EventLog Analyzer ナレッジベース

エージェントを使用したログ収集に関するトラブルシューティング


エージェントを使用したログ収集に失敗する場合は、以下のフローチャートからトラブルシューティングを行ってください。

 

≪ フローチャート ≫ *太枠箇所はクリック可能です。

 

 


 エージェントの管理画面でステータスが「稼働中」である: No の場合
  • エージェントのサービスを再起動
[設定] > [エージェントの管理]画面に移動後、ステータスが「サービスは稼働中です」と表示されていない場合は、「再起動」をクリックしてエージェントを再起動してください。

再起動後もエラーが表示されている場合は、エラー内容を明記の上、技術サポートへお問い合わせください。

製品導入前のユーザー向け 】【 製品導入後のユーザー向け

 エージェントサーバー側のブラウザからELAに接続できる: No の場合
  • ファイアウォールの設定を確認

エージェントをインストールしたOS上のブラウザから、"http://[ELAサーバーのIPアドレス]:[ポート番号]"と指定して、EventLog AnalyzerのWeb画面に接続できることをご確認ください。接続に失敗する場合は、Webサーバーで使用しているポート(デフォルトは8400)がファイアウォールでブロックされていないことをご確認ください。

EventLog Analyzerとエージェントは、Webサーバーのポートを使用して通信を行います。

 必要な監査ポリシーが設定されている: No の場合
  • 監査ポリシーの設定を確認

EventLog Analyzerは、イベントログ監視・ファイル監視のいずれにおいても、イベントビューア上に対象となるログが表示されている必要があります。ファイル監視の場合は、以下の監査ポリシーを有効にする必要があります。

設定場所 ポリシー名 ポリシー設定
[コンピューターの構成] > [ポリシー] > [Windowsの設定] > [セキュリティの設定] > [ローカルポリシー] > [監査ポリシー] オブジェクト アクセスの監査
※Windows Server 2003およびWindows Server 2008をご使用の場合のみ、有効化を行なってください
成功、失敗
[コンピューターの構成] > [ポリシー] > [Windowsの設定] > [セキュリティの設定] > [監査ポリシーの詳細な構成] > [オブジェクト アクセス] 詳細なファイル共有の監査 成功、失敗
ファイル共有の監査 成功、失敗
ファイル システムの監査 成功、失敗
ハンドル操作の監査 成功、失敗
 監視対象フォルダに対してSACL設定が行われている: No の場合
  • SACLの設定を確認

監査対象フォルダに対して、こちらに記載のSACL設定が行われていることをご確認ください。

 イベントログの最大ログサイズが十分に確保されている: No の場合
  • イベントログの設定を確認

イベントログの最大ログサイズが足りない状態で、かつ「セキュリティ」のイベントログに対して「必要に応じてイベントを上書きする(もっとも古いイベントから)」と設定していた場合、EventLog Analyzerがログを収集する前にイベントログデータが消えてしまう可能性があります。

この問題を解決するためには、イベントログの最大サイズを十分に確保してください。(デフォルトである128MB以上の数値を推奨しています。)

 

< イベントログのログサイズを確認する方法 >

1.[管理ツール]から[コンピューターの管理]をクリックします。

図4

2.[イベントビューアー] > [Windows ログ]を展開します。

3.設定を行うイベントログ種別を右クリックして、プロパティを開きます。

4.最大ログサイズが表示されます。

 

 

以上です。