ServiceDesk Plus Cloud ナレッジベース

ServiceDesk Plus Cloud リリースノート(2021年)


本リリースノートは、本社で公開されているリリースノートを翻訳しています。
最新情報に関しましては、以下URLをご覧ください。
What's new in ServiceDesk Plus (Cloud help desk software)(英語)
https://www.manageengine.com/products/service-desk/whats-new.html

2021年12月29日リリース
(2021年12月24日の次期リリース予定)

セカンダリメールアドレスおよび技術担当者の追加フィールドの機能強化

組織管理者/SDAdminにて、ユーザーのCSVインポートまたはプロビジョニングツールを用いてユーザーアカウントにセカンダリメールアドレスを追加できるようになりました。なお、セカンダリメールアドレスはServiceDesk Plus Cloud内には表示されず、ログイン目的に限って使用されます。

CSVファイルまたはプロビジョニングツールでユーザーを一括インポートする場合、組織管理者/SDAdminにて技術担当者の追加フィールドをマッピングできるようになりました。

組織管理者は [ESMディレクトリ] > [組織] > [その他の設定] にあるトグルボタンを使用して、CSVインポートまたはプロビジョニングツールでユーザーのプライマリメールアドレスの変更を許可/制限できます。

2021年12月22日リリース
(2021年12月6日の次期リリース予定)

新機能

問題フォームルール

  • 問題フォームルールが導入され、「フィールドの非表示」「フィールドの表示」「フィールドの必須化」といった様々なアクションを実行するカスタマイズした条件をもとにルールを作成できるようになりました。
  • このルールは選択したテンプレートをもとに適用することが可能です。また、様々なフォームイベントをもとにいつルールを実行するかをカスタマイズすることもできます。
  • 問題フォームルールは [管理] > [テンプレート&フォーム] > [フォームルール] > [問題フォームルール] で作成することができます。
    詳細についてはこちらをご参照ください。

注:情報ページの問題フィールドをスポット編集した際にフォームルールを実行することはできません。なお、SDAdminは詳細ポータル設定を使用して問題情報ページのスポット編集を無効にすることができます。

ダッシュボードの新たな資産ウィジェット

  • ダッシュボードに「製品タイプ / サイト」「製品 / サイト」というウィジェットが追加されました。このウィジェットではバブル円グラフが表示され、サイト全体の資産配布状況が資産のステータスとともに可視化されます。

  • ウィジェットの右上にあるフィルターアイコンをクリックして、必要に応じてパラメーターを選択すると、ウィジェットをカスタマイズすることができます。

詳細についてはこちらをご参照ください。

機能強化

テーブルレポートの機能強化

  • テーブルレポートウィザードのUIを強化し、ユーザーエクスペリエンスを改善しました。表示するカラムの選択および拡張フィルタリングセクションでカラムを検索/選択できます。
  • ソフトウェアインストールおよびソフトウェアライセンスユーザーをもとにレポートを生成できるようになりました。
  • カスタムレポートや拡張フィルタリングで表示するカラムを選択する際に、2つ目のフィールドを選択できるようになりました。以下のテーブルレポートには2つ目のフィールドが含まれます。
    • ソフトウェアインストール
    • ソフトウェアライセンスユーザー
    • 仮想マシン
    • 仮想ホスト
    • 資産ステータス履歴
    • モバイルデバイス
    • CMDBレポート
    • カスタムモジュールレポート
    • 消耗品レポートとその子供
    • リリース

依頼者による変更の作成

  • 依頼者が変更を作成できるようになりました。依頼者が変更を作成できるようにするには、変更の依頼者権限を有効化して、テンプレートを依頼者が利用できるようにする必要があります。
  • 依頼者の権限を設定するには、依頼者の新規追加画面または編集画面の許可&権限の詳細設定セクションで適切な項目を有効化します。

    注:本項目は依頼者のログインが有効になっている場合にのみ使用可能です。
  • 依頼者一覧画面で適切な項目を選択すると、複数の依頼者に対して一括で権限を有効化/無効化することも可能です。
  • テンプレートを依頼者も利用できるようにするには、変更テンプレートを編集/作成する際に、追加設定タブで必要に応じて [依頼者に対して使用可能] を有効化し、ユーザーグループを設定します。

  • 依頼者ポータルから変更を作成する機能は、依頼者ホームページのカスタマイズのHTMLウィジェットを使用して追加することができます。

詳細についてはこちらをご参照ください。

変更フォームルールの機能強化

  • 依頼者または技術担当者に適用する変更フォームルールを設定できるようになりました。設定するには [管理] > [テンプレート&フォーム] > [フォームルール] > [変更フォームルール] へアクセスして、次にルールを適用フィールドを使用してお好みの項目を選択してください。

詳細についてはこちらをご参照ください。

ダッシュボードフィルターの機能強化

  • グループ選択のドロップダウンにサイトのサブリストとしてグループが一覧表示されるようになりました。
  • グループ選択のドロップダウンから、すべてのグループおよび所属グループなしをサイトに対して選択できるようになりました。

  • 参照サイトを含める機能が追加されました。
  • フィルターのドロップダウンにマウスオーバーした際に表示されるツールチップが変更され、選択したサイトとグループの詳細情報が含まれるようになりました。

詳細についてはこちらをご参照ください。

2021年12月10日リリース

不具合修正

一般

  • 通知「依頼者から応答があったとき、技術担当者に通知」がユーザーの言語でローカライズされない不具合を修正しました。
  • 言語設定が英語以外の場合、ServiceDesk Plus Cloudのすべての履歴タブで月の名前が表示されない不具合を修正しました。
  • 詳細カスタマイズで依頼者ポータルのテンプレートをプレビューする際のアイコン表示に関する不具合を修正しました。

リクエスト

  • リクエストの会話に入力されたメール署名での形式の不具合を修正しました。
  • Office 365を介してメッセージを受信した場合、リクエストの会話で表の内容が破損する不具合を修正しました。
  • 回答タブから作業ログを追加する際に、リクエストのオーナーフィールドが誤った技術担当者で自動入力される場合がある不具合を修正しました。
  • リクエストのトランジションのポップアップ画面において、UI上で長いラベルが使用されている場合、チェックボックスおよびラジオボタンフィールドが適切に表示されない不具合を修正しました。

問題

  • インシデントリクエストから問題を新規作成する際、新規問題フォームの該当フィールドにインシデントリクエストの値が入力されない不具合を修正しました。

プロジェクト

  • プロジェクトIDが8桁以上のプロジェクトがServiceDesk Plus Cloudへインポートされる不具合を修正しました。
  • プロジェクトのエディタービューとプレビューでコメントの黒丸の形式が異なる不具合を修正しました。
  • プロジェクトのタイムシートをPDFにエクスポートする際、PDFの1ページのみがエクスポートされ、残りのタイムシートがエクスポートされない不具合を修正しました。

リリース

  • リリースでタスクテンプレートを新規追加する際、該当するステージフィルターがタスクテンプレートの一覧に適用されない不具合を修正しました。

ソリューション

  • ソリューションの一覧でトピックの数が100を超える場合、トピックペインにある新規および開くが表示されない不具合を修正しました。

資産

  • スキャンされたソフトウェアの一覧画面でサイトおよびソフトウェアタイプのフィルターが機能しない不具合を修正しました。
  • スキャンされたソフトウェアの一覧画面からスキャンされたソフトウェアの説明を編集できない不具合を修正しました。

2021年12月7日リリース

Azureユーザーのインポート
  • Azureからのインポート機能がすべてのユーザーで使用可能となりました。また、どのサインインモードでもアクセスが可能です。
  • ユーザーが本機能へアクセスすると、OneDriveのファイル添付およびAzureからのユーザーインポートの認証が行われるようになりました。
ADManager Plus連携:新たな操作に対応

ADManager Plusのウィジェットで、以下の通り新たな操作ができるようになりました。

  • グループへのユーザー追加
  • グループからのユーザー削除
  • マネージャーの編集
  • 部署の編集

これらの操作はADManager Plusのウィジェットを最新バージョンにアップグレードした後に利用可能となります。

2021年12月3日リリース

仕様変更

変更

  • ステージ移動の後に適用されることに加えて、承諾/承認/完了された場合にも変更のクローズルールがステージに適用されるようになりました。本件は必須の動作変更です。

2021年12月1日リリース

ルックアップフィールドの機能強化
  • リクエストおよびカスタムモジュールにルックアップフィールドを追加できるようになりました。リクエストのルックアップフィールドを作成するには [管理] > [カスタマイズ] > [追加フィールド] > [リクエストの追加フィールド] へアクセスして、フィールドタイプとしてルックアップフィールドを選択して、必要な情報を入力したり、必要に応じて条件を設定したりします。リクエストのルックアップフィールドで対応している参照エンティティは「部署」「依頼者」「サイト」「ステータス」「技術担当者」「ユーザー」「販売元」「カスタムモジュール」です。
  • カスタムモジュールにルックアップフィールドを作成するには、[管理] > [開発者スペース] > [カスタムモジュール] へアクセスして、カスタムモジュールを新規追加するか、編集画面を開きます。その後、フィールドセクションにてカンバスへルックアップフィールドをドラッグします。カスタムモジュールで対応している参照エンティティは、カスタムモジュール、CMDB、部署、サイト、ステータス、ユーザー、販売元、グループ、インパクト、レベル、モード、優先度、製品、エリア、緊急度です。
  • 適切な基準を設定して、参照エンティティから許可された値をフィルタリングすることもできます。基準を設定する場合、変数を使用して静的な値または動的な値を選択できます。この機能は「リクエスト」「資産」「CMDB」「カスタムモジュール」で利用可能です。
  • 「部署」「サイト」「ステータス」「販売元」「カスタムモジュール」をリクエストのルックアップフィールドの参照エンティティとして設定する場合、それらに対してフィールドの値の削除を許可しない」という機能を利用することができます。この機能を有効化すると、使用中の参照フィールドの値は削除されませんが、削除する際に「これ以上使用しない」となります。

2021年11月16日リリース

機能強化

クエリレポートのカスタマイズ

カスタマイズした日時範囲でクエリレポートを作成できるようになりました。このように作成するには、[レポート] > [クエリレポート] へアクセスして、該当のレポートの横にある編集アイコンをクリックします。その後、ドロップダウンからフィルターの条件(作成日時または最新更新日時)を選択し、お好みの期間を選びます。

また、レポートを作成した後に、詳細ページから直接クエリレポートをカスタマイズすることも可能です。このようにカスタマイズするには、左上にある編集をクリックし、必要に応じてフィルターの条件や期間を変更してください。

