ServiceDesk Plus Cloud リリースノート(2025年)
作成日:2025年1月8日 | 更新日:2025年12月3日
本リリースノートは、本社で公開されているリリースノートを翻訳しています。
最新情報に関しましては、以下URLをご覧ください。
What's new in ServiceDesk Plus (Cloud help desk software)(英語)
https://www.manageengine.com/products/service-desk/whats-new.html
2025年11月28日 リリース(2025年7月31日の次期リリース予定)
新機能
ソフトウェアメーカー
- [管理]→[カスタマイズ]→[資産管理]→[ソフトウェアメーカー]で、SDAdmin/AssetConfigの役割を持つ技術担当者がすべてのIT資産のソフトウェアのメーカーを設定できるようになりました。
- 一覧ビューのツールバーから[照合]をクリックすることで、重複しているソフトウェアメーカーを親メーカーにマージすることができます。
注意:マージ後、関連付けられたすべてのソフトウェア、ライセンス、ライセンスタイプ、ライセンス契約が親メーカーに移動します。
- 親メーカーの[Unmerge(マージの解除)]をクリックすることで、すべてまたは特定の子ソフトウェアメーカーのマージを解除することができます。
- 一覧ビューからソフトウェアメーカーの編集、検索、ソート、削除ができます。
CIステータス
- [管理]→[カスタマイズ]→[CMDB]→[CI States(CIステータス)]でCIのステータスを作成し、ステータスを用いて構成アイテム(CI)のライフサイクルを管理、および追跡することができるようになりました。
- CIのステータスは「有効」タイプまたは「End-of-Life (EOL)」タイプにグループ化できます。
[管理]→[カスタマイズ]→[CMDB]→[設定]配下で、EOLとしてマークされたCIをすべてのモジュールで非表示に設定することができます。 - この設定を使用すると、EOLとしてマークされたCIは、すべてのモジュールのCIフィールドに表示されなくなります。
- EOLとしてマークされたCIに対し、新規関係を作成することができなくなりました。
CMDB一覧ビュー
- ステータスが「Active CIs(有効なCI)」または「End-of-Life CIs(End-of-LifeのCI)」に基づいて、CIをフィルタリングできるようになりました。
- カラムの選択から「ステータス」フィールドを選択することで、CMDB一覧ビューにCIのステータスを表示することができます。
- 一覧ビューまたは詳細ページからCIのステータスを変更できます。
CMDB一覧ビューの「ステータスの変更」オプションを使用して、CIのステータスを一括で変更できます。
SaaS Manager Plus連携
- ServiceDesk Plus CloudとSaaS Manager Plusを連携し、SaaSライセンスの管理、アプリケーションの使用状況の追跡、SaaSコストの最適化を行うことができるようになりました。
- SaaS Manager Plus連携は、[管理]→[アプリケーション&アドオン]→[連携]→[ManageEngine連携]→[SaaS Manager Plus]から有効化できます。
- 連携後、ライセンスが同期され、[資産]→[Software&Licenses(ソフトウェア&ライセンス)]→[ライセンス]配下に保存されます。
WhatsApp連携
- WhatsAppと連携し、ユーザーと技術担当者によるヘルプデスクのコミュニケーションの利便性を高めることができるようになりました。
- WhatsAppのビジネスアカウントとServiceDesk Plus Cloudを連携し、ヘルプデスクの自動更新情報や、パーソナライズされた通知をユーザーのWhatsAppアカウントに直接送信できます。
- WhatsApp連携を有効化するには、[管理]→[アプリケーション&アドオン]→[連携]→[サードパーティ連携]で設定します。
- ServiceDesk Plus Cloudでは、モジュール全体で発生する主なイベントについて、あらかじめ組み込まれたWhatsAppの通知テンプレートを提供しています。
テンプレートは、[管理]→[自動化]→[通知ルール]から編集できます。
注意:
- WhatsAppの通知を送信するには、Zoho Storeでインスタントメッセージ用のクレジットを購入する必要があります。
- 自動通知を送信するには、WhatsAppで承認されたテンプレートを使用する必要があります。詳しくは、「WhatsApp Integration(英語版)」を参照してください。
機能強化
リクエストのリソースの機能強化
- ServiceDesk Plus CloudおよびZoho Analyticsにて、リクエストのリソースに基づいてレポートを生成し、業務ルールやトリガー、タイマー、ワークフロー、SLA(サービスレベル契約)のような自動化機能を実行することができるようになりました。
レポートの生成:
- リソースの質問への回答に基づいた、サービス要求の詳細なレポートを作成できます。
- レポートの生成と詳細フィルター設定で使用できるフィールドは次の通りです。
リソース名、リソースの説明、質問の名称、質問の最大数、回答、コスト、数量、リクエストフィールド、リクエストの追加フィールド - 注意:リクエストのリソースは独立したモジュールとして提供され、他のリクエストのレポートに含めることはできません。
Zoho Analyticsに対応:
- Zoho Anlyticsにリクエストのリソース情報が含まれ、リクエストのリソースに関する包括的なレポートを生成できるようになりました。
自動化アクションの実行:
- SLA、業務ルール、タイマー、ワークフローのフィールドの更新アクションを介して、リクエストのリソースを更新できます。
- 次のリクエストのリソースに基づいて基準を定義することができます。
SLA、業務ルール、トリガー、タイマー、ワークフロー、カスタムメニューの項目、調査の実行条件、調査ルール
Azure ADユーザー同期
- Azure ADのユーザー同期を介して、追加/更新されたユーザーのログインステータスを設定できるようになりました。
- [管理]→[アプリケーション&アドオン]→[連携]→[サードパーティ連携]→[AzureADユーザー同期]より、このオプションを有効化できます。
リリースのリンク付け
- デプロイメントにおける複雑なシナリオを編成し管理するため、リリース同士をリンク付けできるようになりました。
- さらに、リンクの重複やループを避けるため、チェック機能を利用してリリースの依存関係をステージレベルで設定できるようになりました。
親リリース&サブリリースの関連付け
- 親リリースとサブリリースの関連付けを利用し、大規模なリリースを分割して段階的にリリースできるようになり、管理しやすくなりました。
これを行うには、親リリースで[関連付け]タブに移動し、関連するサブリリースを追加します。
- また、サブリリースで[関連付け]タブを開き、親リリースへ関連付けることも可能です。
リンク付けされたリリースの表示とスコープ
- リリース一覧ビューで、リンク付けされたリリースとそのスコープを表示することができます。
リリースの依存関係の表示
- 親リリースの「リリースの依存関係」オプションを用いて、リリース間の依存関係を確認できます。
リリースの依存関係の設定
- 親リリースの[関連付け]タブから、リリースの依存関係を設定できます。
追加フィールドの機能強化
- 問題のルックアップ追加フィールドの参照エンティティとして、資産とCMDBモジュールを選択できるようになりました。
- 問題とリリースモジュールで、マルチルックアップや日付形式の追加フィールドを作成できるようになりました。
- マルチルックアップがサポートする参照エンティティ:
問題:部署、資産、CMDB、グループ、サイト、技術担当者、ユーザー、ステータス、カスタムモジュール - リリース:部署、グループ、依頼者、サイト、技術担当者、ユーザー、カスタムモジュール
