ServiceDesk Plus Cloud リリースノート(2023年)
作成日:2023年1月30日 | 更新日:2024年1月17日
本リリースノートは、本社で公開されているリリースノートを翻訳しています。
最新情報に関しましては、以下URLをご覧ください。
What's new in ServiceDesk Plus (Cloud help desk software)(英語)
https://www.manageengine.com/products/service-desk/whats-new.html
2023年12月27日リリース
機能強化
管理
- フィールドが自動的にマッピングされるよう、リクエストのインポート時に使用するサンプルファイルのカラム名を変更しました。
不具合修正
リクエスト
- リクエストフォームの日付フィールドのクローズアイコンが複数回表示される不具合を修正しました。
- ダッシュボードからリクエストへアクセスした場合、承認タブのToフィールドが表示されない不具合を修正しました。
- リクエストクローズルールでカテゴリが必須となっている場合、リクエストをクローズする際のポップアップに、サブカテゴリおよび項目フィールドも表示される不具合を修正しました。
- メールアドレスにシングルクオート(')またはダブルクオート(")が含まれる場合、ToおよびCCフィールドがエンコードされる不具合を修正しました。
- 基準にプロジェクトIDが含まれる場合、カスタムフィルターを保存できない不具合を修正しました。
- 技術担当者が依頼者に返信した場合、またはステータスが進行中からタイマーの停止に変更された場合、On Holdステータスのリクエストが期日違反のステータスに変更される不具合を修正しました。
- すべての承認を行った後にリクエストへの割り当てを行った場合、技術担当者のサイトとグループに不整合が生じる不具合を修正しました。
- リクエスト(インシデント)をサービス要求に変換した際、承認者フィールドに承認者が設定されない不具合を修正しました。
- 作成済みのカスタムフィルターに大量のレコードが含まれる場合、アクティビティフィルターが作動しない不具合を修正しました。
保全
- 依頼者フィールドで別の技術担当者または依頼者が選択されている場合、サイトに限定されている技術担当者がリクエストの保全を追加または編集できない不具合を修正しました。
管理
- ハードリフレッシュを実施した後、サービス要求の業務ルールの画面でアクションメニューが読み込まれない不具合を修正しました。
2023年12月26日リリース
不具合修正
レポート
- ドリルダウン分析のレポートの割当てカラムに技術担当者名が表示されない不具合を修正しました。
管理
- 依頼者を技術担当者に変更する際に問題が発生することがある不具合を修正しました。
2023年12月21日リリース
不具合修正
管理
- 問題モジュールが有効化されているProfessional Editionにおいて、フルコントロールの役割の選択、保全モジュールの役割の選択に関する不具合を修正しました。
2023年12月18日リリース
機能強化
管理
Zia AIを使用したリクエストの自動クローズと再オープン
人工知能Ziaにおいて、ユーザーの返信をレビューし、リクエストで以下のアクションを実行できるようになりました。
- ユーザーから確認を受領した際、解決済みのリクエストをクローズする。
- 案内したソリューションをユーザーが確認していない場合、クローズ済みのリクエストを再オープンする。
管理者は [管理] > [一般設定] > [詳細ポータル設定] より、リクエストをクローズまたは再オープンするようにZiaを設定することができます。
ユーザーグループの機能強化
- 技術担当者は、ユーザーの追加フィールドや組織の役割といった基準をもとにユーザーグループのフィルターを設定できるようになりました。
- 基準を設定する際、技術担当者は > アイコンを使用して、該当フィールドのサブフィールドへアクセスできるようになりました。
- 一覧画面にアイコンが追加され、そのアイコンからユーザーグループの編集や削除を行えるようになりました。
技術担当者スケジュールの設定の機能強化
以下3つのいずれかの設定を使用して、技術担当者スケジュールをセットできるようになりました。
- 技術担当者による設定:技術担当者が自身のオンライン/オフラインステータスを設定できます。
- システムによる設定:システム側で技術担当者のオンライン/オフラインステータスを設定します。技術担当者はステータスを編集することができません。この設定項目と技術担当者の自動割り当てが有効化されている場合、オフラインの技術担当者であっても、リクエストに割り当てられることがあります。
- システムによる設定(技術担当者による編集可):この設定項目を使用すると、システム側でオンライン/オフラインステータスが設定されるものの、技術担当者はステータスを編集することができます。
技術担当者の自動割り当ての機能強化
オンラインの技術担当者にのみリクエストを自動で割り当てることができるようになりました。
保全
変更の保全
- 保全モジュールを用いて、変更を定期的にスケジュールできるようになりました。変更のスケジュールは日次、週次、月次、一定期間ごと、一度のみを選択できます。
- 変更の保全はEnterprise Editionでのみ利用可能です。その他のエディションでは変更アドオンを追加することで利用可能です。
※日本での販売体系におけるアドオンの有無についてはお問い合わせください。 - 変更の保全を作成するには、保全モジュールへアクセスし、フィルターのドロップダウンから変更を選択してください。
- スケジュールされている変更の保全を一覧ビュー、テンプレートビュー、カレンダービューで表示することができます。
保全の機能強化
- 保全のフィルターのドロップダウンが「ステータス」のドロップダウンに置換されました。「アクティブ」「中断」「完了」「すべてのステータス」で保全をフィルタリングすることができます。
- グローバル検索において、リクエストおよび変更の保全を検索できるようになりました。
- 行の色設定 - 行の色設定アイコンを用いて、保全の一覧ビューやテンプレートビューのカラーコードを定義できるようになりました。
- リクエストの保全の場合、行の色はステータス、優先度、カテゴリ、レベルに基づいて適用されます。
- 変更の保全の場合、行の色は変更タイプ、ワークフロー、テンプレート、変更リスクに基づいて適用されます。
- カレンダービュー - この機能強化の一環として以下の機能が追加されました。
- カレンダービューから新規保全を作成
- 日付フィルターを用いて保全をフィルタリング
- 保全の件名を用いて保全を検索
データのインポート:
[管理] > [データ管理] > [データのインポート] より、リクエストおよび変更の保全をインポートできるようになりました。
レポート
- リクエストおよび変更の保全のテーブルレポートを作成できるようになりました。
- リクエストや変更のレポートを保全カラムを含めて作成できるようになりました。
保全の役割
- 保全の役割を定義するための権限設定の項目が追加されました。
- ユーザーエクスペリエンスの向上を目指し、アクセス権限および権限設定のセクションを折りたたんだり、展開したりできるようになりました。
変更の機能強化
- 変更モジュールにおいて、フィルターのドロップダウンに保全の変更という新たなフィルターが追加されました。
- 表示するカラムを選択に新たなフィールド「保全」が追加されました。保全で作成した変更は「はい」と表示され、「はい」をクリックすると、変更の保全の詳細画面に遷移します。
2023年12月11日リリース
機能強化
リクエスト
左パネルから、解決日時、最新の更新日時、返信期日フィールドをリクエストテンプレートに追加できるようになりました。技術担当者や依頼者は、上記のフィールドを含むテンプレートで作成されたリクエストの詳細画面で、該当フィールドの情報を表示することができます。
2023年12月8日リリース
不具合修正
管理
- 必須フィールドでエラーが発生した場合にフォームルールが作動しない不具合を修正しました。
一般
- タイプがルックアップフィールドとなっている変更の追加フィールドにおいて、参照エンティティとしてカスタムモジュールが指定されている場合、変更モジュールでグローバル検索を実行する際にエラーが発生する不具合を修正しました。
レポート
- APIレポートを一括で作成する際、重複したエントリーが追加され、データの不一致が発生する不具合を修正しました。
- レポート作成時の拡張フィルタリングの日付/時刻フィールドにおいてカレンダーメニューが強化されました。また、拡張フィルタリングを設定する際、日付/時刻フィールドにおいて、該当期間として直近365日を指定できるようになりました。
2023年11月23日リリース
不具合修正
管理
- 詳細ポータル設定のリクエスト設定にOn Holdステータスが表示されない不具合を修正しました。
変更
- 変更テンプレートでPlanningのチェックボックスにチェックが付いている場合、変更後も、変更フォームのPlanningフィールドの値が変更されないままとなる不具合を修正しました。
2023年11月21日リリース
(2023年10月9日の次期リリース予定)
機能強化
管理
CMDBとカスタムモジュールのマルチルックアップフィールド
技術担当者がマルチルックアップフィールドを設定することにより、ユーザーがルックアップフィールドの参照エンティティから複数の値を選択できるようになりました。マルチルックアップフィールドはCMDBおよびカスタムモジュールでのみ設定可能です。
また、技術担当者は、カスタムモジュールのルックアップフィールドにおいて、参照エンティティとして資産を設定することが可能です。
CMDBとカスタムモジュールの機能強化
- カスタムモジュールのWebタブで以下の機能強化が行われました。
- 削除のポップアップに表示される完全に削除という項目を利用し、レコードを完全に削除できるようになりました。
- ゴミ箱を空にするという項目を使用し、ゴミ箱を完全に空にすることができるようになりました。ゴミ箱を空にした後には、プッシュ通知がSDAdminに送信され、システムログが更新されます。
- 削除のポップアップに表示される完全に削除という項目を利用し、レコードを完全に削除できるようになりました。
- CMDBおよびカスタムモジュールのルックアップフィールドに、依頼者および技術担当者の参照エンティティが導入されました。
- CMDBのルックアップフィールドにエリア、販売元、技術担当者グループの参照エンティティが導入されました。
リリースのタイマー
管理者はリリース向けのタイマーを設定できるようになりました。リリースのタイマーは [管理] > [自動化] > [カスタムアクション] より設定が可能で、トリガーまたはワークフロー経由で実行されます。
承認アクション
- ServiceDesk Plus Cloudにおけるカスタムアクションとして承認を利用できるようになりました。[管理] > [自動化] > [カスタムアクション] > [承認] より、サービス要求、変更、リリース特有の承認を作成します。
- 業務上の様々なユースケースに応じて、トリガーのカスタムアクションとして承認を設定できるようになりました。
以下のオプションが導入され、承認をカスタマイズできるようになりました。
- カスタムテンプレートを用いて通知メールを設定し、各種ステークホルダーに送信します。通知メールを送信する際、以下変数を使用して、受信者を追加することができます。
モジュール | 親モジュールの承認者 | サブエンティティ | サブエンティティの承認者 |
---|---|---|---|
リクエスト |
|
タスク | オーナー 作成者 |
承認段階 | 承認者 | ||
変更 |
|
タスク | グループ オーナー 作成者 |
承認段階 | 承認者 | ||
リリース |
|
- | - |
カスタム承認設定を利用し、承認ごとに一意な条件を定義できます。
- すべての承認でコメントを必須にする。
- 他の承認者が承認した際に通知する。
- 依頼者と承認者が同一人物の場合は自動承認する。
- 前の段階で同一の承認者が承認していた場合は自動承認する。
注:[管理] > [一般設定] > [承認設定] で設定されている全体承認設定は、カスタム設定で上書きされます。
このトリガーのみという項目を有効化した場合、そのトリガー特有の承認を作成できます。この承認は再利用できず、カスタムアクションの一覧には表示されません。
承認設定
- リクエスト承認設定を詳細ポータル設定から[管理] > [一般設定] > [承認設定] に移動しました。
- リクエスト、変更、リリース固有の承認設定を行えるようになりました。
- HelpdeskConfigの役割を付与されているユーザーは、リクエストの承認設定を行えるようになりました。
承認段階の機能強化
- 変更やリリースのステージの編集権限を持つユーザーにて、任意のステージの承認タブで直接承認段階を追加できるようになりました。また、ワークフローが設定されている場合であっても、承認段階を現在のステージから直接追加することができます。
- 保留中の承認段階に対して承認者を追加できるようになりました。
- リクエスト、変更、リリースの承認段階に、承認完了時刻が表示されるようになりました。
- サービス要求の各承認段階に、承認の名前やルールといった情報が表示されるようになりました。
仕様変更
- 各承認段階につき、承認者の人数が最大50名に制限されます。
- ステージの編集権限が付与されているユーザーが承認段階を追加できるよう、現在のステージに承認タブが表示されるようになりました。
- CABメンバーの追加ボタンが承認段階の追加ボタンに置換されました。変更の各ステークホルダーから承認者を選択することが可能です。
- [CAB Evaluationステージ] > [承認タブ] の確認依頼の送信ボタンが承認段階内に移動しました。また、承認待ちの場合にのみ表示されるようになりました。
一般
Zoho Puviフォント
ServiceDesk Plus Cloudにおけるレイアウトパーソナライズの設定やテーマ設定で、Zoho Puviを利用できるようになりました。
- 新規ユーザーの場合、アプリケーションのUIとしてデフォルトでZoho Puviフォントが適用されます。
- 既存ユーザーの場合、SDAdminが手動でフォントを変更しない限り、ユーザー自身が設定したフォントが保持されます。
連携
Zoho Analytics/ManageEngine Analytics Plus 連携における資産の追加フィールドの同期
資産、ワークステーション、ソフトウェアライセンスの追加フィールドのデータがZoho Analytics/ManageEngine Analytics Plus連携経由のレポートで収集、生成されるようになりました。
以下のテーブルがZoho Analytics/ManageEngine Analytics Plusで作成、更新され、追加フィールドのデータが保存されます。
- 資産の追加フィールドテーブル、ワークステーションの追加フィールドテーブルが作成されます。ソフトウェアライセンスの追加フィールドのカラムは既存のソフトウェアライセンステーブルに追加されます。
変更とリリース
変更/リリースのワークフローの機能強化
