OpManager Enterprise Editionのサーバー移行手順
作成日:2021年2月3日 | 更新日:2022年10月25日
概要
OpManager Enterprise Editionのサーバー移行手順をご説明いたします。
分散構成 Enterprise Editionのサーバー移行手順です。
単一構成 Professional Editionの手順はこちらをご参照ください。
単一構成 Professional Editionの手順はこちらをご参照ください。
解説
サーバー移行は大きく分けて以下の2通りの手順がございます。
インストールフォルダの移動
使用データベースがPostgreSQLの場合の手順です。
セントラルサーバー:
- OpManagerサービスを停止します
- <OpManagerインストールフォルダ>\bin へ移動します
- 以下のコマンドを実行して、既存サーバーのサービスを削除します
OpManagerService.bat -r - OpManagerインストールフォルダ全体の圧縮バックアップを取得します
- 移行先サーバーへフォルダを移動し、展開します
- 移行先サーバーにて、管理者権限でコマンドプロンプトを開きます
- <OpManagerインストールフォルダ>\bin へ移動します
- 以下のコマンドを実行して、移行先サーバーからデータベースへのアクセスを許可します
initPgsql.bat - 続けて以下のコマンドを実行して、サービスを登録します
OpManagerService.bat -i - 移行先サーバーでサービスを開始します
- すべてのプローブを再起動します
- [セントラルの詳細]を更新します
移行先サーバーのIPアドレス、またはホスト名が既存のサーバーと異なる場合は、各プローブの[設定] -> [設定] ->[セントラルの詳細]より、サーバー情報を更新します
※IPアドレスとホスト名が同一の場合、更新する必要はありません
※ビルド12.3以前をご利用の場合、上記メニューが存在しない場合がございます
その場合、各プローブの<OpManagerインストールフォルダ>\conf \OpManagerへ移動し、"NOCServerDetail.xml"ファイル内の、"NOCServerName"を更新します - 既存のサーバーのセントラルをアンインストールします
プローブサーバー:
- OpManagerサービスを停止します
- <OpManagerインストールフォルダ>\bin へ移動します
- 以下のコマンドを実行して、既存サーバーのサービスを削除します
OpManagerService.bat -r - OpManagerインストールフォルダ全体の圧縮バックアップを取得します
- 移行先サーバーへフォルダを移動し、展開します
- 移行先サーバーにて、管理者権限でコマンドプロンプトを開きます
- <OpManagerインストールフォルダ>\bin へ移動します
- 以下のコマンドを実行して、移行先サーバーからデータベースへのアクセスを許可します
initPgsql.bat - 続けて以下のコマンドを実行して、サービスを登録します
OpManagerService.bat -i - 移行先サーバーでサービスを開始します
- [プローブ詳細]を更新します
- 移行先サーバーのIPアドレス、またはホスト名が既存のサーバーと異なる場合は、セントラルサーバーの[設定] -> [設定] ->[プローブ詳細]より、サーバー情報を更新します
※IPアドレスとホスト名が同一の場合、更新する必要はありません
- 移行先サーバーのIPアドレス、またはホスト名が既存のサーバーと異なる場合は、セントラルサーバーの[設定] -> [設定] ->[プローブ詳細]より、サーバー情報を更新します
- 既存のサーバーのプローブをアンインストールします
バックアップの取得→リストア
セントラルサーバー:
<バックアップ>
- OpManagerサービスを停止します
- Professional Editionと同様の方法でバックアップを取得します
<リストア>
- データの損失を防ぐために、すべてのプローブを停止します
- Professional Editionと同様の方法でリストアします
- 移行先サーバーでサービスを開始します
- [セントラルの詳細]を更新します
- 移行先サーバーのIPアドレス、またはホスト名が既存のサーバーと異なる場合は、各プローブの[設定] -> [設定] ->[セントラルの詳細]より、サーバー情報を更新します
※IPアドレスとホスト名が同一の場合、更新する必要はありません
※上記メニューが存在しない場合、各プローブの<OpManagerインストールフォルダ>\conf \OpManagerへ移動し、"NOCServerDetail.xml"ファイル内の、"NOCServerName"を更新します
- 移行先サーバーのIPアドレス、またはホスト名が既存のサーバーと異なる場合は、各プローブの[設定] -> [設定] ->[セントラルの詳細]より、サーバー情報を更新します
- すべてのプローブを再起動します
- 既存のサーバーのセントラルをアンインストールします
プローブサーバー:
<バックアップ>
- OpManagerサービスを停止します
- Professional Editionと同様の方法でバックアップを取得します
<リストア>
- データの損失を防ぐために、すべてのプローブを停止します
- Professional Editionと同様の方法でリストアします
- 移行先サーバーでサービスを開始します
- セントラルサーバーの[設定] -> [設定] ->[プローブ詳細]で、古いプローブのステータスが[起動中]、新しいプローブが[サーバーダウン]と表示されることを確認します
- 新しいプローブを削除します
※古いプローブは削除しないでください - [プローブ詳細]を更新します
- 移行先サーバーのIPアドレス、またはホスト名が既存のサーバーと異なる場合は、セントラルサーバーの[設定] -> [設定] ->[プローブ詳細] より、プローブ名をクリックして、サーバー情報を更新します
※IPアドレスとホスト名が同一の場合、更新する必要はありません
- 移行先サーバーのIPアドレス、またはホスト名が既存のサーバーと異なる場合は、セントラルサーバーの[設定] -> [設定] ->[プローブ詳細] より、プローブ名をクリックして、サーバー情報を更新します
- 既存のサーバーのプローブをアンインストールします