ServiceDesk Plus Cloud リリースノート(2024年)
作成日:2024年1月17日 | 更新日:2024年4月15日
本リリースノートは、本社で公開されているリリースノートを翻訳しています。
最新情報に関しましては、以下URLをご覧ください。
What's new in ServiceDesk Plus (Cloud help desk software)(英語)
https://www.manageengine.com/products/service-desk/whats-new.html
2024年4月11日リリース
機能強化
自動化
- リクエストのトリガーにおいて、通貨とパーセント(%)のフィールドタイプに対応しました。
- リクエストの業務ルールとトリガーが、重複したリクエストに対しても実行されるようになりました。
リクエスト
-
リクエストの追加フォーム内で添付ファイルをプレビューできるようになりました。
不具合修正
自動化
-
カスタム通知を使用して送信したSMSが、エンコーディングの問題で文字化けする不具合を修正しました。
リクエスト
- 「ステータス」フィールドが非表示の場合、キャンセルされたリクエストが依頼者でロードされ続ける不具合を修正しました。
- リクエストの承認がトリガーを介して作成される場合、ユーザーが存在していても、組織の役割が未解決であることが技術担当者に通知される不具合を修正しました。
- 複数の技術担当者がリクエストで作業している際、1人の技術担当者が更新を行うと、更新通知が他の技術担当者に2回送信される不具合を修正しました。
- 依頼者に対して、「私のサマリー」で表示されるリクエストが、表示IDに基づいて並べ替えられない不具合を修正しました。
- リクエストの編集時、既存の値を新しいテンプレートのデフォルト値で上書きしてテンプレートを変更すると、リクエストのステータスが正しく設定されない不具合を修正しました。
- ユーザーの言語のカスタマイズが有効な場合、通知テンプレートの「リクエストが共有されたとき、ユーザーに通知」をカスタマイズできない不具合を修正しました。
- リクエストのキャンセル時、理由が文字化けして表示される不具合を修正しました。
- メール送信時に「説明」フィールドが空欄の場合、内部エラーが発生する不具合を修正しました。
- 「回答」タブのソリューションの内容が、リクエスト履歴と印刷プレビューの両方でプレーンテキストで表示される不具合を修正しました。
- リソース管理ページを開いた際にエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
- エディターの更新が必要な場合、リクエストテンプレートで設定された承認が送信されない不具合を修正しました。
管理
-
詳細ポータル設定の「技術担当者のステータス設定(Technician Availability Settings)」の「Technician」のスペルが間違って表示される不具合を修正しました。
2024年4月5日リリース(2024年3月21日の次期リリース予定)
機能強化
業務時間と特定の業務時間
- [管理]→[インスタンスの設定]→[業務時間]から、SLAを適宜計算できるグループベースの業務時間が設定できるようになりました。
- すべての営業日、または各営業日に固有の休憩時間を設定できるようになりました。休憩時間は、標準時間またはカスタム時間の勤務時間が設定されている場合にのみ設定できます。
-
動的な平日の業務時間において例外を設定できるようになりました。なお、これらの日に、独自の業務時間と休憩時間を設定できます。
-
[管理]→[ポータル&設定]→[業務時間]→[特別な業務時間(Special Operation Hours)]より、1年のうち特定の日の業務時間を特別な営業時間として定義できるようになりました。これらは、特別な業務時間が適用されるサイトとグループをマッピングするための業務時間に関連付けられます。特別な業務時間をスケジュールしたり、毎年繰り返したり、休憩時間を追加したり、動的な平日において例外を設定したりできます。
注意:アプリケーションですでに設定されている業務時間は、類似性に基づいてマージされ、それに応じてサイトに関連付けられます。
- マージされた業務時間は、業務時間1、業務時間2などのように命名されます。ユーザーは必要に応じて名前を変更し、再設定できます。
- 関連付けられたサイトの数が最も多いマージされた業務時間は、デフォルトの業務時間として命名されます。サイトまたはグループに業務時間が関連付けられていない場合は、デフォルトの業務時間が関連付けられます。
休日グループ
-