- 変更やリリースの詳細画面にて、ワークフローの実行情報を一目で即時に確認できるようになりました。
- ユーザーエクスペリエンスの向上を目指し、ワークフローエディターやワークフロー実行のビューのユーザーインターフェースを改善しました。
- ワークフローの実行画面でノードがハイライトされ、現在実行中のノードがわかるようになりました。
不具合修正
変更やリリースのフィールドをスポット編集する際、ワークフローの実行により、変更やリリースの詳細画面が自動的に更新された場合、編集したデータが損失する不具合を修正しました。
リリース
リリースワークフローの機能強化
- ユーザーエクスペリエンスの向上を目指し、ワークフローエディターを改善しました。
- リリースワークフローに分岐ノードカテゴリを追加しました。
- 各種カテゴリのリリースワークフローに以下のノードを追加しました。
ノードカテゴリ | ノード | 使用方法 |
---|---|---|
条件ノード | 待機 | 次のステージに進む前に所定の条件が満たされるまで、リリースワークフローを停止する。 |
アクションノード | タスク | 特定のステージ/ステータスとなった際、リリースにタスクを追加する。 |
カスタム関数 | あるステージ/ステータスに到達した際、自動化されたアクションを実行する。 | |
Webhook | あるステージ/ステータスに到達した際、ServiceDesk Plus Cloudから、サードパーティのアプリケーションまたは外部サービスにデータを送信する。 | |
タイマー | リリースワークフローを所定の時間停止し、タイマーの実行、中断、終了といったアクションを実行する。 | |
分岐ノード | 分岐 | ワークフローを複数の経路に分割する。 |
合流 | 以前に分岐した並行経路を統合する。 |
- 既存ノードに以下の機能が追加されました。
- IF - 戻り値がブール型のカスタム関数をIFノードの条件として指定できます。
- フィールド更新 - フィールド値を更新した際にエラーが発生した場合、フィールド更新ノードで代替経路を設定できます。
リリースの機能強化
ワークフローアイコンにカーソルを合わせてから詳細を表示をクリックすると、リリースの一覧画面または詳細画面からワークフローの実行ステータスを表示できるようになりました。
ワークフローエディターの機能強化
リリースワークフローの実行画面において、ノードにカーソルを合わせてをクリックすると、ノードのステージ情報を表示できるようになりました。
購買
購買の機能強化
- 購買注文のすべての品目に対して、一意なGLコードおよびコストセンターを追加できるようになりました。追加するには、購買注文テンプレートを設定もしくは作成する際に品目レベルのコストセンター/品目レベルのGLコードを有効にします。
- 購買テンプレートを新規作成し、購買注文の作成に利用できるようになりました。
- 販売元が一般情報を表示できないように制限をかけられるようになりました。制限するには、購買テンプレートのフィールドプロパティアイコンをクリックし、販売元に表示しないを選択します。
- 購買注文でアクションが実行された際に購買注文の依頼者に通知できるようになりました。[管理] > [自動化] > [通知ルール] > [購買] で以下の通知を設定することが可能です。
- 購買注文が承認されたとき、購買注文の依頼者に通知
- 購買注文が却下されたとき、購買注文の依頼者に通知
- 購買注文を受け取ったとき、購買注文の依頼者に通知
- 購買注文がクローズされたとき、購買注文の依頼者に通知
- 購買注文の添付ファイルをインポート、エクスポートできるようになりました。
- 購買注文のインポートやエクスポートにおいて、サイトフィールドに対応しました。
- 購買注文へのメール返信が購買注文の詳細画面の会話に追加されるようになりました。
- 購買モジュールの追加フィールドで、通貨、%、小数点、自動発番、デシジョンボックスといったタイプを利用できるようになりました。
2023年11月8日リリース
不具合修正
資産
- 最新のログインユーザーに資産が自動割り当てされない不具合を修正しました。
- サイトに制限が設けられている技術担当者の場合、資産概要のウィジェットにおいて、すべての私のサイトフィルターが機能しない不具合を修正しました。
- 表示言語が英語以外の場合、ワークステーションの一覧画面で件名「ワークステーション」が適切にエンコードされない不具合を修正しました。
- サービスタグの前後に空白がある場合、サービスタグを利用している購買注文からワークステーションを一致させる際にエラーが発生する不具合を修正しました。
プロジェクト
- プロジェクトテンプレートにおいて、インスタンスから削除された技術担当者がメンバーとして残ったままになり、テンプレートを使用してプロジェクトを作成する際に問題が発生する不具合を修正しました。
契約
- 複数の独自の役割および契約の表示権限が付与されている技術担当者が契約タイプのアクセシビリティで重複する不具合を修正しました。
一般
- 表示言語がチェコ語の場合、「回答テンプレート(Resolution Template)」という単語が誤った翻訳となる不具合を修正しました。
リクエスト
- 一覧画面を下にスクロールした後、リクエスト一覧画面のスポット編集のダイアログが適切な位置で表示されない不具合を修正しました。
管理
- 特定のメールサーバーにおいて、MessagingExceptionのため、ライセンス契約の期限の通知に失敗する不具合を修正しました。
- ユーザー名に英語以外の文字が含まれる場合、Ziaチャットボットにおいて適切なユーザー名が表示されない不具合を修正しました。
- Webhookアクションをテストする際、WebhookのURLのカスタムポートに関して、適切なエラーメッセージが表示されない不具合を修正しました。
- 無効なトークンにより、Azureのユーザーインポートで使用されるMicrosoftアカウントとの接続を切ることができない不具合を修正しました。
- 複数の部署を含むサイトをインポートする際、既存のレコードが削除され、新規レコードとしてサイトが追加された場合、インポートが完了せずに失敗する不具合を修正しました。
2023年11月3日リリース
(2023年10月17日の次期リリース予定)
機能強化
管理
ユーザーの追加フィールド
依頼者の追加フィールドがユーザーの追加フィールドとなり、依頼者および技術担当者双方に適用されるようになりました。
注:ユーザーの追加フィールドの名前と技術担当者の既存の追加フィールドの名前を同じにすることはできません。ユーザーおよび技術担当者の追加フィールドは最大50個まで追加できます。
既存インスタンスの場合、SDAdminは一度限りのオプションを利用し、[管理] > [カスタマイズ] > [追加フィールド] > [技術担当者の追加フィールド] より、ユーザーと技術担当者の追加フィールド間で共通するフィールドを統合もしくは名前変更することができます。
注:SDAdminには、共通する追加フィールドを統合するオプションが2023年12月5日まで表示されます。ユーザーの追加フィールドと同じ名前の技術担当者の追加フィールドの名前変更は、システムによって自動で実施されます。例えば、「Designation」という同じ名前の技術担当者の追加フィールドとユーザーの追加フィールドがある場合、技術担当者の追加フィールドは「Designation(1)」という名前に変更されます。
リクエストにおけるユーザーの追加フィールド
依頼者情報セクションのリクエスト詳細画面にユーザーの追加フィールドが表示されるようになりました。
技術担当者フォームにおけるユーザーの追加フィールド
技術担当者の追加/編集フォームにもユーザーの追加フィールドが表示されるようになりました。
統合されたユーザー表示
[管理] > [ユーザー&許可] > [ユーザー] より、インスタンス内のユーザーの一覧を包括的に取得できるようになりました。
依頼者または技術担当者のみを表示するには、ユーザードロップダウンを使用します。
チェックリストの機能強化
- 技術担当者がチェックリスト項目を変更できるようになりました。変更内容は、管理セクション、およびリクエストテンプレートに関連付けられているチェックリストに反映されます。
注:リクエストモジュールには変更内容が反映されません。
- 削除したチェックリスト項目は、チェックリスト項目の一覧画面に表示されなくなり、完全に削除されたものと見なされます。
一般
ServiceDesk Plus Cloudでの新たな言語への対応
ServiceDesk Plus Cloudにおいて、グルジア(ジョージア)語、インドネシア語(バハサ・インドネシア)、タイ語に対応します。言語を変更するには [プロフィール] > [カスタマイズ] > [表示言語の選択] へアクセスしてください。
スイートビューの機能強化
- ユーザーエクスペリエンスの向上を目指し、リクエストのスイートビューのリクエストプロパティをテンプレートのレイアウトに基づいてグループ化、整理しました。
- メモがリクエストのスイートビューの詳細からリクエスト一覧に移動しました。メモアイコンをクリックすると、メモを表示または追加できます。
- リクエストのスイートビューにあるカスタマイズしたカラムがリセットされ、デフォルトのカラムが表示されるようになりました。選択するカラムを表示を使用して、カラムを再設定できます。
- 技術担当者がリクエストフォームの依頼者フィールドの横にあるアイコンをクリックすると、依頼者のこれまでのリクエストを表示できるようになりました。
2023年10月26日リリース
機能強化
リクエスト
- インシデントリクエストの承認を送信する際、承認者の名前の表示および承認者の検索ができるようになりました。
- リクエスト詳細画面の会話タブにおいて、To/CC/BCCのフィールドで名前やメールアドレスを表示/検索できるようになりました。
- チェックリストをリクエストテンプレートに関連付けた際や関連付けを解除した際、システムログにエントリが追加されるようになりました。
- リクエストへ移動オプション経由でマージしたIDを使用しているリクエスト情報へアクセスする際、マージしたリクエストの親リクエストの情報が表示されるようになりました。
- リクエストに対して、メールコマンドでCI(構成アイテム)をセットできるようになりました。
- マージしたリクエストへの返信が親リクエストに追加されるようになりました。
- サービス要求で承認を送信する際、メールアドレスを使用して承認者を検索できるようになりました。
- 以下の箇所に報告先上司のメールアドレスが表示されるようになりました。
- 依頼者や技術担当者の追加/編集フォーム
- リクエスト詳細画面の右側にあるパネル
管理
- [管理] > [自動化] > [通知ルール] で実行されたオペレーションがシステムログのエントリに追加されるようになりました。
不具合修正
リクエスト
- 「承認者の修正」の権限が付与されていないユーザーが承認目的でインシデントリクエストを送信できてしまう不具合を修正しました。
- リクエストの右ペインから添付ファイルを1つ追加した場合、最新の更新日時が更新されない不具合を修正しました。
- アーカイブ済みリクエストのステータスが削除済みのものである場合、そのアーカイブ済みリクエストの対応時間分析タブを表示しようとすると、不明なエラーが発生する不具合を修正しました。
- 詳細画面から一覧画面に戻る際に保存前のフィルターが適用されていた場合、フィルターが適用されない不具合を修正しました。
- 情報タブ以外の全てのタブにおいて、右ペインの「関連する問題」のリンクが開かない不具合を修正しました。
- 多数のDOMノードを含む会話がリクエストに追加された場合、会話タブへアクセスすると、画面の動作が遅くなりクラッシュする不具合を修正しました。
- いくつかのアプリアカウントのサンドボックスを作成する際、予期しないNullPointerExceptionが発生する不具合を修正しました。
- リクエスト一覧画面で技術担当者をリクエストに割り当てられない不具合を修正しました。
- リクエストの編集時に技術担当者の自動割り当てが適切に作動しない不具合を修正しました。
- リクエストの作成時に利用したテンプレートが変更され、テンプレートに関連付けられているサービスカテゴリが削除された場合、リクエストをアーカイブできない不具合を修正しました。
- テンプレートに関連付けられている技術担当者グループの一員でない技術担当者の場合、テンプレートのフィールドを変更するフィールド更新のアクションが含まれる業務ルールを設定できない不具合を修正しました。
- テンプレートに関連付けられているサポートグループの一員でない技術担当者の場合、ステータスの遷移時、ステータス変更のスケジュールのドロップダウンに、リクエストライフサイクルで設定したトランジションが表示されない不具合を修正しました。
- リクエストをコピーする際、同じ名前の依頼者が2名存在する場合、依頼者が適切にセットされない不具合を修正しました。
- リクエストライフサイクルのトランジションの条件として、CC基準を追加できない不具合を修正しました。
管理
- 複数のコネクタや承認ノードが存在する場合、変更やリリースのワークフローを保存する際に時間を要する不具合を修正しました。
2023年10月20日リリース
不具合修正
Azure、CSVファイル、プロビジョニングツールのいずれかを使用してユーザーをインポートする際、非アクティブなサイトがある場合、依頼者フォームにおいて、そのサイトのフィールドが空欄になる不具合を修正しました。
2023年10月18日リリース
不具合修正
スケジュール済みの関数において「context」パラメーターがnullになる不具合を修正しました。
2023年10月13日リリース
(2023年9月14日の次期リリース予定)
機能強化
リクエスト
サービス要求の新たなアイコン
リクエストクローズルールの機能強化
ユーザーエクスペリエンスの向上を目指し、リクエストクローズルールのUIを改良しました。リクエストをクローズする前に、必須のタスク、作業ログ、チェックリスト、リンクしたリクエストに対応していない場合、ポップアップ画面にエラーメッセージが表示されます。例えば、作業ログが必須のリクエストにおいて作業ログが存在しない場合、以下のエラーが表示されます。
リクエストをクローズする際にクローズ時の必須フィールドが入力されていない場合、クローズ時の必須フィールドにアスタリスクがついている状態で以下のポップアップが表示されます。
また、リクエストを編集して完了ステータスに変更する際も、クローズ時の必須フィールドがリクエストフォームで必須となります。
リクエスト詳細画面のUIの変更
リクエスト詳細画面の右ペインに、完了したタスクやチェックリストの合計数が示されるようになりました。
問題
問題の機能強化
- 他の技術担当者に伝えるべき回答や回避策と併せて、更新が必要なすべての必要情報を含めた回答テンプレートを作成できるようになりました。
- 技術担当者が既知のエラータグが含まれる問題をフィルタリングできるよう、既知のエラー専用のビューを導入しました。
- 「既知のエラー」および「既知のエラーのコメント」に基づくレポートを作成できるようになりました。
- 問題の詳細画面内の履歴タブにおいて、問題のライフサイクルやトリガー等を介して送信された通知を区別して確認できるようになりました。
