Endpoint Central のアップグレード
作成日:2024年1月5日 | 更新日:2024年1月15日
この記事では、Endpoint Central(オンプレミス版)のアップグレードに関するナレッジをまとめています。
初回作成: 2022年7月1日
Endpoint Central のアップグレード
Endpoint Central コンソール画面上に表示される Update is Available は、日本国内向けリリースではありません!
- コンソール画面上に表示される通知は、グローバル向けにリリースされたビルドの通知を表示しています。グローバル向けのビルドと日本国内向けのビルドは仕様が異なり、予期せぬ不具合等が発生する場合があります。
- 日本法人によるサポート対象は、原則として日本国内向けのビルドのみです。グローバル向けのビルドはサポート対象ではありません。誤ってグローバル向けビルドにアップグレードしてしまった場合は、恐れ入りますがサポートまでお問い合わせください。
Endpoint Central のアップグレード手順
Endpoint Centralの新ビルドがリリースされると、保守サポートご契約中のお客様へ、お知らせをお送りしています。
ManageEngine Communityより新しいビルドのサービスパックをダウンロードし、適用します。
アップグレード手順は、ビルドごとに異なる場合があるため、該当する各ナレッジをご覧ください。アップグレードの前にリリースノートを確認し、新機能や修正点、制限事項(不具合など)をご確認ください。
日本国内向けサポートビルド一覧はこちらをご覧ください。
(参考情報)
(参考情報)
Endpoint Central のアップグレードに含まれる内容
リリースノートをご覧ください。リリースノートはコンピューター管理およびモバイルデバイス管理の機能ごとにまとめて掲載しています。リリース後に不具合など新事実が判明した場合は、リリース後であってもリリースノートの内容を修正したり追加したりする場合があります。
Endpoint Central の脆弱性の内容や修正状況はセキュリティに関するナレッジをご覧ください。
Endpoint Central の不具合に関する情報は、既知の問題に関するナレッジをご覧ください。
アップグレードの注意事項
アップグレード時の注意点の概要をまとめています。詳細な注意事項は、各ビルドごとのアップグレード手順をご覧ください。
- アップグレード前にかならずバックアップを作成し、別のフォルダーに退避させてください。
アップグレード後に不具合が発生した場合のことを考慮し、前のビルドのバックアップデータを保存しておいてください。
- アップグレード中は、Endpoint Central サービスが停止します。
パッチやソフトウェア配布などの機能が使用できません。必要に応じて、業務時間外にアップグレードをする等の対応をお願いします。
(※ ユーザーログイン時刻や管理対象の稼働時間、アプリケーションの使用時間、USB制御機能などはエージェント側が実行する機能であるため、サーバーの停止中も機能は継続されます)
- アップグレード作業が必要なのは、Endpoint Central サーバー(およびセキュアゲートウェイサーバー)のみです。
エージェントや配信サーバーは、Endpoint Central サーバーのアップグレード後の通信において自動的にアップグレードされます。
- 仕様上ダウングレード(ロールバック)することはできません。また、異なるビルドのバックアップデータをリストアすることはできません。
より新しい番号のビルドにアップグレードすることはできますが、古いビルドにダウングレードすることができません。また、異なるビルドのバックアップデータをリストアすることができません。
(そのため、もし以前のビルドのバックアップデータをリストアする必要がある場合は、サーバー側のみ再インストールしてバックアップデータをリストアすることになります。過去のバージョンのインストーラーが必要な場合はお問い合わせください。)
- ビルドごとのサポート期限にご注意ください。
Endpoint Central オンプレミス版にはビルドごとのサポート期限 (EOL) があります。サポート期限を迎える前に、新しいビルドへアップグレードしてください。
サポート期限の切れたビルドについては、原則として不具合への対応や原因調査は対応いたしません。アップグレードに関する問題のみ対応いたします。
その他の種類のアップデート
インターネットに接続されたEndpoint Centralでは、緊急時のパッチリリースが実施されることがあります。詳細は サーバー設定 > 重要な修正 をご確認ください。