ユーザー招待時にエラーメッセージが表示され、ユーザーが登録できません。
作成日:2020年7月28日 | 更新日:2022年2月15日
質問
ユーザーを招待しようとした際に「…既存の組織を削除する必要があります」「データセンターのユーザー」というエラーメッセージが表示される場合のトラブルシューティング方法について教えてください。
回答
いくつかの可能性が考えられます。
- Case(A). 「別の組織のユーザー」というエラーメッセージ
新規ユーザー追加時に「…既存の組織を削除する必要があります」のアラートメッセージは、1人のユーザーが2つ以上の組織に追加されようとしているために表示されます。そのため、そのユーザーを新しい組織に追加するには、以下の手順を実行します。- 該当のユーザーに連絡し、そのユーザーが現在所属している組織を確認します。
- 当該ユーザーのアカウントを削除しても問題ないか確認し、"Patch Manager Plus Cloudアカウント"を削除します。
- そのユーザーが別の組織のスーパー管理者である場合は、そのユーザーが現在所属している組織について、削除しても問題ないか確認します。"Patch Manager Plus Cloudアカウント"に加えて、"Zoho組織アカウント"を削除します。
- アカウント削除後、ユーザー追加が可能になります(組織アカウントが削除できない場合はお問い合わせください)。
Patch Manager Plus CloudをはじめとしたZohoサービス/ManageEngineクラウドサービスについて、「1ユーザーが所属できるのは1組織のみ」という制限があります。
ユーザーがZohoサービス/ManageEngineクラウドサービスのうち1つのサービスのスーパー管理者(特権管理者)である場合、原則として他のサービスのスーパー管理者(特権管理者)になることはできません。各アカウントの削除方法は次のリンクを参照してください。なお、アカウント削除後、元に戻すことはできません。
- Case(B). 「別のDC(データセンター)」というエラーメッセージ
Patch Manager Plus Cloudは、日本、米国、EU、インド をはじめ複数のデータセンターからサービスを提供しています。日本国内向けサービスは、2022年2月15日以降にお申込みの場合日本データセンターが提供します。2022年2月14日以前からご利用の場合、通常米国データセンターがサービスを提供します。新規ユーザー追加時に「…既存の組織を削除する必要があります」のアラートメッセージが表示される場合、1人のユーザーが異なるデータセンターを利用する2つ以上の組織に追加されようとしているために表示されている可能性があります。そのため、そのユーザーを新しい組織に追加するには、以下の手順を実行します。- 該当のユーザーが現在所属している"Patch Manager Plus Cloudアカウント"を削除します。
- 続いて"Zohoユーザーアカウント"を削除します。
- なお、そのユーザーが別の組織のスーパー管理者である場合は、"Patch Manager Plus Cloudアカウント"、"Zohoユーザーアカウント"に加えて、"Zoho組織アカウント"を削除します。
- アカウント削除後、再度ユーザー登録することで、ユーザー追加が可能になります。
各アカウントの削除方法は次のリンクを参照してください。なお、アカウント削除後、元に戻すことはできません。