プライバシー設定
作成日:2018年7月26日 | 更新日:2020年5月21日
ビルド:9801以降
ビルド9801以降、Password Manager Proに登録した個人情報のプライバシーを強化することが出来ます。本ナレッジでは、プライバシー設定の方法を説明します。
個人情報の表示方法
プライバシーを強化する個人情報に対して、レポート上での表示方法を設定できます。
<プライバシーの強化方法>
- マスク:レポート上に項目は表示するが、値はアスタリスクで表示
- 削除:レポート上に項目を表示しない
<設定手順>
(1)[管理]->[プライバシー設定]->[プライバシー制御]からプライバシーを強化する個人情報の[プライバシーの有効化]のチェックボックスにチェック
(2)[マスク]または[削除]を選択して保存
本機能は、既定レポートのみに適用され、カスタムレポートやクエリレポートは対象外です。
レポートのパスワード設定
パスワードを付けてレポートを出力するよう強制できます。レポートはzip形式で出力されて、解凍・圧縮ソフト「7-zip」で解凍できます。
<設定手順>
(1)[管理]->[プライバシー設定]->[暗号化エクスポート]に移動し、[リソース、グループ、監査、およびレポートからのすべてのエクスポートの自動暗号化を有効]のチェックボックスにチェック
(2)使用するパスワードは以下の3パターンがあり、それぞれによって設定方法が異なります。
No. | 使用するパスワード | 設定方法 |
1 | 同一のパスワード | 暗号化エクスポート画面の[手動でパスフレーズを指定]を選択後、パスフレーズを設定 |
2 | Password Manager Pro上のリソースのパスワード | 暗号化エクスポート画面の[Password Manager Proに保管されているアカウントのパスワードを使用する]を選択後、リソースとパスワードを選択 |
3 | 各PMPユーザーで異なるパスワード | 各PMPユーザーは、右上アイコンの[エクスポート設定]の[エクスポート暗号化のための自分用のパスフレーズを設定]にチェックをいれてパスワードを設定 |
パターン3は、管理者が[管理]->[プライバシー設定]->[暗号化エクスポート]->[]にチェックを入れた場合のみ選択可能です。
以上