ポート/インターフェースのステータスの仕様
作成日:2011年12月6日 | 更新日:2022年7月25日
概要
ポート/インターフェースのステータスの仕様を知りたい。
詳細
インターフェースのステータスの仕様
OpManagerは、以下の2値を参照してインターフェースの死活(LinkUp/LinkDown)を判断します。
IF-MIB:
・ifAdminStatus(.1.3.6.1.2.1.2.2.1.7)
・ifOperStatus(.1.3.6.1.2.1.2.2.1.8)
各値とステータスの関係は以下となります。
ifAdminStatus (.1.3.6.1.2.1.2.2.1.7) |
ifOperStatus (.1.3.6.1.2.1.2.2.1.8) |
ステータス | アイコン |
Down | Up/Down | Critical | |
Up | Up | Clear | |
Up | Down | Trouble | |
Up | Dormant (Ready to receive/ transmit packets) |
Clear | |
Up | Not Present /Unknown/testing |
Attention |
AdminstatusとifOperStatusがUpで、しきい値違反が発生した場合、Troubleステータス(橙)となります。
(参考)
ifAdminStatusの値
1 - Up
2 - Down
3 - Testing
ifOperStatusの値
1 - Up
2 - Down
3 - Testing
5 - Dormant(休止)
6 - notPresent
(ステータスの例)
状況1)
ifAdminStatus-Down
ifOperStatus -Down
アラート"インターフェース 'xxxxx' は シャットダウン です。"が発生します。
Criticalステータスとなり、ステータスポーリングのみ行われます。
※ifOperStatusが"Up"となった場合、データポーリングが開始されます。
状況2)
ifAdminStatus-Up
ifOperStatus -Down
アラート"インターフェース 'xxxxx' はダウン です。"が発生します。
Troubleステータスとなり、ステータスポーリングのみ行われます。
※ifOperStatusが"Up"となった場合、データポーリングが開始されます。
一度ステータスがClearとならない限り、当該インターフェースに関するアラートは通知されません。
[管理対象]、[ステータスポーリング]の仕様
Switch装置、Router装置、Firewall装置の装置スナップショット画面から
[アクション(Ξアイコン)]→[インターフェース設定]を選択することで、各ポートの詳細設定画面を表示できます。
本設定画面には[管理(管理対象)]、および[ステータス監視(ステータスポーリング)]のチェック項目があります。
各々の意味は以下となります。
用語 | 説明 |
管理対象 | ポートに対する全情報の監視可否を選択します。 本チェックを無効とすると、当該ポートについて一切監視を行いません。 ポートのステータスは非監視(灰色)となります。 |
ステータスポーリング | ポートに対するリンクアップ/ダウン (ステータス情報)の監視可否を選択します。 本チェックを無効とすると、リンクの死活監視が行われません。 |
ポートについて、トラフィック情報は計測したいがリンクアップ/ダウンは監視したくない場合は
[ステータス監視(ステータスポーリング)]のチェックを外すことで設定が可能です。
本チェックを無効としたとき、無効とした状態のステータスが維持されます。
例)
例えば、抜線によりTrouble(橙色)状態のまま[ステータス監視(ステータスポーリング)]を無効とした場合
Trouble状態のままステータスが維持されます。
この状態で結線後抜線を行ったとき、新規にアラームが発生することはありません。
本設定は、前述のSwitch装置、Router装置、Firewall装置のほか
Server装置やDesktop装置などの[インターフェース]タブからインターフェースを選択し、
[アクション(Ξアイコン)]の選択時に表示される[しきい値設定]画面からも設定が可能です。
再度、[管理対象]を有効に変更すると、すべてのしきい値監視も再開されます。
インターフェースの監視間隔
インターフェースの各種計測値の監視間隔は以下となります。
監視内容 | 使用される監視間隔 |
インターフェースの死活監視 | [装置スナップショット画面]→[装置 概要]→[監視間隔]に表示された間隔 |
トラフィックデータ | [インターフェーススナップショット画面]→[アクション(Ξアイコン)]→[しきい値設定]にある[監視間隔] |
監視間隔の変更方法
監視間隔の変更方法は以下となります。
対象 | 手順 |
インターフェースの死活監視 | 装置の死活監視と同じ変更方法となります。 詳細は、こちらをご参照ください。 |
トラフィックデータ | 個別に変更する場合) [インターフェーススナップショット画面]→[アクション(Ξアイコン)]→[しきい値設定]にある[監視間隔]を変更して保存一括で変更する場合) [設定]→[設定]→[インターフェーステンプレート]→[インターフェースタイプ]からインターフェースタイプを選択→表示された編集画面で[監視間隔]を変更して[保存して適用]を押下、 [インターフェーステンプレートの適用]で[監視間隔]にチェックと付けて保存 |
【対応リリース】 8.5 以降
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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