EventLog Analyzer ナレッジベース

SNMPトラップのレポート機能について


EventLog Analyzerではビルド12030より、監査対象機器から通知されるSNMPトラップの受信およびレポート化の機能を追加しました。本機能につきまして、以下に説明いたします。

※以下より、EventLog Analyzerを「ELA」と表記いたします

1. 前提条件

2. 機能概要

3. ELA側の設定方法/使用方法

1.  前提条件

・ELAビルド12030以上を使用していること
・ELAイントールサーバーにて、SNMPトラップ受信用のリスナーポートに使用するポートが使用可能であること
※デフォルトではポート162を使用します
・SNMPトラップ送信元のデバイスとELAインストールサーバーの当該ポートを使用した通信が可能であること

 

2. 機能概要

監査対象のデバイスからSNMPトラップデータをELAに送信することによって、ELAで受信したトラップデータの保管、レポート化、および検索を行なうことが可能となります。

 

3. ELA側の設定方法/使用方法

<Syslog受信ポートの設定手順>

(1) ELA画面にて[設定]タブ >> [システム設定] >> [リスナーポート]の順に移動してください。

(2) 画面下の「SNMPトラップリスナーポートの管理」配下にて、ポートを有効化(赤バツマークをクリック)してください。

(3) 鉛筆マークをクリックして、受信ポートに設定するポート番号を入力後、[編集]をクリックして保存してください。

 

以上の手順により、ELAでSNMPトラップを受信するための設定が完了します。

(4) 次に対象機器にSNMPトラップの転送設定を行なってください。

※設定方法は各機器ごとに異なりますので、詳細につきましては使用されている機器のベンダーにお問い合わせください

設定内容

転送先IP: ELAサーバーのIP

転送先ポート: 手順(2)で設定したポート

<レポートの閲覧>

(1) ELA画面にて[レポート]タブに移動してください。

(2) 画面左上のドロップダウンリストをクリックし、[アプリケーション]を選択してください。

(3) 画面上部のレポートの種類より、[SNMPトラップ]をクリックしてください。

※以下の画像をご参照ください。

 

以上です。