ESXiサーバを装置登録したが、仮想マシンが自動で登録されない
作成日:2013年8月1日 | 更新日:2022年2月7日
現象
ESXiサーバを装置登録したが、仮想マシンが自動で登録されない。
[仮想化]->対象サーバの概要ページ->[仮想装置]タブ配下に、監視されていない装置が存在する。原因
主に以下の3点が考えられます。
1.[設定]->[ディスカバリー]->[認証設定]にて、VMwareの認証設定で、自動VMディスカバリが有効になっていない。
2.該当の仮想マシンのVMware Toolsがインストールまたはアップグレードされていない。
・OpManagerインストールサーバ上で、該当の仮想マシンのホスト名についてnslookupを実行した時に、取得されるIPアドレスが仮想マシンの正しいIPアドレスではない。またnslookupで得られた正しくないIPは別の装置で使用されており、OpManager上ですでに登録されている場合、IPアドレスを重複してOpManager上に登録できないため、該当の仮想マシンは登録されない。
特に仮想マシンをコピーするなどした場合にコピー元とコピー先で同じホスト名となりるが、OpManager上で監視するためには仮想マシン上でIPアドレスだけでなくホスト名も変更する必要がある。
解決方法
上記3点の要因を確認および設定の変更後、ESXiサーバの装置概要ページ画面右上の[≡]アクションアイコンから再ディスカバリを実行します。
その後、Ctrl + Shift + Rでスーパーリロードを行います。
なお、VMware Toolsに対応していない場合、対象サーバの概要ページ->[仮想装置]タブ配下で、
監視欄のアイコンをクリックし、仮想マシンのIPアドレスを指定し仮想マシンを登録することも可能です。
【対応リリース】 9.x以降
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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