[管理]→[ポータル&設定]→[休日グループ(Holiday Groups)]より、休日のグループを作成し、関連する休日を設定できるようになりました。技術担当者グループに基づいて休日を適用し、それに応じてSLAを計算できます。
-
各休日グループで休日を作成したり、休日グループ間で休日をインポートすることができるようになりました。
注意:アプリケーションですでに設定されている休日は、類似性に基づいてマージされ、さまざまな休日グループにまとめられます。これらの休日グループはそれに応じてサイトに関連付けられます。
- マージされた休日グループは、休日グループ1、休日グループ2などのように命名されます。ユーザーは必要に応じて名前を変更し、再設定できます。
- 関連付けられたサイトの数が最も多い休日グループは、デフォルトの休日グループとして命名されます。サイトまたは技術担当者グループに休日グループが関連付けられていない場合、デフォルトの休日グループが関連付けられます。
仕様変更
- サイトを設定する際、関連設定に業務時間と休日が表示されないようになりました。
- 追加/編集時に、[適用先]フィールドを使用して、業務時間および休日グループをサイトに関連付けるようになりました。
- サイト/技術担当者グループに業務時間または休日グループが設定されていない場合、デフォルトの業務時間または休日グループが適用されるようになりました。
- 「SDSiteAdmin」の役割を持つ技術担当者が業務時間および休日を設定できないようになりました。
サンドボックスユーザーへの注意:移行中、ユーザーは一時的にサンドボックスの作成/再作成、サンドボックスの変更のデプロイができなくなります。
移行後、営業時間や休日に関するサンドボックスの変更はデプロイできなくなります。ユーザーは、サンドボックスを再作成し、業務時間と休日グループを再設定して変更をデプロイできます。
2024年3月22日リリース
不具合修正
一般
- テーマ設定で行った変更が保存されない不具合を修正しました。
- 返信テンプレートで行ったコンテンツの改行で、パーソナライズされたフォントが含まれない不具合を修正しました。
リクエスト
- ネットワークが遅い場合、特定のフォームルールの設定において、フォーム送信時にチケットが重複して作成される不具合を修正しました。
変更
- 変更詳細ページの右ペインから「Canceled(キャンセル)」ステータスの変更をクローズしようとすると、無関係なエラーメッセージが表示される不具合を修正しました。
プロジェクト
- 言語がフランス語に設定されている場合、プロジェクトモジュールの「終了予定日」が誤って訳される不具合を修正しました。
資産
- ファシリティインスタンスにおいて、インポートファイルに記載されている製品分類が事前に設定されていない場合、資産のインポートに失敗する不具合を修正しました。
連携
- すべての休暇タイプを削除すると、Office 365カレンダーの設定ポップアップが読み込まれない不具合を修正しました。
- ユーザーのサイト情報がAzureから同期されない場合がある不具合を修正しました。
- アクション可能なカードでリクエストの件名が長い場合、アクションがサポートされない不具合を修正しました。
自動化
- 問題/変更/リリースのフォームルールを作成する際、「フィールドに値を設定」、「オプションを追加」、「オプションを削除」などのアクションで、追加のルックアップフィールドタイプの51個目以降の値が表示されない不具合を修正しました。
- ワークフローに変更の役割フィールドで設定されたフィールド更新ノードが含まれ、「ステージ /ステータスを管理」で「ワークフローで追加したステージとステータスのみ表示」が選択されている場合、変更ワークフローが失敗する不具合を修正しました。
2024年3月14日リリース(2024年3月6日の次期リリース予定)
一般的な仕様変更
-
通知によって行われたリクエストの更新が、リクエストの履歴に記録されるようになりました。
-
技術担当者権限を持つ依頼者がリクエストに返信した場合、その返信は依頼者からの返信とみなされ、それに応じて色分けされるようになりました。
-
依頼者が技術担当者権限を持っている場合、リクエスト詳細ページの[すべて返信]ボタンが[返信]に変更されました。
-
[管理]→[一般設定]→[依頼者ポータル]で、[依頼者自身がクローズされたリクエストを再オープン(「Open」ステータスに戻す)することを許可しますか?]オプションが削除されました。
機能強化
リクエストの再オープンの機能強化