- マルチルックアップがサポートする参照エンティティ:
ソフトウェア&ライセンスの機能強化
- 「Subscription(サブスクリプション)」ライセンスタイプが、ソフトウェア&ライセンスに導入されました。
- SaaS Manager Plusから同期されたライセンスは、「Subscription(サブスクリプション)」のライセンスタイプとして追加されます。
- 基準を用いたカスタムフィルターを適用して、ソフトウェア、契約、ライセンスの一覧ビューをカスタマイズできるようになりました。
- 頻繁に使用するフィルターを、「お気に入り」としてマークすることができます。
ライセンスのタイプに、1つ以上のインストレーションをライセンスごとに含めることができるようになりました。
仕様変更
- 資産モジュールで、ソフトウェアとそのサブエンティティの名称を以下のとおりに変更しました。
| 変更前の名称 | 変更後の名称 |
|---|---|
| ソフトウェア | ソフトウェア&ライセンス |
| スキャンされたソフトウェア | ソフトウェア |
| ライセンス契約 | 契約 |
| ソフトウェアライセンス | ライセンス |
![]() | ![]() |
- ライセンス一覧ビューで、[新規ソフトウェアライセンス]ボタンと[新規アップグレードライセンス]ボタンが[新規]ボタン内にまとめられました。
2025年11月12日 リリース(2025年10月29日の次期リリース予定)
仕様変更
SAMLシングルサインオンの動作に関する仕様変更
- 11月中旬以降、サービスドメインを使用したURLに対するSAMLシングルサインオンのリダイレクトが無効化されます。SAML認証を引き続き行うには、ユーザーはアカウントのログインページにてメールアドレスを入力する必要があります。
- カスタムドメインURLに対するログインフローには変更はありません。
2025年11月7日 リリース
不具合修正
資産
- 資産のカードビューで、読み込み可能なカードやスペースが11枚以上あっても10枚までしか読み込まれない不具合を修正しました。
2025年11月4日 リリース
新機能
リクエスト
レイアウトのカスタマイズ
- リクエスト詳細ページをカスタマイズして、重要な情報を優先して表示させることで、ユーザーエクスペリエンスを高めることができるようになりました。
- カスタマイズは、[管理]→[Layouts(レイアウト)]→[Details Page Layouts(詳細ページのレイアウト)]で行います。技術担当者と依頼者に対して個別のレイアウトを作成できます。
- 「Allow technicians to edit their layout(レイアウトの編集を技術担当者に許可する)」を有効化すると、技術担当者が自身のリクエスト詳細ページのレイアウトをカスタマイズできます。
このオプションはデフォルトで有効化されています。 - SDAdminは、技術担当者によるレイアウトのカスタマイズ可否を制御できます。
- SDAdminによりカスタマイズされたレイアウトは、すべての技術担当者に対して適用されます。ただし、技術担当者はレイアウトアイコンをクリックして「My Layout(私のレイアウト)」を選択することで、自身がカスタマイズしたレイアウトで上書きすることができます。
カスタム通知の新たなユーザー変数
- リクエストの通知フォーム([管理]→[自動化]→[カスタムアクション])の、「通知先」フィールドのフィルターに、新しく変数が追加されました。
| フィルター | 変数 |
|---|---|
| リクエストユーザー |
![]() |
| 通知先ユーザー 「適用先」に[(ユーザーからの)メール返信]が 選択されている場合に利用可能です。 |
![]() 注意:この設定は変更、リリース、問題の通知にも適用されます。 |
情報タブのフォーカス表示
- 情報タブの[Hide Empty Fields(空欄を隠す)]を使用して、値が更新されていないフィールドを非表示にし、必要な情報のみを表示できるようになりました。
機能強化
技術担当者の不在アラート
- 技術担当者を割り当てる際、選択した技術担当者が不在の場合に、リクエストフォーム上で簡易アラートが表示されるようになりました。
セルフサービスポータルの機能強化
- 業界に特化し、パーソナライズされたユーザーエクスペリエンスを提供するため、コードベースの依頼者ポータルカスタマイズウィザードに以下の機能が追加されました。
- 新しい業界特化型テンプレート:ビジネスプロセスに沿ったポータルにするため、業界向けにデザインされた豊富なコレクションから、ポータルのテンプレートを選択できます。
- コンテンツをパーソナライズする変数:変数を使用して、組織内のポータルユーザーに対し、さらにパーソナライズされたコンテンツを提供することができます。
- User Variable(ユーザー変数):ログインユーザーに対してパーソナライズされたコンテンツを表示します。
-
- Text Variables(テキスト変数):テキスト変数を使用してポータルのコンテンツ内に定義済みの文章を挿入し、ユーザーの希望する言語で自動翻訳、表示することができます。
-
- Greeting Messages(挨拶メッセージ)変数:時間帯に応じた挨拶文を、ユーザーに表示することができます。
- ウィジェットの管理:[ウィジェット]のドロップダウンフィルターにて、利用可能なウィジェットとURLウィジェットがグループ化されました。
不具合修正
Zoho Survey
- Zoho Surveyのフォームで、ユーザー名の前にカンマが表示される不具合を修正しました。
ダッシュボード
- ダッシュボードのカスタマイズを行う際、レポートウィジェットが100件を超えているとウィジェット選択一覧にレポートウィジェットが表示されない不具合を修正しました。
全般
- カラム選択で追加された追加フィールドが削除されると一覧ビューが読み込まれなくなる不具合を修正しました。
この不具合はすべてのモジュールで発生していました。 - WindowsシステムのChromeおよびEdgeブラウザーで、NVDAスクリーンリーダーが次の項目を読み上げない不具合を修正しました。
- ショートカット(Ctrl+Alt+矢印キー)を使用してブラウズする際の、リクエスト一覧ビューのID、ステータス、技術担当者、件名
- 会話の返信や転送フォームの、提案されたユーザー名、およびメールアドレスのフィールド(宛先、CC等)
資産
- モバイルアプリで、資産の確認応答の承認メールに返信する際、送信ボタンが表示されない不具合を修正しました。
2025年10月25日 リリース
仕様変更
ServiceDesk Plus Cloudへのアクセスに関する仕様変更
- セキュリティの向上と一貫したサインインのプロセスを保持するため、ServiceDesk Plus Cloudへのアクセス方法に関する仕様を変更します。
主な変更内容は以下のとおりです。- ServiceDesk Plus CloudのドメインをベースにしたサブドメインURL(例:helpdesk.sdpondemand.manageengine.com)の追加/編集ができなくなりました。
- 既存のサブドメインURLは削除が可能となります。
長期的な利用のため、組織固有のカスタムドメインURLへ移行することを推奨いたします。
2025年10月22日 リリース
仕様変更
リクエスト
- Microsoft Teamsから作成されたリクエストのモードが、デフォルトで「MS Teams」に設定される仕様に変更しました。
不具合修正
リクエスト
- 参照サイトのグループに関連付けられていて、役割の「モジュールレベルの詳細権限」が「すべてのグループ&技術担当者に割り当て済み」となっている技術担当者が、グループに割り当てられているアーカイブ済みリクエストにアクセスできない不具合を修正しました。
- Search APIが非推奨となったことが原因で、リクエストに対するJiraの作業項目(課題)の関連付け/関連付けの解除ができない不具合を修正しました。