2021年11月2日リリース

機能強化

リクエスト

  • リクエストの会話履歴の「追加した新規の会話」テキスト、および回答ヘッダーの「on」テキストが複数言語に対応するようになりました。
  • 依頼者を変更する際に適切なサイトを選択することができるよう、リクエストに確認画面を追加しました。

購買

  • 購買注文の一覧の全コストカラムの値が組織の基本通貨で表示されるようになりました。
  • 購買注文の一覧の全コストカラムヘッダーに基本通貨記号を追加しました。

調査

  • グループメール設定でメールアドレスが設定されている場合、リクエストへの調査メールが対応する技術担当者グループの差出人メールアドレスを使用して送信されるようになりました。
不具合修正

一般

  • 元の形式を削除した後に対応するレコードが保存された場合、不必要な黄色の強調表示がServiceDesk Plus Cloud全体の説明フィールドにコピーされたテキストに追加される不具合を修正しました。
  • メモを保存した後、メモにコピーされた事前定義済みの内容にある空白が消える不具合を修正しました。
  • 技術担当者の人数に関するライセンスの警告バナーがユーザーパネルから表示されない不具合を修正しました。
  • リクエストライフサイクルのトランジションを表している箇所の [詳細オプション] にあるエンティティが重複する不具合を修正しました。
  • ローカリゼーションが有効化されている場合、承認通知に使用されているプレースホルダーが対応する値に置換されない不具合を修正しました。

リクエスト

  • リクエストの一覧ビュー(テンプレートビュー)でグループまたは技術担当者フィールドをスポット編集する際、各ドロップダウンに「所属サイトなし」に分類されているグループや技術担当者が誤って入力される不具合を修正しました。
  • リクエストが承認されなかった際、依頼者への通知を設定しているにも関わらず、依頼者への該当の通知が送信されない不具合を修正しました。
  • 依頼者レイアウトに追加された場合、フィールドに設定されている [必須] プロパティが表示されない不具合を修正しました。
  • サービス要求をコピーした場合、タスクとその依存関係が新規サービス要求に引き継がれない不具合を修正しました。
  • 内容がメモにコピーされた場合にフォーマット形式が破損することがある不具合を修正しました。
  • 直接のキャンセルが無効化されている場合、リクエストのステータスが却下されたリクエスト向けのCanceledに更新されない不具合を修正しました。

ソリューション

  • ソリューション一覧検索の各行のカラムがテーブルヘッダーで適切な位置に表示されない不具合を修正しました。

購買

  • 購買注文において、為替レートが少数第3位以上の値で設定されている場合、全コストの値が誤って計算される不具合を修正しました。
  • 支払い待ちの値が四捨五入されず、合計支払い額の確認に問題が発生していたために支払いの詳細を購買注文に追加できない不具合を修正しました。
  • コストフィールドにカンマが含まれている場合に購買注文をインポートできない不具合を修正しました。
  • オーナーにメール」機能を使用する場合、通貨の値が購買注文の実際の通貨ではなく、誤って基本通貨で表示される不具合を修正しました。
  • 購買注文の大きな金額が10進法ではなく、記数法で表示される不具合を修正しました。

レポート

  • タイプが「消耗品」「割り当て」のカスタムテーブルレポートを生成できないことがある不具合を修正しました。

連携

  • Microsoft Teamsからリクエスト情報ページへアクセスした場合、リクエストの会話にある返信用の送信ボタンが反応しない不具合を修正しました。

2021年10月20日リリース

Google Appsユーザーのインポートの機能強化

Google Appsからユーザーをインポートする際、ユーザーの基本情報とあわせて、サイト/役職/社員ID/電話番号/携帯電話番号/報告先上司などのフィールド属性をインポートできるようになりました。

2021年10月15日リリース

機能強化

連携

  • Zoho Analyticsのプロジェクトテーブルに完了率カラムを追加しました。

2021年10月13日リリース

仕様変更

一般

  • ServiceDesk Plus Cloudで新規作成したすべてのレコードにおいて、説明フィールドに追加されたリンクが新しいタブで開くようになりました。

技術担当者グループ

  • 技術担当者グループを作成/編集する際、技術担当者フィールドの複数選択ボックスに表示されている技術担当者の一覧がアルファベット順になりました。

API

  • APIの全ての操作において、ユーザーフィールドに指定されたメールアドレスは大文字と小文字を区別しないで扱われるようになりました。

メールボックス

  • メールの処理中にエラーが発生した場合、メール取得が停止され、設定済みのメールサービスではなくTransMailを使用して通知メールが送信されるようになりました。
  • モダン(先進)認証に基づいたビルトインのメールボックスまたはMicrosoftのメールボックスを使用している場合、バウンスメールがメールボックスに到達しないようドロップされます。また、バウンスメールはシステムログに記録されます。
  • モダン(先進)認証を使用したメールボックスの設定において、返信先名フィールドが必須となりました。

2021年10月11日リリース

機能強化

リッチテキストエディターのデフォルトフォーマット

ServiceDesk Plus Cloud全体のすべてのリッチテキストフィールドのデフォルトのフォントおよびサイズを設定できるようになりました。設定するには、プロフィールアイコンをクリックして [カスタマイズ] を選択し、[Rich text editor style (リッチテキストエディターの形式) ]セクションでお好みのフォントおよびフォントサイズを選択してください。

注:

  • 本機能はユーザー固有の設定です。
  • 個別フィールドを編集し、必要に応じてフォントやフォントサイズを変更できます。

資産販売元のインポートの実装

[管理] >> [データ管理] >> [データのインポート] から、販売元情報および販売元製品の関連付けをCSVファイルでインポートできるようになりました。販売元のインポートの詳細についてはこちらをご参照ください。

管理者以外では、SDAsset ManagerやAssetConfigの役割を付与されているユーザーも資産モジュールにデータをインポートすることができます。なお、管理者権限のないユーザーの場合、資産に関連付けられているユーザー/サイト/部署の更新しか行うことができません。

  • 資産に関連付けられているユーザーおよび部署の双方がServiceDesk Plus Cloudに存在しない場合、資産は [In Store] ステータスでインポートされます。
  • 資産に関連付けられているサイトがServiceDesk Plus Cloudに存在しない場合、資産は [所属サイトなし] としてインポートされます。詳細についてはこちらをご参照ください。

2021年10月5日リリース

UIの機能強化

リクエスト

  • 無効化された際にリンクを開くための「Web URL」フィールドのアイコンがリクエストフォームに追加されました。

資産

  • 同じ名前や製品タイプの資産が既に存在する場合に製品タイプを変更する際に表示されるエラーメッセージを改善しました。
不具合修正

リクエスト

  • リクエストテンプレートにて、ラベルの文字数が20文字を超える場合に、追加フィールドのUI上のラベルがトリミングされる不具合を修正しました。
  • メール署名に適用されたフォーマットがリクエストの会話で適切に表示されない場合がある不具合を修正しました。

購買

  • ゴミ箱にある購買注文にアクセスできない場合がある不具合を修正しました。
  • ベンダーの通貨と購買注文の基本通貨の通貨記号が同じ場合、購買注文の総計カラムの値がベンダーの通貨ではなく、基本通貨で表示される不具合を修正しました。
  • サイトを選択せずに、バーコード/QRコードを使用して資産を受け取ろうとする場合、購買注文に新規エラーメッセージが追加される不具合を修正しました。

2021年10月1日リリース

クラウド電話連携

ServiceDesk Plus Cloudにビルトインの電話連携が追加され、電話の発信/着信/記録が行えるようになりました。管理者が連携を有効化すると、技術担当者はServiceDesk Plus Cloudで直接電話の発信や着信ができるようになります。また、通話した中で重要な点については、通話説明として文書化することができます。

サービスプロバイダーにもよりますが、技術担当者は以下いずれかの方法を使用して、電話をかけることができます。

  • リクエストにアクセスする権限のある技術担当者は、リクエストの右側のパネルから依頼者へ電話をかけることができます。文書化されたメモや電話内容がリクエストの会話タブに記録されます。

  • 技術担当者はServiceDesk Plus Cloudのフッターにあるダイアルパッドを使用して、お好きな電話番号へ電話をかけることもできます。

電話内容は [管理] >> [データ管理] >> [通話ログ] に記録されます。

2021年9月30日リリース

新機能

連携

TeamViewer連携

TeamViewerとServiceDesk Plus Cloudを連携できるようになりました。この連携では、レギュラーリモートセッション(ユーザーの画面へアクセスして入力制御を行う)とパイロットセッション(リモートデバイスのカメラへアクセスして、リアルタイムなストリーミング配信を行う)の双方に対応しています。この連携を有効化するには [管理] > [アプリケーション&アドオン] > [連携] > [サードパーティ連携] へアクセスして、TeamViewerのトグルを利用してください。

連携すると、技術担当者はリクエスト情報ページ右側のペインにあるウィジェットを使用して、TeamViewerへアクセスできるようになります。

ADManager Plus連携

ADManager PlusとServiceDesk Plus Cloudを連携できるようになりました。この連携によって、ADManager Plusに関連する様々なユーザー操作をServiceDesk Plus Cloudから直接実行することが可能となります。この連携を有効化するには [管理] >> [アプリケーション&アドオン] >> [連携] >> [ManageEngine連携] へアクセスして、ADManager Plusのトグルを利用してください。

連携を有効化すると、ADManager PlusのWebタブが追加されます。Webタブへアクセスして、カスタムウィジェットを設定すると、リクエスト情報ページ右側のペインにあるADManager Plusのウィジェットから、様々なユーザー操作を技術担当者が直接実行できるようになります。

2021年9月28日リリース

新機能

リリースフォームルール

リリースフォームルールが導入され、カスタム条件をもとにルールを作成し、リリースリクエストフィールドにおける「フィールドの非表示」「フィールドの表示」「フィールドの必須化」などの様々なアクションを実行できるようになりました。

ルールはユーザーまたはテンプレートのタイプをもとに適用することが可能です。また、様々なフォームイベントをもとに、いつルールを実行するかをカスタマイズすることもできます。

リリースフォームルールは [管理] >> [テンプレート&フォーム] >> [フォームルール] >> [リリースフォームルール] より作成できます。

注:

  • フォームルールはクライアントサイドで実行されます。
  • 情報ページでリリースフィールドをスポット編集した際にフォームルールを実行させることはできません。なお、[詳細ポータル設定] を使用して、フォームルールが作成された際にリリースのスポット編集を無効にする機能があります。
機能強化