リクエストの再オープン設定において、リクエストの再オープンに関連するすべてのUIおよびメール設定を統合しました。SDAdminsは、[管理]→[一般設定]→[詳細ポータル設定]で、この設定にアクセスし、以下を設定できるようになりました。
- 依頼者から返信があった場合、どの完了ステータスからでもリクエストを再オープンにできるようになりました。
- 再オープンされたリクエストのランディングステータスを設定できるようになりました。
- 技術担当者がメールで送信された返信でリクエストを再オープンできるようになりました。
- Ziaがメールを検証し、完了したリクエストに対して再オープン設定を実行できるようにすることを選択できるようになりました。
キャンセル済みリクエストの再オープン
- キャンセル済みリクエストを再オープンできるようになりました。
- キャンセルステータスはリクエストのライフサイクルでオープンステータスに設定できるようになりました。
- キャンセル済みリクエストが再オープンした場合、以前リクエストに関連付けられていたすべての機能が復元できるようになりました。
リクエストの再オープン通知
- キャンセル済みリクエストが再オープンされたときに依頼者に通知するかどうかを選択できるようになりました。
- キャンセル済みリクエストが再オープンされたときに通知する特定の技術担当者を選択できるようになりました。
モードの機能強化
- デフォルトのリクエスト作成モードに「Mobile Application(モバイルアプリ)」が追加されました。
- すべてのデフォルトのモードを編集できるようになりました。
- モバイルアプリ経由で、モードが指定されずにリクエストが送信された場合、モードに「Mobile Application(モバイルアプリ)」が自動的に更新されるようになりました。
- ライブチャット経由でリクエストが作成された場合、モードとして「Live Chat(ライブチャット)」が作成され、ServiceDesk Plus Cloudで更新されるようになりました。
管理
URLの機能強化
ServiceDesk Plus CloudのREST API v3において、特殊な操作名(CRUD操作以外)の場合、アンダースコアで始める必要があります。この接頭辞がないURLにアクセスすると、404エラーコードが表示されます。詳細はこちらをご覧ください。
一覧ビューからのデータのエクスポート
一覧ビューから、データのエクスポートオプションを使用して、データをエクスポートできるようになりました。すべてのデータをエクスポートすることも、現在のビューにあるデータまたは選択したデータのみをエクスポートすることも可能です。現在、このオプションはリクエストでのみサポートされています。
データのエクスポートが完了すると、メール/プッシュ通知が届きます。通知内のリンクをクリックすると、ファイルをダウンロードできます。
メール通知
プッシュ通知
ベル通知
依頼者ポータルの検索のカスタマイズ
- 管理者が依頼者ポータル設定ページから検索設定を構成することにより、依頼者が選択したモジュールからのみ検索できるようになりました。
- 選択したモジュールを並べ替えることで、検索結果を特定の順序で表示できるようになりました。
- 依頼者ポータルのカスタマイズページで、基本カスタマイズは「CODE-BASED(コードベース)」へ、詳細カスタマイズは「GUI-BASED(GUIベース)」へ名称が変更されました。
リリースのワークフローのステージの並び替え
- ワークフロー固有のステージとステータスを設定できるようになりました。ワークフローエディターの アイコンをクリックし、リリースのステージとステータスの可視性を管理できるようになりました。
- 以下のオプションを使用して、ステージとステータスを管理できるようになりました。
・リリースワークフローの全体設定の設定通り
・すべてのステージとステータスを表示
・ワークフローで追加したステージとステータスのみ表示 - [ワークフローで追加したステージとステータスのみ表示]オプションを使用することで、ステージを並び替えできるようになりました。しかし、[Submission]、[Planning]、[Close]ステージは並べ替えできません。ワークフローで構成されたステージ/ステータス/ステージ順序のみが、関連するリリースに組み込まれます。
仕様変更
リリース管理
[管理]→[カスタマイズ]→[リリース管理]→[ステージとステータス]から、リリースのPlanning(計画)ステージの順序変更が制限されました。
リリースの役割と許可
機能強化
SDAdminsがステージ間でリリースを移動できるユーザーを設定できるようになりました。リリースワークフローのワークフローの全体設定で、以下のオプションのいずれかを選択できます。
