バージョン10.2へのアップグレード手順
作成日:2013年7月29日 | 更新日:2021年9月30日
OpManager 10.1 (ビルド番号10100) をご利用のお客様へ
10100をご利用の場合は、次の手順にてバージョン10.2
(ビルド番号 10200 - 10.2 日本語版の番号となります。)にアップデートすることができます。
[2]10200へのサービスパックを適用
※アップデートパックの入手方法については、保守ご契約者のお客様にのみお知らせしております。
ビルド番号の確認手順は、次のとおりです。
1. OpManagerにログイン
2. Webクライアントの右上にある[サポート] > [バージョン情報]をクリック
3. ビルド番号が表示されます
※本番環境でのアップデート前にご確認下さい!
【テスト環境でのアップデートテスト】
本番環境でアップデートを実行する前に、
以下の点からテスト環境でアップデートのテストを実施していただくことを推奨いたします。
・重要なデータの損失の防止
・アップグレード後の稼働環境の確認
製品アップグレードのテスト環境に製品ライセンスを適用の上、並行稼働することを許諾しますが、
製品アップグレードの検証完了後、速やかにテスト環境の削除をお願いいたします。
テスト環境の構築については、こちらのOpManagerサーバー移行手順をご参照ください。
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アップデート手順の詳細は次のとおりです。
【アップグレードパックの適用方法】
※各SP適用後、必ず、一度、起動する必要があります。
起動しない場合、更新が適切に行われません。
[1]バックアップの取得
[1]-1) OpManagerサービスをシャットダウン
OpManagerサービスをシャットダウンし、以下のプロセスが残存していないことを確認します。
9410 以前からアップグレードした 10100 を使用している場合 (使用データベースが MySQL)
Windows の場合
MW-1. タスクマネージャを開き、java.exe, wrapper.exe, mysqld-nt.exe の3プロセスが残存していないことを確認します。
MW-2. java.exe, wrapper.exe プロセスが残存している場合、プロセスを強制終了します。
MW-3. mysqld-nt.exe プロセスが残存している場合、以下手順でプロセスを終了します。MW-3-1. Windowsのスタートメニューを開き、[コマンドプロンプト]を右クリックして[管理者として実行]を
選択しコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
(サーバに管理者(Administrator)としてログインしているだけではコマンドプロンプトの実行権限は不十分です。
かならずMW-3-1を行ってください。MW-3-1を確認しない場合、アップグレードに失敗する場合があります。)
MW-3-2. コマンドプロントから、[OpManager フォルダ]/bin フォルダへ移動します。
MW-3-3. stopMySQL.bat を実行します。本バッチファイルにより、mysqld-nt.exe プロセスが終了します。
MW-3-4. タスクマネージャで、mysqld-nt.exe プロセスが表示されていないことを確認します。
Linux の場合
ML-1. コンソールで ps コマンドを実行し、java, mysqld プロセスが残存していないことを確認します。
ML-2. java プロセスが残存している場合、プロセスを強制終了します。
ML-3. mysqld プロセスが残存している場合、以下手順でプロセスを終了します。ML-3-1. [OpManager ディレクトリ]へ移動します。
ML-3-2. sh bin/stopMySQL.sh を実行します。本スクリプトにより、mysqld プロセスが終了します。
ML-3-3. ps コマンドで、mysqld プロセスが表示されていないことを確認します。
9450 以降からアップグレードした 10100 を使用している場合 (使用データベースが PostgreSQL)
Windows の場合
PW-1. タスクマネージャを開き、java.exe, wrapper.exe, postgres.exe の3プロセスが残存していないことを確認します。
PW-2. java.exe, wrapper.exe プロセスが残存している場合、プロセスを強制終了します。
PW-3. postgres.exe プロセスが1つでも残存している場合、以下手順でプロセスを終了します。PW-3-1. Windowsのスタートメニューを開き、[コマンドプロンプト]を右クリックして管理者として実行
を選択しコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
(サーバに管理者(Administrator)としてログインしているだけではコマンドプロンプトの実行権限は不十分です。
かならずPW-3-1を行ってください。PW-3-1を確認しない場合、アップグレードに失敗する場合があります。)
PW-3-2. コマンドプロントから、[OpManager フォルダ]/bin フォルダへ移動します。
PW-3-3. stopPgSQL.bat を実行します。本バッチファイルにより、postgres.exe プロセスがすべて終了します。
PW-3-4. タスクマネージャで、postgres.exe プロセスが表示されていないことを確認します。
Linux の場合
PL-1. コンソールで ps コマンドを実行し、java, postgres プロセスが残存していないことを確認します。
PL-2. java プロセスが残存している場合、プロセスを強制終了します。
PL-3. postgres プロセスが1つでも残存している場合、以下手順でプロセスを終了します。PL-3-1. [OpManager ディレクトリ]へ移動します。
PL-3-2. sh bin/stopMySQL.sh を実行します。本スクリプトにより、postgres プロセスがすべて終了します。
PL-3-3. ps コマンドで、postgres プロセスが表示されていないことを確認します。
[1]-2) OpManagerデータのバックアップ
各々のバージョンに対応する方法で、バックアップを取得します。
※必ず取得するようお願いいたします。
9410 以前からアップグレードした 10100 を使用している場合 (使用データベースが MySQL)
OpManagerのバックアップ/リストア手順(OpManagerサーバ移行手順)
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=69
9450 以降からアップグレードした 10100 を使用している場合 (使用データベースが PostgreSQL)
[OpManager] PostgreSQLを使用したバックアップ・リストアの方法を知りたいhttps://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=89
[2]10200へのサービスパックを適用
[2]-1) Windowsのスタートメニューを開き、[コマンドプロンプト]を右クリックして[管理者として実行]を選択し、コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。<インストールディレクトリ>/binフォルダ配下に移動し、UpdateManager.bat (Linuxの場合はUpdateManager.sh)を実行してUpdateManagerを起動します。
[2]-2) [Browse]をクリック後、ダウンロードした
AdventNet_ManageEngine_OpManager_10_0_SP-2_0_0.ppm
を選択して[開く]をクリック後、[Install]をクリックします。
-- インストールが開始されます
[2]-3) "Service Pack installed successfully"と表示されることを確認して[Close]をクリックします。[2]-4) [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了します。
[2]-5) [1]-1) と同様に、タスクマネージャ(Linux のときは ps コマンド)で
java プロセスと 使用データベースのプロセスが残存していないことを確認します。
確認すべきプロセスは、[1]-1) を参照してください。
[2]-6) OpManagerサービスを起動します。[2]-7) ログイン後、[サポート]-[バージョン情報]をクリックして、ビルド番号が 10200 と表示されていることを確認します。
(ご注意)
過去バージョンにおいて、弊社修正パッチを適用いただいた環境に関しまして
修正パッチは当該バージョン下においてのみ有効となります。
最新バージョンへのアップデートにより、旧バージョンで適用したパッチは自動的にアンインストールされます。
アップデートに関してご不明な点などございましたら、弊社サポートからお問い合わせください。
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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