OpManager ナレッジベース

11.6リリースノート


OpManager の最新バージョンは、11.6 (ビルド番号11600)です。
リリース11.5(ビルド番号11500)からの変更点は以下の通りです。

【新機能/機能拡張】

ディスカバリ

  • ディスカバリプロファイル
    • インターフェースのディスカバリをスキップする機能を追加
    •  ディスカバリするインターフェースのタイプを選択する機能を追加
      • [設定]メニュー - [ディスカバリ] - [ディスカバリプロファイル] - [インターフェース]
    • ディスカバリでルールエンジンを実行する機能を追加
      • [設定]メニュー - [ディスカバリ] - [ディスカバリプロファイル] - [ルール]
    • ディスカバリ実行結果をレポートとして指定したメールアドレスに送付する機能を追加
      • [設定]メニュー - [ディスカバリ] - [ディスカバリプロファイル] - [プロファイル]
    • フィルター機能:ディスカバリするIPアドレスの範囲を指定する機能を追加
      (ディスカバリから除外するIPアドレスの設定も可能)

      • [設定]メニュー - [ディスカバリ] - [ディスカバリプロファイル] - [入力] - [フィルタの適用]
  • スケジュールディスカバリ
    • 再ディスカバリルール機能:オフィスから既に撤去済みで装置と疎通が取れなかった場合、自動的にOpManagerより削除もしくは非管理とするよう設定することが可能です。定期的な再ディスカバリを行うことにより、現状に即した監視を行うことができます。
      • [設定]メニュー - [ディスカバリ] - [ディスカバリプロファイル] - [プロファイル] - [再ディスカバリルール]

VLANディスカバリ

  • CiscoルータのVLANのディスカバリ機能、VLAN単位のグラフ表示機能を追加
    • ルータの装置のスナップショット - [VLAN]

UCS監視

  • 装置テンプレートにUCS監視の監視項目24個を追加
    • [設定]メニュー - [設定] - [装置テンプレート] - UCS System

3Dフロアビュー

  • 壁、通路の描写に対応
    • [マップ]メニュー - [3Dフロアビュー] - 各フロアの作成/編集画面 - [通路] / [アイル] / [壁]
  • スクリーンサイズに合わせる機能を追加
    • [マップ]メニュー - [3Dフロアビュー] - 各フロア - [スクリーンサイズに合わせる]
  • ラックの向きを設定できる機能を追加
    • [マップ]メニュー - [3Dフロアビュー] - 各フロアの作成/編集画面 - 配置したラックをクリック

ラックビュー

  • 3Dラック上の装置にQRコードを生成する機能を追加
    • [マップ]メニュー - [ラックビュー] - 各ラック - [QRコード]
  • ラックに振られた番号を上下逆にする機能を追加
    • [マップ]メニュー - [ラックビュー] - 各ラックの作成/編集画面 - [上から番号をふる]

ビジネスビュー

  • リンク描画機能を追加
    予めトポロジーマップを作成しておくことで、[リンク描画]ボタンをクリックすると自動的に装置間のリンクが描写されます。

    • [マップ]メニュー - [ビジネスビュー] - 各ビジネスビューの作成/編集画面 - [リンク描画]
  • ビジネスビュー上に、ラックビュー、3Dフロアビューへのショートカットリンクの作成に対応
    • [マップ]メニュー - [ビジネスビュー] - 各ビジネスビューの作成/編集画面 - 左側の装置のリストの一番下の項目から選択可

MSSQL, Active Directory, Exchange監視

  • しきい値を一括で設定する機能を追加
    • [設定]メニュー - [設定] - [監視] - [アプリケーション監視]

仮想化監視

  • Citrix XenServerの仮想化監視に対応
    • [仮想環境]メニュー - [Xen]
  • Hyper-V監視の刷新
  • VMware監視の刷新
    • VMware監視はバージョン4.1以上をサポート
    • アラームとして検知可能なVMwareイベントを追加
      • [設定] - [監視] - [VMware イベント]
    • VMware装置の詳細設定で、データセンタ/クラスタの情報を表示する機能を追加

ダッシュボード

  • 仮想化監視関連等のウィジェットを追加
    • [ダッシュボード]メニュー - 各ダッシュボード - [ウィジェットの追加] - [ステータス / パフォーマンス]

アラーム

  • アラームのポップアップを非表示にする機能を追加
    • [設定]メニュー - [システム設定] - [Alert 通知]

社内製監視ソフトウェアからのデータ移行ツールを提供

  • SolarWinds, PRTGからのデータの引継ぎに対応
    • [設定]メニュー - [移行] - [他のツールから]