- 必要な権限を持つユーザー:リリースステージの承認権限を持つユーザーが、リリースを他のステージに移動できます。
- Release Managerのみ:Release Manager(リリース管理者)のみが、リリースをステージ間で手動で移動できます。
- なし(ステージの移動はワークフローを介してのみ行われます):リリースはワークフローで設定されたステージを移動します。
リリースユーザーは、をクリックして、一覧ビューまたはテンプレートビューから、リリースリクエストに割り当てられたさまざまな役割とユーザーを確認できるようになりました。
テンプレートビューで、[表示するカラムを選択]から表示する「役割」フィールドを選択します。
「Release Roles and Users(リリースの役割とユーザー)」という新しいデフォルトのクエリレポートが追加されました。ユーザーは即座にレポートを生成して、リリースリクエストの中でさまざまな役割を監視できるようになります。
リリースフォームの機能強化
スポット編集に加え、役割ページの[編集]をクリックすることで、リリースの一部の役割をグローバル編集できるようになりました。フォームルールは役割のフォームに適用されます。
仕様変更
-
一部の役割は、左ペインからアクセス可能な[役割]タブに表示されるようになりました。現在のリリースステージの編集権限を持つユーザーは、一部の役割を編集できるようになります。
-
SDAdminが[管理]→[カスタマイズ]→[リリース管理]→[リリースの役割]で[Allow to edit previous stages(以前のステージの編集を許可する)]を有効にすることで、リリースエンジニアが過去のリリースステージを編集できるようになりました。
-
リリースの履歴で、会話に関連するエントリが関連する操作名で記録されるようになりました。
2024年3月8日リリース
不具合修正
リクエスト
-
特定のフォームルールの設定で、提出時にチケットが重複して作成される不具合を修正しました。
-
リクエストの再オープン設定で、[返信をリクエスト履歴に追加して技術担当者に通知する]または[新規リクエストとして作成する]オプションが設定されている場合、技術担当者のメール返信が完了したリクエストが再オープンされる不具合を修正しました。
変更
- 右ペインからステージ/ステータスを変更した後、スポット編集を使用して変更を保存しようとすると、「ステータスを指定してください。」というエラーが発生する不具合を修正しました。
2024年2月28日リリース(2024年2月6日の次期リリース予定)
機能強化
連携
ChatGPTによる返信アシスタント
管理者は、技術担当者がChatGPTを用いてリクエストの会話への返信を作成できるようにすることが可能となりました。[Setup]>[Apps & Add-ons]>[Integrations]でChatGPT Integrationを有効化し、Reply Assistを選択してください。
リクエストの詳細画面から会話に返信する際、文脈に応じた返信を作成したい場合、もしくは技術担当者の返信の文法や読みやすさを向上させたい場合、技術担当者にて返信エディターにあるをクリックしてください。
Microsoft TeamsからChatGPTへのアクセス
Microsoft Teams連携が有効化されている場合、ServiceDesk Plus Cloud botでChatGPTを利用して、チケットの情報を要約できるようになりました。
また、ChatGPTによってServiceDesk Plus Cloud botが強化され、bot内でユーザーの質問に回答することもできるようになりました。
利用統計の表示
管理者の場合、ChatGPT連携カードで詳細へ移動して利用統計を選択し、連携経由でユーザーがChatGPT機能へアクセスした回数を表示できるようになりました。
Azureユーザー同期の機能強化
[連携]>[Azure ADユーザー同期]>[設定]>[同期レポート]でAzure ADユーザー同期のレポートを有効化できるようになりました。
有効化すると、[連携]内のAzure ADユーザー同期カードでレポートをダウンロードできるようになります。
管理
資産の確認応答
- 特定の製品タイプに対して確認応答を設定し、該当資産がユーザーに割り当てられた際にユーザー確認応答を受け取ることができるようになりました。確認応答は[管理]>[カスタマイズ]>[資産管理]>[資産の確認応答(Asset Acknowledgement)]より設定することが可能です。
- 特定の製品タイプまたは全ての製品タイプに対して確認応答を設定します。
