Enterprise Edition 新スマートアップグレードの手順

作成日：2023年9月12日 | 更新日：2023年12月5日

概要

Enterprise Editionの新スマートアップグレードの方法をご説明します。

対象

新スマートアップグレードを使用できるユーザーは以下の通りです。

OpManager Enterprise Editionのインストールビルドが12.5.476以降の全てのユーザー
OpManager Enterprise Editionのインストールビルドが12.5.334以前かつ現在のビルドが12.7以降のユーザー

上記以外のユーザーは、手動アップグレードまたは旧スマートアップグレードでアップグレードをする必要があります。

詳細はこちらをご確認ください。

サービスパックの入手

サービスパックは、保守サービスユーザー様のみダウンロードが可能です。
ManageEngine Communityにログインいただき、[購入済みの製品]タブの[インストーラー/サービスパック一覧 ]よりダウンロードいただけます。
詳しくは、こちらのマニュアルをご参照ください。

必要なアップグレードの回数および使用するサービスパックについてはこちら（新ナレッジ）をご参照ください。

テスト環境でのアップグレードテスト

※本番環境でのアップグレード前にご確認下さい。

本番環境でアップグレードを実行する前に、以下の点から、テスト環境でアップグレードのテストを実施していただくことを推奨いたします。

重要なデータの損失の防止
アップグレード後の稼働環境の確認

製品アップグレードのテスト環境に製品ライセンスを適用の上、並行稼働することを許諾しますが、
製品アップグレードの検証完了後、速やかにテスト環境の削除をお願いいたします。
テスト環境の構築については、こちらのOpManagerサーバー移行手順をご参照ください。

バックアップの取得

セントラルサーバーおよびすべてのプローブサーバーで以下の手順を実施します。

OpManagerを停止
こちらのナレッジを参照の上、プロセスがすべて停止しているか確認
OpManagerのバックアップ
※必ず取得するようお願いいたします。

サービスパックを適用

弊社サポートから配布した修正パッチ（~/OpManager/lib/fix/comなど）を適用している環境の場合、アップグレード時に修正パッチは自動的に削除されます。
アップグレード後のビルドと既存の修正パッチの互換性はありません。
上記のような環境に当てはまる場合は、弊社サポートまでご連絡ください。

セントラルサーバーとプローブサーバー間で、正常に通信が行えることを確認します。
また、以下のページでステータスが正常か確認します。
- セントラルサーバーの[設定]→[設定]→[プローブ詳細]の各プローブサーバーのステータス
- プローブサーバーの[設定]→[設定]→[セントラルの詳細]のセントラルサーバーのステータス
セントラルサーバーの[設定]→[設定]→[プローブ詳細]に遷移します。
ページ左下部の[スマートアップグレード]をクリックします。
サービスパックの自動ダウンロードを行う場合、プローブサーバーの[自動ダウンロード]のラジオボタンを有効にします。
無効の場合、そのプローブサーバーのサービスパックのダウンロードおよびアップグレードは行われません。
ページ右上の[参照]よりサービスパックのファイルを指定し、[アップロード]をクリックします。
セントラルサーバーにサービスパックが読み込まれるまで待機します。
場合によっては「パッチの整合性が確認できません。～」というメッセージが出力されます。
その場合、こちらより証明書ファイル（ppmsigner_publickey.crt）をダウンロードします。

サービスパックと同様に証明書ファイルを配置し[アップロード]をクリックします。
プローブサーバーにサービスパックが配布されることを確認し、完了まで待機します。
アップロードの進行状況は、ステータスより確認できます。
[アップグレード]をクリックすると、セントラルサーバーのアップグレードが開始します。
しばらくするとセントラルサーバーのUIがアップグレード状態を示す画面に切り替わります。
セントラルサーバーのアップグレード終了するとセントラルサーバーが起動するため、ログインしてビルド番号を確認します。
ログインすると[設定]→[設定]→[プローブ詳細]→[スマートアップグレード]ページが表示されます。
プローブサーバーとビルドが異なるためプローブサーバーのステータスがダウンとなりますが、問題はございません。
しばらくするとプローブサーバーのアップグレードが開始します。
アップグレード状況はセントラルサーバーとプローブサーバーそれぞれで確認できます。

セントラルサーバーのUI

プローブサーバーのUI
プローブサーバーのアップグレードが終了し、プローブサーバーが起動します。
プローブサーバーにログインして、プローブサーバーのビルド番号および通信状況を確認します。
セントラルサーバーの[プローブ詳細]ページで各プローブサーバーのビルド番号と通信状況を確認します。

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OpManager 製品紹介ページはこちら　↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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