- [管理]→[Zia]→[人工知能]→[予測機能]で「優先度の予測」を有効化している場合、複数編集で優先度を選択できない不具合を修正しました。
管理
- 業務ルール編集時の「フィールドを更新」セクションで、コンマを含む複数選択の値が、コンマで二分される不具合を修正しました。
また、分割された項目の数が、元々選択していた値の合計数と一致していた場合、他に選択した値が表示されない不具合を修正しました。- 例として、業務ルールの作成時に「Jennifer, Gracias, Doe」、「Mark」、「Steve」の3つの値を選択した場合、業務ルールの編集時に「Jennifer, Gracias, Doe」のフィールド値が3つに分割され、「Mark」と「Steve」が消える不具合がありました。
- インスタンスにインシデントテンプレートのみが存在し、サービスカテゴリー/サービス要求テンプレートが存在しない場合、サービスカタログの順番を並び替えた後に保存するとエラーが発生する不具合を修正しました。
2025年10月15日 リリース
不具合修正
レポート
- データ量の多い環境でXLSやCSVのレポートをエクスポートすると、空白/不完全な行が表示される不具合を修正しました。
2025年10月13日 リリース(2025年9月13日の次期リリース予定)
機能強化
親リクエストへマージされたリクエストの情報
- リクエストをマージ後、以下ができるようになりました。
- 親リクエスト内の「MERGED」タグから、子リクエストの会話を識別できます。
- タグにマウスカーソルを合わせることで、マージされたリクエストのリクエストID、リクエストの件名、マージ実行者、マージ日時を確認することができます。
- マージされたリクエストの情報を親リクエストのレポートで確認できます。
注意:本機能強化が実装後にマージされたリクエストにのみ適用されます。
追加フィールドの機能強化
- 「日付」タイプの追加フィールドをタスクに追加できるようになりました。
- 最大5個の「日付」タイプの追加フィールドを作成することができます。
制限
- タスクレイアウトに追加できる選択式の追加フィールド(複数選択、ピックリスト、チェックボックス、ボタン)の上限が20個に制限されます。
監査ログのエクスポート
- スレッドビュー/直線ビューの監査ログをCSV形式でエクスポートできるようになりました。
エクスポートされたファイルは、メール通知、プッシュ通知、ベル通知を介して送信されます。 - メール通知において、ファイルサイズが50MB未満の場合はファイル形式で添付され、それ以上の場合はダウンロードリンク形式で追加されます。
仕様変更
レポート
- 501行以上のデータを含むスケジュールされたテーブルレポートが、inline HTMLの代わりにHTMLファイルとして生成される仕様に変更しました。
不具合修正
Zia
- Ziaチャットボットで公開されている会話が21個以上ある場合、ブレンド会話を識別する自然言語処理が機能しない不具合を修正しました。
管理
- 日本データセンターでホストされている環境で、「会話の要約」を有効化しても使用できない不具合を修正しました。
2025年9月24日 リリース
機能強化
契約
- 契約一覧ビューおよび契約のインポート/エクスポート画面で、技術担当者は契約の作成日を確認できるようになりました。
不具合修正
変更
- 「ガイドバスに従う」を有効にしたワークフローと関連付けられている変更で、「Planning」ステージの[スケジュール]タブ配下にある「予定開始日時」および「予定終了日時」フィールドに対し、必須の検証が実行されない不具合を修正しました。
- 変更テンプレートの「Planning」ステージで「説明」フィールドが必須となっている事前定義済みのセクション名を編集しても、変更フォームの送信時にフィールドが空白である場合に表示されるエラーメッセージにおいて、セクション名に反映されない不具合を修正しました。
問題
- 問題の通知で、メモと説明の変数が対応する値に置換されない不具合を修正しました。
購買
- メールを介して送信した購買注文書のPDFで、組織のロゴがゆがんで表示される不具合を修正しました。
- 購買の通知のActionableカードで、コストセンターとGLコードフィールドが対応する値に置換されない不具合を修正しました。
依頼者ポータル
- サービスカテゴリーとサービス要求テンプレートに対して、ユーザーがそれらの説明を用いて検索できない不具合を修正しました。
- インシデント/サービス要求を起票するユーザーに対して、以下の動作が行われる仕様に変更しました。
- インスタンスに1つのテンプレートしか存在しない場合、そのテンプレートフォームにリダイレクトされる仕様に変更しました。
- 1つのサービスカテゴリー内で1つのテンプレートしか利用できない場合、サービスカタログでそのサービスカテゴリーをクリックすると、テンプレートフォームにリダイレクトされる仕様に変更しました。
- インスタンスの複数のテンプレートに対しサービスカテゴリーが1つしか利用できない場合、サービスカタログの代わりにテンプレート一覧にリダイレクトされる仕様に変更しました。
管理
- 「カタログのカスタマイズ」で、技術担当者がリクエストテンプレートとサービスカテゴリーの並び替えをした後に、サービスカタログが保存できない不具合を修正しました。
一般
- ServiceDesk Plusのオンプレミス版からクラウド版への移行中、追加フィールドのフィールドキーが誤った形式で生成される不具合を修正しました。
- 一覧ビューからレコードをエクスポートすると、[プロフィール]→[プリファレンス]→[カスタマイズ]で選択している言語に関わらず、エクスポートしたファイルのカラムのヘッダーが英語で表示される不具合を修正しました。
- 設定言語が日本語の環境で、レポートのメールが送信された後に関係のない確認メッセージが表示される不具合を修正しました。
- 設定言語がフランス語の環境で、条件の「部署」が誤った内容で翻訳されている不具合を修正しました。
- タスクの追加/編集フォームで、チェックボックスの追加フィールドの値が読み込まれない場合がある不具合を修正しました。
アプリ&アドオン
- SMS設定で、「リクエストペイロードタイプ」に「application/json」が設定されている場合、SMSの送信に失敗する不具合を修正しました。
2025年9月10日 リリース(2025年9月2日の次期リリース予定)
新機能
ワークフローAIアシスト
- Ziaが提供するワークフローアシストにより、ワークフローの生成、最適化、サマリーの生成や、ワークフローの設計を自動化/効率化するための手順やアクションの提案ができるようになりました。
- ワークフローアシストは、仮想ワークフローのエキスパートとして、設計/要件を理解しワークフローをすぐに構築できるように手順や条件、ロジックを提案します。
- テキストコマンド、定型プロンプト、他のインスタンスからのワークフローの画像、フローチャート、その他対応しているフォーマットを介してワークフローアシストとやり取りすることができます。
注意:現在、ワークフローアシストはユーザートランジションに対応していません。
ワークフローアシストの有効化
- [管理]→[Zia]→[人工知能]→[生成AI機能]に移動し、「ワークフローアシスト(Workflow Assist)」を有効化します。
- 使用したいAIプロバイダー(LLM Zia、ChatGPT、Azure OpenAI)を選択します。
- ワークフローアシストの有効化後、ワークフローの編集ページからアクセスできるようになります。
注意:LLM Ziaは画像のアップロードに対応していません。
範囲
- ワークフローアシストは、ワークフローに関連する質問にのみ応答します。ワークフローと無関係の質問には対応していません。
- ワークフローアシストは、現在アクセスしているモジュールに基づいてガイダンスを表示します。例として、インシデントワークフローの作成中はインシデント関連の質問に対応し、変更モジュールに切り替えると、変更に関するヘルプを提供します。
機能
- ワークフローの構築 - 簡単な単語で要件を述べることで、ワークフローを構築します。