- 確認応答が意図する資産にだけ設定されるようにするには、詳細な基準を指定します。
- エディターを使用して資産の確認応答を設定します。$ を入力すると、必要な変数が挿入されます。
資産の添付ファイルのインポート
資産の添付ファイルをインポートできるようになりました。資産の添付ファイルをインポートするには[管理]>[データ管理]>[データのインポート]へアクセスします。データのインポートを設定する際は、親IDフィールドの資産名を必ず入力してください。
ウェールズ語への対応
ServiceDesk Plus Cloudでウェールズ語を利用できるようになりました。[プロフィール]>[カスタマイズ]>[表示言語の選択]より言語を設定してください。
2024年2月14日リリース
不具合修正
リクエスト
- リクエストの履歴タブにおいて、ユーザー定義済みフィールドの値に基づいて追加フィールド名が表示される不具合を修正しました。
資産
- 製品タイプを非ITからITに変更した場合、ライセンス数をチェックする際にExpiredおよびDisposedの資産が除外される不具合を修正しました。
- [資産]>[ソフトウェア]において、ソフトウェアライセンスのサイトカラムに誤ったデータが表示される不具合を修正しました。
CMDB
- 50個以上のCIタイプがカスタムアイコンとともに追加された場合、カスタムCIアイコンがCMDBモジュールに表示されない不具合を修正しました。
購買
- 購買注文を承認する際、メール通知の送信を行えない不具合を修正しました。
レポート
- 複数選択のフィールドのフィルター条件がCMDBおよびカスタムモジュールのレポートで削除される不具合を修正しました。
一般
- CMDBのアドオンが無効化されている場合であっても、Professional Edidionの試用環境でCMDBモジュールを利用できてしまう不具合を修正しました。
- インスタンスのサイドパネルでインスタンスにカーソルを合わせた際、インスタンスの説明が適切に表示されない不具合を修正しました。
- [管理]>[自動化]>[通知ルール]でユーザーの言語でのテンプレートのカスタマイズを許可が有効化されている場合、承認通知で使用されているプレースホルダー ${approval_link} が承認リンクに置換されない不具合を修正しました。
保全
- 「最新の更新日時」と「解決日時」のフィールドがテンプレートに存在する場合、リクエストの保全を作成できない不具合を修正しました。
管理
- 技術担当者スケジュールで、うるう日である2月29日のデータが表示されない不具合を修正しました。
- AzureユーザーインポートやAzureユーザー同期でデータが取得されない不具合を修正しました。
- 編集アイコンが一度だけクリックされた場合、[管理]>[インスタンスの設定]でインスタンスの設定を編集できない不具合を修正しました。
タスク
- 技術担当者がタスクコメントを追加しようとすると、コンソールエラーが発生する不具合を修正しました。
仕様変更
レイアウトパーソナライズでフォントタイプを選択した場合、ServiceDesk Plus Cloud内のすべてのリッチテキストフィールドに適用されるようになりました。
2024年2月12日リリース
不具合修正
レポート
- カラムに特殊文字「/」が含まれるレポートを作成できない不具合を修正しました。
- レポートでノートPCやワークステーションをフィルタリングできないことがある不具合を修正しました。
- 詳細マトリクスレポートで日付形式に問題が生じる不具合を修正しました。
- レポート作成時に保存ボタンが繰り返しクリックされた場合、作成されたレポートを追跡できなくなる不具合を修正しました。
2024年1月25日リリース
機能強化
リクエストの承認レポート
Zoho analyticsにリクエストの承認データを投入し、リクエストの承認に関する動的でわかりやすいレポートを作成できるようになりました。
2024年1月18日リリース
機能強化
変更のクローズ時のポップアップでのクロージャコードとクローズ説明の必須化
- 変更をクローズする際のポップアップにおいて、未入力の必須フィールド(クロージャコード、クローズ説明)が赤いアスタリスクで表示されるようになりました。
- 未入力の必須フィールドがある変更情報の右側から、ユーザーが変更をクローズしようとした場合、必須情報を変更のクローズ時のポップアップで入力するように促されるようになりました。
仕様変更
- 変更やリリースで、現在以降のステージの承認に対して、再送アクションが制限されるようになりました。
- 対応中の承認段階において、完了済みの承認に対して再送アクションを行えるようになりました。