- 必要に応じて、問題一覧画面の「表示するカラムを選択」で問題に関連付けられている変更の件数を表示できるようになりました。
- [管理] > [自動化] > [カスタムアクション] > [通知] > [通知先] で以下宛てのカスタム通知を設定できるようになりました。
- グループメンバー
- 関連するリクエストの依頼者
- 関連するリクエストの技術担当者
- 関連する変更のオーナー
- 技術担当者の場合、問題の詳細画面の [アクション] > [通知の送信] で表示されるポップアップより、ユーザー、問題ユーザー、組織の役割に通知を送信できるようになりました。
- 問題の詳細画面のアクションメニューより、インシデントの技術担当者に通知する場合、関連するリクエストの技術担当者がToフィールドに自動入力されるようになりました。
- 問題の詳細画面のアクションメニューより、インシデントの依頼者に通知する場合、関連するリクエストの依頼者がToフィールドに自動入力されるようになりました。
- 技術担当者の場合、問題の詳細画面の [アクション] > [アナウンスの作成] より、インパクト情報、根本原因、症状といった新たに追加された問題の値を含めてアナウンスを作成できるようになりました。
- 管理者の場合、問題クローズルールを使用して、問題をクローズする際に、インパクト情報、症状、回避策情報を必須にできるようになりました。
- 管理者の場合、問題クローズルールを使用して、問題とリクエストの関連付けを必須にできるようになりました。
- 技術担当者の場合、問題一覧画面でデフォルト以外のテンプレートを使用して、問題を新規作成できるようになりました。
仕様変更
問題テンプレートでステータスフィールドを利用できるようになりました。問題テンプレートでは、いずれかの進行中ステータスをデフォルトステータスとして設定できます。問題テンプレートで設定されたデフォルトステータスは、ユーザーが問題を新規作成する際にデフォルトステータスとして表示されます。
注:問題ライフサイクルが設定されている場合、問題ライフサイクルで設定されている開始ステータスが使用されます。問題ライフサイクルが設定されていない場合は、問題テンプレートで設定されているデフォルトステータスが新規問題フォームで使用されます。
不具合修正
フィールド&フォームルールが設定されている場合、作成アクセス権限のある技術担当者において、新規問題フォームが読み込まれない不具合を修正しました。
変更
プロジェクトと変更の関連付け
変更のSubmissionステージに関連付けタブが追加され、変更のもととなったプロジェクトを関連付けることができるようになりました。
変更のSubmissionステージでは「変更のもととなったプロジェクト」を1つ関連付けることができ、変更のImplementationステージでは「変更より起票されたプロジェクト」を複数関連付けることができます。
プロジェクトを関連付けるには変更の詳細画面へアクセスし、右側のパネルにある変更より起票されたプロジェクトまたは変更のもととなったプロジェクトをクリックします。
また、以下の方法で関連付けることも可能です。
- Submissionステージの関連付けタブへアクセスし、変更のもととなったプロジェクトを1つ関連付けます。
- Implementationステージの関連付けタブへアクセスし、変更より起票されたプロジェクトを1つ以上選択します。既存のプロジェクトを関連付けることも、プロジェクトを新規作成して変更に関連付けることもできます。
通知ルールの機能強化
通知ルール「関連するプロジェクトが完了/キャンセルされたときに、変更オーナーへメール通知する」が「変更のもととなったプロジェクトがクローズ/キャンセルされたとき、Change Ownerに通知」に変更されました。Change Owner(変更オーナー)には、変更のもととなったプロジェクトがクローズまたはキャンセルされた場合に限り、通知されます。
プロジェクト
複数の変更とプロジェクトの関連付け
複数の変更を1つのプロジェクトに関連付けて、プロジェクトに影響を与えている(プロジェクトのもととなった)変更を確認できるようになりました。複数の変更を関連付けるには、プロジェクトの詳細画面へアクセスします。
- 右側のパネルでプロジェクトのもととなった変更またはプロジェクトより起票された変更をクリックします。また、関連付けタブから行うこともできます。
- プロジェクトのもととなった変更またはプロジェクトより起票された変更で添付をクリックします。
「プロジェクトのもととなった変更」では、プロジェクトのもととなった変更を1つのみ関連付けることが可能です。
「プロジェクトより起票された変更」では、既存の複数の変更を関連付けることや、変更を新規作成して関連付けることが可能です。
管理
トリガーとカスタムアクションの機能強化
- カスタムモジュールでレコードを一括編集できるようになりました。
- 管理者がカスタムモジュールのカスタムメニューを作成できるようになりました。
- [管理] > [自動化] > [カスタムアクション] において、選択したサブエンティティに関連するユーザーに対し、通知を設定することもできるようになりました。
- プロジェクトメンバーに対してトリガーを設定し、実行できるようになりました。
- タスク、作業ログ、コメントに対して、以下のようにプロジェクトのトリガーを設定できるようになりました。
- タスク - 全プロジェクトのタスク、またはプロジェクトリクエスト/マイルストーンに追加されたタスクのみ
- 作業ログ - 全プロジェクトの作業ログ、またはプロジェクトのタスクやマイルストーンのタスクに追加された作業ログのみ
- コメント - 全プロジェクトのコメント、またはプロジェクトリクエスト、マイルストーン、タスク、プロジェクトのタスク、マイルストーンのタスクに追加されたコメントのみ
- 変更およびリリースのトリガーにおいて、以下のように作業ログをサブエンティティとして設定できるようになりました。
- 変更 - 全変更の作業ログ、または変更リクエスト/タスクに追加した作業ログのみ
- リリース - 全リリースの作業ログ、またはリリースリクエスト/タスクに追加した作業ログのみ
- モジュールのトリガーのサブエンティティ向けに、演算子「~に変更される」が追加されました。この演算子は、子サブエンティティに対してトリガーを設定する際、サブフィールドがカラムの値として選択された場合には利用できません。
- トリガーでカスタムアクションを設定する際、ポップアップに検索窓が表示されるようになりました。
- 以下のモジュールに、トリガーおよびカスタムアクション(通知、フィールド更新、タスク、カスタム関数、Webhook)が導入されました。
- ソリューション
- 購買
- 契約
- カスタムモジュール
- トリガーおよびカスタムアクションが以下のサブエンティティにも導入されました。
モジュール | サブエンティティ |
---|---|
リクエスト | 作業ログ、作業ログタイマー |
問題 | 作業ログ、タスク、メモ、通知 |
変更 | 作業ログ(変更、タスク)、ダウンタイム |
リリース | タスク、承認段階、承認、通知、メモ、作業ログ(リリース、タスク)、ダウンタイム |
プロジェクト | マイルストーン、タスク、作業ログ、プロジェクトメンバー、コメント |
ソリューション | コメント |
購買 | 承認、承認段階、支払い、請求書 |
サンドボックスの機能強化
サンドボックスで変更やリリースのカスタムメニューをテストし、本番環境にデプロイできるようになりました。
また、サンドボックスでカスタムレポートを作成し、その機能をテストすることも可能となりました。なお、カスタムレポートを本番環境にデプロイすることはできません。
[管理] > [データ管理] > [サンドボックス] の一覧表示画面に更新ボタンが追加され、サンドボックスで行われた最新の設定変更の内容を取得できるようになりました。
仕様変更
インスタンスのナビゲーションペインからサンドボックスにアクセスする場合、サービスデスクインスタンスの下部にあるサンドボックスアカウントをクリックしてください。サービスデスクインスタンスへのアクセスが制限されているものの、サンドボックスへのアクセスは許可されている場合、該当インスタンスにアイコンが表示されます。
デプロイを実行する前の確認のポップアップで、ユーザーに対して構成の警告が通知されます。
Ziaチャットボットのカスタマイズ
- 管理者の場合、技術担当者やエンドユーザー向けにZiaチャットボットをカスタマイズできるようになりました。
- チャットボットのカスタマイズには、ボット名、ボットヘッダー、ヘッダーアイコン、ウェルカムメッセージ、ボットテーマ、ボットアバター、ボット設定が含まれます。
- チャットヘッダーのアイコンをクリックすることにより、ZiaのWebチャットボットをブラウザの別のタブで拡大して表示できるようになります。また、アクションの一覧から「Maximize chat window」を選択したり、チャットボットに「Maximize chat window」と入力したりして、拡大することもできます。
システムログの機能強化
システムログやPIIログにおいて、APIに対応するようになりました。
2023年9月22日リリース
不具合修正
プロジェクト
- プロジェクトの新規作成/編集フォームのサイトフィールドに100件のサイトしか表示されない不具合を修正しました。
資産/CMDB
- CIの同期ルールがワークステーション/サーバーに適用されており、かつ、資産/コンポーネントが関連付けられている場合、資産ライフサイクルのトランジションの「後」に設定されているルールがワークステーション/サーバーで実行されない不具合を修正しました。
- 貸出しの返却に関連するフィールドがトランジションで必須となっている場合、資産ライフサイクルのトランジションの「次の期間」に設定されている、ユーザー、部署、関連付けフィールドに対する「フィールド値を更新」が実行されない不具合を修正しました。
- 貸出し可能な資産のビューで、「In Store」ステータスの資産ではなく、貸出し可能とされているすべての資産が表示される不具合を修正しました。
ソリューション
- ソリューションのレビュー終了日に実行されたステータス更新が履歴に表示されない不具合を修正しました。
- ソリューションの終了通知メールで、ソリューションの変数がソリューションの実際のURLに置換されない、また、ソリューションのレビュー日がnullになる不具合を修正しました。
契約
- 契約通知において、追加フィールドの変数が誤ったキーの値で置換される不具合を修正しました。
購買
- 購買注文の品目数が3桁の場合、品目をすべて受け取っている場合であっても、コストフィールドを編集する際や購買注文を承認する際に、購買注文のステータスがPartially Received(一部受取済み)に変更される不具合を修正しました。
管理
- [管理]>[ユーザー&許可]>[技術担当者]>[新規技術担当者]で「Request Approver」という文言が誤ったフランス語に翻訳される不具合を修正しました。
- [管理]>[ユーザー&許可]>[技術担当者]>[新規技術担当者]で「Reporting Manager」という文言が誤ったフランス語に翻訳される不具合を修正しました。
連携
- Zoho Analyticsと連携しており、かつ、ServiceDesk Plus CloudのダッシュボードのウィジェットとしてZoho Analyticsが埋め込まれている場合、Zoho Analyticsでレポートを作成できない不具合を修正しました。
- 電話呼び出しのポップアップ内の中国語がクエスチョンマーク(?)に置換される不具合を修正しました。
一般
- ダッシュボードのフィルターで指定されているサイトが削除された場合、ダッシュボードを読み込むことができない不具合を修正しました。
- テンプレートでセクション名を追加および更新できない不具合を修正しました。
- リソースの質問の関連する製品タイプが削除されても、既存の質問の関連付けが削除されない不具合を修正しました。
- 管理以外のモジュールから検索した場合、グローバル検索でユーザーを検索する際、検索結果にシステムログが表示される不具合を修正しました。
- 「テンプレートからタスクを追加」でタスクを追加した場合、そのタスクの「作成者」の技術担当者として、タスクテンプレートを作成した技術担当者がセットされる不具合を修正しました。
仕様変更
変更
- 変更モジュールに対して、フィールド&フォームルールが有効化されており、かつ、詳細ポータル設定でスポット編集が無効化されている場合、変更の詳細画面の変更の役割タブでのスポット編集も無効化されるようになりました。
- 変更の詳細画面の役割フォームにフィールド&フォームルールが適用されるようになりました。
2023年9月21日リリース
iOS 17 - インタラクティブウィジェット
iPhone向けのServiceDesk Plus Cloudアプリにインタラクティブウィジェットが導入されました。
最新のiOS 17向けのアップデートでは、アプリを開くことなく、以下を即時に実施することが可能となりました。
- 承認を承認する、却下する
- リクエストをピックアップする
- 依頼者に電話をかける
iOSアプリの最新バージョンはこちらからダウンロードしてください。
ホーム画面からリクエストを楽々とピックアップし、依頼者に電話をかけられます。
アプリを開くことなく、承認を承認または却下するかを即時に決定できます。
2023年9月20日リリース
不具合修正
レポート
- レポートの「日付フィルター」と「拡張フィルタリング」の双方に同じ名前のカラムがある場合、レポート設定画面の拡張フィルタリングが適用されない不具合を修正しました。
管理
- プロビジョニングアプリでユーザーを同期する際、Active Directoryで削除されたユーザーのメールアドレスに & が含まれている場合、当該ユーザーがServiceDesk Plus Cloudで削除もしくは無効化されない不具合を修正しました。
2023年9月14日リリース
(2023年7月26日および8月4日の次期リリース予定)
ダークモード
ダークモードが導入され、暗い環境での表示が強化されました。
プロフィール画像をクリックして、表示モード内のダークまたはライトを選択します。
注:以下の箇所にダークモードを適用することはできません。
- Ziaチャットボット
- フィードバックコンポーネント
- 印刷ビュー
- カスタムウィジェット
- 拡張機能
- ライブチャット
- コネクション
機能強化
Microsoft Teams連携の機能強化
ホームモジュールの強化:ホームページ内から、ダッシュボード、スケジューラ、技術担当者スケジュール、タスク、アラート、アナウンスといったタブにアクセスできるようになりました。
効率的なアクセス:連携ホームページ内から、マイサマリやフッター(Ziaボット、フィードバック、製品情報を含む)にアクセスできるようになりました。
技術担当者のアクセスの機能強化:技術担当者は上記すべての項目(ダッシュボード、スケジューラ、技術担当者スケジュール、タスク、アラート、アナウンス)にアクセスできるようになりました。
タブ間で共通のフッター:以下3つのタブに共通のフッターが表示されるようになり、Ziaボット、フィードバック、製品情報にアクセスしやすくなりました。
- ホーム
- リクエスト
- ソリューション
リリースのステータスタイプの機能強化
