OpManager ナレッジベース

OOM(OutOfMemory)を検知したい


要望

サーバーのメモリー不足によるエラー OOM(OutOfMemory)を検知したい

参考ナレッジ
OpManagerのチューニング方法を知りたい
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=4166

解説

OpManagerではOOMが発生した場合、
以下のようなファイルがOpManagerインストールフォルダー配下に出力されます。
hs_err_pidXXXX.log
java_pidXXXX.hprof

そのため、OpManagerのフォルダー監視を使用し、上記ファイルが
OpManagerフォルダー配下に作成されているかを監視することでOOMを検知します。

前提:
[java_pidXXXX.hprof] conf\wrapper.confに以下の記述があることを確認します。
wrapper.java.additional.12=-XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryError
※文頭に「#」等でコメントアウトしている場合、.hprofファイルは作成されませんのでご留意ください。

手順)
※予め、WMI認証が設定されていることをご確認ください。

OpManager 12の場合

1. 装置スナップショット > [監視] > [フォルダー監視]へ移動します。
2. [アクション] > [適用 監視]をクリックします。
3. [監視名]と[フォルダーパス]を入力します。
[監視テスト]が成功することを確認します。
また、必ず「サブフォルダを含める」のチェックを外し、無効にします。

4. [ファイル名] > [ファイルフィルター]の「すべてのファイル」の有効化を外し、以下を記載します。
hs_err_pid*.*,java_pid*.*

5. [アラート条件]として「次の値を含む」を選択し、
[重要度]としてご希望の重要度に選択します。
6. 必要に応じて、[アラートメッセージ]に以下のようなメッセージを入力します。
「フォルダ監視 $MONITOR - hs_err_pid*.*,java_pid*.*ファイルが作成されています」

7. [保存]します。

その後、通知を実行したい場合、通知プロファイルを装置へ関連付けます。

参考)
ユーザーガイド - 通知プロファイルの設定
http://help.opmanager.jp/configuring_notification_v12

※アラートを検知しましたら、OpManagerインストールフォルダー配下に作成された
以下のファイルは必ず別ディレクトリに退避、または削除します。
hs_err_pidXXXX.log
java_pidXXXX.hprof
以下の場合にアラートが発生しなくなるためとなります。
1. hs_err_pidXXXX.log作成され、一度OpManagerにより検知されてアラートAが発生。
2. アラートAがクリアされていない状態で、新しいhs_err_pidXXXX.log または java_pidXXXX.hprofのファイルが作成されます。
この場合、OpManager上には既にアラートが発生しているため、新しいアラートが作成しません。

OpManager 11の場合

1. 装置スナップショット > [監視] > [フォルダー監視]へ移動します。
2. [監視追加]をクリックします。
3. [監視名]と[フォルダーパス]を入力します。
[監視テスト]が成功することを確認します。
また、必ず「サブフォルダを含める」のチェックを外し、無効にします。

4. [ファイル条件] > [ファイルフィルター]の「すべてのファイル」の有効化を外し、以下を記載します。
hs_err_pid*.*,java_pid*.*

5. [アラーム条件]として「含む」を選択し、
[重要度]としてご希望の重要度に選択します。
6. 必要に応じて、[アラートメッセージ]に以下のようなメッセージを入力します。
「フォルダ監視 $MONITOR - hs_err_pid*.*,java_pid*.*ファイルが作成されています」

7. [OK](旧UI) または [保存](新UI)をクリックし、保存します。

その後、通知を実行したい場合、通知プロファイルを装置へ関連付けます。
参考)
ユーザーガイド - 通知プロファイルの設定
旧UI
http://help.opmanager.jp/configuring_notifications
OpManager11 新UI
http://help.opmanager.jp/configuring_notifications_api

【対応リリース】 x.x

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https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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