製品ユーザーの追加について
作成日:2021年2月10日 | 更新日:2023年8月29日
この記事では、Patch Manager Plus Cloudの製品ユーザー(※製品ユーザー=コンソール画面にアクセスするユーザー)を追加する方法について説明しています。
製品ユーザー(管理者)の追加について
Patch Manager Plus Cloudは、コンソール画面へのアクセスする製品ユーザーを追加することができます。(要オプションライセンス)
ユーザーの追加手順
管理者またはスーパー管理者は、十分なライセンスを保有している場合に、ユーザーを追加することができます。
新規ユーザーの追加
- Patch Manager Plus CloudにAdministrator権限のあるアカウントでアクセスします。
- 管理タブ > グローバル設定 > ユーザー管理 を開きます。
- [ユーザーの追加] をクリックします。
- ユーザーの情報を入力します。
- ステータスが"Invited"のユーザーがユーザー一覧に追加されます。
- ユーザー情報で入力したメールアドレス宛に招待メールが送信されます。
招待の承諾
- 招待メールを受け取ったユーザーは、[View Invitation]をクリックします。
- 組織への招待依頼が表示されます。組織名が正しい場合は[Sign-up&Accept]をクリックします。
「Invalid Organization Request」と表示される場合、招待されたユーザーは既に他の組織に所属しているため、追加できません。詳細はこちらをご覧ください。 - (ZOHOアカウントをお持ちでない場合)アカウント作成に必要な情報を入力し、[Sign-up & Accept]をクリックします。
- 名、姓、パスワードを入力します。
- 国を選択します。
- サービス規約とプライバシーポリシーに同意し、チェックを入れます。
- ZOHOアカウントが作成され、Patch Manager Plus Cloudユーザー登録が完了します。
役割ベースの管理
追加したPatch Manager Plusユーザーには、役割(ロール)を設定して、権限を設定します。デフォルトで登録されている役割のほか、必要に応じてカスタマイズした役割を追加できます。
管理タブ > グローバル設定 > ユーザー管理 > 役割 をクリックし、必要に応じて役割を追加します。デフォルトの役割はおおよそ以下の通りです。
- Administrator(管理者):
すべてのタブに完全なアクセス権限を持ちます。 - Technician(技術者):
パッチ管理に対する読み取り権限を持ちます。操作はできません。 - Patch Manager(パッチ管理者):
パッチ管理に関する操作が可能です。Wake On LAN、リモートシャットダウン操作およびパッチレポートをスケジュール設定する機能など、パッチ管理モジュールのフルコントロール権限が利用できます。管理タブにはアクセスできません。 - Guest(ゲスト):
各タブに対する読み取り権限を持ちます。操作はできません。 - Auditor(監査):
レポートタブに対する読み取り権限を持ちます。操作はできません。
詳細は、こちら(英語)をご覧ください。
管理範囲の設定
Patch Manager Plus Cloudユーザーを追加する際、各ユーザーに対して管理範囲を設定可能です。
各製品ユーザーに対して、アクセス可能な範囲を すべての管理対象 / リモートオフィスごと / カスタムユニークグループごと に設定できます。なお、役割がAdministratorのユーザーに対して、管理範囲を設定することはできません。
製品ユーザーの削除
製品ユーザーを削除する場合の手順は以下の通りです。削除されたユーザーはPatch Manager Plus Cloudコンソール画面へアクセスできなくなります。なお、この操作によってZohoアカウントは削除されません(Zohoアカウントの削除にはZoho組織管理者による操作が必要です。詳細はこちらをご確認ください)。
- Patch Manager Plus CloudにAdministrator権限のあるアカウントでアクセスします。
- 管理タブ > グローバル設定 > ユーザー管理 を開きます。
- 削除したいユーザーのアクション列 > 三点リーダーアイコン > Disassociate User を選択します。
- 「ユーザーを削除してもよろしいですか」の確認画面が表示されます。[OK]をクリックします。
- ユーザー一覧から当該ユーザーが消え、ユーザーが削除されます。
製品ユーザーの無効化
一時的にユーザーアカウントを無効化する場合は、以下の手順を実行します。
- Patch Manager Plus CloudにAdministrator権限のあるアカウントでアクセスします。
- 管理タブ > グローバル設定 > ユーザー管理 を開きます。
- 削除したいユーザーのアクション列 > 三点リーダーアイコン > Disable User を選択します。
- 確認画面が表示されます。「はい、無効化」を選択します。
- ステータスが「Disabled by Admin」になり、当該ユーザーが無効化されます。当該ユーザーのメールアドレスには「Your ManageEngine Patch Manager Plus Cloud アカウント has been disabled !」のメールが送信されます。
ユーザーを再度有効化するまで、以下の制限があります。
- 当該ユーザーは、Patch Manager Plus Cloudコンソール画面にアクセスできません。
- 当該ユーザーが設定した連携は動作しません。
再度有効化するには、管理タブ > グローバル設定 > ユーザー管理 を開き、ユーザーのアクション列 > 三点リーダーアイコン > Re-Activate Accountを選択します。