仕様変更
- リリースがDevelopmentステージの際、ステータスがIn ProgressまたはCompletedの場合、Release EngineerおよびChange Ownerに通知されるようになりました。
- リリースの「展開されたリリース」ビューに、ステータスが完了となっているDevelopmentステージのすべてのリリースが表示されるようになりました。
ゴミ箱内にあるリリースと関連付いているプロジェクトに、別のリリースを関連付けようとした場合、削除確認のポップアップメッセージが表示されるようになりました。
2023年8月25日リリース
(2023年8月2日の次期リリース予定)
複数のカスタムドメイン
複数のカスタムドメインを作成し、ヘルプデスクインスタンスに関連付けることができるようになりました。
カスタムURLの追加
ServiceDesk Plus Cloudへアクセスする際に用いるカスタムドメインのURLを新規作成する方法は以下の通りです。
- [EMSディレクトリ]>[組織のURL]>[新規カスタムURL]へアクセスします。
- サブドメイン名を入力して、ドロップダウンから認証済みドメインを選択します。
- 確認して保存します。
インスタンスへのURLの関連付け
カスタムURLを追加および確認することにより、そのURLをインスタンスに関連付けることができるようになりました。
カスタムURLをインスタンスに関連付ける方法は以下の通りです。
- 新規インスタンスの作成時、カスタムURLフィールドでURLを選択し、関連付けます。
注:既存インスタンス(複数のカスタムドメイン機能が実装される前に作成されたインスタンス)の場合、デフォルトでは、旧フロー通り、組織ポータルのURLが自動的に関連付けられます。なお、組織ポータルのURLが設定されていない場合には、インスタンスを編集して、カスタムURLを関連付けることが可能です。
カスタムURLを変更する方法は以下の通りです。
- ESMディレクトリのService Deskインスタンスにアクセスします。
- インスタンスを選択し、インスタンスの編集をクリックします。
- カスタムURLフィールドで、そのインスタンスに関連付けたいURLを選択します。当該フィールドには、認証済みのカスタムURLがすべて表示されます。
- 更新をクリックすると、そのインスタンスにアクセスする際、選択したカスタムURLを使えるようになります。
注:1つのカスタムURLを複数のインスタンスに関連付けることも可能です。
デフォルトのSAMLページへのリダイレクトの停止
この機能を有効化した場合、ユーザーがログインする際にお好みのSAML認証の方法を選択できるようになります。一方、無効化した場合には、デフォルトのSAML設定にリダイレクトされます。この機能は[ESMディレクトリ]>[組織]>[その他の設定]で設定できます。
Ziaのスペイン語対応
Zia AIにおいて、スペイン語でのフィールド予測に対応するようになりました。
2023年8月21日リリース
不具合修正
リクエスト
- 別の技術担当者がリクエストを作成する際に使用したテンプレートに対するアクセス権限のない技術担当者が一覧画面からリクエストに移動した場合、権限不足のエラーにより、自身に割当てられているリクエストをクローズできない不具合を修正しました。
連携
- Azure同期の度に、VIPユーザーの技術担当者がVIPでないユーザーに変更されてしまう不具合を修正しました。
2023年8月11日リリース
機能強化
問題
- 問題の通知の変数に「関係資産」「関係CI」「影響あるサービス」「既知のエラー」フィールドが追加されました。
資産
- Azure ADドメインに参加済みのマシンをServiceDesk Plus Cloudのユーザーに自動割り当てできるようになりました。
不具合修正
一般
- 英国データセンターの環境でプロビジョニングツールが作動しない不具合を修正しました。
- リクエストの説明に単一の改行が含まれている場合、OutlookのActionableメッセージで改行が適切な形式とならない不具合を修正しました。
保全
- 定期的なスケジュールが組まれている保全のフォームでフィールドが編集された場合、フォームが編集された日からスケジュールが実行される不具合を修正しました。
購買
- 購買注文の「承認者」フィールドの印刷プレビューで、承認された最新の承認が更新されない不具合を修正しました。
- 購買注文で製品を新規追加する際、製品のコストフィールドにライセンスが適用されていない機能とのエラーが表示される不具合を修正しました。
CMDB
- CMDBの関係マップのレイアウトがFORCEの場合、関係ラベルが反転してしまう不具合を修正しました。
プロジェクト
- プロジェクトやマイルストーンの「開始予定日」「実際の開始日」「終了予定日」「実際の終了日」に、同じ日付がセットされてしまう不具合を修正しました。
- プロジェクトの編集権限とあわせて、マイルストーンやタスクのフルコントロール権限をもつユーザーにしか、プロジェクト内のガントアイコンが表示されない不具合を修正しました。
2023年8月7日リリース
不具合修正
変更
- 変更の会話に追加するために送信したメールのTo、Cc、Bccフィールドに重複したメールアドレスが含まれている場合、そのメールが処理されず、想定通りに会話に追加されない不具合を修正しました。
レポート
- リクエストの経過時間のマトリクスレポートを作成できない不具合を修正しました。
2023年8月1日リリース
(2023年7月14日の次期リリース予定)
会話履歴の機能強化
- 技術担当者や依頼者が実施したアクション(返信、転送、再送)がリクエストの履歴に記録されるようになりました。
- リクエストの履歴において、会話は返信済みに変更されました。
リクエスト承認者のスコーピング
- リクエストを承認/却下した後であってもリクエストを表示できるようになりました。
- 「私が承認したリクエスト」や「私が却下したリクエスト」という新たなカスタムフィルターがリクエストに追加されました。
クローズルールの機能強化
- [管理] > [自動化] > [クローズルール] で、リクエストをクローズするための必須フィールドとして、添付ファイル、クロージャコード、クロージャコメントを設定できるようになりました。
返信テンプレートの署名
- 返信テンプレート内にユーザーのメール署名を含めることができるよう、新たな変数「$EmailSignature」が導入されました。
注:既存のメールテンプレートの場合、自動的にメール署名が追加されます。
サイトを参照するルックアップフィールド
- リクエストの追加フィールドでサイトを参照するルックアップフィールドを以下の機能で必須として設定できるようになりました。
- フォームルール
- テンプレート
- クルーズルール
- ライフサイクルのトランジション
- サイトのルックアップフィールドは [アクション] > [フォームルール] のクリアまたは削除オプションで対応しています。
リクエストのフォーム - リクエストの一覧表示のポップアップ
- リクエストフォームの依頼者一覧画面に社員IDフィールドが追加されました。
ユーザーの代理となる技術担当者
- リクエストを作成する際、「ユーザーの代理」フィールドで依頼者が技術担当者を選択できるように、依頼者ポータル設定で管理者側から許可することができるようになりました。
VIPユーザーの技術担当者
- 技術担当者を作成する際、VIPユーザーの項目を有効化して、技術担当者をVIPユーザーにすることが可能となりました。
- 技術担当者一覧画面のアクションのドロップダウンを使用して、技術担当者を一括でVIPユーザーにすることが可能となりました。
- 注:VIPの技術担当者は、依頼者および技術担当者の双方を一覧表示しているユーザーフィールドにおいて、アイコンで明示されます。
2023年7月14日リリース
不具合修正
変更
- 変更のCAB Evaluationステージでの確認依頼の送信時に、進捗インジケーターが表示されない不具合を修正しました。
- 技術担当者がワークフローの編集権限を有していない場合、変更をコピーする際に、フォームルールで無効化したワークフローフィールドが有効化されてしまう不具合を修正しました。
- 特定の場合において、既存の変更をコピーできない不具合を修正しました。
プロジェクト
- プレースホルダー($)がメッセージの本文で使用されている場合、プロジェクトのテストWebhookを保存できない不具合を修正しました。
資産
- 資産情報に何の変更もなかった場合、資産をスキャンした際に最終スキャンステータスと最終スキャン成功日時が更新されない不具合を修正しました。
問題
- 問題の表示権限がないユーザーの場合、技術担当者または依頼者として割り当てられた問題にアクセスできない不具合を修正しました。
ソリューション
- ソリューションの左パネルの幅に関する不具合を修正しました。
レポート
- レポートのドリルダウン分析のUIに関する不具合を修正しました。
管理
- 特定の場合に、一部のカスタムスクリプトがフォームルールに表示されない不具合を修正しました。
- 契約一覧画面のサイト検索が作動しない不具合を修正しました。
- 複数選択フィールドのあるカスタムモジュールにデータをインポートする際、CSVファイルに複数選択フィールドに関するカラムが含まれていない場合、インポートに失敗する不具合を修正しました。
セルフサービスポータル
- セルフサービスポータルのヘッダーやナビゲーションメニューを無効化している場合、新たな依頼者がセルフサービスポータルにログインした際、開始ツアーが一部画面外に表示される不具合を修正しました。
一般
- 表示言語がポーランド語の場合、「Resolution Template」が誤って翻訳される不具合を修正しました。
- 表示言語がスペイン語の場合、ソリューションで「Not Published」が誤って翻訳される不具合を修正しました。
連携
- Zoho Surveyのレポートタブのカスタム変数で、依頼者や技術担当者の姓が2回表示される不具合を修正しました。
- ServiceDesk Plus Cloud経由でJiraに問題を記録する際、問題作成フォームにリクエスト参加者フィールドが表示される不具合を修正しました。
2023年7月11日リリース
(2023年6月27日の次期リリース予定)
新機能
リクエストにおけるユーザーからの返信の削除
リクエストにメールの会話として追加されたユーザーからの返信を技術担当者が削除できるようになりました。
管理者は、[管理] > [ユーザー&許可] > [役割] で、「ユーザーからのメール返信の削除」にチェックを付けた役割を設定することにより、技術担当者に対して権限を付与することができます。
問題のタイマー
管理者が問題のタイマーを設定できるようになりました。問題のタイマーは [管理] > [自動化] > [カスタムアクション] で設定でき、トリガーで実行できます。
問題のカスタムメニュー
問題でカスタムメニューを利用できるようになりました。カスタム関数やカスタムウィジェットを使用したり、URLを呼び出したりすることでカスタムメニューのアクションを設定し、それらを問題で実行することができます。問題のカスタムメニューを作成するには [管理] > [開発者スペース] > [カスタムメニュー] > [問題] へアクセスしてください。
カスタムメニューを作成すると、問題の情報画面のドロップダウンにカスタムメニューが表示されます。
注:問題の情報画面でのカスタムメニューの可用性は、カスタムメニューで設定されている条件に依存します。
問題のカスタムウィジェット
問題モジュールでカスタムウィジェットに対応するようになりました。カスタムウィジェットを問題のカスタムメニュー、問題の詳細の右側のパネル、問題の情報タブに追加することができます。問題のカスタムウィジェットを有効化するには、[管理] > [開発者スペース] > [カスタムウィジェット] へアクセスし、お好みのウィジェット名をクリックして詳細を展開し、問題モジュールの該当箇所のトグルを切り替えます。
カスタム関数(管理 > 開発者スペース > カスタム関数)
問題のトリガーおよび問題ライフサイクルの機能強化
問題のトリガーおよびライフサイクルで、日付フィールドに基づく基準を設定できるようになりました。
サイト一覧画面の機能強化
サイト一覧画面にアクティブ/非アクティブというフィルターが導入されました。
2023年6月30日リリース
不具合修正
レポート
- XLSのレポートファイルを開く際にエラーが発生する不具合を修正しました。
- 言語設定が日本語の場合に、HTMLファイルとしてエクスポートしたレポートをダウンロードできない不具合を修正しました。
管理
- 自身のサイトのすべてのリクエストを閲覧できる権限をもつ依頼者が私の情報ページから自身の部署を変更できてしまう不具合を修正しました。
2023年6月26日リリース
不具合修正
連携
- 変更の説明に新しい行が含まれている場合、変更の承認通知について、ActionableカードがMicrosoft Teamsのボットに送信されない不具合を修正しました。
- Azure AD連携でユーザーをインポートできない不具合を修正しました。
- プロビジョニングアプリを使用してOKTA ADからユーザーを同期する際、タイムアウトしてしまう不具合を修正しました。
リクエスト
- 条件が「空白」または「空白ではない」となっている一部の日付フィールドにおいて、リクエストのリストビューでリクエストをフィルタリングできない不具合を修正しました。
- 承認リマインドメールが送信された際、リクエスト関連の変数が該当の値に置換されない不具合を修正しました。
- Actionableメッセージで手動入力する際の不具合を修正しました。
- リクエストがメールで作成された場合、リクエスト情報で Â および Ã という文字が削除される不具合を修正しました。
- リクエストがOn Holdステータスに変更された際、リクエストの詳細画面に応答時間のフラグが表示される不具合を修正しました。
- 「ユーザーの代理」で指定されているユーザーと依頼者が別のサイトに属している場合、他の依頼者に代わってリクエストを作成することができない不具合を修正しました。
資産
- スキャン時に資産のモデルフィールドが空欄だった場合、[資産] > [ワークステーション] で資産情報が更新されない不具合を修正しました。
- コア数フィールドに文字列が含まれている場合、資産を追加できない不具合を修正しました。
- 資産の詳細画面に最終スキャンステータスと最終スキャン成功日時のフィールドが表示される不具合を修正しました。
プロジェクト
- プロジェクトのガントビューにおいて、参照サイトに割当てられているユーザーが休日に関連する情報を閲覧できない不具合を修正しました。
一般
- 表示言語がノルウェー語の場合、「change」という単語が誤って翻訳される不具合を修正しました。
- 回答タブで作業ログを選択する際、以前に削除した作業ログタイプが表示される不具合を修正しました。
管理
- フォームルールでアクションとして設定されているカスタムスクリプトを編集できない不具合を修正しました。
- ワンタイムパスワードが有効化されている場合、新たにインポートしたユーザーが初回ログインした際にデフォルトパスワードのリセットが必須となってしまう不具合を修正しました。
2023年6月22日リリース
不具合修正
連携