- 提案の提供 - 各ステージで推奨する次の手順を紹介します。
- ワークフローの最適化 - パフォーマンス向上ために不要な手順を特定し削除します。
- 条件&ロジックの設定アシスト - 簡単なプロンプトで、バランスの良いルール/条件を設定できるようにします。
- 一般タスクの自動化 - 通知、タイマー、承認を簡単に作成できるようにします。
- ワークフローのトラブルシューティング - キャンバス内のノードで、接続されていないノードを強調表示して修正します。
- ヘルプガイドへのアクセス - ServiceDesk Plus Cloudのナレッジベースページから、ワークフローに関するヘルプガイドを取得します。
ノードアクション
- ノードの作成 - チャットからの入力に基づいてワークフローのノードを作成します。
- ノードを素早く修正 - アシストを用いて不完全なノードのデータを修正します。
サマリーの生成
- ワークフローエディター/ワークフロー一覧ビューから、ワークフローのグラフィカルビューに対するテキストベースのサマリーを生成します。
- 監査プロセスの目的として、ワークフローのサマリーをダウンロードすることができます。
- 生成したサマリーは、他インスタンスで既存のワークフローを複製するための入力/プロンプトとして使用することができます。
生成AIを使用した回答の作成
- リクエストの会話、技術担当者のメモから、リクエストの回答を自動で生成できるようになりました。
- 回答を生成するには、発生した問題のサマリーをAIへ入力します。
- リクエスト内の特定の会話に基づいて、回答を生成します。
- 回答テンプレートを選択することで、回答のフォーマットを整えます。
- 生成された回答の長さはカスタマイズできます。
- この機能を有効化するには、管理者は[管理]→[Zia]→[人工知能]→[生成AI機能]に移動し、「回答アシスト(Resolution Assist)」を有効化します。
対応するAIプロバイダー
- LLM Zia
- ChatGPT
- Azure OpenAI
注意:回答生成機能のAIプロバイダーとしてChatGPT/Azure OpenAIを設定するには、これらの連携機能をセットアップする必要があります。
- この機能の有効化後、技術担当者はリクエストの回答と会話サマリーで「回答アシスト」を用いて、回答を生成することができます。
- リクエストの回答を基に、「ソリューション生成」を使用してソリューションを生成できるようになりました。
- 特定のリクエストの会話を基に、ソリューションを生成できるようになりました。
生成AIを使用したチェックリストの生成
- AIを使用して、リクエストの件名と説明、または入力したプロンプトに基づき、チェックリストを生成できるようになりました。
- ユーザーは、チェックリストの項目数や好みのフォーマットをカスタマイズできます。
- 生成した項目はチェックリストのフォームに追加され、1つのチェックリストとしてレビュー/編集/保存できます。
- 管理者は、[管理]→[Zia]→[人工知能]→[生成AI機能]から、この機能を有効化できます。
- この機能の有効化後、技術担当者はリクエストやインシデントテンプレートの[チェックリスト]タブ、チェックリストの新規追加/編集フォーム、チェックリストテンプレートで「チェックリスト生成」を使用することができます。
- Ziaダッシュボードから、チェックリスト生成の使用傾向を監視することができます。
生成AIを使用したカスタムスクリプトの作成
- 簡単なプロンプトを用いて、「コード生成機能」でカスタムスクリプトのコードを生成できるようになりました。
- 管理者は[管理]→[Zia]→[人工知能]→[生成AI機能]の「カスタムスクリプト生成」から、この機能を有効化することができます。
対応するAIプロバイダー
- LLM Zia(モデル:qwen-2-5-32b-instruct-zlabs)
- Open AI / Azure OpenAI(モデル:gpt-4o、gpt-4o-mini、gpt-4.1、gpt-4.1-mini)
Microsoft TeamsでのZiaアクションコマンド
- Microsoft TeamsのServiceDesk Plus CloudボットからZiaアクションコマンドを直接実行できるようになりました。
- この機能を有効化するには、[管理]→[アプリケーション&アドオン]→[連携]→[サード―パーティ連携]で「Microsoft Teams」の連携を有効化する必要があります。
注意:
- Ziaアクションコマンドは、Teamsのボットではデフォルトでサジェストされません。
そのため、手動でコマンドを入力する必要があります。 - 現在、TeamsボットはZiaのコマンドベースのアクションのみ対応しています。LLM Ziaには対応していません。
RAGベースのリクエストにおけるソリューションの提案
- リクエストを作成/編集する際、検索拡張生成(RAG)ベースで組織のナレッジベースからリアルタイムにソリューションを提案できるようになりました。
- 入力した件名に基づいて関連する提案が表示され、問題をより早期に解決しチケットの量を減らすことができます。
不具合修正
資産
- 貸出し可能なすべての資産で、貸出すことができる資産だけでなくすべての資産が表示される不具合を修正しました。
2025年9月4日 リリース(2025年8月21日の次期リリース予定)
新機能
Ziaにたずねる - 会話型チャットボット
注意:
- 2025年9月4日現在、会話型ボットは英語のみ対応しています。
- Zohoが提供するLLM ZiaはEnterprise Editionでのみ利用できます。
- Ziaはモデル「zia-qwen-2.5-32b-instruct-zlabs」を使用しています。
- LLM Ziaによる「Ziaにたずねる」機能を会話型ボットとして設定し、よりスマートでインタラクティブな機能を利用できるようになりました。
会話型ボットでは、テキスト/音声/画像の入力に対応し、柔軟な方法でZiaとやり取りすることができます。 - 「Ziaにたずねる」では、高度の自然言語処理(NLP)および検索拡張生成(RAG)サービスを活用します。
これにより、リクエストの作成、ユーザー固有のリクエスト情報の取得、ServiceDesk Plus CloudのヘルプガイドやFAQ、製品のベストプラクティスなどからコンテキストなソリューションの取得を行い、ヘルプデスクのタスクを効率化することができます。 - 設定とカスタマイズを行うには、[管理]→[Zia]→[Ziaチャットボット(Zia Chatbot)→[チャットボットのカスタマイズ(Chatbot Customization)]に移動します。
以下の設定オプションを使用してカスタマイズを行います。
| オプション | 機能 | |
|---|---|---|
| ボット設定 |
|
|
| ボット連携 (SDAdminのみ) |
|
|
- ナビゲーションメニューから会話型ボットにアクセスできるようになります。
AIプロバイダーの設定
- 「Ziaにたずねる」を有効化するには、[管理]→[Zia]→[Ziaチャットボット]→[Ziaにたずねる]でAIプロバイダーを設定します。
選択しているAIプロバイダーを変更するには、「Ziaにたずねる」横の3点リーダーをクリックし、希望するAIプロバイダーを選択します。 - 「Ziaにたずねる」が無効になっている場合、会話型ボットをカスタマイズする際にAIプロバイダーを設定するようプロンプトが表示されます。
- AIプロバイダーとして設定できるのは、LLM Zia、ChatGPT、Azure OpenAIのいずれかです。
2025年9月2日 リリース
不具合修正
依頼者ポータル
- 「GUIベース」でカスタマイズした依頼者ポータルで、ユーザーがホーム画面の資産とアナウンスを閲覧できない不具合を修正しました。
ESMディレクトリ
- [ESMディレクトリ]→[ESMポータル]の[ポータルをカスタマイズ]をクリックしても、カスタマイズ画面が開かない不具合を修正しました。
2025年8月29日 リリース
機能強化
