Firewall Analyzer ナレッジベース

バージョン8:レポートプロファイルを削除後、同じ名前で再作成できない


対象

ビルド8501以下

概要

Firewall Analyzerでは、検索結果や特定の条件を定義したレポートをカスタムレポートとして保存することができます。
レポートを作成する際にレポートプロファイル名を入力しますが、レポートプロファイル名はシステムで一意の名前を指定する必要があり、
既存のレポートプロファイルを削除したとしても、再度同じ名前で作成することができない仕様となっています。

レポートプロファイルを同じ名前で再作成する場合、データベース上に残っているプロファイル名を手動で強制的に削除し、再度同じ名前で作成する必要があります。
本ナレッジでは、その削除手順について記載します。

本件は、ビルド12.3.283以降で改修されています。

お知らせ:
Firewall Analyzerバージョン8は既にEOL対象です(サポートEOLについて)。
EOLをむかえた製品、ビルドは保守サポートの観点において制限が発生します(保守サポートサービスについて)。
最新ビルドの新規インストールについてご検討ください(新規インストールについて)。

削除手順(対象:7500以降のデータベースPostgreSQL)

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、インストールフォルダー[.../Firewall/pgsql/bin]に遷移
  2. 以下のコマンドを実行し、データベースへ接続
    psql -h 127.0.0.1 -U postgres -p 33336 firewall
  3. 接続後、以下のクエリを実行し、削除対象プロファイル名のreportidを確認
    select * from reportconfig;
  4. 確認後、以下のコマンドを実行し、対象のプロファイルを削除
    delete from reportconfig where reportid=<削除対象のreportid>;
  5. 「\q」を入力し、PostgreSQLの接続を終了