- Azure ADユーザー同期連携を設定できない不具合を修正しました。
一般
- 問題におけるインポートした添付ファイルのプレビューやダウンロードの不具合、および、リリースにおける添付ファイルのインポートの不具合を修正しました。
- 承認タブの承認/却下が依頼者および一部の技術担当者に表示されない不具合を修正しました。
2023年6月15日リリース
(2023年5月30日の次期リリース予定)
機能強化
役員向けダッシュボード
選択したユーザーやユーザーグループにのみ共有することのできる役員向けダッシュボードを導入しました。役員向けダッシュボードには、リクエストウィジェットおよびURLウィジェットのみが含まれます。
このダッシュボードを作成するには、以下スクリーンショットに表示されているように、技術担当者が役員向けダッシュボードのチェックボックスを選択する必要があります。
- カスタマイズをクリックし、ダッシュボードのプライバシー設定で「プライベート」または「共有」を選択します。ダッシュボードを共有するユーザーやユーザーグループを選択するには、共有を選びます。
役員向けダッシュボードは、ダッシュボードフィルター内の個別セクションに一覧表示されます。1つ以上の役員向けダッシュボードが技術担当者に共有されている場合、技術担当者は役員向けダッシュボードセクションを閲覧することができます。
- 1つ以上の役員向けダッシュボードが依頼者に共有されている場合、依頼者はダッシュボードタブから役員向けダッシュボードを閲覧することができます。
- すべてのリクエストを表示する権限が依頼者に付与されている場合、役員向けダッシュボードにサイトやグループのフィルターが表示されます。
消耗品の補充と軽微な機能強化
1.サイトフィルター
- 技術担当者はサイトベースのフィルターを使用して、 [資産] > [消耗品] > [IT] に一覧表示されている消耗品をフィルタリングできるようになりました。
- サイトを選択した場合、[資産] > [消耗品] > [IT] のカードビューや各製品タイプの一覧画面に、使用可能な数量の合計が表示されます。
カードビュー:
一覧表示:
2.消耗品の補充
サイトで利用可能な消耗品を確認し、件数がしきい値を下回った場合にユーザーへ通知できるようになりました。消耗品が補充されるまで、毎日、関係する技術担当者へメール通知が送信されます。
消耗品の補充通知を設定するには、資産補充を設定する際に、資産タイプで消耗品を選択します。
技術担当者は、補充一覧内の資産タイプに基づいて、補充設定の一覧にフィルターを適用できるようになりました。
技術担当者が [管理] > [通知ルール] > [資産] > [資産補充] で資産補充をカスタマイズする場合、「表示するカラムを選択」をクリックした際のポップアップ画面で、変数としてタイプフィールドを有効化できるようになりました。
3.消耗品の割り当て通知
管理者は [管理] > [通知ルール] > [資産] で以下の通知を有効化できるようになりました。
- 消耗品がユーザーに割り当てられたとき、またはユーザーの消耗品が変更されたとき、ユーザーに通知
- 消耗品が部署に割り当てられたとき、または部署の消耗品が変更されたとき、部署の責任者に通知
4.新たなカスタムレポートモジュールの追加
技術担当者は [レポート] > [すべてのレポート] > [新規カスタムレポート] > [消耗品 / サイト] より、サイトごとの消耗品の数量に関するレポートを作成できるようになりました。
5.消耗品のインポートおよびエクスポート
- [管理] > [データ管理] > [データのインポート] で、資産タイプ「消耗品の数量情報と消耗品の割り当て」をインポートできるようになりました。
- [管理] > [データ管理] > [データのインポート] で、資産タイプ「消耗品の数量情報と消耗品の割り当て」をファシリティデスクや人事ヘルプデスクのインスタンスにエクスポートできるようになりました。
6.依頼者ホームページの私の消耗品ウィジェット
技術担当者は、[管理] > [一般設定] > [依頼者ポータルのカスタマイズ] で、セルフサービスポータル向けの私の消耗品ウィジェットを設定できるようになりました。
基本のカスタマイズ
高度なカスタマイズ
7.ユーザー割り当ての消耗品タブ
技術担当者は、依頼者の一覧画面でアイコンをクリックして、関連付けの表示を選択することにより、依頼者に関連付けられている消耗品を表示できるようになりました。
ManageEngine Analytics PlusやZoho Analyticsでのリリースや問題の連携
- 問題やリリース内のServiceDesk Plus Cloudのデータをエクスポートし、ManageEngine Analytics PlusやZoho Analyticsで分析できるようになりました。
- ManageEngine Analytics PlusやZoho Analyticsに、問題やリリース向けのデフォルトレポートやダッシュボードが追加されました。
- 以下モジュールのデフォルトレポートに新たなカラムが追加されました。
モジュール | 追加されたカラム |
---|---|
リクエスト |
|
変更 |
|
タスク |
|
作業ログ |
|
注:ManageEngine AnalyticsまたはZoho Analyticsでテーブルスキーマを確実に最新の状態にするには、ManageEngine AnalyticsまたはZoho Analyticsの設定画面から、管理者がデータ同期を再度開始する必要が生じる場合があります。
Zoho Analytics - 変更モジュール連携の機能強化
- 変更モジュール向けに、「進行中の変更のダウンタイム情報」のデフォルトレポートが追加されました。
既にManageEngine AnalyticsやZoho Analyticsをご利用いただいているお客様へのお知らせ
変更ダウンタイムテーブルに保持されているデータがダウンタイム情報およびダウンタイムマッピングテーブルに移動します。新たなテーブルで該当のカラムを選択して、以下のレポートを再作成し、レポートに最新のデータが同期されていることをご確認ください。
- 変更ダウンタイムテーブルに基づく既存カスタムレポート
- 進行中の変更のダウンタイム情報のデフォルトレポート
マイルストーンのゴミ箱
- マイルストーンを削除し、削除から30日以内であればリストアできるようになりました。
- プロジェクトで技術担当者によって費やされた時間を計算する際、削除したマイルストーンに関連付けられているタスクは考慮されなくなりました。
- 削除したマイルストーンやそのタスクは、削除したマイルストーンの一覧画面以外には、製品上に表示されなくなりました。
- 削除したマイルストーンをリストアする際、マイルストーン内のタスクの依存関係はリストアされますが、マイルストーン全体におけるタスクの依存関係はリストアされません。
スペース管理の機能強化
- スペースモジュール向けに、テーブルおよびマトリクスレポートを作成できるようになりました。
- 資産レポートにおいて、スペースフィールドに対応するようになりました。
- 資産のインポートやエクスポートにおいて、スペースフィールドに対応するようになりました。
- スペースのインポートにおいて、サイト、キャンパス、建造物といった親フィールドが必須になりました。
- API経由でスペースを追加する際、もしくはスペースをインポートする際に、スペースエリアの面積が指定されていない場合、デフォルトのスペースエリアの面積がセットされるようになりました。
カスタムレポートのリリース関連のカラム
- タスクレポートにリリースID、リリースの件名、リリースステージの情報が含まれるようになりました。
- 作業ログレポートにリリースステージの情報が含まれるようになりました。
変更およびリリースの機能強化
変更の新たなカスタムビュー
変更に新たなカスタムビュー「私に割り当てられている対応中の変更」が導入され、技術担当者が関わっている、対応中の変更の一覧を表示できるようになりました。
変更およびリリースのカスタムビューにおけるワークフローの実行ステータスフィールド
変更やリリースのカスタムビューでワークフローの実行ステータスフィールドを利用して、ワークフローの実行ステータスに基づいて変更やリリースをフィルタリングできるようになりました。
変更およびリリースのカスタムトリガーにおけるワークフローの実行ステータスフィールド
変更やリリースのトリガーの条件としてワークフローの実行ステータスを利用できるようになりました。これにより、ワークフロー違反、クローズルール違反、その他の失敗により、ワークフローの実行に失敗した場合に、アクション(通知、Webhookなど)を呼び出すことが可能となりました。
不具合修正
資産
- [管理] > [カスタマイズ] > [資産管理] ですべての製品タイプが削除された場合、関連する資産の画面が読み込まれない不具合を修正しました。
- 資産ダッシュボードのリソース / エリア、リソース / サイト、リソース / ステータスのウィジェットで、誤ったデータが表示される不具合を修正しました。
レポート
- クエリレポート「変更承認者と承認ステータス」の日時フィールドに誤った値が表示される不具合を修正しました。
仕様変更
ダッシュボード
- 今後、他のユーザーが作成したダッシュボードをSDAdminで編集することができなくなります。なお、必要に応じて、他のユーザーが作成したダッシュボードをSDAdminで削除することは可能です。
資産
- [資産] > [消耗品] の各製品タイプの一覧から数量の追加ボタンが削除されました。
レポート
- [レポート] > [新規カスタムレポート] の消耗品モジュールでグラフを作成できなくなりました。
2023年6月5日リリース
一般
- SDAdminのユーザーがユーザー画面を表示する際、キャッシュの問題により、関連する組織の役割が入力されません。
- メールがメールコマンドを使用して処理される際、フィールドの値に「á」「é」などのアクセント記号付きの文字が含まれている場合、HTML文字が表示されます。
- ライブチャットにおいて、インスタンスのロゴではなく、組織のロゴが表示されます。
レポート
- パスワード保護が有効化されている場合、ファイル名にスラッシュが含まれるレポートをエクスポートできません。
2023年5月27日リリース
(2023年5月8日の次期リリース予定)
機能強化
変更テンプレートの機能強化
変更のすべてのステージにおけるレイアウトのカスタマイズ
変更テンプレートのすべてのステージでレイアウトをカスタマイズできるようになりました。
- 変更テンプレートですべてのステージのレイアウトを設定できます。各ステージにはデフォルトで情報およびタスクタブがあります。
- テンプレートの右側のペインからすべてのステージに、セクションや追加フィールドを追加できます。
- 左側のペインから役割、タスク、フォームルール、追加設定タブにアクセスできます。
- Submissionステージの添付ファイルを必須にできます。
- テンプレートを設定する際、Submissionステージから説明フィールドを削除できます。
- CAB Evaluation、Implementation、Closeステージに添付ファイルを追加できます。
変更フォームにおけるPlanningステージ情報の追加
テンプレート設定画面のPlanningステージでInclude Planning details along with Submission details in Change Form(Planning情報とSubmission情報を変更フォームに含める)が有効化されている場合、 変更フォームにおいて、Planningステージの情報とSubmissionの情報を追加または編集できるようになりました。
変更フォーム
追加フィールドの他のステージへの移動
- フィールドを移動アイコンを使用して、追加フィールドを他のステージの任意のセクションに移動できます。
- 画面右上のセクションを移動を使用して、追加フィールドのみのセクションを他のステージに移動できます。
変更フォームのプレビュー
変更テンプレートの編集画面の上部にあるプレビューをクリックして、変更フォームのレイアウトを表示できるようになりました。
変更フォームの機能強化
ステージの編集
- スポット編集に加え、変更の詳細画面からステージワイズな編集を実行できます。
- 変更テンプレートでステージのレイアウトをカスタマイズする際に必須にしたフィールドは、各ステージの編集フォームで必須となります。
役割
Submissionステージの役割タブを変更の詳細画面左側のペインで利用できるようになりました。該当するステージの編集権限とともに変更オーナーおよび変更の役割を割当てることが可能です。
クローズルールの機能強化
- 変更クローズルールにおいて、画面下部に追加フィールドが一覧表示されます。
- 新たなクローズルール「Stage approvals should be approved(ステージ承認を承認する)」がすべての変更ステージに追加されました。
- Closeステージにクローズ説明フィールドが追加されました。
- Reviewステージに次回レビュー日フィールドが追加されました。
- Review 情報がReview 説明という名前に変更されました。
CIのダウンタイム
CIの情報画面のダウンタイムタブで、CIのダウンタイムを追加、編集、削除、確認できるようになりました。スケジュール済みのダウンタイムおよびスケジュールしていないダウンタイムの双方を確認できます。
CIのダウンタイムの追加方法
- CMDBモジュールへアクセスして、ダウンタイムを追加したいCIを選択します。
- CIの詳細画面でダウンタイムタブへアクセスし、ダウンタイムの追加をクリックします。
- 必要情報を入力して保存をクリックします。
ダウンタイムの一覧表示
ダウンタイムの一覧表示画面から、ダウンタイムを追加、編集、削除、および、スケジュールしていないものも含む当該CIのすべてのダウンタイムを表示できるようになりました。また、CIがリリースや変更に関連するダウンタイムに関わっているかどうかなど、ダウンタイムの原因を表示することも可能です。
ダウンタイムの編集および削除方法
- CIの詳細画面のダウンタイムタブへアクセスします。
- ダウンタイムタブの横にあるギアアイコンをクリックして、該当の項目を選択します。
ダウンタイム概要
ダウンタイムタブで利用可能なダウンタイム概要にアクセスすることにより、CIに関連するダウンタイムの概要全体を表示できるようになりました。
関係マップからのダウンタイムの表示
関係マップからCIのダウンタイムを表示することもできるようになりました。CIの詳細画面へアクセスして、上部の関係マップをクリックします。表示された関係マップでCIをクリックし、ダウンタイム情報を取得します。ダウンタイム情報は右側のペインに一覧表示されます。
CMDBに追加されたダウンタイム関連の通知ルール
ダウンタイムに関連する新たな通知ルールがCMDBに追加されました。当該通知は以下の通りです。
- CIでダウンタイムがスケジュールされたとき、CMDBユーザーに通知
- ダウンタイムの開始予定前にCMDBユーザーに通知
- ダウンタイムの終了予定前にCMDBユーザーに通知
Azure ADユーザー同期の機能強化
Azure ADでゴミ箱に移動したユーザーに対して実行するアクションを選択できるようになりました。可能なアクションは以下の通りです。
