Firewall Analyzer ナレッジベース

バージョン8:FortiGateの「action=deny」ログを拒否ログとして認識しない


対象

バージョン8

概要

Firewall Analyzerのデフォルトの仕様では、FortiGateの「status=deny」を拒否されたログとして認識しますが、
「action=deny」に対しては、拒否されたログとして認識しません。

本ナレッジでは、上記事象に対する修正手順をご案内します。

本事象は、Firewall Analyzer ビルド12.3.283以降で改修されています。

お知らせ:
Firewall Analyzerバージョン8は既にEOL対象です(サポートEOLについて)。
EOLをむかえた製品、ビルドは保守サポートの観点において制限が発生します(保守サポートサービスについて)。
そのため、Firewall Analyzerを最新ビルドへアップグレードすることを推奨いたします(アップグレード手順について)。

修正手順

  1. こちらより修正用ファイル「FirewallService_ActionDeny.zip」をダウンロード
  2. Firewall Analyzerを停止
  3. 手順1で取得したZipファイルを解凍し、「FirewallService.jar」ファイルを入手
  4. インストールフォルダー[.../Firewall/lib/]配下に存在する既存の「FirewallService.jar」ファイルをバックアップとしてデスクトップ等に退避
  5. 手順3で入手した「FirewallService.jar」ファイルを手順4と同様のインストールフォルダー配下に配置
    .../Firewall/lib/FirewallService.jar
  6. Firewall Analyzerを起動

上記手順を実施後、
以降に受信する「action=deny」ログを対象に、解析が行われていることを確認してください。