依頼者ポータルのカスタマイズ:画像アップロードに対応

基本カスタマイズにて、画像をアップロードし、依頼者ポータルの背景やアイコンとしてその画像を使用することができるようになりました。ギャラリーが追加されており、ギャラリーにて、外部ホスティング不要でServiceDesk Plus Cloud から直接画像をアップロード/表示/使用/削除することが可能です。アクセスするには「依頼者ポータルエディター(基本)」へ移動して、[ギャラリー] をクリックしてください。

  • 画像をアップロードするには「Upload Image(画像をアップロード)」をクリックして、お好みの画像を選択してください。
  • 画像を使用するには、ギャラリーからお好みの画像を選択し、背景のスタイルCSSコードをコピーします。その後、スタイルタグを追加してHTMLエディターでコードを使用します。
  • 画像を削除するには、画像にマウスオーバーして、削除アイコンをクリックしてください。

本機能の詳細についてはこちらをご参照ください。

注:デフォルト画像は削除できません。

Ziaの全画面表示

Ziaチャットボットを別ウィンドウで読み込み、Ziaに関連するすべての操作を実行できるようになりました。ユーザーはチャットボット画面から複数のサービスデスクインスタンスへアクセスして、必要に応じて別のインスタンスに切り替えることもできます。管理者はチャットボット画面からZiaを有効化することが可能です。

詳細についてはこちらをご参照ください。

2021年9月9日リリース
(2021年8月31日の次期リリース予定)

連携

Zoho Survey連携

強力な調査作成ツールであるZoho SurveyとServiceDesk Plus Cloudを連携できるようになりました。管理者は数分以内に複雑な調査テンプレートを作成できます。Zoho Surveyにより、管理者はユーザーの応答を収集/分析したり、カスタマーエクスペリエンスについて有益な情報を得ることが可能となります。

連携を有効にするには、[管理] > [アプリケーション&アドオン] > [Zoho Survey] へアクセスしてください。Zoho Surveyの設定は [管理] > [ユーザー調査] から管理できます。

ユーザーへ送信する調査を自動化し、調査ルールを介したリクエストに基づいて、様々な調査テンプレートを用いることができます。

詳細についてはこちらをご参照ください。

機能強化

インポート

組織の役割をもつユーザーの関連付けデータのインポート

組織の役割をすべてのレベル(組織レベルを除く)のユーザー/サイト/エリア/部署/グループに関連付けられるようになりました。

  • 管理者はエリアや部署をServiceDesk Plus Cloudにインポートできるようになりました。
  • メールアドレスを使用して、ユーザー/サイト/エリア/部署/グループの組織の役割を更新できるようになりました。存在していない組織の役割のユーザーをインポートしたい場合は、インポートの前に組織の役割を作成しておく必要があります。
  • サイトをインポートする際にサイト名が指定されていない場合、組織の役割に有効なデータが存在するようであれば、デフォルトサイトにデータがインポートされます。

詳細についてはこちらをご参照ください。

作業ログの包括的なインポート機能

  • リクエスト/変更/問題/リリースの作業ログ、およびそれらの各タスクの作業ログをインポートできるようになりました。
  • すべての対応モジュールの作業ログをインポートするための単一機能となるよう、インポートウィザードを変更しました。

  • 作業ログをインポートするには、CSVファイルでモジュールを指定する必要があります。リクエスト/問題/リリース/変更の作業ログの場合、各モジュールカラムの値として、リクエスト/問題/リリース/変更を使用してください。タスクの作業ログの場合は、各タスクの値として、一般タスク/リクエストタスク/変更タスク/問題タスク/リリースタスク/プロジェクトタスク/マイルストーンタスクをご利用ください。

リリース

リリースのタスクおよび作業ログの機能強化

リリースが該当ステージを過ぎた後、Release Engineer(リリースの編集権限あり)やRelease Managerにて、リリースステージで保留中となっている承認を削除できるようになりました。リリースにRelease Managerが割り当てられていない場合には、SDRelease Managerのユーザーでアクションを実行することが可能です。

仕様変更

変更

変更の旧ステータスの削除

変更の旧ステータスの対応を終了しました。変更の旧ステータスに関連するすべてのエントリーが変更ステータスの一覧、変更履歴、サンドボックス、トリガー、通知の変数、APIのエンドポイントから削除されました。

注:必要に応じて旧ステータスの変更レポートを作成することは可能です。

リリース

リリースのタスクおよび作業ログの機能強化

リリースにアクセスできないタスクオーナーであっても、割り当てられているリリースのタスクの表示や編集ができるようになりました。また、リリースのタスクで作業ログを追加したり管理したりすることも可能です。リリースへのアクセス権限のないRelease Engineerは、自身に割り当てられたリリースのタスクをホームページから表示できるようになりました。

2021年9月6日リリース

機能強化

依頼者ポータルエディターの新規属性

HTMLを使用して依頼者ポータル内でZiaやライブチャットを起動する属性を新たに追加しました。この属性は依頼者ポータルの基本カスタマイズで利用可能です。属性を追加するには [管理] >> [一般設定] >> [依頼者ポータル] >> [依頼者ポータルのカスタマイズ] へアクセスして、基本カードの [設定] をクリックします。その後、右上にある編集アイコンをクリックして、HTMLエディターを開きます。

  • Ziaを追加するには「click-action='show-zia-chatbot'」を使用します。
  • ライブチャットを追加するには「click-action='show-live-chat'」を使用します。

注:この属性はフッターバーの Ziaやライブチャット機能には影響しません。

リクエスト

リクエスト情報ページの承認タブの [保存して送信] ボタンや [設定を保存] ボタンの位置と色が変わり、利便性が向上しました。

不具合修正

タスク

  • タスクが期限切れとしてフラグ付けされない場合がある不具合を修正しました。

ソリューション

  • ソリューションがメールで転送された場合、受信者がソリューションのインライン動画にアクセスできなくなる不具合を修正しました。
  • ソリューションの一覧から新しいタブでソリューションを開くと、ソリューションの情報ページではなく、同じページに誤ってリダイレクトされる不具合を修正しました。
  • エディターでソリューションに適用されたフォーマットが保持されない場合がある不具合を修正しました。

資産

  • カスタム製品タイプが「モバイル」となっている資産の情報ページの履歴タブが空白になる不具合を修正しました。
  • 言語設定がオランダ語の場合、資産で「State」という単語が誤って「Provincie」に翻訳される不具合を修正しました。

レポート

  • カスタムレポートのウィザードの [拡張フィルタリング] オプションで、モジュール固有のテンプレートではなく、モジュール全体のすべてのテンプレートが誤って表示される不具合を修正しました。
  • レポートで「Requests Status by category」がスペイン語およびポルトガル語に翻訳されない不具合を修正しました。

2021年8月30日リリース

カスタムドメインの機能強化

機能強化

ServiceDesk Plus Cloudのカスタムドメインが作成時に認証されるようになりました。なお、サブドメインのCNAMEが設定されておらず、名前解決されていない場合には、カスタムURLは作成されません。

仕様変更

カスタムURLを作成すると、それ以降は編集できなくなりました。そのため、必要に応じてカスタムURLを削除するか、新規URLを追加してください。

ServiceDesk Plus Cloudのすべてのメールにおいて、HTTPSプロトコルを使用してデフォルトのURLが送信されるようになりました。

2021年8月25日リリース
(2021年8月16日の次期リリース予定)

Ziaの予測

Ziaでは、リクエストに関連する技術担当者、カテゴリ、テンプレートを予測するための学習ができるようになりました。管理者は [Setup] >> [Zia] >> [Artificial Intelligence] から予測機能を有効化して、100以上のリクエストを用いてZiaの学習を行えます。

※現在、Ziaは日本語環境には対応しておりません。

技術担当者の予測

Ziaでは、サービスデスクのデータを学習することによって、リクエストに対応する関連する技術担当者を予測できるよう、学習が可能となりました。学習が完了すると、編集中にリクエストに関連する上位3名の技術担当者がZiaから提案されます。予測した技術担当者をZiaで自動適用するには、技術担当者の自動割り当てを行い、技術担当者の自動割り当てモデルとしてArtificial Intelligence (Zia) を選択します。

カテゴリの予測

Ziaでは、サービスデスクのデータを学習し、リクエストで関連するカテゴリを予測できるようになりました。学習が完了すると、リクエストの編集中に上位3つの関連カテゴリがZiaから提案されます。カテゴリの予測は、既存の設定でカテゴリが定義済みではない場合に限って適用することが可能です。

[Setup] >> [Zia] >> [Artificial Intelligence] からApply Predictionを有効にすると、リクエストを作成した後、予測されたリクエストのカテゴリをZiaによって自動適用させることができます。

テンプレートの予測

Ziaでは、ユーザーがリクエストを編集したり、サービス要求からリクエストへの変換/リクエストからサービス要求への変換を行ったりする際に、適切なリクエストテンプレートを予測できるよう、学習することも可能になりました。

Ziaの機能強化

マルチポータル対応

Ziaは「人事ヘルプデスク」や「ファシリティデスク」インスタンスにも対応するようになりました。Ziaのデフォルトアクションやカスタムアクションは、設定されているインスタンス固有のものとなります。1つのインスタンスに設定されているアクションは他のインスタンスには反映されません。

類似リクエスト

リクエストのIDや件名をもとに類似リクエストを取得できるようになりました。ZiaのチャットボットでSimilar requestを選択すると、特定のID/件名に類似するリクエストが直近1000件のリクエストから取得されます。取得したリクエストは直近24時間以内の作成時間をもとにフィルタリングすることが可能です。

資産とCMDBの機能強化
  • スキャンされたソフトウェアの一覧に「Zero Installation Software(どこにもインストールされていないソフトウェア)」フィルターが追加され、どのワークステーションにもインストールされていないソフトウェアアプリケーションを表示できるようになりました。
  • 「表示するカラムを選択」を使用して、スキャンされたソフトウェアの一覧にバージョンカラムを追加できるようになりました。
  • ユーザーベースのソフトウェアライセンスで101名以上のユーザーを関連付けることが可能になりました。
  • 新規レポート「Logical Drives with less than 10% of Free space(空き容量が10%未満の論理ドライブ)」が追加され、ネットワーク全体のすべての空き容量が10%未満の論理ドライブの一覧を取得できるようになりました。
  • クエリレポート「空きディスク容量が10%以下のサーバ 」で、総容量および空き容量の値がGBで表示されるようになりました。
  • 資産のテーブルレポートにカラム「Last Scan Time(最新スキャン日時)」「Last Scan Status(最新スキャンステータス)」「Scan Message(スキャンメッセージ)」が新たに追加されました。
  • テーブルレポート「すべてのコンピュータ」「ワークステーション」「サーバ」に「Scan Message(スキャンメッセージ)」が追加されました。
  • CMDBの一覧で「シングルライン」「ピックリスト」「メールアドレス」「電話」「URL」フィールドの値を検索できるようになります。
  • カスタムモジュールで検索フィールドを作成する際、CIタイプを参照エンティティとして選択できるようになりました。
Webhookのテスト