- ユーザーのログインを無効化する
- ユーザーを削除する
- 何もしない
仕様変更
- ダウンタイムタイプが [管理] > [カスタマイズ] > [ヘルプデスク] に移動しました(以前は [管理] > [カスタマイズ] > [リリース管理] に表示されていました)。
Azure ADユーザー同期
- Azure ADユーザー同期の初回同期間隔が2分に変更されました。また、1回につき200名のユーザーが同期されます。
- 未認証のドメインのユーザーのログインは有効化されなくなりました。
- 認証済みドメインのユーザーの場合、AzureでAccount Enabledが「true」となっている場合に限り、ServiceDesk Plus Cloudのログインが有効化されるようになりました。
- Azure ADでAccount Enabledが有効化されている場合に限り、インポートしたユーザーに対して、ServiceDesk Plus Cloudでのログインが有効化されるようになりました。
- 設定画面の下部に再同期オプションが表示されるようになりました。このオプションを使用して、同期を再度開始することが可能です。このオプションは、Enterprise Editionでのみ利用可能です。
- 連携を有効化した管理者ユーザーの情報がAzure連携のカードに表示されるようになりました。
2023年5月18日リリース
不具合修正
変更
- データをインポートする際、変更の追加フィールドを更新できない不具合を修正しました。
- 変更をインポートした後、変更を手動で作成した場合、変更IDが重複する不具合を修正しました。
- 変更を作成するために使用されたテンプレートに「品目」フィールドが含まれていない場合、カテゴリ、サブカテゴリ、品目の値が含まれる状態でインポートした変更のサブカテゴリを編集しようとするとエラーが発生する不具合を修正しました。
資産
- 契約内のソフトウェアの製品メーカーの名前に特殊文字が含まれる場合、ライセンス契約を編集する際にエラーが発生する不具合を修正しました。
購買
- 販売元の通貨が基本通貨と異なる場合、購買注文の詳細画面の価格フィールドで小数点が誤った位置で表示される不具合を修正しました。
- 通知ルール「注文書の期日が過ぎたとき依頼者に通知」が無効化されているにも関わらず、購買注文の期限がオーナーに通知される不具合を修正しました。
- 購買注文をメールする際、もしくはPDFとして購買注文を添付する際、購買注文の発送先および注文先に空白や改行が含まれてしまう不具合を修正しました。
管理
- [管理] > [ユーザー調査] > [調査ルール] および [管理] > [ユーザー調査] > [設定] の [調査の除外] セクションで、UDFのピックリストのフィールドの条件に一致した場合、エラーが発生する不具合を修正しました。
- 下にスクロールする際、技術担当者のスケジュール表のテーブルヘッダーが表示されない不具合を修正しました。
- 表示言語がアラビア語の場合、詳細ポータル設定を行う際、検索バーの位置がずれる不具合を修正しました。
カスタムモジュール
- カスタムモジュールで複数選択フィールドの値をインポートできない不具合を修正しました。
連携
- ServiceDesk Plus CloudからJiraのチケットを作成する際、SprintsフィールドのオプションがJiraの課題の作成フォームに一覧表示されない不具合を修正しました。
2023年5月16日リリース
不具合修正
リクエスト
- ライフサイクルが適用されているリクエストテンプレートが変更され、変更後のテンプレートがどのライフサイクルにも紐づいていない場合、ステータスフィールドにステータスが10個までしか表示されない不具合を修正しました。
- メールでリクエストを作成した際、通知先メールフィールドにユーザーが指定されていない場合であっても、CCのユーザーへの通知メールがメールサーバーに送信される不具合を修正しました。
2023年5月11日リリース
不具合修正
リクエスト
- テンプレートを変更する際、リクエストテンプレートが読み込み中のままになる場合がある不具合を修正しました。
レポート
- メールで送信されたインラインHTMLのレポートにグラフと組織のロゴが表示されない不具合を修正しました。
2023年5月5日リリース
(2023年4月4日の次期リリース予定)
新機能
Zoho Circuit連携
ServiceDesk Plus CloudをZoho Circuitと連携し、ローコードまたはノーコードで、体系的に一連のタスクを定義および構造化したり、複雑なワークフローを自動化したりできるようになりました。
連携を有効化するには [管理] > [アプリケーション&アドオン] > [連携] > [サードパーティ連携] > [Zoho Circuit] へアクセスします。詳細についてはこちらをご参照ください。
連携を有効化すると、管理メニュー内でZoho Circuitセクションを利用できるようになります。Circuits(サーキット)およびCircuit Configurations(サーキット設定)はZoho Circuitの一部です。
サーキットにより、管理者は、SSHタスク、DBタスク、ADタスク、タスクエンジン、PowerShellタスクエンジンといった機能的なタスクを使用して、ローコードまたはノーコードで、ネストされたタスクを構成したり、自動化されたワークフローを作成したりすることができるようになりました。サーキットを作成するには [管理]> [Zoho Circuit] > [Circuits] へアクセスしてください。詳細についてはこちらをご参照ください。
- リクエストおよび変更のサーキットを作成できます。
- リクエストや変更のトリガー、変更ワークフローといった自動ルールのカスタムアクションとしてサーキットを実行できます。
- SDAdminは、サーキットノードにカーソルを合わせてサーキットの実行プレビューアイコンをクリックすることで、変更ワークフローの実行ビューからサーキットの実行をプレビューできます。
- Execution Logs(実行ログ)のサーキットですべての実行を参照できます。特定の実行をいつでも再実行できます。
Circuit Configurations(サーキット設定)では、サーキットのコンポーネントを定義できます。コンポーネントを使用して、サーキット作成時の論理回路やデータフローを構成できます。サーキットで対応しているコンポーネントは、関数、Webhook、スクリプト、ブリッジ、認証情報、ファイル、テーブル、スケジュールです。詳細についてはこちらをご参照ください。
チェックリスト
- リクエストをクローズ/完了する前に、技術担当者がアラートやTodoリストを確認できるようにチェックリストが追加されました。
- 詳細画面またはリクエストテンプレートから、チェックリストをリクエストに関連付けられるようになりました。
管理者は [管理] > [カスタマイズ] > [チェックリスト] より、チェックリストやチェックリストの項目を作成できます。
技術担当者に対するリクエストのチェックリスト管理の許可
技術担当者がリクエストの情報画面からチェックリストを管理できるよう、チェックリスト関連の権限を付与するには、管理者にて以下の権限が含まれる役割を設定します。
- リクエストのチェックリストの追加:技術担当者がリクエストのチェックリストを作成して関連付けることを許可します。
- リクエストのチェックリストの編集:技術担当者がチェックリストの項目の値を更新することや、項目をチェックリストに追加するもしくはチェックリストから除外することを許可します。
- リクエストのチェックリストの削除:技術担当者がリクエストからチェックリストを削除することを許可します。
リクエストテンプレートへのチェックリストの関連付け
テンプレート設定画面のチェックリストタブで、チェックリストをリクエスト(インシデント)やサービステンプレートに関連付けることが可能となりました。管理者の場合、必要に応じてテンプレート設定画面からテンプレートを作成することもできます。
リクエストでのチェックリストの管理
リクエストの作成後、リクエストの詳細画面のチェックリストタブにテンプレートのチェックリストが自動入力されます。技術担当者は、チェックリストの作成/削除、リクエストへのチェックリストの関連付け、チェックリストの項目の値の入力、詳細画面での項目の追加/除外を行えます。
クローズルールでのチェックリストの設定
チェックリストをリクエストクローズルールで設定し、リクエストをクローズする前にチェックリストが完了していることを必須にできるようになりました。また、チェックリストが完了した後に自動的にクローズするよう、リクエストを設定することもできます。
機能強化
ソリューションのゴミ箱
- 削除した日から30日以内であれば、ゴミ箱からソリューションをリストアできます。
- ソリューションのフィルターのドロップダウンに削除したソリューションという新たなフィルターが追加されました。
- ソリューションのリストビューおよびテンプレートビューに削除したトピックを表示/隠すというアイコンが追加されました。
- ソリューションのあるトピックを削除した場合、ソリューションはゴミ箱へ移動し、トピックは非アクティブとなります。
- SDAdminsの場合、[管理] > [一般設定] > [詳細ポータル設定] より、以下のソリューション設定を行えるようになりました。
- 依頼者がソリューションでコメントを追加または編集することを許可しない
- リクエストフォームにおすすめのソリューションを表示しない
- 非アクティブな子トピックをリストアする際、非アクティブな親トピックがリストアされ、親トピックの共有権限が子トピックに適用されます。
- 親トピックの共有権限を更新する際、アクティブな子トピックの共有権限も更新されます。
- ソリューションの詳細画面の印刷にて、印刷前にソリューションの最終的な外観をプレビューできるようになります。
承認の機能強化
承認において、変更やリリースで作成される承認カード、およびタスクテーブルにも予定作業時間カラムが追加されました。
アナウンス
アナウンスの作成時間に国際化が適用されます。
資産通知の機能強化:
全ての資産通知の通知内容をカスタマイズできるようになりました。現在はいくつかの通知に制限されています。
新たなテーブル変数
下記の通知に以下のテーブル変数が追加されます。
通知 | 変数 |
---|---|
保証期限切れ通知 | $WarrantyExpiredAssets |
資産期限切れ通知 | $ExpiredAssets, $ExpiredLicenses |
技術担当者への禁止ソフトウェア通知 | $ProhibitedSoftwares |
ユーザーへの禁止ソフトウェア通知 | $ProhibitedSoftwares |
貸出し通知 | $LoanedAssets |
資産補充通知 | $ReplenishmentData |
テーブルデータのカラム選択
以下の変数について、メールで送信されるテーブルデータに含めるカラムを選択できるようになりました。
$WarrantyExpiredAssets,
$ExpiredAssets
$ExpiredLicenses
$LoanedAssets
$ProhibitedSoftwares
2023年4月26日リリース
不具合修正
リクエスト
- リクエストのスポット編集の際に必須フィールドの値が設定されていない場合、不適切なメッセージが表示される不具合を修正しました。
- リクエストでリクエストの件名が一部だけしか表示されない不具合を修正しました。
変更
- Submissionステージの後のいずれかのステージにおいて、変更の役割フィールドで更新ノードが設定されており、かつ [ステージ/ステータスを管理] または [ワークフローの全体設定] でワークフローで追加したステージとステータスのみ表示が選択されている場合、変更ワークフローが実行できない不具合を修正しました。
プロジェクト
- プロジェクトフォームのマルチラインの追加フィールドで、シングルラインで情報が表示される不具合を修正しました。
資産
- 購買注文から品目を受け取った際、タイプがピックリストの資産の追加フィールドが適切に作動しない不具合を修正しました。
CMDB
- サイトが制限されている 技術担当者の場合、CMDBでリンクされているサイトの情報を閲覧できない不具合を修正しました。
ソリューション
- ソリューションのトピックにアイコンとして追加された画像がソリューションのトピック一覧画面に表示されない不具合を修正しました。
依頼者
- 依頼者一覧画面でカラム検索をする際、シングルクォーテーションが検索ワードとして入力された場合、検索値がエンコードされて表示される不具合を修正しました。
一般
- セッションが切れた後、製品の任意のタブをクリックした際、無効なチケットとのエラーが表示される不具合を修正しました。
連携
- Google Workspace側で名字が空欄の場合、Google WorkspaceからServiceDesk Plus Cloudにユーザーをインポートできない不具合を修正しました。
Microsoft Intune連携
- 連携を無効化した後、Microsoft Intuneから同期されたServiceDesk Plus Cloudの資産情報を手動で編集できるようになりました。
仕様変更
CMDB
-
CMDBの階層におけるルックアップフィールドの上限数が6個になりました。
2023年4月13日リリース
(2023年2月28日の次期リリース予定)
機能強化
契約の機能強化
無期限の契約
契約において、期限を無期限として設定できるようになりました。未定の有効期限を設定するには、契約の追加フォームの契約期限で無期限を選択して、有効な開始日の日付を選択します。
契約の自動更新
この機能を使用すると、契約の自動更新を選択できます。契約の情報画面から更新について通知したいユーザーを選択し、延長期間を日/月/年から選びます。
更新した契約は一覧画面に新規エントリーとして保存されます。
契約の下書き保存
処理中の契約を下書きとして保存し、必要に応じて元に戻すことができるようになりました。契約の追加フォームの下書き保存ボタンを使用して、契約を下書きとして保存します。
注:下書きの段階の契約を親契約とすることはできません。下書きの段階の契約の販売元を変更することは可能です。
契約の会話
契約に関連する全ての会話(メール、通知、メモ)を1つのタブに表示できるようになりました。全ての会話を参照するには、詳細画面の契約の会話へアクセスしてください。
契約の利用
契約をどのように利用しているかを表示します。資産またはリクエストに基づいて契約の利用を確認できます。契約の利用データを表示するには、契約の詳細画面の [契約の利用] タブへアクセスします。
契約のキャンセル
不要な契約をキャンセルできるようになりました。契約をキャンセルするには、情報画面でアクションメニューをクリックし、契約のキャンセルを選択します。
ポップアップが表示されたら、契約をキャンセルする理由を入力し、誰に通知するかを選択します。通知する場合には、宛先のメールアドレスを入力します。
契約へのメモの追加
契約にメモとして追加したい重要な情報を追加できるようになりました。メモを追加するには、アクションメニューをクリックしてメモの追加を選択します。
必要な情報を追加します。また、必要に応じて、添付ファイル、メモについて通知したい技術担当者を追加し、保存をクリックします。
