OpManager ナレッジベース

SNMPv3認証が成功しない


現象

SNMPv3認証が成功しない

トラブルシューティング方法

以下のトラブルシューティングを実施します。

[1] OpManager上に一度SNMP v3認証を関連付けたことがあるか確認

OpManagerは装置にSNMP v3認証を関連付けると、当該装置のEngineIDを特定のテーブルに保存し、 その後の通信に使用します。

EngineIDが当該テーブルに保存されているものと違うEngineIDになった場合、当該装置の削除・ディスカバリーを行う必要があります。

つきましては、以前にSNMP v3の認証設定を当該装置に関連付けたことがある場合、
SNMP v3認証を変更しただけではEngineIDが更新されないため、当該装置を一度削除・ディスカバリーをして事象に改善が見られるかご確認ください。

[2] OpManager上の設定を確認

1. [設定]-> [認証設定]にて、追加されているSNMPv3の認証設定の編集画面を開きます。

2. 「認証タイプ」として「SNMP v3」が選択されていることを確認します。

3. 監視対象機器に設定したSNMPv3と情報が正しいか確認します。

  • 「SNMPv3 ユーザ名」ユーザ名を指定します。
  • 「認証」※オプション
    Authプロトコル:MD5またはSHAから選択します。
    Authパスワード:SNMPv3における認証パスワードを指定します。
  • 「暗号化」※オプション
    Privプロトコル:暗号化プロトコル。DESかAESのいずれかを指定します。
    Privパスワード:暗号化パスワード

4. 編集ウィンドウ内の[高度な設定]の設定も念のため確認し、設定を保存します。

5. [インベントリ]->監視対象装置の概要ページ->[装置概要]欄をスクロール-> [認証設定の変更] ->対象の認証設定を選択-> [認証テスト]->実行結果が「成功」となることを確認します。

[3] 以下のナレッジをご参照の上、MibBrowser.batを使用し、値が取得できるか確認

MibBrowser.batの使い方が知りたい
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=5587
※[SNMP v3の場合]を確認します。

1. 値が表示されるかどうか確認
値が表示された場合、[2] MibBrowser.batで設定した認証情報と
[1] OpManager上の[設定]-> [認証設定]にて設定した認証情報に差異がないか、ご確認ください。

[4] snmpwalkの実施し、SNMPに応答するか、OIDが実装されているか確認

1. 該当の監視対象機器でsnmpwalkの実施。
snmpwalkの使用方法(SNMP v3)
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=5593

2. 上記で応答があったことを確認後、OpManagerサーバー側で該当の対象機器に対しsnmpwalkを実施。

3. snmpwalkで実施した認証設定と同様の設定をOpManagerにて実施。

SNMP v3認証が通らない場合

以下の資料を弊社お問い合わせまで送付いただけますでしょうか。

  1. [2] のSNMPv3認証の設定画面が確認できる画面のスクリーンショット画像
  2. [2] 5の[認証テスト]が失敗していることが確認できる画面のスクリーンショット画像
  3. [3] のナレッジより、以下の設定画面が確認できる画面のスクリーンショット画像
    [SNMP v3の場合] -> 表示された「SNMPParameterPanel」にて以下を設定します。

  4. MibBrowser.batで値が取得できないことが確認できる画面のスクリーンショット画像
    (エラー内容が確認できるよう、画面の取得お願いいたします。)

【対応リリース】 x.x
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https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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