Patch Manager Plus オンプレミス版 ナレッジベース

Patch Manager Plus のアップグレード（バージョンアップ）

Patch Manager Plusのアップグレードの概要

Patch Manager Plusはオンプレミス製品であり、不具合修正や新機能追加のため製品の定期的なアップグレードが必要です。

各バージョン（ビルド）にはサポート期限（EOL）が設定されており、「最新ビルドの直前のビルド」は、「最新ビルド」がリリースされた日から12カ月後にEOLとなります。そのため少なくとも年に1回、アップグレードを実施いただく必要があります。

アップグレードの手順

• アップグレードは、「サービスパック」と呼ばれるファイルをPatch Manager Plusサーバーに適用することで実施できます。
  ManageEngine Communityにログインして［購入済みの製品］タブを開き、製品右下の「インストーラー/サービスパック 一覧」から、必要なサービスパックをダウンロードします。
  
  ※ ManageEngine Communityの詳細な使用方法はユーザーマニュアルをご覧ください。
   
   
• 各バージョン（ビルド）で使用するサービスパックのファイル名や、サービスパックの適用手順、その他注意事項等は「アップグレード手順」カテゴリーのナレッジをご参照ください。
   
• アップグレード完了後、コンソール画面にログインできなくなるケースがございます。その場合、使用しているWebブラウザのキャッシュをクリアするか、別のブラウザをお試しください。
   

アップグレードの注意事項

• 有効なライセンスが適用されているかご確認ください。
  Patch Manager Plusにサービスパックを適用するには、有効なライセンスが適用済みである必要があります。ライセンスファイルの適用状況は、「ライセンスの確認方法」に従ってご確認ください。
  特に「通常ライセンス」の形態でライセンスをご利用いただいている場合、年間保守サポート契約更新とは別に、AMSライセンスの発行をご依頼いただく必要があります。
   
• 他製品との互換性にご注意ください。
  Patch Manager Plusを他の弊社製品と連携させて使用している場合、互換性があるかをご確認ください。詳細はサポートまでお問い合わせください。
   

よくある質問

• エージェントや配信サーバーは、アップグレードのために特別な操作が必要ですか？
  Patch Manager Plusサーバーをアップグレードすると、その後エージェントおよび配信サーバーが自動的にアップグレード（バージョンアップ）されます。そのため、通常のご使用においては、エージェントや配信サーバーを手動でアップグレードしていただく必要はございません。
  エージェントのバージョンは［エージェント］タブ → ［管理対象］ → ［PC］ から、配信サーバーのバージョンは［エージェント］タブ → ［管理対象］ → ［リモートオフィス］ からご確認いただけます。
   
  ※ なお、各エージェントや配信サーバーは順次アップグレードされますが、自動的にアップグレードされない端末が長時間待っても残り続ける場合、何らかの要因でアップグレードに失敗している可能性があります。その場合、当該端末から一度エージェント（または配信サーバー）をアンインストールし、手動で再度インストールしてください。
   

• アップグレードには、Patch Manager Plusのサービスを停止させる必要がありますか？
  アップグレードの際にはPatch Manager Plusサーバーのサービスを停止させる必要があります。そのため、スケジュール設定しているパッチ配布やレポート出力、メール通知などの機能が使用できなくなります。必要に応じて、業務時間外にアップグレードをする等の対応をお願いします。

その他の種類のアップデート

インターネットに接続されたPatch Manager Plusでは、緊急時のパッチリリースが実施されることがあります。詳細は サーバー設定 > 重要な修正 をご確認ください。