Webhookを設定する際、トリガーやライフサイクルに関連付ける前に潜在的なエラーを回避できるよう、SDAdminsはwebhookを保存し、テストできるようになりました。

2021年8月19日リリース

新機能

Zoho Directory連携

Zoho Directoryでは、様々なアプリケーションですべての組織のユーザーを管理することができます。この連携によって、ユーザーの追加/編集、役割/権限の設定、ユーザーに対する依頼者/技術担当者への割り当て、ユーザーに対するグループへの割り当て、ログインアクティビティの監視、パスワードの変更、セキュリティポリシーの設定など、様々なユーザー管理操作が実行可能となります。

※Zoho Directoryのご利用ユーザー数によっては有償となります。

連携を設定するには、管理者としてZoho Directoryにログインし、 [管理パネル] >> [アプリケーション] >> [アプリケーションの追加] へアクセスして、ServiceDesk Plusを検索して [追加] をクリックします。その後、お好みのServiceDesk Plus Cloudインスタンスを選択して、インスタンスのユーザーを確認し、Zoho Directoryに追加します。

注:Zoho Directory連携はServiceDesk Plus Cloudの各インスタンスごとに個別に有効化することができます。

2021年8月17日リリース

仕様変更

タスク

  • 削除したタスクのURLは、ホームページではなくエラーページにリダイレクトされるようになりました。

インポート

  • インポートのサマリファイルをダウンロードするオプションは、選択したエンティティに制限されるようになりました。
    • すべてのモジュールのタスク/コメント/作業ログ
    • プロジェクト/問題/リリース/CMDB/カスタムモジュールのすべてのエンティティ
不具合修正

一般

  • トリガーの編集フォームを保存した後、トリガーに追加したカスタムアクションを並び替えられない不具合を修正しました。

リクエスト

  • 英語以外の言語がデフォルト言語として設定されている場合、承認ステータスが不適切な色で表示される不具合を修正しました。
  • リクエストのクローズルール「すべての子リクエストがクローズ 」が有効化されており、関連する子リクエストが「Resolved」または、カスタムした「Completed」ステータスの場合、リクエストをクローズできない不具合を修正しました。
  • 送信者のメールアドレス/名前が設定されている技術担当者グループに割り当てられているリクエストの送信メールアドレスを使用して、業務ルール/トリガー/ライフサイクルに関連する通知が意図せず送信される不具合を修正しました。

変更

  • CAB承認が設定されていない場合、変更の編集フォームで変更ステータスをCAB-Approvedに更新できない不具合を修正しました。
  • フィールドが以前テンプレートから削除されている場合、テンプレートの編集フォームで、Change Approverフィールドが役割タブの使用可能フィールドの一覧に表示されない不具合を修正しました。

ソリューション

  • 新規リクエストフォームの提案されるソリューションで、ソリューションの最新の件名ではなく、古い件名が誤って表示される不具合を修正しました。

購買

  • 購買注文の承認通知メールが意図せず2回送信される不具合を修正しました。
  • 通知メール(注文情報ページのアクションのドロップダウン内のオプションを使用して送信されるオーナーへのメール、販売元へのメール、購買注文の注文)で、購買注文の添付ファイルが添付されない不具合を修正しました。
  • 注文のデフォルト値の設定ページや購買注文で、権限署名フィールドのユーザー選択のドロップダウンが表示されない不具合を修正しました。
  • 承認した購買注文の印刷プレビューでフィールドによる承認が表示されない不具合を修正しました。

連携

  • Azure連携が無効化されている場合、Azure ADユーザー同期でAzure ADから削除されたユーザーを削除する設定としているにも関わらず、そのユーザーがServiceDesk Plus Cloudから削除されない不具合を修正しました。
  • リクエストからJiraのチケットを作成した場合、対応する値に変換されない状態で説明フィールドにHTML文字のエンティティが保持される不具合を修正しました。

2021年8月13日リリース
(2021年8月4日の次期リリース予定)

新機能

消耗品

ServiceDesk Plus Cloudで、資産タブから消耗品を効果的に確認・管理できるようになりました。

消耗品を使用すると、以下のことが可能です。

  • 一度使用した後にいつも破棄する使い捨ての資産を一括で確認する。
  • カテゴリ(ITまたは非IT)で消耗品の製品タイプを定義する。
  • 消耗品を受け取った/分配した際に資産を最新の状態に保ち、それによって信頼性のない/誤った資産レコードを省く。
  • 一ヶ所からすべての資産プロセスを確認する。

新規消耗品フォーム

消耗品情報ページ

詳細についてはこちらをご参照ください。

2021年8月4日リリース
(2021年7月28日の次期リリース予定)

機能強化

リリース:リリース/リリースのタスク/リリースの会話のインポート

[管理] > [データ管理] > [データのインポート] より、リリース、リリースのタスク、リリースの会話、リリースおよびリリースのタスクの添付ファイルをインポートできるようになりました。対応しているファイル形式は「.csv」「.xls」「.xlsx」です。

追加フィールド

リリースおよび問題の追加フィールドで、フィールドタイプとして「小数点」「通貨」「%」「チェックボックス」「ラジオボタン」「デシジョンボックス」「自動発番」などを利用できるようになりました。

リリースおよび問題の追加フィールドの最大数が各150まで拡張されました。

2021年7月28日リリース

Office365やOutlookのメールボックス向けのモダン認証

Office365やOutlookのメールボックスへ接続する際、OAuth 2.0をベースとしたモダン(先進)認証を利用できるようになりました。

既にOffice365やOutlookのメールサービスを使用しているお客様には、モダン認証とベーシック(基本)認証を切り替えることのできるボタン「Switch and Configure(切り替え&設定)」が新たに追加されました。

モダン認証の設定が完了するまでは、メール取得はベーシック認証で続行されます。モダン認証の設定を完了するには、モダン認証の設定に必要な情報を入力して、Finish Configuration(設定完了)をクリックしてください。

新たにメールサーバーを設定するには [管理] >> [メール設定] >> [メールサーバ設定] へアクセスして、お好みのオプションを選択し、ログイン認証情報を使用して接続の認証を行います。

注:

  • ServiceDesk Plus Cloudのネイティブメールサービスを使用するには、Use SDP Mail(SDPメールを使用)をクリックしてください。
  • 他のサービスプロバイダーからメールボックスへ接続するには、Other Mails(その他のメール)をクリックし、ベーシック認証を使用して、必要な設定情報を入力してください。

2021年7月22日リリース
(2021年7月12日の次期リリース予定)

機能強化

元の承認者への通知:委任固有の通知ルールの機能強化

[管理] >> [自動化] >> [通知ルール] >> [その他] に以下の委任通知ルールを追加しました。

  • 承認がバックアップ承認者へ送信されたとき、元の承認者へ通知
  • バックアップ承認者が承認アクションを行ったとき、元の承認者へ通知

カスタムウィジェット

ダッシュボード、カスタムメニュー、リクエスト情報ページ、リクエストフォームの追加/編集、変更情報ページ、資産情報ページ、管理といった様々な箇所にウィジェットを埋め込むことにより、ServiceDesk Plus Cloud内に外部サービスを導入できるようになりました。カスタムウィジェットは指定されたカスタムウィジェットパッケージで構成され、ローカルまたはシグマサーバーでホストすることができます。

管理者は、ウィジェットアイテムの場所、コネクション情報、変数情報、カスタムウィジェットパッケージのカスタムモジュール設定を提供することが可能となります。設定およびウィジェットアイテムの表示場所は [管理] >> [開発者スペース] >> [カスタムウィジェット] で管理できます。

リリースの新たなクローズルール

以下の通り、リリースのクローズルールによって、リリースの各ステージの新規フィールドを必須にすることができるようになりました。

  • Developmentステージ:情報説明添付ファイルの双方を組み合わせたもの)
  • Testingステージ:説明およびテストケース
  • UATステージ:説明およびテスト計画(UATステージのテストケーステスト計画となりました)
  • Deploymentステージ:説明および発見された問題

リリースのクローズルールへは [管理] >> [自動化] >> [クローズルール] >> [リリースのクローズルール] よりアクセスできます。

Developmentステージの情報フィールドを必須にする一方、説明または添付ファイルには値を追加するだけで十分です。

仕様変更

リリース

UATステージのテストケースフィールドの名前をテスト計画に変更しました。

2021年7月14日リリース

機能強化

一般

  • 他のモジュールによって既に関連付けが使用されている場合、製造元製品の関連付けを削除するよう適切なエラーメッセージを追加しました。
  • ServiceDesk Plus Cloud全体の履歴タブの日本語の翻訳を改善しました。
仕様変更

リクエスト

  • リクエストのカスタムビューフィルターの日付/時間フィールドの基準から、直近24時間を削除しました。
  • リクエストのカスタムビューフィルターの作成日時、最新の更新日時、応答日、解決日時、完了日、割り当てた時間フィールドの基準から、明日、翌週、翌月を削除しました。
  • 必須フィールドのトランジションのポップアップがRLC必須トランジションフィールドがある場合にのみ、またはリクエストにリクエストテンプレートで必須化されているフィールドが空になっているフィールドが含まれる場合にのみ、表示されるようになりました。
不具合修正

リクエスト

  • 依頼者が技術担当者ビューで必須化されているフィールドがあるテンプレートを使用してチケットを作成した場合、業務ルールで使用されているカスタム関数が適切に作動しない不具合を修正しました。
  • 問題のクローズルールでクローズするよう設定されているにも関わらず、問題に関連付けられているリクエストが問題と一緒にクローズされない不具合を修正しました。
  • リクエスト承認でクローズリクエストのページにスクロールバーが表示されない不具合を修正しました。
変更
  • 「変更で確認が行われたとき、メールでChange Manager、Change Owner、Change Approver、CAB (Change Advisory Board) に通知」ルールが有効化されており、受信者の数が多い場合、承認アクションが既に実行済みであっても、変更承認のリマインドが送信される不具合を修正しました。
資産
  • フォームの戻るボタンを使用して、ワークステーションの編集フォームからワークステーションの一覧ページへ移動した場合、URLの問題が発生する不具合を修正しました。
  • メインライセンスとダウングレードライセンスの日付間の同期に失敗したためにアクティブなダウングレードライセンスでソフトウェアを更新した際、ライセンスの有効期限エラーが表示される不具合を修正しました。
レポート
  • インラインのHTML形式でメール送信されたレポートで組織のロゴと表が破損して表示される不具合を修正しました。

