Endpoint Centralが使用する帯域を制限することはできますか。
作成日:2021年10月1日 | 更新日:2024年9月12日
【質問】
Endpoint Centralが使用する帯域を制限することはできますか。
【回答】
帯域を制限できる場合と、仕様上できない場合があります。
リモートオフィスとの通信(配信サーバーのある場合: Endpoint Centralサーバー ~ 配信サーバー間 / 配信サーバーのない場合: Endpoint Centralサーバー ~ エージェント間)については、複製ポリシーの帯域に関する設定で使用帯域を直接制限することが可能です。
また、Endpoint Central 11.2.2325.1以降のビルドにおいては、ネットワーク設定においてEndpoint CentralサーバーのNICにおける帯域を制限することが可能です。しかしながら、それ以外の通信については、直接制限することができません。
Endpoint Centralは、リフレッシュサイクルの仕組みにより帯域幅消費を抑えることが可能です。また、Endpoint Centralの帯域消費を抑える仕組みについてはこちらをご覧ください。
複製ポリシーによるレプリケーションと、リフレッシュサイクル、ネットワーク設定の関係については以下の図をご覧ください。
Endpoint Centralの帯域消費について
- Endpoint Centralでは、パッチ配布やソフトウェア配布などの際にネットワークの帯域を一定程度消費します。消費する帯域幅を抑えるためにリフレッシュサイクルの仕組みや配信サーバーの設置といった機能があります。実際の各操作で消費される帯域幅については、こちらの参考データをご覧ください。
- テレワーク環境など、Endpoint Centralサーバーと管理対象コンピューターがVPNでのみ接続されている場合、パッチファイルをEndpoint Centralサーバー経由ではなく、インターネット経由で各ベンダーサイトから直接ダウンロードする「パッチファイルの直接ダウンロード」機能があります。必要に応じてご利用ください。
- 機能更新プログラムの配布など、一時的に多量のデータを送信する場合などは、帯域幅を大きく消費してしまう可能性がございます。その場合は、配布対象を定義する場面において、一度に配布する台数を限定することで、帯域幅消費を抑えます。または、配信サーバーの増設をご検討ください。