契約テンプレート
作成頻度の高い契約のテンプレートを設定し、フィールド入力の手間を減らすことにより、技術担当者の時間や労力を削減できるようになりました。テンプレートを使用すると、技術担当者は、予めフィールドに入力されている状態で契約を簡単に新規追加することもできます。
契約テンプレートの新規追加方法は以下の通りです。
[管理] > [テンプレート&フォーム] > [契約テンプレート] > [新規契約テンプレート] へアクセスします。
契約タイプのアクセス性
特定の契約タイプへのアクセスを制限できるようになりました。新規契約タイプフォームのアクセス性フィールドで、契約にアクセスできる技術担当者名/組織の役割を追加することにより、制限が可能です。
不具合修正
リクエスト
- 部署が削除された際、一覧の次の部署が編集画面の依頼者や技術担当者に表示される不具合を修正しました。
- 削除済みとしてマークされた部署のユーザーがメールでリクエストを作成しようとすると、リクエストの作成に失敗する不具合を修正しました。
- 依頼者が削除済みのユーザーである場合、リクエストの詳細画面(右側のペイン)の依頼者情報や印刷プレビューが読み込まれない不具合を修正しました。
- 選択したテンプレートのサイトの値が無効の場合、リクエスト(インシデント)の新規作成ができない不具合を修正しました。
- 依頼者がリクエストから削除されている場合、そのリクエストをカンバンビューで開く際にエラーが発生する不具合を修正しました。
2023年4月6日リリース
機能強化
ServiceDesk Plus Cloudにおける「セルフスキャンスクリプト」「OpenSSLのバージョンおよびアルゴリズム」のアップグレード
|
旧バージョン |
アップグレード後のバージョン |
OpenSSL |
0.9.8m |
3.0.8 |
アルゴリズム |
AES-128(MD5チェックサム) |
AES-256(SHA-256) |
プローブへのデータの送信にセルフスキャンスクリプトを使用している場合、最新の「SelfScan.exe(またはscan_script.sh)」ファイルを使用することを推奨いたします。データの送信にスクリプトの旧バージョンを使用しているお客様には、in-productアラートが送信されます。
セルフスキャンスクリプトをアップグレードするには、[管理] > [プローブ&ディスカバリ] > [設定] > [一般] より最新のスクリプトをダウンロードしてください。
- Windows:最新の「SelfScan.exe」をコピーして、設定済みのGPOまたはタスクスケジューラで使用します。
- Linux / Mac / AIXマシン:最新の「scan_script.sh」をセルフスキャンが設定されている対象マシンで使用します。
注:
- スキャンしたデータをServiceDesk Plus Cloudへ送信する際にAPIキーのあるセルフスキャンファイルを使用しているお客様の場合、セルフスキャンスクリプトをアップグレードする必要はありません。
- 旧バージョンのセルフスキャンは今後30日間のみサポートされます。最新バージョンの「SelfScan.exe」を使用しているかを確認するには、以下の手順を実施してください。
- 「SelfScan.exe」ファイルを右クリックします。
- プロパティをクリックします。
- ファイルバージョンが「1.2.0.0」であるかを確認します。
不具合修正
リクエスト
- チャット連携で作成したリクエストが場合によって重複する不具合を修正しました。
- メールで起票したリクエストが重複チケットとして作成される不具合を修正しました。
- 「リクエストより起票された変更」や「リクエストより起票されたリリース」をファイルが添付されているサービス要求またはリクエストのチケットから作成した際、変更/リリースに添付ファイルが追加されない不具合を修正しました。
連携
- Slack連携を無効化した後、[管理] > [カスタマイズ] > [ヘルプデスク] > [モード] でSlackモードを削除できない不具合を修正しました。
2023年3月25日リリース
不具合修正
一般
- フィールドが100文字を超えている場合、ピックリスト/複数選択/ラジオボタンフィールドがあるフォームルールを保存できない不具合を修正しました。
- インポートファイルのフィールドの名前に空の値が含まれている場合、データインポートが停止してしまう不具合を修正しました。
- ダッシュボードのウィジェットをスマートビューで開いた場合、フィードバックのポップアップで重要度を選択できない不具合を修正しました。
- 通知ルール「技術担当者が休暇を申請したとき、次の技術担当者に通知」および「技術担当者が休暇をキャンセルしたとき、次の技術担当者に通知」が適切に作動しない不具合を修正しました。
リクエスト
- タスクを変更に追加する際、オーナーフィールドに技術担当者が表示されない不具合を修正しました。
- リクエストの情報画面で、追加された追加フィールド名が改行されて表示される不具合を修正しました。
- リソースの質問が含まれるサービステンプレートを使用してサービス要求を作成/編集する際、有効化されたリソース情報が右側のペインにNaNと表示される不具合を修正しました。
- 資産の名前を変更する際、[管理] > [カスタマイズ] > [CMDB] > [同期ルール] で資産にリンクされているCIの名前が変更されない不具合を修正しました。
- 期日と一次返信期日のステータスが誤って表示される場合がある不具合を修正しました。
- 利用可能なメッセージテンプレートのメッセージフィールドに変数「$title」が存在しており、件名が250文字の場合、リクエストを承認できない不具合を修正しました。
- [技術担当者の自動割り当て] でロードバランシングモデルが設定されている場合、リクエストが技術担当者に適切に割り当てられない不具合を修正しました。
- リクエストが資産から起票された場合、依頼者に関連付いているサイトが設定されない不具合を修正しました。
- 項目に値が入力されているにも関わらず、リクエストを保存する際に、エラー「項目に値を入力してください」が表示される場合がある不具合を修正しました。
資産
- 依頼者ポータル設定でメールから作成したリクエストに依頼者の資産情報を自動で設定しますか? が有効化されているにも関わらず、メールでリクエストを作成した際に、資産が自動で割り当てられない不具合を修正しました。
リリース
- カスタムレポートの作成時、リリースのマトリクスレポートの読み込みができない不具合を修正しました。
- リリースモジュールで緊急ワークフローをエクスポートできない不具合を修正しました。
カスタムアクション
- カスタムアクションを設定する際、リクエストのサブエンティティ(承認段階、承認、タスク、メモ、(ユーザーからの)メール返信)に$RequestLinkを追加できるようになりました。
カスタムモジュール
- HelpdeskConfigの役割で、カスタムモジュールへのアクセス権限をもつ技術担当者がルックアップフィールドの参照エンティティでカスタムモジュールを設定できない不具合を修正しました。
テンプレート
- サービス要求の作成時に詳細を表示をクリックしてリソースの質問を選択し、質問タイプがチェックボックスまたは選択ボックスの場合、リソースコスト/合計コストが右側のペインでNaNと表示される不具合を修正しました。
連携
- Endpoint CentralのMDMからデバイスを同期する度に、資産管理でデバイスに割り当てられているフィールドの値が削除される不具合を修正しました(MDMにおいて、当該フィールドのデータがない場合に不具合が発生していました)。
- ワークステーションが再スキャンされた場合、Zoho Analyticsで資産テーブルの最終監査時刻カラムが更新されない場合がある不具合を修正しました。
- 独自の変数を無効化した場合、Zoho Surveyの独自の変数を編集/有効化できない不具合を修正しました。
- 承認カードのハイパーリンクをクリックすると、リクエストの詳細画面ではなく、承認画面にリダイレクトされる不具合を修正しました。
- Azure ADでユーザーが削除され、再追加された場合、Azureで設定されている管理レベルの権限がServiceDesk Plus Cloudに反映されない不具合を修正しました。
2023年3月16日リリース
不具合修正
リクエスト
- 期日および一次返信期日のステータスが誤って表示される場合がある不具合を修正しました。
- リクエストの追加フィールドでルックアップフィールドの条件を設定できない不具合を修正しました。
購買
- テンプレートにUDFフィールドが含まれている場合、購買注文を追加/編集できない不具合を修正しました。
連携
- Outlook Actionableカードで、エラーメッセージ承認/却下コメントが必須ですが適切に表示されない不具合を修正しました。
2023年3月14日リリース
(2023年3月2日の次期リリース予定)
新機能
Ziaの複合会話
Ziaの複合会話を使用して、ユーザーとの双方向の会話を構築します。管理者はユーザーからの一般的な質問への返信を設計し、ローコードのフロービルダーを使用して、頻度の多いプロセスを自動化できます。複合会話をZiaチャットボットへ埋め込むことにより、セルフサービス機能が強化されます。
資産の関連付けのポップアップの機能強化
資産をリクエスト/問題/変更/リリースに関連付ける際、資産を選択するポップアップに以下のフィールドが表示されるようになりました。
- ステータス
- バーコード
- 検出したシリアル番号
- サイト
- ユーザー
- 部署
2023年3月3日リリース
不具合修正
一般
- 表示言語がヘブライ語の場合、文字の方向の関係により、「right」という単語が文脈的に翻訳されない不具合を修正しました。
- 「が~でない」という条件でピックリストのフィールドが設定されているフォームルールが実行されない不具合を修正しました。
- 同時にスポット編集を行う際、警告が表示され制限されるようになりました。
タスク
- アクティビティモジュールからタスクの情報画面へアクセスし、タスクを編集する場合、オーナーフィールドの値を編集する際に何の値も表示されない不具合を修正しました。
連携
- MDM連携で資産情報を更新する際、資産のデータが誤って製品フィールドにマッピングされる不具合を修正しました。
資産
- プローブでSNMPデバイスを更新する際、シリアル番号を追加できない不具合を修正しました。
- SNMPの資産情報を更新する際、検出したシリアル番号が更新されない不具合を修正しました。
- [管理] > [カスタマイズ] > [資産管理] > [製品] で製品を編集/追加する際、説明フィールドで書式設定が機能しない不具合を修正しました。
- ワークステーションの詳細画面の [ソフトウェア] > [インストール日] に表示されている日付が正しくソートされない不具合を修正しました。
- 資産で使用されている追加フィールドがカスタムモジュールのフィールドを参照するよう設定されている場合、資産を検索できない不具合を修正しました。
- ワークステーションをインポートする際、日時の追加フィールドが更新されない不具合を修正しました。
リクエスト
- リクエストの情報画面で2つ以上のフィールドをスポット編集した場合、最新の編集が保存されない不具合を修正しました。
- [カスタムスクリプト] > [一般] > [ページリダイレクト] のポップアップのアラートにリダイレクトリンクを追加しました。
購買
- [管理] > [カスタマイズ] > [購買] の「デフォルト値」で承認者を設定できない不具合を修正しました。
- 購買通知ルールのテンプレートにコストセンターおよびGLコードの変数を追加できるようになりました。
- 購買注文の品目を一括で受け取ることができない不具合を修正しました。
プロジェクト
- 51個以上のプロジェクトのタスクをマイルストーンに移動できない不具合を修正しました。
- 必須フィールドのあるプロジェクトをコピーしようとするとエラーが発生する不具合を修正しました。
CMDB
- Professional EditionでCIタイプを削除できない不具合を修正しました。
2023年2月28日リリース
(2023年1月25日の次期リリース予定)
機能強化
リクエスト
リクエストタグ
リクエストの情報画面にタグが追加され、関連するリクエストを分類できるようになりました。ユーザーはグローバル検索でリクエストを検索し、同様のタグが付けられたリクエストの一覧をカスタムビューで取得できます。
変更
複数の変更を1つのリクエストに関連付け
複数の変更を介してリクエストを実行する場合、複数の変更を1つのリクエストに関連付けられるようになりました。関連付けは、リクエスト情報画面または変更情報画面から行うことができます。
リクエスト情報画面から複数の変更を1つのリクエストに関連付けるには、以下のいずれかを実施してください。
- 変更を新規作成してリクエストに関連付けるには、右側のパネルにある関連付け内のリクエストより起票された変更で新規をクリックします。複数の新たな変更を作成して、リクエストに関連付けることができます。
- 複数の既存の変更を関連付けるには、右側のパネルにある関連付け内のリクエストより起票された変更で添付をクリックします。その後、変更の関連付けのポップアップでリクエストに関連付ける必要のある変更を選択して、関連付けをクリックします。
注:
- リクエスト情報画面では、1つの変更をリクエストに関連付けた後であってもリクエストより起票された変更で新規および添付を利用できるようになり、新規および既存の変更を複数関連付けることが可能となりました。
変更情報画面から関連付けを行う場合、変更のもととなったリクエストのリクエストの添付のポップアップに、他の変更に関連付けられているリクエストが含まれるようになり、複数の変更を介してリクエストを関連付けることが可能となりました。
リリース
リリース - リクエストの関連付け
以下いずれかの方法で、インシデントまたはサービス要求を直接リリースに関連付けることができるようになりました。
- リリースより起票されたリクエスト:この関連付けを使用して、直近のリリースのバックアウト後に記録されたリクエストをマッピングします。
- リリースのもととなったリクエスト:この関連付けを使用して、変更に含めない形でリリースと共にロールアウトするように、記録済みのリクエストをマッピングします。
これらの関連付けは、リリース情報画面またはリクエスト情報画面から行えます。
リリース情報画面の場合、関連付け画面を表示してから、お好みの関連付けタイプ(リリースより起票されたリクエストまたはリリースのもととなったリクエスト)で添付をクリックし、リクエストを選択して、関連付けをクリックします。
関連付けたリクエストは、リリース情報画面の右側のパネルに表示されます。
リクエスト情報画面の場合、お好みの関連付けタイプ(リクエストより起票されたリリースまたはリクエストのもととなったリリース)を右側のパネルで探し、検索をクリックして、リリースを選択し、関連付けをクリックします。
関連付けたリリースは、リクエスト情報画面の右側のパネルに表示されます。
注:
- リクエストより起票されたリリースの関連付けを使用した場合、複数のリリースを1つのリクエストに関連付けることができます。
