11.4リリースノート
作成日:2014年10月20日 | 更新日:2019年12月23日
OpManager の最新バージョンは、11.4 (ビルド番号11400)です。
リリース11.3(ビルド番号11300)からの変更点は以下の通りです。
【新機能/機能拡張】
トポロジーマップ
新UI: [設定]タブ-[トポロジーディスカバリ]
旧UI: [マップ]タブ-[トポロジーマップ]
- LLDPに対応 - 複数ベンダで構成されるネットワークについて自動ディスカバリを強化
- 複数のサブネット範囲に対応 - 複数のサブネット範囲を指定しトポロジーの検出が可能です。
- 新ユーザインターフェースで対応したその他の機能
- SNMPv3に対応
- レイアウトを変更する機能
- Microsoft Visioへのエクスポート機能
- 複数の親ノードに対応
- トポロジーマップを編集、更新、削除する機能
- シード装置としてL2スイッチに対応
※以下、新UIにおける新機能/機能拡張です。
ディスカバリ
[設定]タブ - [ディスカバリ]カテゴリ
- CSV形式のディスカバリに対応
- 一括で複数の装置に認証を関連付ける機能を追加([設定]タブ - [認証] - [関連付け])
スナップショット
- CPU使用率、メモリ使用率等のダイヤルグラフにおいて
アイコンを追加
トップ10のプロセス名、また使用量等を表示します。 - パケットロス、応答時間のダイヤルグラフにおいて
アイコンを追加
データの保存の有無、しきい値の設定が可能です。 - ダッシュボードの新ウィジェットで「ラック資産詳細」「ラック容量」「ラック詳細」「フロア詳細」を追加
[アラーム]タブ
- アラーム/イベントの一覧を表示している画面でカラムをドラッグ&ドロップで並べ替えられる機能を追加
- 各カラムのサイズの変更機能を追加
UCS監視
- UCS監視機能を追加(オプション)
Cisco UCSとそのコンポーネントを監視できます。監視にはCisco UCS XML APIを使用します。障害発生時にすぐにメール通知できます。また、2D関係マップにより、ホスト、クラスタ、仮想マシンの関係性を視覚化できます。 - [設定]-[認証]より、UCS用の認証設定の追加が可能です。
- [仮想環境]タブ - [UCSディスカバリ]よりUCSのディスカバリが可能です。
(UCSの認証設定の追加が必須となります) - [仮想環境]タブにUCSカテゴリを追加
3Dラックビュー
[マップ]タブ-[3Dビュー]、[ラックビュー]
- 10U, 12U, 14U, 16Uを設定できる機能を追加
ダッシュボード
[ダッシュボード]タブ
- ダッシュボードでウィジェットのドラッグ&ドロップに対応
- ダッシュボードの新ウィジェットで「ラック資産詳細」「ラック容量」「ラック詳細」「フロア詳細」を追加
[インベントリ]タブ
- ビジネスビューでソートする機能を追加([インベントリ] - [BVでソート])
その他
- 新UIにおいて、[設定] - [クライアント設定]でログイン画面の背景を変更する機能を追加
【仕様変更】
- 新ユーザインターフェースのビジネスビュー、3Dラックビュー、ワークフロー機能においてFlashベースのマップからJavaScriptベースのマップに変更
※11.4より前に作成した既存のビューはFlashが必要になります。
【不具合修正】
- Apache Strutsの脆弱性に対応
- DB接続の更新によりメモリ不足のエラーが発生し、DB接続の更新に失敗する不具合を修正
- 9400未満よりOpManagerを利用している場合、サービスパックを適用後、新ユーザインターフェースにおいてダッシュボード画面が正常に表示されない不具合を修正
- ビジネスビューの編集ページに移動すると空白のページが表示される不具合を修正
- OpManager起動時にメモリ不足のエラーが発生し、起動しない不具合を修正
- 非英語環境において、新ユーザインターフェースのアラームページの色別表示が正常に行われない不具合を修正
- 旧ユーザインターフェースにおいて、ラックビューのスライドショーボタンをクリックしても、スライドショーが表示されない不具合を修正
- SNMPトラップメッセージにおいて、PDUに16進数が含まれる場合、またバイトシーケンスが正しくない場合に、アラームが作成されない不具合を修正
- イベントが文字化けによりデータベース(Eventテーブル)に正常に保存されない不具合を修正
- vCenterにて仮想マシンを1つのホストから別ホストへ移動した際、移動した仮想マシンがOpManager上から削除される不具合を修正
- シングルサインオン認証でOpManagerにログインした際にタブが表示されない不具合を修正
- Cisco Catalyst 2960G、3560、ドメインコントローラにおいて、稀にスナップショット - [ハードウェア詳細]タブのモデル、シリアル番号がNULLと表示される不具合を修正
- Hyper-Vの仮想マシンが正常にディスカバリされない不具合を修正
- ADグループユーザの許可に失敗する不具合を修正
- ワークフローの無制限ライセンス(unlimited)を所有しているユーザが新規でワークフローを追加する際にエラーが生じる不具合を修正
- NetApp機器のインベントリ詳細が正常に表示されない不具合を修正
- 旧ユーザインターフェースの[レポート] – [仮想装置] において、ホスト/xxレポート、VM /xxレポートをPDF形式でエクスポートすると、0KBで出力されレポートが正常に作成されない不具合を修正
- Windowsサービス / 可用性ウィジェットにデータが表示されない不具合を修正
- URL監視において、「コンテンツ合致文字」に英語以外の言語を設定すると正常に動作しない不具合を修正
- NetAppのボリューム監視が正常に動作しない不具合を修正
- インターフェースの再ディスカバリ時にエラーが生じ、再ディスカバリされない不具合を修正
- 新ユーザインターフェースにおいて、アラーム(SNMPトラップ)ウィジェットにデータが表示されない不具合を修正
- 複数のCPUインスタンスがある場合、WMIのCPU使用率の監視において「連続回数」を設定しても正常に動作しない不具合を修正
【既知の不具合/制限事項】
既知の不具合/制限事項は次のURLを参照してください。
OpManager 11 における既知の不具合/制限事項
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=358
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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