EventLog Analyzer ナレッジベース

OpManagerとの連携方法について


EventLog Analyzerでは、弊社別製品のネットワーク監視ツール「OpManager」と連携することにより、OpManagerから転送されたSyslogの保管・検索・およびレポート化が可能です。

本ナレッジベースでは、OpManagerとの連携方法についてご案内します。

 

≪ EventLog AnalyzerとOpManagerとの連携 ≫

1. 前提条件
2. 機能概要
3. 設定手順
- OPMの設定
- ELAの設定

 

※以降はEventLog Analyzerを「ELA」、OpManagerを「OPM」と表記します。

 

1. 前提条件

下記項目は、本機能を使用する際の前提条件となります。

  • 動作確認バージョン:ELA ビルド 12030 / OPM ビルド 123283
  • ネットワーク要件:OPMサーバーからELAサーバーへのSyslog転送が可能なネットワーク環境であること

 

2. 機能概要

本機能の概要は、以下となります。

1. OPMからELAに対するSyslog転送設定を実施 (※Syslog通知プロファイルを使用)
2. ELAにOPMホストがUnixホストとして登録された後、手動にてアプリケーションソース(OpManager)に登録を変更
3. ELAにOPM用のコリレーションルールを作成

-> ELAでOPMログの保管・検索・レポート化が可能に

連携には、OPMホストをUnixホスト・アプリケーションソースとしてELAに登録するため、「Syslog管理オプション」および「アプリケーション管理オプション」が必要となります。オプション価格の詳細については【こちら】をご参照ください。

 

3. 設定手順

 OPMの設定

1. OPMにログイン後、画面下部の [設定] >>[通知]タブ に移動してください。

2. 通知の種類を選択するドロップダウンリストにて [Syslog通知] を選択し、[追加] をクリックしてください。

3. [プロファイルタイプ] の設定画面にて、Syslog転送先および内容を以下のように設定し、[次へ] をクリックしてください。

※[Severity] >> $severity、[Facility] >> kernel を選択します。

以下のメッセージ変数はELAが転送されたSyslogを解析に必要な変数となります。

ALARM_MESSAGE:$message
ALARM_ID:$alarmid
ALARM_CODE:$ALARMCODE
ALARM_EVENT_TYPE:$eventType

4. 後続する設定を行ない、プロファイルを保存してください。

上記を実施後、OPMからELAに対するSyslog転送が開始されます。ELAはログを受信したタイミングで、OPMをUnixホストとして登録します。

 ELAの設定

1. ELAにログイン後、[設定]タブ >> [設定] >> [アプリケーションソースの管理] に移動してください。

2. [その他のアプリケーションのソース]タブに移動し、[アプリケーションの追加] をクリックしてください。

3. 設定画面にて、項目を以下のように選択し、[追加] をクリックしてください。

[アプリケーションの種類] >> ManageEngine Apps >> OpManager

[デバイス] >> ELAに登録済みのOPMのUnixホスト

4. 追加後、以下のようにOPMホストがアプリケーションホストとして、ELAに登録されます。

5. [コリレーション]タブにて、[ルールを管理] >> ページ右上の[相関ルールの作成] をクリックしてください。

6. 以下のように、OPMイベントに対するコリレーションルールセットがページ下部に表示されるので、用途に合わせたコリレーションルールを作成してください。

7. コリレーションルールを作成後、ELAは当該ルールに合致したログをOPMから受信した際にレポートを生成します。[コリレーション]タブ配下のレポートよりご確認ください。

※以下、「CPU超過」のカスタムルールを作成した場合のレポート画面となります。

 

 

以上です。