 

2021年7月9日リリース
(2021年6月17日の次期リリース予定)

機能強化

購買および契約の機能強化

購買ダッシュボード

  • 購買ダッシュボードが導入され、グラフや表で購買注文を視覚化できるようになりました。

購買レポート

  • クエリベースの購買レポートを使用して、注文済みの購買注文と品目を分析できるようになりました。

購買テンプレート:

  • 追加フィールドの追加、必須フィールドの設定、テンプレート内のフィールドの削除、フィールドの並び替えによって、購買注文テンプレートを編集できるようになりました。詳細についてはこちらをご参照ください。

購買注文

  • 購買注文情報ページのUIをアップデートし、ユーザー・エクスペリエンスを強化しました。
  • 購買注文情報ページの [会話] タブから送信メールを確認できるようになりました。

  • ベンダーサービスやサービスタイプを追加できるようになりました。また、サービスをベンダーに関連付けたり、反対にベンダーをサービスに関連付けることもできるようになりました。詳細はこちらをご参照ください。

  • [管理] >> [自動化] >> [通知ルール] に以下の購買注文通知ルールが追加されました。
    • 購買注文がクローズされたとき、購買注文のオーナーと承認者に通知
    • 購買注文の請求書を受け取ったとき、購買注文のオーナーと承認者に通知
    • 購買注文が注文されたとき、購買注文のオーナーと承認者に通知
    • 購買注文の支払いが行われたとき、購買注文のオーナーと承認者に通知
    • 購買注文のオーナーへメール送信
    • 購買注文のベンダーへメール送信

契約

  • 契約ダッシュボードが導入され、契約をグラフや表で視覚化できるようになりました。

  • 期限が迫っている契約のリクエストを自動的に生成できるようになりました。
  • カスタムフィルターを使用して、一覧に表示されている契約をフィルタリングできるようになりました。
  • 管理者は契約におけるサイトベースの制限を設定できるようになりました。
  • サイトに基づいた契約のクエリレポートを生成できるようになりました。

変更およびリリースの機能強化

変更およびリリースのステージ移行の制限

変更およびリリースのステージ移行を特定の変更の役割/ユーザーに制限できるようになりました。

変更では、特定の役割/ユーザーがステージを移行できるよう制限することが可能です。制限するには [管理] >> [自動化] >> [ワークフロー] >> [変更ワークフロー] へアクセスし、[ワークフロー設定] で適切なオプションを選択してください。

リリースでは、Release Managerだけがステージを移行できるように制限することが可能です。制限するには [管理] >> [自動化] >> [ワークフロー] >> [リリースワークフロー] へアクセスし、[ワークフロー設定] で適切なオプションを選択してください。

変更通知および会話の機能強化

  • 変更通知や会話の受信者を「ユーザー」「変更の役割」「組織の役割」から選択したり、任意のメールアドレスを入力したりできるようになりました。

変更のダウンタイムの機能強化

  • 変更のダウンタイムの作成時に、関連する構成アイテム(CI)影響を受けるサービスの情報を表示することが可能になりました。この機能により、ダウンタイムを設定する際、変更内のダウンタイム予定の重複に気づくことができ、各CIのオーナーやマネージャーに通知することができます。

通知および会話の機能強化

  • リクエストや変更の全通知および会話に「Bcc」フィールドが追加されました。
  • リクエスト/変更/リリースにおいて、管理者が設定した通知を任意のメールアドレスに送信できるようになりました。
  • リクエストのカスタム通知を依頼者へ送信できるようになりました。
  • リクエストのカスタム通知をメールのCCのユーザーへ送信できるようになりました。

注:

  • 「Bcc」フィールドは自動メールやシステムメールでは使用できません。
  • 変更通知や会話の「To」フィールドは必須ではなくなりました。なお、「To」「Cc」「Bcc」フィールド内には1つ以上のメールアドレスを追加する必要があります。
  • すべてのモジュールにおいて、1つの会話/通知の「To」「Cc」「Bcc」フィールドの受信者をすべて合わせて、受信者の数は最大で50名です。
不具合修正

変更

  • 変更の会話で、返信全員返信を行うユーザーのメールアドレスが「To」フィールドに追加されてしまう不具合を修正しました。
  • 通知先」フィールドからユーザーカテゴリを使用して、管理者が設定した変更/リリース通知でログインが有効化されていないユーザーを選択できない不具合を修正しました。

2021年7月5日リリース

ログインが有効化されていないユーザー向け通知のローカライズ

ログインが有効化されていないユーザーに送信される通知で使用される言語は、以下の項目(優先度の高い順に並んでおります)の中から最初に利用可能な設定に基づくようになりました。

  • ユーザーのサイト(部署 - サイト)設定で選択されている言語
  • モジュール全体のリクエスト/レコードに関連付けられているサイトで選択されている言語
  • デフォルトの通知テンプレートで設定されている言語

通知テンプレートが各言語で設定されており、且つ通知ルールの設定で [ユーザーの言語でのテンプレートのカスタマイズを許可] が有効化されている場合に限り、ローカライズされた通知が送信されます。

注:すべてのローカライズ機能は多言語ライセンスを使用しているアカウントでのみ利用可能です。

2021年6月24日リリース

フィールド&フォームルールのカスタムスクリプト

リクエストのフィールド&フォームルールでカスタムスクリプトに対応いたしました。カスタムスクリプトを使用すると、ユーザーの入力に基づき、動的にリクエストフォームを編集することが可能です。

フィールド&フォームルールのカスタムスクリプト例を表示するには、こちらをクリックしてください。

[管理] >> [テンプレート&フォーム] >> [カスタムスクリプト] にて、設定したカスタムスクリプトの追加や管理を行うことができます。

ダッシュボードのグループフィルター

グループに基づいてダッシュボードの情報をフィルタリングできるグループフィルターを導入いたしました。ダッシュボードの右上の隅にあるドロップダウンフィルターで、サイトやグループを選択することができます。更新頻度機能やスマートビューの有効化機能は、フィルタードロップダウンの隣にあるギアアイコン内に移動しました。

グループに対しては「すべてのグループ」「所属グループなし」「選択したサイトに基づいた特定のグループ」を指定することができます。

[このダッシュボードのみに適用] トグルを使用して、フィルタリングを現在のダッシュボードに限定したり、フィルタリングをすべてのダッシュボードに拡張したりすることが可能です。

依頼者ポータルの製品情報

依頼者ポータルで製品情報が利用できるようになりました。製品情報では、依頼者がServiceDesk Plus Cloudについて学習できるよう、複数のリソースを提供しております。製品情報へアクセスするには、依頼者ポータルの右下の隅にある電球アイコンをクリックしてください。

2021年6月17日リリース

仕様変更

Azure ADユーザー同期

ドメインが認証済みの場合、Azure ADユーザー同期でインポートしたユーザーには初回ログイン時のOTPが記載されたメールが送信されなくなりました。

2021年6月8日リリース

機能強化

資産

  • ソフトウェア使用許諾契約の期限切れ通知の上限を180日に引き上げました。
仕様変更

変更

  • インシデントリクエストから変更リクエストを作成した場合、関連する構成アイテム(CI)フィールドの値がコピーされるようになりました。

資産

  • CSVファイルで資産をインポートした場合、同じタイプの製品に対してのみ製品の値の変更が制限されるようになりました。
不具合修正

一般

  • スマートビューの依頼者情報セクションが上位の回答表示に適切に表示されない不具合を修正しました。
  • 依頼者ポータルにおいて、ボタンに適切な色が適用されていなかったために、リクエスト承認ページのリクエストをクローズボタンが明瞭に表示されていなかった不具合を修正しました。
  • 購買注文の添付ファイルが購買注文の承認通知メールに追加されなかった不具合を修正しました。
  • 所属サイトなし」となっていないSDAdminの場合、SLA一覧のサイトフィルターに「所属サイトなし」が表示されない不具合を修正しました。

リクエスト

  • リクエストの会話内の再送通知がリクエストの印刷プレビューに表示されない不具合を修正しました。

プロジェクト

  • 対応するプロジェクトのガントチャートをPDFとしてエクスポートした場合、プロジェクトのマイルストーンの順序が誤っている不具合を修正しました。

ソリューション

  • ソリューションをメールアドレスへ転送した場合、ソリューションの添付ファイルが複製される不具合を修正しました。
  • ソリューションを作成した際、トピック数が101以上ある場合、トピック名のコンボボックスでトピックの一部が表示されない、もしくは重複して表示される不具合を修正しました。

資産

  • ソフトウェアライセンスを削除した際、エラーメッセージが表示されない不具合を修正しました。
  • 製品を新規追加した後、「あなたのバーコードを生成することで新規資産を追加する」セクションで資産を追加した場合、バーコードを印刷できない不具合を修正しました。
  • 変更リクエストを作成/編集する際、 Change Managerフィールドや影響を受けるサービスフィールドに、101個以上の値が一覧表示されない不具合を修正しました。

2021年6月1日リリース
(2021年5月10日の次期リリース予定)

依頼者ポータルの高度なカスタマイズ(ベータ版)

依頼者ポータルにて、事前定義やカスタムテンプレートに対し、「パネル」「ボタン」「一覧」「スニペット」などのような高度なオプションを使用して、カスタマイズできるようになりました。カスタマイズするには [管理] >> [一般設定] >> [依頼者ポータル] >> [依頼者ポータルのカスタマイズ] へアクセスして、ADVANCED(高度)カードの [設定] をクリックしてください。

:以前利用可能だったカスタマイズ機能は「基本カスタマイズ」として扱われます。アクセスするには [管理] >> [一般設定] >> [依頼者ポータル] >> [依頼者ポータルのカスタマイズ] へ移動して、BASIC(基本)カードの [設定] をクリックしてください。