- カスタムドメイン(例:helpdesk.zylker.com)を介して、外部ユーザーがサービスデスクポータルにアクセスできるようになりました。
このアクセスを有効化するには、カスタムサービスURLが単一のポータルにのみマッピングされている必要があります。
イントラネットWebhook
- ベータ版として以前公開していたイントラネットWebhookをデフォルトですべてのユーザーに対して有効化しました。
- 技術担当者はWebhookのフォームで「エンドポイントタイプ」オプションを使用して、イントラネットWebhookを有効化/無効化できます。
CMDB
- インポートを介してCMDBの既存フィールドを上書きし、Null値を設定できるようになりました。
- カスタムビューの条件に動的な値を設定できるようになりました。
- 「ネットワーク情報」セクションで、1つのネットワークインターフェースのカードに複数のIPアドレスをコンマで分割して入力できるようになりました。
資産
- 「ネットワーク情報」セクションで、1つのネットワークインターフェースのカードに複数のIPアドレスをコンマで分割して入力できるようになりました。
プロビジョニングツール
- プロビジョニングツールのタスクスケジューラで同期をスケジュールする際の、mailtoの引数を必須から任意に変更しました。
不具合修正
リクエスト
- 印刷プレビューで、選択したチェックリストの項目がマークされていない不具合を修正しました。
- リクエスト詳細ページで、タブパネルの高さがフルスクリーンに設定される不具合を修正しました。
- Chromeブラウザーで、ユーザーが編集できないフィールドの内容を追加/更新できる不具合を修正しました。
管理
- CIタイプを削除すると、「すべてのCIタイプ」で設定されている詳細アクセス権限が削除される不具合を修正しました。
- CMDBのトリガー条件セクションを設定する際、チェックボックスのフィールドに対して関係のない二段階目のフィールドが表示される不具合を修正しました。
- ソフトウェアライセンスのタイプを追加/編集した際、「追跡事項:」がコンピューターの場合「のノードがロックされています」フィールドが表示されない不具合を修正しました。
- 設定言語が英語か日本語の環境で、サービスカテゴリーの検索バーが「インシデントテンプレート」タブと重なっていた不具合を修正しました。
資産
- 画面が特定の大きさとズーム設定のとき、一覧ビューがロードされない不具合を修正しました。
- 処分済みステータスのソフトウェアライセンスを削除できない不具合を修正しました。
- 仮想ホストと仮想マシンの子製品タイプに追加された資産が、Endpoint Centralで期待通りにスキャン/同期されない不具合を修正しました。
- 貸出し可能資産一覧ビューで、ライフサイクルに関連付けられた資産が表示されない不具合を修正しました。
- 一覧ビューから「シリアル番号を検出」と「ユーザー従業員ID」がエクスポートできない不具合を修正しました。
- コピーした資産へビデオカード情報がコピーされない不具合を修正しました。
- 「ラベルの設定&印刷」で生成したバーコードで、「開始」の先頭の0が表示されない不具合を修正しました。
- 資産の監査中に削除された製品タイプが「新規特定済みの資産」配下に表示されない不具合を修正しました。
- ダークモードの資産詳細ページで、セクションのヘッダーテキストが背景と同化して表示されない不具合を修正しました。
問題
- 変更に関連付けられている問題をごみ箱に移動した後も、ページを更新していなければ変更から関連付けを解除できる不具合を修正しました。
- コピー操作が中断した後、コピーされた問題に追加したデータが問題追加フォームで表示される不具合を修正しました。
- 分析タブとソリューションタブで、テンプレートから削除されたセクションにユーザーが添付ファイルを含めることができる不具合を修正しました。
- 「ソリューション」モジュールのアクセス権限がないユーザーに対して、問題のソリューションタブの回答テンプレートのドロップダウンが表示されない不具合を修正しました。
- 分析タブとソリューションタブで複数の添付ファイルが添付されている場合、[編集]アイコンが適切に表示されない不具合を修正しました。
- 問題編集フォームで、両方のテンプレートに技術担当者グループが関連付けられていない場合、問題テンプレートのドロップダウンにテンプレートが表示されない不具合を修正しました。
- 分析タブで、添付ファイルが削除される度に[編集]アイコンが追加で表示される不具合を修正しました。
- 問題のサイトが変更されても、以前のサイトのタスクグループとタスクオーナーが保持される不具合を修正しました。
購買
- 購買注文書のPDF文書で、署名のフィールドが適切に表示されない不具合を修正しました。
保全
- 設定言語が日本語の環境で、保全一覧ビューのモジュールフィルターの「変更」が適切に表示されない不具合を修正しました。
依頼者ポータル
- 変更内容が保存されると、依頼者ポータルのエディターが反応しなくなる不具合を修正しました。
- 依頼者ポータルのエディターでカスタムウィジェットが表示されない不具合を修正しました。
一般
- インスタンスパネルで、長い名称のインスタンスが適切に表示されない不具合を修正しました。
- Microsoft Teamsで、ServiceDesk Plus Cloudのリクエストフォームのスクロールやズームができない不具合を修正しました。
2025年8月25日 リリース
不具合修正
資産
- 画面が特定の大きさとズーム設定のとき、一覧ビューがロードされない不具合を修正しました。
2025年8月22日 リリース
不具合修正
管理
- サービス要求テンプレートのページを拡大すると、[新規サービステンプレート]と[テンプレートのコピー]ボタンが表示されない不具合を修正しました。
リクエスト
- 承認メールを介してアクセスしたリクエストで、「リクエスト情報」セクションが表示されない不具合を修正しました。
2025年8月21日 リリース(2025年7月22日の次期リリース予定)
機能強化
一般
一覧ページの機能強化
- すべてのモジュールの一覧ビューでカラムの幅が調整可能になり、変更した幅の設定が各ユーザーで保持されるようになりました。
Webビュー
- Webビューが、デバイスの画面の向きやサイズ、メディアタイプに適用するよう、レスポンシブUIで最適化されるようになりました。
対応する機能
|
ホーム |
|||||
| デバイス | 対応する機能 | ||||
| モバイルデバイス |
注意:
|
||||
| タブレット端末 |
注意:アクセシビリティ制御の設定は反映されません。 |
||||
- 対応ブラウザー
- iOS
- Safari
- Chrome、OperaなどのChromiumブラウザー
- Android
- Chromiumブラウザー
- デフォルトのSamsungブラウザー
- iOS
プレビュー - スマートフォンのレスポンシブUI
仕様変更
Azure ADユーザー同期
- Microsoft AzureユーザーとAzure ADユーザー同期を連携し、Azure ADから基本情報以外のユーザー情報を同期できるようになりました。
これは、ユーザーがMicrosoft Azureのグローバル管理者の同意を得て、Microsoft AzureでServiceDesk Plus Cloudを承認した後にのみ実行できます。
不具合修正
資産
- サイト関連の制限がある役割を持つ技術担当者が、バッチ/ロット情報が記録されている消耗品を割り当てると、内部エラーが発生する不具合を修正しました。
2025年8月6日 リリース
不具合修正
資産
- 資産の監査の詳細ページで、[監査済み]タブ配下に添付ファイルが存在しているにもかかわらず、添付ファイルのアイコンが表示されない不具合を修正しました。
- 資産の詳細ページで、ハードウェアやソフトウェアなどのタブを切り替えると、ライフサイクルのトランジションパネルが複数回読み込まれる不具合を修正しました。
レポート
- 設定言語が日本語か中国語の環境でPDFのレポートをエクスポートしても、対応する言語の内容が含まれない不具合を修正しました。
