なおアップデート後に取得したログは検索対象になりますが、
移行前のログについてはインデックスの移行が終了後に検索対象となります。

※インデックスの移行状況については、画面上部に表示されている以下のポップアップ画面から確認することが可能です。

remote

※インデックスの移行が終了すると、ポップアップ画面は自動的に閉じられます。

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アップグレードに関してご不明な点などございましたら、以下のお問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/support.html

EventLog Analyzer 11.2(11025) のリリースノート
https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/release-note.html

EventLog Analyzer 製品ページ
https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/