問題の機能強化

問題テンプレート内でタスクを設定します。問題を作成する場合、技術担当者は問題作成時にトリガーするタスクを選択できます。

既存の問題に関連付けられているテンプレートを変更する場合、技術担当者は以前のテンプレートに関連付けられているタスクを削除するか、残しておくかを選択できます。

問題情報ページ内から「会話の転送」もしくは「会話への返信」ができるようになりました。また、下書きの保存も可能となっており、下書きは問題情報ページの右側のパネルに表示されます。

問題情報ページの履歴タブでは、特定のアクティビティを検索したり、時間/関係ユーザー/アクションタイプに基づいてアクティビティを並べ替えることができるようになりました。

2021年5月25日リリース

仕様変更

連携

  • 現在のインポートが完了するまで、Azure ADの新規インポートを開始することができなくなりました。
  • ステータス、優先度、技術担当者、件名といったリクエストフィールドの更新時に追加されたJiraのコメントに、リクエストIDが含まれるようになりました。
  • Azure AD ユーザー同期でインポートできるユーザーの上限数が20,000に拡張されました。
不具合修正

連携

  • Jiraの問題があるプロジェクトから別のプロジェクトに移動した際、Jiraの問題のポップアップで適切に問題が表示されない不具合を修正しました。

2021年5月20日リリース
(2021年4月29日の次期リリース予定)

QRコード対応

販売元からQRコードをスキャンして資産を追加できるようになりました。また、新規/既存資産に対して、独自のQRコードを生成することも可能です。

資産/CMDB/リリースのトリガー/カスタムアクション

資産/CMDB/リリースに対するトリガーを設定して、通知やWebhookなどのアクションを実行したり、特定の条件を満たすエンティティに関するカスタム関数としてスクリプトを実行したりできるようになりました。

また、トリガーを設定して、リリースのタスクを開始することも可能です。

カスタムトリガー([管理] >> [自動化] >> [トリガー])

カスタム関数([管理] >> [開発者スペース] >> [カスタム関数])

資産の一括編集

資産一覧ページから、資産および資産のコンポーネントを一括で編集できるようになりました。

その他機能強化

リクエスト/問題/変更/リリースフォームでCIを一括選択できるようになりました。一括選択するには、をクリックして、一覧からCIを選択してください。

2021年5月6日リリース

機能強化

資産

  • IT資産のインポートでMACアドレスフィールドを追加
仕様変更

一般

  • 「サービス要求の作成」や「インシデントの作成」のポップアップで、UI上の表示「Change Template」を「Switch Template」に変更
不具合修正

一般

  • 十分な権限があるにも関わらず、ユーザーに対して組織管理者の役割を追加することができない不具合を修正
  • 依頼者ホームページでナビゲーションバーが非表示の場合、新しいUIのツアーダイアログが画面外に表示されてしまう不具合を修正
  • 既存のソリューションを回答にコピーした際、回答に追加した件名説明がユーザーのデフォルト言語に翻訳されない不具合を修正
  • キャンセル関連の通知テンプレートを設定する際、資産ライセンスのないユーザーに対して意図した変数が追加されない不具合を修正
  • Chromeブラウザーをご利用の場合、依頼者ポータルのアナウンスウィジェットで31件以上のアナウンスが表示されない不具合を修正
  • 一括削除する際、カスタムモジュールから101件以上のレコードを削除できない不具合を修正
  • 依頼者ログインにおいて、対応するサービステンプレートのステータスフィールドに [依頼者は表示可能] が設定されていない場合、リクエスト情報ページにリソース情報セクションが表示されない不具合を修正
  • プロジェクト/タスク/コメント通知で通知テンプレートを編集する際、右側のパネルにある件名の変数とメッセージの変数がテンプレートでユーザーが選択した言語で表示されない不具合を修正

リクエスト

  • タスクの通知において、対応するリクエストの件名ではなく、空の文字列が変数「$AssociatedTitle」に入力される不具合を修正
  • 言語設定が英語以外の場合、リクエストライフサイクルにおいて、あるトランジションに対して誤って設定されたルールが他のトランジションで表示される不具合を修正
  • リクエストを一括編集した後、クロージャコードおよびクロージャコメントが「NONE(なし)」に更新されてしまう不具合を修正
  • テンプレート名が変更された場合、デフォルトの返信テンプレートが自動的に選択されない不具合を修正
  • リクエスト情報ページで [会話] タブを選択した際、ライフサイクルの情報を表示している枠内のトランジションの値が実際のトランジションと同期されていない不具合を修正

変更

  • 変更情報ページで、更新者の値と対応するツールチップに表示されるユーザー情報が合致しない不具合を修正
  • クロージャコード」と「次回レビュー日」が [表示するカラムを選択] に表示されず、一覧画面の [基準の追加] に「クロージャコード」が表示されない不具合を修正
  • [ステータスコメント] フィールドが「空欄」かつ「必須でない」場合、テンプレートを使用して変更リクエストを作成することができない不具合を修正

資産

  • 新規資産フォームにおいて [現在の資産] フィールドが「In Use」から他の値に変更された場合、[サイト] のドロップダウンが無効のままとなってしまう不具合を修正
  • プローブが利用できない場合に、資産に対して「今すぐスキャン」または「認証情報を更新」機能を使用した際、更新認証情報のポップアップが空欄で表示されてしまう不具合を修正

CMDB

  • CMDBのCIタイプの数が多い場合、[管理] > [自動化] の画面が読み込まれない不具合を修正

2021年5月3日リリース

不具合修正

レポート

  • 保存していないレポートをエクスポートできない不具合を修正

2021年4月29日リリース

機能強化

インポートウィザードを使用した既存レコードの更新

インポート時、新規レコードを追加せずに既存レコードを更新するよう、選択できるようになりました。本機能は一括データインポートに対応しているすべてのモジュールで利用可能です。また、[管理] >> [データのインポート] よりご利用いただけます。

ユーザー一覧の新たなフィルター

依頼者/技術担当者の一覧ページで [Filter by User category(ユーザーの分類でフィルタリング)] のドロップダウンを使用して、ログイン情報をもとにユーザーをフィルタリングできるようになりました。利用可能なフィルタリング機能は「All Users(すべてのユーザー)」「Login Users(ログインが有効化されているユーザー)」「Non-Login Usersログインが有効化されていないユーザー)」です。また、本機能は [管理] >> [ユーザー&許可] >> [依頼者/技術担当者] よりご利用いただけます。

2021年4月21日リリース
(2021年3月29日の次期リリース予定)

機能強化

CMDB

同期ルールが導入され、資産やインストールされたソフトウェアで利用可能なデータに基づいて、CIとその関係に関する様々なアクションを実行するルールを定義できるようになりました。

  • 資産やインストールされたソフトウェアをフィルタリングして、対応するCIを自動的に追加/削除/更新します。
  • CIを各資産やインストールされたソフトウェアにリンク付けします。
  • フィールドマッピングを使用して、CIとCIにリンク付けされた資産やインストールされたソフトウェア間で、データを同期します。
  • リンク付けされた資産やインストールされたソフトウェアで利用可能なフィールドの値をもとにCI間の関係を追加/削除します。

同期ルールを定義するには、[管理] >> [カスタマイズ] >> [CMDB] >> [CIタイプ] でお好みのCIタイプを選択するか、新規CIタイプを作成して、[Sync Rules(同期ルール)] を選択してください。

2021年4月15日リリース

通知テンプレート向けデフォルト言語の強制

すべてのお客様において、通知テンプレートのデフォルト言語の選択が必要になりました。管理者権限をもつユーザーの場合、[管理] >> [自動化] >> [通知ルール] に言語を選択する画面が一度のみ表示されます。

全機能のデフォルト通知テンプレートを作成するにあたり、この設定を使用して言語を選択する必要があります。

注:

・既存のデフォルト通知テンプレートはこの設定の影響を受けません。
・通知ルール画面の右上の隅にある [設定] に選択したデフォルト言語が表示されます。

2021年4月7日リリース

機能強化

問題

  • 問題でカスタムビューを作成する際の基準として「エリア」を追加しました。

変更

  • リリースが変更情報ページから作成された場合、変更リクエストのPlanningステージの情報がリリースにコピーされるようになりました。
  • リリースを変更リクエストに関連付ける際、最初に関連付けられた変更リクエストのPlanningステージの情報がリリースだけにコピーされるようになりました。
不具合修正

一般

  • テンプレートの追加/編集を行う際、右側のサブタブが右側のパネルの裏に隠れてしまう場合がある不具合を修正しました。
  • ダッシュボードにURLウィジェットが追加されると、意図せず縦方向に表示がはみ出す不具合を修正しました。

リクエスト

  • 返信テンプレートや回答テンプレートでインライン画像を表示する際の問題を修正しました。
  • サービスの承認者数が200名を超えており、[フィールドに値を設定] アクションで [承認者] フィールドが選択されている場合、フォームルールを保存する際にエラーが発生する不具合を修正しました。
  • リクエストの情報ページと対応時間分析ページに表示される対応時間の値が一致しない不具合を修正しました。
  • 対応するサービステンプレートの承認者が報告先上司である場合、サービス要求の承認が委任されたユーザーに送信されない不具合を修正しました。
  • [所属サイトなし] フィルターを選択すると、スケジューラーのサイトフィルターのドロップダウンで [すべてのサイト] に変更される不具合を修正しました。
  • 対応するリクエストが最終ステータスがClosedとなっているライフサイクルに関連付けられている場合、APIコールでリクエストをクローズできない不具合を修正しました。
  • 南京錠アイコンを使用してリクエストのメモの表示を変更した場合、メモの作成者フィールドが誤って更新される不具合を修正しました。
  • リクエスト一覧ページにおいて、SDAdminの役割が割り当てられていない技術担当者が条件にエリアを指定しているカスタムビューを作成できない不具合を修正しました。
  • メール通知のクローズリンクから未解決のリクエストをクローズする際にエラーが発生する不具合を修正しました。
  • 表が存在する場合、リクエストの説明を表示できない不具合を修正しました。
  • リクエストをキャンセルする際、リクエストのタスクの一部がキャンセルされない不具合を修正しました。
  • 送信フィールドとサービステンプレートのサービス承認者フィールド向けに設定されたフォームルールが作動しない不具合を修正しました。
  • 依頼者のログインにおいて、リクエスト作成時に提案されたソリューションをスキップすると、リクエストフォームがクローズする不具合を修正しました。なお、この不具合は依頼者がホームページウィジェットからリクエストを作成しようとした際に発生しておりました。