不具合修正
リクエスト
リクエスト(インシデント)の承認において、1人が承認した際に他の承認者に通知する機能が動作しなかった不具合を修正しました。
連携
Microsoftカレンダー連携が想定通りに機能しないことがある不具合を修正しました。
2024年1月16日リリース
不具合修正
リクエスト
通知の説明ではなく、リクエストの通知を転送した場合、リクエストの説明が表示される不具合を修正しました。
2024年1月10日リリース(2023年12月21日の次期リリース予定)
機能強化
サンプルエントリーの追加
SDAdminにて、モジュールや管理設定にサンプルデータを追加し、ServiceDesk Plus Cloudの挙動をテストできるようになりました。サンプルデータは、ServiceDesk Plus Cloudでの組織の作成時、または管理画面から追加することができます。
追加されたデータについては、保持することも、管理画面のバナーから削除することも可能です。
資産の詳細アクセス権限
基準や製品タイプをもとに、技術担当者に対する特定の資産/消耗品へのアクセス権限を許可/制限することができるようになりました。例えば、詳細アクセス権限を設定することにより、製品タイプがルーター、スイッチ、プリンターの資産へのアクセスを許可し、所定の技術担当者にその詳細アクセス権限を付与することができます。
[管理] > [ユーザー&許可] > [詳細アクセス権限(Fine-Grained Access)] > [新規資産FGA(New Asset FGA)] より詳細アクセス権限を設定することが可能です。
リクエストの共有
- リクエストの詳細画面より、リクエストを技術担当者、依頼者、技術担当者グループ、組織の役割に共有できるようになりました。リクエストを共有するには、リクエストの詳細画面へアクセスし、[アクション] > [共有] をクリックします。
- リクエストを共有できるのは、リクエストの共有権限をもつユーザーのみです。リクエストの共有権限は [管理] > [ユーザー&許可] > [役割] より設定可能です。
- [管理] > [自動化] > [通知ルール] > [リクエスト] に新たな通知ルール「リクエストが共有されたとき、ユーザーに通知(Notify user when a request is shared with them)」が追加されました。
- リクエストのフィルターのドロップダウンに、新たなフィルター「私に共有された保留中のリクエスト」「私に共有されたリクエスト」が追加されました。
リクエストのフォロー
ユーザーおよび技術担当者は、スコープ内のリクエストをフォローし、更新情報を受け取ることができるようになりました。この機能により、技術担当者やユーザーは、自身やチームにとって重要なリクエストが進展した際に気付くことができます。
フォロワーの管理
フォロワーの管理権限をもつ技術担当者は、リクエストからフォロワーを削除したり、リクエストにフォロワーを追加することができるようになりました。アクションメニュー内にあるフォロワーの管理という項目を使用して、フォロワーを管理できます。
リクエストの一覧画面の新たなフィルター
リクエストの一覧画面に新たなフィルター「私がフォローしているリクエスト」が追加され、自身がフォローしているリクエストのみをフィルタリングできるようになりました。
通知ルールへの新規通知の追加
[管理] > [自動化] > [通知ルール] > [リクエスト] に、リクエストのフォロー機能に関する以下の通知ルールが追加されました。
リクエストの会話の機能強化
- 技術担当者がリクエストの会話に返信する際に全返信を選択し、To、CC、BCCフィールドの全ユーザーへの返信を送信できるようになりました。
- 自身が依頼者となっているリクエストに技術担当者が返信する際、返信フォームが技術担当者の返信フォームとして読み込まれるようになりました。
- ユーザビリティの向上を目的として、添付ファイルフィールドのUIが強化されました。
仕様変更
- 返信を選択した際、Toフィールドのみが自動入力されるようになりました。
- 全返信を選択した際、To、Cc、Bccフィールドが自動入力されるようになりました。
- 技術担当者にて、ユーザーが送信したすべてのメールに対して返信、全返信、転送できるようになりました。
- システムによって生成された通知を技術担当者が再送または転送できるようになりました。
Ziaによるリクエストの自動承認
人工知能Ziaでは、承認者が送信した返信メールをもとに、リクエストに対する承認アクションを予測するよう、学習することが可能となりました。十分に学習することにより、Ziaが予測した、リクエストに対する承認アクションを自動的に適用することができるようになります。
