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AD LDS監査に必要なSACLの設定手順


ビルド5031以降ではAD LDSの監査に対応しています。以下では、AD LDS監査のために必要なSACLの設定手順についてご案内します。

 

≪手順≫

1.管理者権限にてコマンドプロンプトを起動し、次のコマンドを実行します:ldp.exe

2.[接続]をクリックして、サーバー名とAD LDSインスタンスが使用しているLDAP通信ポート番号を指定して、[OK]をクリックします。

 

 

3.[接続] > [バインド] をクリックします。

4.バインドの種類を指定後、必要に応じて「ユーザー」「パスワード」「ドメイン」を指定します。

※認証が成功した場合、「Authenticated as: ‘xxx\xxx’.」というメッセージが表示されます。

5.[表示] > [ツリー] > [OK] をクリックします。

6.監査を行うオブジェクトを右クリックして、[詳細設定] > [セキュリティ記述子] > [OK] をクリックします。

 

 

7.[Security descriptor]の画面が開くと、SACLボックスの右にある[追加]をクリックします。

 

 

8.[トラスティ]に監査対象のグループを指定後、監査する操作と属性、継承の有無、監査するログタイプ(成功・失敗)を選択して、[OK]をクリックします。

 

 

9.[SACL]にチェックが入った状態で[更新]をクリックします。
※変更を加えると、自動でチェックが入ります。

 

 

以上です。