【仕様変更】

仮想化監視

  • vCenterサーバを経由した監視によりVMware監視のサポート範囲を拡大
    ※vCenterサーバの装置登録が必須になり、ESX/ESXiサーバのみ装置登録した場合、物理サーバと同等の監視が行われます。
    なお、11500以前のビルドで取得した監視データについては、旧ユーザインターフェースで確認可能です。

    • [仮想環境]メニュー - [VMware] / [Hyper-V]
  • 旧ユーザインターフェースの装置スナップショット画面を変更
    本ビルドにて追加された仮想ホスト、仮想装置に関しましては、旧ユーザインターフェースでも新ユーザインターフェースの装置スナップショット画面が表示されます。

【不具合修正】

  • ファイル監視にて、日付のフォーマットに関するエラーが発生しアラートが発生しない不具合を修正
  • NetApp機器のデータベースのサイズが大きい場合に、装置スナップショットのDISK, Volumes, Aggregates, LUNsタブの情報が正常に表示されない不具合を修正
  • NetAppストレージのVolume Used Percentage, Aggregate Used Percentage監視のテスト監視が正常に動作しない不具合を修正
  • NetApp機器の装置スナップショット – [装置情報]タブ – [Serial Number]の値を取得できない不具合を修正
  • マウントポイント監視にてドライブ名にスペースがある場合、WMI監視のディスク空き領域、ディスク使用領域、パーティション情報(%)の監視が正常に行えない不具合を修正
  • イベントログルールで「アラームの重要度」をクリアに設定しても重大でアラームが発生する不具合を修正
  • カスタムで作成したイベントログルールに通知プロファイルを関連付けることができない不具合を修正
  • フォルダ監視の「フォルダ変更」のアラーム通知が繰り返されることがある不具合を修正
  • Hyper-VホストのDisk I/O使用率の監視により取得する値が間違っている不具合を修正
  • シングルサインオンでOpManagerにログインした場合、[仮想環境]タブのページを開くとエラー画面が表示される不具合を修正
  • シングルサインオンでログインすると新ユーザインターフェースに移動できない不具合を修正
  • DBへの接続が切断されると通知が停止する不具合を修正
  • 英語圏以外のユーザがUTF-8フォーマットのCSVファイルを使用しディスカバリをすると文字化けする不具合を修正
  • WAN監視ページが正常に表示されない不具合を修正
  • 最小可用性 PathレポートをPDF形式で作成すると正常に表示されない不具合を修正
  • SNMP V3認証が装置に関連付けられない不具合を修正
  • 「最新アラーム」ウィジェットにデータが表示されない不具合を修正
  • 「リアルタイムCPU使用率」「リアルタイムメモリ使用率」のウィジェットがリアルタイムに動かなくなる不具合を修正
  • データベースがMSSQLの場合、OpManagerで取得したバックアップをリストアすると表示される警告メッセージを、エラーが発生したと認識しリストア処理が停止する不具合を修正
  • 既存のトポロジーマップを表示しようとするとメモリ不足のエラーが発生する不具合を修正
  • URL監視に"%"等の特殊文字が使用されていた場合、または、装置名もしくは仮想装置スナップショット画面 - [ホスト詳細]/[VM情報]タブ内の情報が文字化けもしくは特殊文字を使用していた場合にサポート情報ファイルが作成できない不具合を修正
  • MySQLからPostgreSQLに移行する際に、timestamp、重複したkeyが原因でバックアップが取得できない不具合を修正
  • MySQLからPostgreSQLに移行する際に、Exceptionが発生しリストアが行えない不具合を修正
  • Microsoft Exchange 2013がExchange 2010としてディスカバリされる不具合を修正
  • MSSQLのインスタンス名に特殊文字(#)が含まれている場合、その監視項目が削除できない不具合を修正
  • データベースとしてMySQLを使用し多数のダウンタイムスケジューラが設定されていた場合、幾つかのダウンタイムスケジューラが開始されない不具合を修正
  • ダウンライムスケジューラを「毎月」「毎週」実行するよう設定していた場合、別の日または曜日に実行される不具合を修正
  • 装置スナップショット - [今日の可用性]グラフ - [サービスダウン履歴]がソートできない不具合を修正
  • CLI監視にて、ポーリングに失敗すると、その次に行われるポーリングでも値が取得できない不具合を修正

【既知の不具合/制限事項】
既知の不具合/制限事項は次のURLを参照してください。

OpManager 11 における既知の不具合/制限事項
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=358

 

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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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