ソリューション
- 公開済みのソリューションがレビュー日/終了日になっても、承認ステータスが更新されない不具合を修正しました。
2025年8月4日 リリース
機能強化
ワークフローのトランジション
- トランジションボタンの表示位置を、ワークフローを有効化しているモジュールの詳細ページの中央パネルか右パネルか選択できるようになりました。
デフォルトでは、中央パネルが選択されています。
ライフサイクルのトランジション
- ライフサイクルのトランジションボタンをモジュールの詳細ページの右パネルから中央パネルに表示するよう、以前の仕様に戻しました。
注意:ライフサイクルのトランジションボタンの位置は変更できません。
仕様変更
- ライフサイクルとワークフローのトランジションボタンの表示幅を拡張しました。
不具合修正
- ワークフローが関連付けられているリクエストが返信ウィンドウから解決された時に、リクエストクローズルールの必須フィールドのポップアップが表示されない不具合を修正しました。
- ズームサイズが100%より低い状態でライフサイクルにノードが追加された場合、「PDFにエクスポート」で完全なページを出力できない不具合を修正しました。
- CMDBのインポート中、依存する基準がルックアップ追加フィールドに期待通り適用されない不具合を修正しました。
2025年7月30日 リリース
不具合修正
管理
- 「Base Site」の編集時や新規サイトの作成時、「組織の役割」配下の役割の割り当てのドロップダウンに、そのサイトとは無関係の役割が表示される不具合を修正しました。
- 設定言語が英語以外の環境の「データのエクスポート」フォームで、資産のモジュールを設定した時に「製品タイプ」のドロップダウンが表示されない不具合を修正しました。
- 「データのエクスポート」一覧ビューで、500MBを超えるエクスポートファイルを選択した時、ファイルダウンロードのポップアップが表示されない不具合を修正しました
依頼者ポータル
- コードベースのカスタマイズで「click-action」に「load-request-template-popup」が設定されている場合、リクエストの作成時にサービスカテゴリーが階層ビューで表示されない不具合を修正しました。
2025年7月29日 リリース
機能強化
管理
- メールサーバー設定で、ServiceDesk Plus Cloud用のメールサービスとして、「Gmail(Beta)」を選択できるようになりました。
変更
- ステージ/ステータスの更新通知の日付フィールドで、ユーザーのタイムゾーンではなくインスタンスのタイムゾーンを使用するよう仕様を変更しました。
購買
- 購買注文書テンプレートの編集フォーム、印刷プレビュー、インラインメールページ、Vendor Detailsフォームに「メール」フィールドを追加しました。
- 「この注文書を発注する」と「メモの追加」を、「通知」から「アクション」へ移動しました。
ソリューション
- 「説明」欄に挿入する画像を、デフォルトで「ウィンドウに合わせる」で貼り付けられるようになりました。
レポート
- 設定言語が英語のポータルで、PDFレポートのアラビア語のスクリプトを表示できるようになりました。
不具合修正
リクエスト
- リクエストのメールで受信者が適切に処理されなかった場合、そのリクエストの「件名」と「説明」が「Not Provided」として設定される不具合を修正しました。
- サービス要求を複製すると、依存関係に関係なくすべてのタスクが同時にトリガーされる不具合を修正しました。
- リクエストの追加/編集フォームで、ラベルとラジオボタンが適切な位置に表示されない不具合を修正しました。
- 依頼者がソリューションの印刷プレビューを表示できない不具合を修正しました。
- Outlookでデータエクスポートの通知メールに含まれるダウンロードリンクが開けない不具合を修正しました。
- サービスカテゴリ―が選択した並び順(昇順/降順)にソートされない不具合を修正しました。
変更
- 計画ステージで添付ファイルホルダーから添付ファイルを追加した時、編集ボタンが複数表示される不具合を修正しました。
- アナウンスが存在している場合、カレンダービューが適切な位置に表示されない不具合を修正しました。
- 変更ダッシュボードから、変更のステータスを更新できない不具合を修正しました。
管理
- 外部ユーザーがメールリンクからチケットのレポートをダウンロードしようとするとエラーが表示される不具合を修正しました。
- リクエストのトリガー、ワークフロー、ライフサイクルで、「日付/時刻」の追加フィールドが「条件」に表示されない不具合を修正しました。
- リクエストの承認で、ユーザーを参照しているルックアップ追加フィールドが「承認者が次の場合、自動で承認」と「承認者」で選択されている場合、保存した承認の承認者が表示されない不具合を修正しました。
- 追加フィールドがサンドボックスからデプロイされた時、リクエスト情報ページがロードされない場合がある不具合を修正しました。
契約
- 前回の契約に重複した「通知(~前)」の値を含む場合、契約の自動更新に失敗する不具合を修正しました。
- 新規契約テンプレートで契約を作成する際、契約タイプが自動で入力されない不具合を修正しました。
ソリューション
- 説明の[更に表示]ボタンをクリックしても、すべての内容が表示されない不具合を修正しました。
- 異なるトピックのソリューションが同時にレビュー日を迎えたとき、各ソリューションの所在に関わらずすべてのトピックのオーナーに通知される不具合を修正しました。
資産
- SDAdminの役割を持たないユーザーが、消耗品の割り当てを編集できない不具合を修正しました。
レポート
- アップグレード前に詳細フィルターの日付フィールドの条件を24時間に設定していた場合、レポート内の対応するフィールドが1970年1月1日にリセットされる不具合を修正しました。
ホーム
- 技術担当者に変更された依頼者が技術担当者スケジュールかスケジューラにアクセスした場合、エラーが発生する不具合を修正しました。
スペース
- [関連付け]→[関連する資産]で、[詳細を表示]アイコンをクリックしても資産の詳細ページにリダイレクトされない不具合を修正しました。
依頼者ポータル
- Ziaチャットボットで、ブレンド会話を特定するために使用される自然言語処理(NLP)が期待通りに動作しない不具合を修正しました。
- Ziaチャットボットをフルスクリーンで表示できない不具合を修正しました。
- Ziaの提案がカスタマイズされた依頼者ポータルで動作しない不具合を修正しました。
- 依頼者ポータルのヘッダーが無効化されている場合、最初のナビゲーションの後に依頼者のホーム画面がロードされない不具合を修正しました。
一般
- ダークモードのリッチテキストエディターで、「フォーマットの削除」を用いて各行のフォーマットを個別に削除しても、その変更がフォームの送信後に保存されていない不具合を修正しました。
- Live Chatから直近のリクエストのポップアップが表示されない不具合を修正しました。
- 英語の言語カードを追加した後も、英語でフィールド値を入力できない不具合を修正しました。
2025年7月23日 リリース
不具合修正
リクエスト
- 通知で、変数「$RequestID」にリクエストIDのプレフィックスが追加されない不具合を修正しました。
2025年7月22日 リリース
不具合修正
サービスカテゴリー
- 「カタログのカスタマイズ(Customize Catalog)」で、テンプレート一覧ビューの縦の大きさが画面の半分になる不具合を修正しました。
依頼者ポータル
- リクエストの作成時、カードビューでテンプレートの説明が表示されない不具合を修正しました。
2025年7月19日 リリース(2025年6月3日の次期リリース予定)
機能強化
サービスカテゴリ―の機能強化
- サービスカテゴリーが、親と子のカテゴリーで構成される階層構造を持つことができるようになりました。
子カテゴリーは最大5段階まで定義できます。
