OpManagerサーバーの移行手順
概要
OpManagerサーバーの移行方法について記載します。
サーバー移行時のライセンスの取り扱いについてはこちらをご参照ください。
サーバー移行手順
Professional Edition(単一構成)をご利用の場合
移行手順は、ご利用のデータベースによって異なります。
データベースがPostgreSQLの場合
移行先サーバーのOS(Windows/Linux)を確認して、以下のいずれかの手順を実施します。
- 移行先のOSが同一の場合
- 移行先のOSが異なる場合
移行先のOSが同一の場合
Windowsでこの手順を実施する場合、以下の情報は表示されなくなります。
- OpManagerサービスを停止
※停止後、上記ナレッジリンクの"停止確認のために"の手順により、バックエンドのプロセスを完全に停止してください - OpManagerのインストールフォルダのコピーを取得
OpManagerのインストールフォルダとは、配下に"bin"や"logs"フォルダを持つフォルダを指します。
デフォルトの名称は以下です。
Professional Edition:OpManager
Enterprise Edition(Probe):OpManagerProbe
Enterprise Edition(Central):OpManagerCentral - 手順2で取得したインストールフォルダを、移行先サーバーのOpManagerをインストールしたい場所に配置
- 移行先サーバーで、Windowsの場合はコマンドプロンプト、Linuxの場合はターミナルを管理者権限で起動
- <手順3で配置したOpManagerのインストールフォルダ>/binに移動
- 以下のコマンドを実行
Windowsの場合:initPgsql.bat
Linuxの場合:
initPgsql.sh
※移行先のOpManagerサーバーに対して、データベースへのアクセスを許可するコマンド
- (移行先サーバーがWindowsの場合のみ実施、Linuxの場合は手順9に移動)
以下のコマンドを実行OpManagerService.bat -i
※OpManagerサービスを新規インストールするコマンド
- (OSがWindowsで[コントロールパネル]→[プログラム]→[プログラムと機能]に"Npcap OEM"が存在しない場合のみ実施、Linuxの場合は手順9に移動)
<OpManagerのインストールフォルダ>/Nmap/npcap-1.31-oem.exeを実行します。
※Npcap OEMをインストールするコマンド"Npcap OEM"は、OpManagerのオプションであるIPアドレス管理機能(IPAM)で使用します。 - OpManagerサービスを起動し、Webコンソールにアクセスできるかどうか確認します。
移行先のOSが異なる場合
インストールフォルダを利用した移行手順は非対応です。
こちらのナレッジを参考に、データベースのバックアップを利用した移行手順を実施してください。
移行先のOSが同一の場合でも、データベースのバックアップを利用した移行手順の実施は可能ですが、上述のインストールフォルダを利用した移行手順を推奨いたします。
既にデータベースのバックアップを利用して移行を完了した場合は、制限事項や仕様変更は無くそのままご利用いただけます。
データベースがMSSQLの場合
こちらのナレッジに記載の手順を実施します。
Enterprise Edition(分散構成)をご利用の場合
こちらのナレッジに記載の手順を実施します。