OpManager ナレッジベース

ハードウェア監視のアラートの重要度について


概要

ハードウェア監視で発生するアラートの重要度について知りたい。

※ハードウェア監視を行う場合は、ハードウェア監視を有効にする必要がございます。
また、機器によってはエージェントのインストールが必要な場合がございます。

アラートの重要度

CISCO機器

CISCO機器のアラートの重要度は、以下のOIDで取得される値で決定されます。

監視内容 OID
温度 .1.3.6.1.4.1.9.9.13.1.3.1.3
電圧 .1.3.6.1.4.1.9.9.13.1.2.1.3
ファン .1.3.6.1.4.1.9.9.13.1.4.1.3
電源 .1.3.6.1.4.1.9.9.13.1.5.1.3

 

各OIDで取得された値と重要度の関係は、以下の通りです。

1 - Clear
2 - Trouble
3 - Critical
4 - Service Down
5 - Unknown
6 - Unknown

上記 OID の Syntax (番号)の値を監視対象機器から得た場合
上記の通り OpManager 上で対応する番号の重要度でアラートを挙げます。

 

HPサーバー

HPサーバーのアラートの重要度は、以下のOIDで取得される値で決定されます。

監視内容 OID
温度 .1.3.6.1.4.1.232.6.2.6.8.1.6
ファン .1.3.6.1.4.1.232.6.2.6.7.1.9
プロセッサー .1.3.6.1.4.1.232.1.2.2.1.1.6
電源 .1.3.6.1.4.1.232.6.2.9.3.1.4
パーティション情報 .1.3.6.1.4.1.232.11.2.4.1.1.8
メモリー .1.3.6.1.4.1.232.6.2.14.12.1.11

 

各OIDで取得された値と重要度の関係は、以下の通りです。

1 - Unknown
2 - Clear
3 - Trouble
4 - Critical

上記 OID の Syntax (番号)の値を監視対象機器から得た場合、
上記の通り OpManager 上で対応する番号の重要度でアラートを挙げます。

 

Dellサーバー

Dellサーバーのアラートの重要度は、以下のOIDで取得される値で決定されます。

監視内容 OID
温度 .1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.20.1.5
ファン .1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.12.1.5
プロセッサー .1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.5
電源 .1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.60.1.5
電圧 .1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.20.1.5
ディスク配列データ .1.3.6.1.4.1.674.10893.1.20.130.4.1.4
バッテリー .1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.50.1.5

 

各OIDで取得された値と重要度の関係は、以下の通りです。

1 - Unknown
2 - Unknown
3 - Clear
4 - Trouble
5 - Critical
6 - Service Down

下記それぞれの OID の Syntax の(番号)の値に対して
上記の通り OpManager 上で対応する番号の重要度でアラートを挙げます。

 

Juniper装置

Juniper装置のアラートの重要度は、以下のOIDで取得される値で決定されます。

監視内容 OID
ファン,電源,温度 .1.3.6.1.4.1.2636.3.1.15.1.6

 

各OIDで取得された値と重要度の関係は、以下の通りです。

1 - Unknown
2 - Clear
3 - Clear
4 - Clear
5 - Clear
6 - Critical
7 - Attention

上記 OID の Syntax の(番号)の値に対して
上記の通り OpManager 上で対応する番号の重要度でアラートを挙げます。

 

ESX,ESXiサーバー

ESX,ESXiサーバーの場合には、ファン、メモリ、プロセッサ、温度を監視可能です。

下記webページを確認します。
https://www.vmware.com/support/developer/vc-sdk/visdk400pubs/ReferenceGuide/vim.host.NumericSensorInfo.HealthState.html

OpManager では、何かしら状態が健全ではない NAME が red, unknown, yellow の時にアラームを発生させます。
green ではアラームは発生しません。
red や yellow は、何かしらの障害が発生しており、unkown は機器から情報を取得できない状態と考えられます。

red の状態の場合、OpManager 上での重要度は Critical
yellow の状態の場合、OpManager 上での重要度は Attention
Unkown の状態の場合、OpManager 上での重要度は Information

【対応リリース】 9.x以降

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https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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