レポートの期間を変更するとレポートが表示されない、粒度が異なる値が表示される
作成日:2015年6月29日 | 更新日:2022年10月25日
現象
レポートの期間を変更するとレポートが表示されない、粒度が異なる値が表示される。
解説
本事象は、OpManagerで収集したデータの保存の仕様が関与しています。
まず、データの保存仕様について下記をご確認いただけますでしょうか。
・パフォーマンスデータの保存の仕様
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=369
OpManagerのレポート機能は、出力期間と上記のデータ保存仕様に応じて、出力するデータ値の粒度を決定します。
例)
以下の場合を例に挙げます。
- 詳細統計データ保存日数 7日
- 時間統計データ保存日数 60日
- 日統計データ保存日数 365日
期間:今日 のレポートを表示する場合、詳細統計データ保存日数は7日のため
詳細統計データで、期間:今日 のレポートは表示されますが、
期間:最新30日間 のレポートを表示する場合、詳細統計データ保存日数 7日を超えてしまうため、詳細統計データでは表示されず、時間統計データ保存日数で表示されます。
なお、期間:最新7日間 のレポートを詳細統計データで表示するためには
詳細統計データ保存日数は8日以上を指定する必要があり、
期間:最新30日間 のレポートを詳細統計データで表示するためには詳細統計データ保存日数は31日以上を指定する必要があります。
この仕様により、期間:今日 のレポートは詳細統計データを参照し、期間:最新30日間 のレポートでは時間統計データを参照する違いがあるため、期間:今日の レポートは表示されるが、期間:最新30日間 のレポートは表示されない場合があります。
【対応リリース】 x.x
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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