- サービスカテゴリーを開くと、それぞれのタブから子カテゴリー、関連付けられたサービス要求テンプレートおよびインシデントテンプレートを確認できます。
- サービスカテゴリーを親/子カテゴリーに移動できます。
- サービス要求テンプレートを異なるサービスカテゴリー配下へ移動できます。
- 「カタログのカスタマイズ(Customize Catalog)」ページの「プリファレンス」で、サービスカテゴリーの説明のレイアウトをカスタマイズしたり、サービスカテゴリーを昇順/降順に並び替えることができます。
問題の役割
- 管理者は以下のアクションに対して権限を設定できるようになりました。
- タスクの追加/編集/削除:問題に関連付けられたタスクを追加/編集/削除できます。
- 分析情報の修正:問題詳細ページで[分析]タブ内の情報を編集できます。
- ソリューション情報の修正:問題詳細ページで[ソリューション]タブ内の情報を編集できます。
- 他ユーザーのメモの編集/削除:他ユーザーや技術担当者が追加したメモを編集できます。
注意:問題に対する「権限設定」には、問題の編集権限が必要です。
リクエスト追加フィールドのAPIフィールドキーと複数選択ルックアップフィールドの追加
複数選択のルックアップ追加フィールド
- リクエストモジュールで、複数選択のルックアップ追加フィールドを作成できるようになりました。
リクエスト追加フィールドのAPIフィールドキーのカスタマイズ
- リクエストの新規追加フィールドで、APIフィールドキーを定義できるようになりました。
フィールドタイプに基づいて自動でプレフィックスを定義します。
注意:システムによって生成されたフィールドキー(例:udf_char1、udf_char2など)を持つ既存の追加フィールドへの変更はできません。
APIの機能強化
- 部署がAPIに対応しました。
- 部署のページがAPIを使用して刷新されました。
一般
- グローバル検索で、システムログのエンティティが直近365日のデータを表示するようになりました。
不具合修正
- リクエストのメモを対象とした編集/削除権限が問題のメモにも適用されていた不具合を修正しました。
2025年7月8日 リリース
機能強化
リクエスト
- 「複数編集」のポップアップ画面に回答フィールド追加しました。
プロジェクト&タスク
- 以下のモジュールで添付ファイルのインポートに対応しました。
- プロジェクト
- プロジェクトのマイルストーン
- プロジェクトのタスク
- 一般タスク
不具合修正
リクエスト
- 複数の会話が展開されているとき、会話の添付ファイルアイコンをクリックしても対応する添付ファイルのセクションに移動しない不具合を修正しました。
- Zoho Flowで設定されているリクエスト作成時のフローが実行されない不具合を修正しました。
- 「例外を設定」で「グループ」が「空白」として設定されている場合、技術担当者の自動割り当てが実行されない不具合を修正しました。
- Microsoft Teamsで、承認のリマインダー通知が削除済みとしてマークされ、通知から行われたアクションが無効化される不具合を修正しました。
- トリガーからタイマーが作成/編集された場合、カスタムアクションのドロップダウンに「サードパーティ通知」が表示されない不具合を修正しました。
資産
- 以下の条件を満たす場合、資産の情報ページでワークフローのトランジションが実行されると、内部エラーが発生する不具合を修正しました。
- 必須フィールドに部署が関連付けられている場合
- 「前」アクションのルール設定にカスタム関数が使用されている場合
- ワークフローのトランジションボタンが、ページを更新した場合にのみ変更後のステータスで表示される不具合を修正しました。
契約
- 契約テンプレートで、技術担当者が最下部と最後の3セクションの間にセクションを追加できない不具合を修正しました。
2025年7月4日 リリース
機能強化
購買
- 「購買注文書をPDFとして添付」を使用して、購買注文書の「請求書受け取り済み」、「支払い完了済み」、「クローズした購買注文書」のメールにPDFを添付できるようになりました。
契約
- 「新規販売元の追加」のポップアップ画面で、すべての販売元のフィールドが表示されるようになりました。
Zia AIの機能強化
- 1つの場所から「予測機能(Predictive Features)」と「生成AI機能(GenAI Features)」の両方にアクセスできるよう、UIを刷新しました。
- Zia AIにアクセスするには、[管理]→[Zia]→[人工知能]に移動し、それぞれの機能でタブを切り替えます。
- 各機能はカードとして表示されます。各カードのトグルボタンを使用して機能を有効化/無効化します。
- 刷新されたUIにより、予測機能と生成機能のAI機能をより簡単かつシームレスにアクセスできるようになりました。
- Ziaが、Zohoが提供する大規模言語モデル(LLM)に対応し、生成AI機能のAIプロバイダーとして機能するようになりました。
各機能に対して別々のAIプロバイダーを設定することができます。
- LLM Ziaが、次の言語に対応しました。
アラビア語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語 - LLM Ziaにより、リクエストの自動承認(承認/却下/詳細情報が必要)ができるようになりました。
Ziaダッシュボード
- Ziaダッシュボードを導入し、ServiceDesk Plus Cloud内でZiaが提供する機能をどれだけ利用しているかをまとめて確認できるようになりました。
ダッシュボードでは、ServiceDesk Plus Cloudで利用しているAIの概要を視覚的に提供し、予測AI、生成AI、ソリューションアシスト、感情分析、Ziaチャットボットなどのウィジェットで表示します。
フィールド予測機能の多言語対応
- フィールド予測機能が以下の言語で利用できるようになりました。
- 英語(en)、クロアチア語(hr)、チェコ語(cs)、デンマーク語(da)、オランダ語(nl)、エストニア語(et)、フィンランド語(fi)、フランス語(fr)、ドイツ語(de)、ハンガリー語(hu)、アイスランド語(is)、インドネシア語(id)、ポーランド語(pl)、ポルトガル語(pt)、スペイン語(es)、ラトビア語(lv)、リトアニア語(lt)、ノルウェー語(no)、ルーマニア語(ro)、スウェーデン語(sv)、トルコ語(tr)、ベトナム語(vi)、イタリア語(it)、ウェールズ語(cy)
仕様変更
- ChatGPTとAzure OpenAIの連携ページで、機能を有効化/無効化するオプションを削除しました。
これらの機能は[生成AI機能]タブより管理できます。
ChatGPT
Azure OpenAI
- リクエストの自動承認と会話の要約機能を[予測機能]タブから削除しました。
これらは[生成AI機能]で表示され、生成AIモデルにより提供されます。- Zia AIによるリクエストの自動承認をすでに有効化していた場合、この機能はデフォルトで無効化されます。
[管理]→[Zia]→[人工知能]→[生成AI機能]にて、再度有効化する必要があります。 - 自動承認に対するフィードバック機能を削除しました。
- Zia AIによるリクエストの自動承認をすでに有効化していた場合、この機能はデフォルトで無効化されます。
- イギリスのデータセンターで、ChatGPT/Azure OpenAIのみがリクエストの自動承認を実施できる仕様に変更しました。
- リクエストの会話の要約をサンドボックスの環境から利用できない仕様に変更しました。
不具合修正
購買
- 購買注文書が修正されると、受信メールが会話に表示されない不具合を修正しました。
2025年6月20日リリース
機能強化
ソリューションアシスト
- ソリューションアシストが、ヨーロッパ連合(EU)とインド(IN)データセンターの両方で利用できるようになりました。
2025年6月18日 リリース(2025年5月20日の次期リリース予定)
新機能
ワークフローのユーザートランジション
- ステータスの出力コネクターにユーザートランジションを設定し、ステータス間で制御かつ制限されたフローを行えるようになりました。
