OpManagerのアップグレード後から、スケジュールレポートでメール送付されるレポートの内容を確認できない
作成日:2024年7月22日 | 更新日:2024年7月22日
概要
ビルド12.7.124以降へのアップグレード後から、スケジュールレポートでメール送付されるレポートの名前が文字化けし、内容を確認できない事象が発生する場合があります。
本ナレッジでは、この事象が発生する原因と解決方法についてご案内します。
詳細
ビルド12.7.124では、OpManagerがメール送信に使用しているJavaMailのバージョンが更新されたことで、使用するMIMEの規格がRFC2231に変更されました。
Outlook等のいくつかのメールクライアントでは、使用するMIMEの規格がRFC2047のままであるため、OpManager側でエンコードを行った添付ファイルのデコードが行えず、本事象が発生いたします。
デコードが行われていないレポートは、ファイル名が"=UTF8"から始まる名前で送付されます。
解決方法
OpManager側のファイルを編集してMIMEの規格をRFC2047に変更し、以前と同様にご利用いただくことが可能です。
手順
- OpManagerのインストールディレクトリ\confフォルダーに存在するsystem_properties.confファイルを開きます。
- 開いたsystem_properties.confファイルの内容の末尾に、以下のプロパティを追加して保存します。
mail.mime.encodeparameters=false - OpManagerサービスを再起動します。
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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