手動で追加したベンダーテンプレートが存在する場合、ビルド12.4.104へのアップグレードに失敗することがある
作成日:2020年4月15日 | 更新日:2021年4月15日
概要
手動で追加したベンダーテンプレートが原因で、12.4.104へのアップグレードに失敗する原因についてご説明します。
詳細
原因
ビルド12.4.104へのアップグレード中に、それまで追加されていなかった新規ベンダーテンプレートの追加作業を行います。
このとき追加されるベンダーテンプレートと同一のものが、アップグレード前に手動で作成されていた場合、
アップグレード中にベンダーテンプレート名の衝突が発生し、アップグレードに失敗します。
発生条件
以下全てを満たす場合に発生する可能性がございます。
- [設定]->[設定]->[ベンダーテンプレート]から新規ベンダーテンプレートを追加するか、
[設定]->[設定]->[装置テンプレート]より新規装置テンプレートを作成する際に、ベンダーテンプレートを追加したことがある - OpManagerを12.4.104へアップグレードする
上記全てを満たす場合、アップグレード前のデータベースバックアップより、弊社側で事象の発生可否及び、
発生する場合の回避策についてご案内することが可能ですので、弊社サポート窓口までお問い合わせください。
補足事項
上記と同様の事象が、過去に12.4以上のビルドへアップグレードする際に利用されていた中間ビルドである、
12.4.005へのアップグレード中に発生する事例がございました。
しかしながら、該当の中間ビルドは現在12.4.006に更新されているため、
現在は中間ビルドへのアップグレード中に本事象が発生することはございません。