- リクエストのもととなったリリースの関連付けを使用した場合、1つのリリースのみを1つのリクエストに関連付けることができます。
この機能強化の一部として、以下のような変更内容が実装されます。
新たな通知ルール:
- リクエストがリリースに関連付けられたとき、Release Engineerおよび(リクエストの)技術担当者に通知
- リクエストがリリースから分離されたとき、Release Engineerおよび(リクエストの)技術担当者に通知
通知の受信者:
リリース通知は以下の受信者に対応するようになりました。
- リリースのもととなったリクエストの依頼者
- リリースのもととなったリクエストの技術担当者
注:これらの受信者は、リリース情報画面から関連付けられているリクエストを閲覧できる場合に限って表示されます。会話、下書き、レビューの送信、[アクション] > [通知の送信]、管理画面のリリース通知などの様々なコミュニケーションオプションで、受信者を利用することが可能です。
レポート:
リクエストのレポートに以下に情報が含まれるようになりました。
- リクエストのもととなったリリースのID
- リクエストのもととなったリリースの件名
ソリューション
ソリューションの機能強化
技術担当者グループへのソリューションの共有
ソリューション、トピック、サブトピックを特定の技術担当者グループに共有し、関連ユーザーのアクセスを制限できます。技術担当者は、以下の場合にソリューションを共有できます。
- ソリューション記事の作成時
- 一覧ビューから
- 情報画面から
- トピックまたはサブトピックの作成時
- トピック/サブトピックの管理時
承認済みソリューションの自動サジェスト
SDAdminは [管理] > [一般設定] > [詳細ポータル設定] から、承認済みのソリューションをユーザーに自動サジェストするよう設定できるようになりました。
ソリューションの詳細履歴
ソリューションの詳細画面の履歴タブに、ソリューションで行われた操作の詳細な記録が含まれるようになりました。
2023年2月17日リリース
不具合修正
リクエスト
完了したリクエストにSLAが適用されている場合、誤ってSLA違反のフラグが設定される不具合を修正しました。
仕様変更
Microsoft Intune連携
ServiceDesk Plus CloudとMicrosoft Intune間で資産情報を同期する際、ユーザー同期が行われなくなりました。
2023年2月14日リリース
リクエスト
変更の作成時、選択したテンプレート特有のURLを取得することができません。
問題
フォームルールが問題に適用された場合、問題情報ページのスポット編集を無効化するが有効化されている場合であっても、問題の情報画面にある右側のペインでスポット編集ができてしまいます。
管理
[管理] > [ポータル&設定] > [組織の役割] で役割を展開する際、最初の6つの役割のみが表示されます。
連携
Jira連携が遅れる場合があります。
一般
リクエストテンプレートの検索を使用してサービスカテゴリを検索するオプションがあります。
リクエストフォームの送信をキャンセルする際に表示される中断アクションのポップアップが自動で閉じません。
ヘッダーバーから呼び出された最近の項目、承認、通知のパネルの表示日がカスタマイズで指定した言語に翻訳されません。
ヘッダーバーから呼び出された承認のパネルに、承認がトリガーされた日ではなく、チケットの作成日が表示されます。
購買
購買注文のPDFおよびメール通知のインライン表示において、 Billing Address(請求先住所)、 Shipping Address(発送先住所)、 Vendor(販売元)のフィールドでユーザーが定義した名前が適切に表示されません。
既存のコストセンターの値が、インポートファイルで設定されている値ではなく、インポートされた購買注文にマッピングされます。
購買注文で会社のロゴがほとんど見えません。
ワークフロー
翻訳されたセットアップで変更ワークフローの件名が長い場合、UIが崩れます。
変更/リリースワークフローの名前が編集され、Enterキーが押下された場合、エラーが発生します。
Outlook Actionable Cardが有効化されている場合、重複した承認ノードが含まれる変更ワークフローを保存できません。
2023年2月8日リリース
(2023年1月12日の次期リリース予定)
機能強化
一般
Microsoft Teamsモバイルアプリの対応範囲の拡大
Microsoft Teamsモバイルアプリから、ServiceDesk Plus Cloudのホーム/リクエスト/ソリューションモジュールに直接アクセスして、様々な操作を行えるようになりました。また、技術担当者はホーム画面から自身のタスクにアクセスできます。
Ziaアクション
管理者は、権限をもとに [管理] > [Zia] > [Ziaチャットボット] > [Ziaアクション] でユーザーに対してZiaチャットボットのアクションを制限できるようになりました。技術担当者の場合には、特定の役割に対してアクションを制限できます。
カスタムウィジェットの表示ロケーションの条件
役割に基づいてカスタムウィジェットの表示ロケーションをカスタマイズし、フィールドに基づいてカスタム条件をカスタマイズできるようになりました。カスタマイズするには [管理] > [開発者スペース] > [カスタムウィジェット] でウィジェットの詳細を展開し、カスタマイズしたい表示ロケーションで設定をクリックします。
注:
- 資産モジュールのウィジェットでは、依頼者に表示オプションは使用できません。
- ダッシュボードおよびWebタブのロケーションは、役割にのみ基づいてカスタマイズできます。
- リクエストの追加/編集時にリクエストの右側のパネルに表示されているカスタムウィジェットの表示ロケーションは、フォームルールの表示/非表示オプションを使用してカスタマイズされます。
- カスタムメニューに関連するカスタムウィジェットの表示ロケーションは、カスタムメニューの条件を使用してカスタマイズされます。
エクスポートの機能強化
大きなファイルが複数のzipファイルとしてエクスポートされ、ポップアップ画面から各zipファイルをダウンロードするようになりました。詳細についてはこちらをご参照ください。
問題
問題のルックアップフィールド
タイプがルックアップフィールドの追加フィールドを問題で設定できるようになりました。ルックアップフィールドでは、別のフィールドを参照して、それらの値を入力します。[管理] > [カスタマイズ] > [追加フィールド] > [問題の追加フィールド] > [新規フィールドの追加] へアクセスして、 フィールドタイプでルックアップフィールドを選択することにより、タイプがルックアップフィールドの追加フィールドを問題で設定できます。
また、テンプレートの右側のパネルからルックアップフィールドをドラッグ&ドロップするだけで、問題テンプレートにルックアップフィールドを追加することもできます。最大10個のルックアップフィールドを追加することが可能です。
2023年2月1日リリース
不具合修正
管理
インスタンスに11個以上のエリアレベルの役割がある場合、エリアを追加/編集/削除できない不具合を修正しました。
レポート
サービスカタログオプションがついているProfessional Editionの場合、ドリルダウン分析でサービス要求が表示されない不具合を修正しました。
2023年1月23日リリース
機能強化
連携
- ADManager Plus のウィジェットがバージョン1.5にアップデートされました。このバージョンには、ユーザーフォームの作成をカスタマイズする機能が含まれています。
2023年1月20日リリース
一般
- 言語設定がイタリア語の場合、「ピックアップ」という単語が誤って翻訳されています。
- セルフサービスポータルで言語を変更した後、ウィジェットの件名が翻訳されていません。
リクエスト
- 自動承認が行われ、承認後に技術担当者に割り当てる機能が有効化されていた場合、「リクエスト作成時に実行」の際に技術担当者の自動割り当てが作動しません。
- フィールド値のドロップダウンに100個のエントリーを入力した後に項目が選択された場合、リクエストのフォームルールを編集する際、項目フィールドが空欄になります。この事象は言語設定が英語以外の場合に発生します。
- サービス要求テンプレートを設定している際、SLAの関連付けのポップアップで管理者がSLAを表示および選択できない場合があります。
- ステータスがOn HoldからClosedに更新された場合、リクエストにSLA違反の旗が表示されません。
- タスクがクローズ/完了という条件のタスクトリガーのタスクアクションが実行されません。
変更
- メール経由でユーザーに通知する場合、変更に追加されたメモの説明がプレーンテキストで送信されます。
リリース
- 通知に変数 $comment が含まれており、リリースのコメントフィールドが必須でなく、ステータスコメントに値が入力されていない場合、リリースワークフローで設定されている承認通知が実行されません。
資産
- 資産モジュールを読み込む際、予期せず時間がかかる場合があります。
- ワークステーションの名前に別のドメイン名が含まれる場合、既存のワークステーションが別のドメイン名で重複します。
- カスタム製品タイプに「タブレット」が含まれる場合、デフォルトのタブレットタイプの製品でタブレットの資産を新規追加できません。
- 重複した資産を一致させる際、ServiceDesk Plus Cloudから資産が削除されます。
- ソフトウェアライセンスをインポートする際、エリアの値が自動入力されません。
- 消耗品モジュールのテーブルレポートを作成する際、拡張フィルタリングで製品フィールドに表示されない消耗品の製品があります。
不具合修正
連携
- Outlook Actionableカードで改行を追加できない不具合を修正しました。
- リクエストからJiraのチケットを作成する際、説明フィールドでアポストロフィー(')が適切に表示されない不具合を修正しました。
- ServiceDesk Plus Cloudで使用されているメールアドレスがユーザープリンシパル名として指定されているユーザーに対して、Microsoft Officeカレンダー同期が作動しない不具合を修正しました。
- Azure ADからユーザーをインポートする際、Microsoft Azure連携が断続的に無効化される不具合を修正しました。
- 新たにサインアップしたユーザーの場合、Cloudオプションからのファイル添付を使用して添付ファイルを追加する際に失敗する不具合を修正しました。
2023年1月13日リリース
(2022年11月29日の次期リリース予定)
機能強化
一般
アドホック委任
保留中の承認リクエストを別のユーザーに委任できるようになりました。SDAdminやHelpdeskConfigの役割を付与されているユーザーは、[管理] > [自動化] > [委任] からこの機能を有効化することが可能です。詳細についてはこちらをご参照ください。
承認者は、以下3通りの方法で自身の保留中の承認を委任することができます。
- ヘッダメニューの私の保留中の承認
- メールの承認リンク
- リクエスト/変更/リリース/購買注文の詳細画面の承認タブ
承認が保留中の場合、委任を元に戻してアクションを実施することも可能です。
通知ルールの機能強化
委任に関連する通知ルール「承認の委任が取り消されたとき、バックアップ承認者に通知」が [管理] > [自動化] > [通知ルール] > [その他] に追加されました。
インポート/エクスポートの機能強化
- 問題リクエスト、問題の会話、問題の添付ファイル、リリースリクエスト、リリースの会話、リリースの添付ファイルをエクスポートできるようになりました。エクスポートするには [管理] > [データ管理] > [データのエクスポート] へアクセスします。
- 問題の会話、問題の添付ファイルをインポートできるようになりました。インポートするには [管理] > [データ管理] > [データのインポート] へアクセスします。
調査テンプレートのカスタム変数
管理者は、調査テンプレートにカスタム変数を設定して、調査にリクエストの情報を含めることができるようになりました。カスタム変数を設定するには [管理] > [ユーザー調査] > [調査テンプレート] へアクセスして、テンプレート名の横にあるギアアイコンをクリックし、[カスタム変数の設定] を選択します。
リリース
リリースモジュールでルックアップフィールドに対応
他の対応フィールドから値を取得することが可能なリリースの追加フィールドを作成できるようになりました。実施するには、リリースの追加フィールドをルックアップフィールドとして設定し、その参照エンティティとして別のフィールドを選択し、参照したフィールドから値を取得する必要があります。参照エンティティにできるフィールドは部署、グループ、依頼者、サイト、技術担当者、カスタムモジュール、ユーザーです。リリースでルックアップフィールドを設定するには [管理] > [カスタマイズ] > [追加フィールド] > [リリースの追加フィールド] へアクセスして、[新規フィールドの追加] をクリックし、新規フィールドのポップアップでフィールドタイプをルックアップフィールドにします。詳細についてはこちらをご参照ください。
リリーステンプレートを設定する際に、リリーステンプレートの右側のパネルからルックアップフィールドのエンティティをお好みのセクションにドラッグして、ルックアップフィールドを新規作成することもできます。
注:最大10個のルックアップフィールドを追加することが可能です。
タスクのトリガー設定
リリーステンプレートに関連するタスクをいつトリガーするかを予め設定できるようになりました。設定するには、リリーステンプレートを設定する際に [追加設定] タブへアクセスして、タスクのトリガーのドロップダウンからお好みの項目を選択します。使用可能な項目は以下の通りです。
- リリース作成時:リリースが作成された際に、テンプレートに関連するタスクを自動的にトリガーします。
- リリースステージへの遷移時:リリースが新しいステージに遷移する際、ステージごとに、テンプレートに関連するタスクを自動的にトリガーします。
- 手動:各リリースステージのタスクタブからリリースタスクを手動でトリガーします。デフォルトではこの項目が選択されています。
UIの変更
リリーステンプレートを設定する際、タスクタブの右側のペインで設定を行う項目とあわせて、テンプレートで設定されているタスクのトリガー設定が表示されるようになりました。
UIの変更と機能強化
- ユーザーエクスペリエンスを向上させるため、ServiceDesk Plus Cloud全体で、UXマイクロコピー(エラーメッセージ、ヘルプテキストなどのテキストコンテンツ)を更新しました。
- ユーザビリティを向上させるため、設定名およびメニューラベルのモジュール名を分割することにより、以下の管理画面でドロップダウンメニューを改良しました。
- 追加フィールド
- フォームルール
- 業務ルール
- ライフサイクル
- トリガー
- カスタムアクション
- ワークフロー
- カスタム関数
- SLA
- カスタムメニュー
- 管理画面において、画面が開くとすぐに、検索ボックスに自動的にフォーカスが置かれるようになりました。 これにより、検索ボックスをクリックすることなく、検索を開始することができます。