ビルド12110以降にアップグレードする際の注意点
作成日:2022年8月19日 | 更新日:2022年8月19日
アップグレード時の表示について
Microsoft NTLMシングルサインオン(SSO)
ビルド12110 リリースノート
https://www.manageengine.jp/products/Password_Manager_Pro/release-note.html
「Microsoft NTLMシングルサインオン(SSO)のサポートが正式に終了されるため、Password Manager Proにおいても同認証方法のサポートを終了しました。」
上記サポート終了に伴い、アップグレード時に下記の通りのメッセージが表示され、アップグレード続行と今後の認証方法について確認されます。
アップグレードファイル適応時に出力される[Microsoft NTLMシングルサインオン(SSO)のサポート終了に関する注意事項 確認画面]
(Microsoft NTLM SSOを主要認証方法として使用している場合、このアップデート後に当該機能は動作しなくなります。今後は、Active Directory認証が主要認証方法となります。引き続き(Active Directoryを主要認証方式として)ご利用いただくか、他の認証方式に切り替えてください。)
Jira Service Desk
ビルド12110 リリースノート
https://www.manageengine.jp/products/Password_Manager_Pro/release-note.html
「Jira Service Desk の認証メカニズムを、Authtokenベースの認証方式からOAuth 2.0にアップデートしました。」
上記の機能拡張により、アップグレード時に下記の通りのメッセージが表示され、アップグレードの続行について確認されます。
アップグレードファイル適応時に出力される[連携データ削除に関する注意事項 確認画面]
(Jira Service Desk をチケットシステムとして使用している場合、このアップグレードによりチケットシステムの設定と構成がすべて削除され、同システムを再設定するまで、リクエストの自動承認とユーザーおよびリソースグループのアクセス制御における除外機能が無効になります。
また、リクエストの自動承認とユーザーおよびリソースグループの除外機能が有効と見える場合も、機能はしません。)
対処
上記の通り、両機能はアップグレードにより登録済みのデータが削除されます。そのため、認証方法については切り替え検討をいただき、Jira Service Deskのアップグレードについては事前に情報を保存していただく等、対応をご検討願います。