- 管理者は [Setup] > [Zia] > [Artificial Intelligence] より承認の予測をセットアップすることができます。
- 承認者が一般的に使用するフレーズを設定し、適切な承認アクションをZiaが特定できるように学習させることができます。
- Verify Prediction(予測の検証)をクリックすることにより、予測を検証し、Ziaに対してフィードバックすることができます。
ライブチャットの機能強化
ライブチャットウィジェットのUIをアップデートし、画面が大きくなり、レイアウトが新しくなり、新機能が追加されました。
- ユーザーと技術担当者間でより良いコミュニケーションをとり、連携できるよう、電話機能を導入しました。
- 既存のお客様の場合、詳細設定画面で電話機能を有効化する必要があります。新規のお客様の場合、デフォルトで電話が有効化されます。
- 右上にあるトグルボタンを使用して、ユーザー自身の対応可否を表示できます。
- 右上にある旧UIに切り替えを選択すると、旧UIを利用するよう選択することができます。なお、旧UIは2024年2月8日までに廃止される見込みです。
仕様変更
- フィードバックおよびレポートがSalesIQのウィジェット画面に移動しました。
- [管理] > [アプリケーション&アドオン] > [ライブチャット] 配下にある、ライブチャットウィジェットを埋め込むためのスクリプトがアップデートされました。管理者は、新たなスクリプトを用いてウィジェットを使い続けることができます。
2024年1月2日リリース
機能強化
契約
- 契約の編集時に契約ベンダーフィールドを編集できるようになりました。指定できるのは、それまでのベンダーと同じ通貨を用いているベンダーのみです。
仕様変更
問題
- 新規問題フォームのステータスのドロップダウンに、デフォルトですべての進行中ステータスが一覧表示されるようになりました。
不具合修正
リクエスト
- リクエストを作成する際、キーワードに応じたソリューションがお勧めされない不具合を修正しました。
- リクエストの会話よりメールを返信/転送する際、画像をプレビューできない不具合を修正しました。
問題
- 問題の新規/編集フォームにて、影響あるサービスフィールドのドロップダウンに100件しか表示されない不具合を修正しました。
変更
- 変更リクエストをインポートする際、タイプが「日付/時間」の変更の追加フィールドに時間の情報がインポートされない不具合を修正しました。
- 表示言語が英語以外となっており、依頼者にデフォルトの変更テンプレートの表示権限がない場合、依頼者に関連付けられている変更テンプレートを表示できない不具合を修正しました。
ソリューション
- ソリューションにキーワードが全く登録されていない場合、ソリューションの一括インポートでエラーが発生する不具合を修正しました。
資産
- プロビジョニングツールまたはESMディレクトリから削除されたユーザーが資産の所有者の一覧から削除されない不具合を修正しました。
CMDB
- CMDBの関係マップを画像としてエクスポートできない不具合を修正しました。
購買
- 購買注文の作成時に使用した購買テンプレートにレートフィールドが存在しない場合、購買注文が十分にエクスポートされないことがある不具合を修正しました。
- 承認者がキャンセル済みの購買注文の承認リンクを開こうとした場合、エラーが発生する不具合を修正しました。
- 複数の品目がある場合、購買注文の印刷プレビューにおいて、品目の情報が2番目のページに表示される不具合を修正しました。
契約
- 契約フォームで契約タイプを検索できない不具合を修正しました。
連携
- Microsoft Teamsから、ServiceDesk Plus Cloudに作成されているタスクに返信、またはタスクをクローズしようとした場合、エラーが発生する不具合を修正しました。
- TeamViewerウィジェットで、TeamViewerの接続を認証できない不具合を修正しました。
一般
- Windows 7でLatoフォントが表示されない不具合を修正しました。
管理
- リクエストテンプレートにおいて、入力ボックスの下に表示されるよう日付ピッカーの位置がカスタマイズされている場合、日付ピッカーがリクエスト追加ボタンの背後に隠れて表示される不具合を修正しました。
- [業務ルール]>[カスタムアクション]>[フィールドを更新]において、いずれかのフィールドで長い値を選択した場合、途中までしか表示されない不具合を修正しました。