変更

  • テンプレートのセクション名が50文字で、アンパサンド(&)が含まれている場合、変更テンプレートを編集できない不具合を修正しました。
  • 変更の役割フィールドに対して、演算子「空白」および「空白ではない」が条件で設定されている場合、変更フォームルールが適用されない不具合を修正しました。

プロジェクト

  • タスクの依存関係を表示した際のマイルストーンが整理済みの順番で表示されない不具合を修正しました。

ソリューション

  • 承認済みのソリューションが含まれないソリューションのトピックを依頼者が表示できてしまう不具合を修正しました。
  • 同じ名前のサブトピックが複数ある場合、ソリューションホームページのトピック一覧から特定のサブトピッ非表示にクが表示されなくなることがある不具合を修正しました。

資産

  • ワークステーションの一覧ページで、ワークステーションの一覧が [ユーザー割り当て] のポップアップで正常に表示されない不具合を修正しました。
  • 契約に100以上の資産/ソフトウェアライセンスが含まれる場合、デートをインポートする際、資産/ソフトウェアライセンス情報を含む契約を更新できない不具合を修正しました。

2021年3月25日リリース
(2021年3月2日の次期リリース予定)

新機能

リクエスト

 拒否された完了リクエスト

承認者が拒否したリクエストを自動的にいずれかの完了済みステータスへ移動できるようになりました。SDAdminでは、本設定を [管理] >> [一般設定] >> [詳細ポータル設定] から行うことが可能です。

タスクの作業ログタイマー

  • 作業ログを追加する権限のある技術担当者は、一般モジュールでタスクの作業ログタイマーを開始/停止できるようになりました。
  • プロジェクトにおいて、プロジェクト/マイルストーンのタスクを表示/編集する権限のあるメンバーは、作業ログタイマーを開始/停止できるようになりました。

プロジェクト

プロジェクトのキーID

プロジェクトIDが短縮され、修正可能なプレフィックスが付与されるようになりました。

プロジェクトのデフォルトテンプレート

  • プロジェクトでデフォルトテンプレートを利用できるようになりました。プロジェクトのデフォルトテンプレートは、変更されない限り、新規プロジェクトフォームの [テンプレートを選択] フィールドに自動入力されます。
  • このリリースが行われた後、どのテンプレートにも関連付けられていないプロジェクトは自動的にデフォルトテンプレートに関連付けられました。
  • 必要なテンプレートの横にある星型アイコンをクリックすると、テンプレートの一覧ページから、プロジェクトのテンプレートをデフォルトテンプレートにすることができるようになりました。
  • 既存のプロジェクトに関連付けられているテンプレートは削除できません。その代わり、それらのテンプレートは非アクティブになります。
機能強化

変更テンプレート

  • ユーザーエクスペリエンス向上のため、変更テンプレートのエディターのUIを改良しました。

プロジェクト

  • プロジェクト、マイルストーン、リクエスト/問題/変更/プロジェクト/マイルストーン/リリース/一般モジュールのタスクでコメントする際、リッチテキストエディターを利用できるようになりました。
    コメントの隣にあるをクリックすると、コメントへの返信を追加できるようになりました。
  • コメントと返信をスレッド表示できるようになりました。
  • 返信の編集/削除を行えるのは、返信のオーナーだけになりました。
  • @に続けてユーザー名を入力すると、コメントや返信でユーザーをタグ付けできるようになりました。また、タグ付けすると、各ユーザーへ通知することができます。
    をクリックすると、カンバンビューからコメントを追加できるようになりました。

リクエスト通知

  • リクエスト通知ルールに以下の通知を追加しました。
    Notify Requester and CC users when a technician replies to a request.(技術担当者がリクエストへ返信するとき、依頼者とCCのユーザーに通知)
  • この通知を有効化すると、技術担当者がメールもしくはServiceDesk Plus Cloud上でリクエストに返信した際、依頼者とCCのユーザーはメール/SMS/プッシュ通知のいずれかを受け取ります。なお、技術担当者がリクエストの依頼者/CCのユーザーである場合は、この通知は行われません。
  • この通知の有効化や、この通知のメール/SMSテンプレートのカスタマイズを [管理] >> [自動化] >> [通知ルール] から行えるようになりました。

タスク通知

  • タスクの終了について、タスクの作成者へ通知できるようになりました。
  • タスクでプッシュ通知が利用できるようになりました。

変更の追加フィールド

  • 変更の追加フィールドの [フィールドタイプ] で「小数点」「通貨」「%」「チェックボックス」「ラジオボタン」「デシジョンボックス」「自動発番」を設定できるようになりました。
  • 変更の追加フィールドの最大数を150まで引き上げました。
仕様変更

リクエスト

  • 技術担当者が依頼者の場合、リクエストへ返信する際、会話フォームが追加されるのではなく、返信フォームが表示されるようになりました。

変更

  • 変更テンプレートで遡及フィールドを必須にすることができなくなりました。

タスク

  • タスクの追加画面の「予定開始日の前にメールする」を「Notify me Before Scheduled Start(予定開始日の前にメールする)」に変更しました。
  • コメントの編集/削除を行えるのは、コメントのオーナーだけになりました。
不具合修正

レポート

  • すべてのアクティブなリクエストのカスタムレポートにおいて、インパクト情報のフィールドが表示されない不具合を修正しました。
  • アーカイブ済みリクエストのレポートを作成する際、[利用可能なカラム] に追加フィールドが表示されない不具合を修正しました。

2021年3月24日リリース

機能強化

タスク

  • すべてのモジュールにおいて、タスクの一覧表示画面のギアアイコン内にタスクを編集/削除するオプションが表示されるようになりました。
  • 全体タスクにおいても、タスクの一覧表示画面から編集/削除することができるようになりました。

2021年3月9日リリース

機能強化

一般タスク

  • [管理] >> [データ管理] >> [データのインポート] にて、「一般タスク」「関連する作業ログとコメント」を「CSV」「XLS」「XLSX」ファイルからインポートできるようになりました。

2021年3月5日リリース

機能強化

変更

  • 変更でカスタムビューフィルターを作成する際の条件として「エリア」を追加しました。

変更フォームルール

  • アクション「フィールドに値を設定」で変更の役割を選択した場合、現在ログイン済みのユーザーを動的に割り当てることのできる変数「$現在のユーザー」を利用できるようになりました。
  • アクション「フィールドを有効化」および「フィールドを無効化」で、ユーザーに対して変更テンプレートの選択の許可/制限を行うために使用できる「テンプレート」フィールドを利用できるようになりました。

一般

  • インスタンス1つあたりの返信テンプレートの上限数を150から300に引き上げました。
不具合修正

リクエスト

  • ユーザーがServiceDesk Plus Cloudにログインせず、メール経由でリクエストをクローズした場合、エラーが発生する不具合を修正しました。
  • クローズルールで「すべての子リクエストがクローズ」が有効化されており、リンクしたリクエストがキャンセルされた場合、リクエストをクローズすることができない不具合を修正しました。

プロジェクト

  • プロジェクトのガントチャートをPDFとしてエクスポートする際、誤った日時が表示される場合がある不具合を修正しました。

資産

  • インベントリの編集権限のあるユーザーがワークステーションや資産の一括操作でステータス編集を実行できない不具合を修正しました。
  • 資産グループの一覧画面において、技術担当者が権限のないサイトから資産を表示できる不具合を修正しました。
  • 非ブーリアン型のユーザー定義フィールドとワークステーションを一致させることができない不具合を修正しました。

ソリューション

  • ソリューションの編集フォームにおいて、トピック名のドロップダウンリストでアルファベット順の最初のトピックが表示されない不具合を修正しました。
  • テキストがソリューションの内容フィールドにコピーされた場合、一部のリッチテキスト形式の書式が失われる不具合を修正しました。

連携

  • 連携が成功しているにも関わらず、Slack連携のステータスが誤って「無効化」と表示される不具合を修正しました。

一般

  • リクエストから変更を作成する際、対応する変更フィールドで同じ値を使用できない場合であっても、フィールドタイプが「ピックリスト」もしくは「複数選択」のリクエストの追加フィールドの値がコピーされる不具合を修正しました。
  • 「業務時間を考慮しない」が有効化されている場合、SLAが誤って算出される不具合を修正しました。
  • ライフサイクルの必須フォームにおいて、必須にした追加フィールドのアスタリスク (*) が表示されない不具合を修正しました。
  • 説明フィールドに絵文字が含まれている場合、返信テンプレートが自動入力されない不具合を修正しました。
  • 言語設定がドイツ語の場合、「社員ID」フィールドが誤って翻訳される不具合を修正しました。
  • 非アクティブのグループを含んでいるリクエストや問題のライフサイクルを更新できない不具合を修正しました。
  • 複数の組織の役割が設定されている場合、[カスタムアクション] の [通知] で依頼者や技術担当者の「報告先」フィールドを追加できない不具合を修正しました。

2021年2月18日リリース

カスタムドメイン - SSL証明書

カスタムドメイン用のSSL証明書をESMディレクトリから適用できるようになりました。SSL化されると、ServiceDesk Plus CloudはHTTPSでのみ作動するようになります。

既存のカスタムドメインに対してSSL証明書を適用していないお客様は、[ESMディレクトリ] >> [ポータルの管理] へアクセスして、[SSL証明書を適用] をクリックしてください。クリックすると、メールがサポートチームへ送信され、[ポータルの管理] ページのメモとして証明書のステータスが表示されます。

2021年2月9日リリース
(2021年1月29日の次期リリース予定)

機能強化

Webhook

Webhook URLで置換変数(代替変数)が利用できるようになりました。ドルマーク($)を使用すると、変数を置換することが可能です。

Webhookコールでは、すべてのエディションで、無料ユーザーの場合は1日あたり500コール、有料ユーザーの場合は1日あたり3000コールのしきい値を管理するソフトクォータがあります。[管理] >> [自動化] >> [カスタムアクション] >> [Webhooks] から、このしきい値に対するコールの1日あたりの使用量を確認することができます。

カスタムアクションのリリース通知

カスタムアクションでリリース通知を設定する際、関連する変更のオーナー、関連するプロジェクトのオーナー、グループメンバー宛てのリリース通知を設定できるよう、[通知先] のドロップダウンを更新しました。

また、カスタムアクションで更新したリリースユーザーやリリースの役割は、承認、メモ、リリースステータステンプレート、リリースワークフローの通知設定に反映されます。

通知ルールのリリース通知

[管理] >> [自動化] >> [通知ルール] でリリース通知ルールを更新しました。更新内容は以下の通りです。

  • Notify users when removed from release roles(リリースの役割から削除された時、ユーザーに通知する):ユーザーがリリースの役割から外された場合、ユーザーへ通知することができます。
  • Notify Release Requester when assigned for the release(リリースに割り当てられた時、Release Requesterに通知する):リクエストの作成/編集時にリリースに割り当てられたユーザーへ通知することができます。
新機能

資産

ワークステーションおよびサーバーの名前形式のカスタマイズ

スキャンしたワークステーションやサーバーの名前形式をワークステーション/サーバー名のみ、もしくは完全修飾ドメイン名(FQDN)で表示するよう、カスタマイズできるようになりました。また、FQDNを更にカスタマイズして、Active Directoryのドメイン名、またはDNSのドメイン名を表示することも可能です。

この設定は [管理] >> [プローブ&ディスカバリ] >> [設定] >> [Workstation Name Format(ワークステーション名の形式)] から行うことができます。

:この機能強化により、ワークステーションやサーバーのFQDNを作成するにあたり、Active Directoryのドメイン名がデフォルトのドメイン名として使用されます。

資産貸出しのクエリレポート

現在貸出し延長ステータスになっており、返却されていない資産のみをベースとしてレポートを作成するクエリレポート「Loaned Assets - Expired(貸出し資産- 延長済み)」を新たに追加しました。

既存のクエリレポート「延長した資産貸出し」は「Loaned Assets - Expired (All time) (貸出し資産 - 延長済み(全時間))」という名前に変更されました。なお、このレポートでは、資産が返却されているか否かを貸出し延長ステータスになっていた/いるすべての資産をベースとして、レポートを作成します。

2021年2月2日リリース

機能強化

リクエスト

  • 自動通知の調査リンクは、指定されている依頼者に対してのみ表示されるようになりました。
  • リクエスト情報ページ右側の依頼者情報セクションに依頼者の社員IDが表示されるようになりました。
  • 追加/編集リクエストフォームのリソースの回答にスクロール機能を追加しました。
  • リクエスト作成時に、リクエストテンプレートのデフォルトサイトが「カスタムしたサイト」または「コピーしたサイト」に変更された場合、同じ名前が含まれる際は、関連するタスクのグループ/オーナーと更新したサイトのグループ/オーナーは同じになります。
仕様変更

リクエスト

  • 返信済みもしくは転送済みのメール(会話)を依頼者へ再送した場合、リクエストでは最新の更新日時の値も更新されるようになりました。
  • 承認リマインド通知では、設定した時間にそぐわない通知が送信されないようにするため、依頼者のサイトのタイムゾーンではなく、承認者のサイトのタイムゾーンが考慮されるようになりました。

タスク

  • ユーザーが親エンティティに対する表示権限を持っていない場合、ホームタブにタスクが表示されるようになりました。
不具合修正

リクエスト

  • ログイン済みの技術担当者が自身の情報を編集したり、ログインが無効になっている技術担当者の情報を編集したりする場合、業務ルールのフィールドの更新値から技術担当者が削除される不具合を修正しました。
  • 通知ルールが「クローズしたリクエスト」および「キャンセスしたリクエスト」の双方で有効化されている場合、リクエストをキャンセルした際にクローズ通知が送信される不具合を修正しました。
  • クイックアクションでメモを追加する場合、[メモの追加を技術担当者にメール]が表示されない不具合を修正しました。
  • 依頼者から新規の返信を受信した際の技術担当者宛てのプッシュ通知が、同様のメール通知が有効になっている場合にしか作動しなかった不具合を修正しました。
  • あるSDAdminが作成したリクエストのカスタムビューを他のSDAdminで編集することができなかった不具合を修正しました。
  • 2人の技術担当者が1つの未割り当てのリクエストに割り当てられた場合に、技術担当者が競合していることを知らせるポップアップが表示されない不具合を修正しました。
  • リクエストの会話において、メールを返信/転送する場合、説明フィールドを全画面表示すると、エディターが呼び出された際に空白で表示される不具合を修正しました。
  • リクエストの会話で水平スクロールが表示されない不具合を修正しました。
  • リクエストのサイトが他のサイトを参照するように設定されている場合、リクエストライフサイクルを使用して実行されたグループフィールドが更新されない不具合を修正しました。
  • フィールド変更時」 に実行するフォームルールが設定されている際、選択されているタスクが1つのみの場合、「タスクの設定」アクションがテンプレートのすべてのタスクに誤って適用される不具合を修正しました。

問題

  • 問題情報ページで印刷プレビューを選択するとエラーが発生する不具合を修正しました。

変更

  • 変更フォームで、手動でワークステーションをサーバーに変更、もしくはサーバーをワークステーションに変更した場合、資産一覧が更新されない不具合を修正しました。

ソリューション

  • ユーザーがソリューションを更新せずに閲覧しただけであっても、「前回の更新者」フィールドが誤って更新される不具合を修正しました。
  • グローバル検索の一覧表示ページから開いた編集済みのソリューションを保存する際、内部エラーが発生する不具合を修正しました。

資産

  • 貸出し可能資産が貸出しフォームに表示されないため、資産を既存の貸出しに追加できない不具合を修正しました。

契約

  • 元の契約が削除されている場合、契約を更新できない不具合を修正しました。
  • 元の契約がごみ箱から完全に削除されている場合、更新済みの契約を編集できない不具合を修正しました。

連携

  • Actionable Messages for Outlookが有効化されている場合、通知メールのテンプレートで使用しているライン形式がメールに適用されない不具合を修正しました。

クライアント

  • 英語以外の言語設定の場合、ヘルプパネルの表示が破損する不具合を修正しました。

一般

  • 変更およびリリースの印刷プレビューで、会話に並び替えルールが適用されない不具合を修正しました。
  • ユーザーによっては、ServiceDesk Plus Cloud全体の各種リストビューで「追加」「編集」「カスタムビューの選択用ドロップダウン」などの機能が作動しなかった不具合を修正しました。

2021年1月30日リリース

機能強化

メール形式

ユーザー招待メール、アカウント確認メール、OTPメールの形式をアップデートしました。アップデート後の形式は以下の通りです。

ユーザー招待メール:

アカウント確認メール:

OTPメール:

多言語に対応したユーザー招待

ServiceDesk Plus Cloudが対応している多様な言語でユーザー招待メールを設定できるようになりました。招待メールはユーザーが招待されたサイトの言語で送信されます。サイトの言語が設定されていない場合、ユーザーを追加した管理者の言語でメールが送信されます。

Microsoft Teams連携

Microsoft Teams連携がSAML認証に対応するようになりました。

既存ボタン [Sign in with Zoho (Zohoでサインイン) ] や [Sign in with Office 365 (Office 365でサインイン) ] は削除され、すべての認証モードに対応している [Sign In (サインイン) ] ボタンに置換されました。

2021年1月22日リリース
(2021年1月11日の次期リリース予定)

変更フォームルール

変更フォームルールを導入しました。変更フォームルールでは、任意の基準にもとづくルールを作成して、フィールドの非表示フィールドの表示フィールドの必須化といった、変更のフィールドに対する様々なアクションを実行することができます。

ルールは使用するユーザーまたはテンプレートにごとに適用することが可能です。また、様々なフォームイベントに基づいて、ルールを実行する際にカスタマイズすることもできます。

変更フォームルールは [管理] >> [テンプレート&フォーム] >> [フォームルール] >> [変更フォームルール] から作成可能です。

注:
・フォームルールはクライアントサイドで実行されます。
・情報ページで変更のフィールドをスポット編集する際にフォームルールを実行することはできません。なお、詳細ポータル設定を使用して、フォームルールが作成された場合に変更のスポット編集を無効化することは可能です。

資産の補充

インベントリの資産がしきい値を下回った場合、アラート通知を設定できるようになりました。資産が再補充されるまで、関係する技術担当者に毎日メール通知が送信されます。資産のマネージャー/管理者は、保有可能な製品/製品タイプのしきい値を設定することができます。

設定するには [資産] >> [資産の補充] へアクセスして、[管理] >> [自動化] >> [通知ルール] から通知を設定します。

サイトのロケールおよびロケール固有の通知テンプレート

サイトのロケールの機能強化

[管理] >> [ポータル&設定] >> [サイト] で各サイトの言語設定を行えるようになりました。認証済みドメインからインポートしたユーザーに関しては、割り当てられた部署のサイトに基づいて言語が自動設定されます。

ロケール固有の通知テンプレート

[管理] >> [自動化] >> [通知ルール] >> [デフォルトテンプレート] で「Allow template customization in user's language(ユーザーの言語でテンプレートのカスタマイズを許可)」を有効化すると、管理者はユーザーの言語で送信する通知を設定することができます。

また、通知テンプレートの言語は通知ルールでテンプレートをカスタマイズする際にも設定可能です。複数ユーザーの場合、関連付けられている特定サイトの選択言語で通知が送信されます。テンプレートをユーザー/サイトの言語で設定していない場合、自動的にデフォルトテンプレートが使用されます。

  • 既存ユーザーに対しては、現在設定されているテンプレートがデフォルトテンプレートとみなされます。
  • 新規ユーザーに対しては、管理者が通知ルールを設定する際に、デフォルトテンプレートの言語を設定するように求められます。
サービス要求SLAの機能強化

サービス要求SLAのエスカレーションに関する初回応答のエスカレーションとフィールドの値の更新

初回応答のSLAに違反した場合のサービス要求のエスカレーションを設定できるようになりました。SLA違反のサービス要求をグループに設定するか、技術担当者へ割り当てるか、優先度やレベルを新規で設定すると、SLA違反のサービス要求に対してアクションを実行することが可能です。新たに追加されたアクションを確認するには、[管理] >> [自動化] >> [SLA] へアクセスしてください。

2021年1月15日リリース

不具合修正

Azure ADユーザー同期連携が有効化されている場合における、以下の不具合を修正しました。

  • Azure ADからファーストネーム(名前)とラストネーム(姓)がServiceDesk Plus Cloudの各フィールドに同期されない。
  • Remove user from the service desk(サービスデスクからユーザーを削除する)」または「Revoke service desk login access(サービスデスクのログインアクセスを無効にする)」が選択されている場合、「When users are deleted in Azure AD(Azure ADでユーザーが削除されたとき)」フィールドに設定が適用されない。

2021年1月7日リリース

旧ユーザーインターフェース(UI)の廃止

  • 旧UIを使用していた組織は自動的に新しいUIへ移行されました。
  • 新しいUIから旧UIへ切り替える機能は利用できなくなりました。