- 各ステータスの出力コネクターには、最大10個までのトランジションを追加できます。
- トランジションは、ユーザーの範囲ルール、必須ルール、アクションルールを使用して定義可能で、各トランジションに条件とアクションを指定してステータスの変更を制御できます。
ステータスからのデュアルフロー
- ステータスの出力コネクターから自動フローと手動トランジションの両方を設定し、自動/手動トランジションのどちらかが遅れてもシームレスな操作を実行できるようになりました。
- 手動のトランジションが先に実行された場合、自動フローはスキップされます。逆の場合も同様です。
これらのアクションはワークフローの実行ログに記録されます。
ユーザートランジションの実行
- 手動トランジションではユーザーによる手動操作が必要です。適切な権限を持つユーザーは、対応するモジュールの詳細ページからトランジションを開始することができます。
- ワークフローの実行ステータスは、ユーザーがアクションを実行するまで「Waiting for User Tansition(ユーザートランジションの待機中)」としてマークされます。
ワークフローのガイドパス
- ステータスの変更を制限し、ワークフローで定義されたステータス移動のみを許可できるよう、ガイドパスを使用できるようになりました。
- 全体にガイドパスを有効化するには、[管理]→[自動化]→[ワークフロー]に移動します。モジュールを選択して、[ワークフローの全体設定]をクリックします。
- ガイドパスを特定のワークフローに有効化するには、ワークフローエディターに移動します。[アクション]→[ステータスの管理]をクリックし、必要なオプションを有効化します。
- ガイドパスを有効にすると次のようになります。
- ステータスを手動で変更できなくなります。
- リクエストが「ユーザートランジションの待機中」の場合、トランジションで設定されているステータスが表示されます。
- ガイドパスに従っているワークフローは、各詳細ページのワークフロー実行情報のポップアップを介してユーザーに通知されます。
ライフサイクルをワークフローに変換
- ユーザーのトランジションとガイドパスがワークフローに追加されたため、ユーザーはライフサイクルをワークフローに変換できるようになりました。
- ライフサイクルの一覧ビューで、変換したいライフサイクル横の[アクション]アイコンから[ワークフローとして作成]をクリックします。
- ライフサイクルをワークフローに変換するにあたり、いくつかの制限があります。
- ライフサイクルの履歴とキャンバスのズーム設定はワークフローに引き継がれません。
- 共通のトランジションのサポートは利用できず、個別のトランジションとして作成されます。
機能強化
資産のワークフローの機能強化
- 資産のワークフロー設定で、資産ステータスの表示とステータスの移動権限を設定できる機能が追加されました。
ワークフローのUIの機能強化
- ワークフローエディターのUIが刷新され、ヘッダーアイコンがアクション配下に移動しました。
- ライフサイクルのトランジションが、詳細ページの右ペインに表示されるようになりました。
不具合修正
リクエスト
- [ホーム]→[タスク]で「モジュールID」から新規ウィンドウでリクエストの詳細ページを開くと、エラーが発生する不具合を修正しました。
- 会話タブからメールの返信を作成する際、返信テンプレートのリクエストのリンクがプレーンテキストとして表示される不具合を修正しました。
- リクエストテンプレートがフォームルールと関連付けられていた場合に、依頼者がリクエストを編集するとリクエストに関連付けられたタスクが削除される不具合を修正しました。
- 連続した承認レベルに同じ承認者がいた場合、その承認者が作成したリクエストが自動で承認されるが、承認ステータスが「承認待ち」のままになる不具合を修正しました。
- タスクへのアクセス権限はあるがリクエストテンプレートにアクセス権限がない技術担当者が、関連付けられたタスクで親リクエストのフィールドを閲覧できない不具合を修正しました。
管理
- ダークモードの[管理]→[アプリケーション&アドオン]→[連携]→[サードパーティ連携]で、Zapierのロゴが表示されない不具合を修正しました。
- GUIベースの依頼者ポータルテンプレートを編集すると、[設定]をクリックした後に表示されるスライドバーの幅が変更される不具合を修正しました。
データのインポート
- インポートウィザードで、「製品」のドロップダウンリストに100製品以上表示されない不具合を修正しました。
資産
- APIを介してソフトウェアライセンスの「満了日」フィールドをリセットできない不具合を修正しました。
- 資産の割り当て履歴で、新規オーナーが割り当てられた際に以前のオーナーの割り当て期間が終了しない不具合を修正しました。
- 複数のバーコードが印刷された場合、印刷プレビューでバーコードの表示位置がずれる不具合を修正しました。
- 「サーバー」および「ワークステーション」以外の既存の「コンピューター」の製品タイプとその子タイプでバーコード/QRコードを生成する際、サービスタグをマッピングできない不具合を修正しました。
- 資産に対してモジュールベースの制限を追加しました。
- サーバー側のスキャン結果の処理中に、製品が重複して作成される不具合を修正しました。
CIタイプ間の移動で繰り返しCI一覧ビューをロードすると、スロットル制限の超過エラーが発生する不具合を修正しました。
CMDB
- リンク付けされ、削除された資産のCIの詳細ページを閲覧できない不具合を修正しました。
- 仮想マシンの同期ルールに対して「関係の作成」オプションを設定する際、仮想マシンフィールドのドロップダウンに仮想ホストが表示されない不具合を修正しました。
- デフォルト値を持つ新規追加フィールドがCMDB/資産テンプレートに追加されても、デフォルト値がフォームで読み込まれない不具合を修正しました。
プロジェクト
- プロジェクト詳細ページのタスクとマイルストーンの一覧ビューで、複数のレコードをスクロールした際にヘッダーが表示されない不具合を修正しました。
一般
- フルスクリーンモードでリッチテキストエディターを表示している状態で「戻る」のキーボードショートカットを押しても、ページを更新しない限り画面がフリーズする不具合を修正しました。
- ESMポータルから検索した場合、デフォルトインスタンス以外のソリューションの添付ファイルがプレビューできない不具合を修正しました。
ファシリティ - スペース
- 必須フィールドに値が無かったことによるインポートの失敗時に、無関係なエラーが表示される不具合を修正しました。
2025年6月5日 リリース
機能強化
アプリケーション&アドオン
- Zoho Analyticsの同期に失敗した場合、[管理]→[自動化]→[通知ルール]→[その他]の「アプリケーションエラーが発生した時メールを送信」で選択している技術担当者にメールで通知する機能を追加しました。
不具合修正
レポート
- 資産、リリース、CMDB、保全の追加フィールドを用いて「グループ化」を設定している場合、レポートのグラフが期待どおりに表示されない不具合を修正しました。
アプリケーション&アドオン
- プライバシー設定が設定されていてZoho Analytics連携が有効化されている場合、管理者がユーザーを削除できない場合がある不具合を修正しました。
- ディスプレイの解像度が高い場合、Analyticsの同期スケジュールの「データ同期間隔」のドロップダウンから値がランダムに選択される不具合を修正しました。
- Analyticsの「データ同期間隔」のドロップダウンで、「1時間(one-hour)」のラベル名を修正しました。
2025年5月21日 リリース
新機能
Zoho Flowアクション連携
- ノーコードのソリューションであるZoho Flowのアクションを用いて、ServiceDesk Plus Cloudのトリガーとワークフローの機能を拡張し、サードパーティ製アプリケーション間のタスクを自動化できるようになりました。
- 例として、トリガーとZoho Flowアクションを用いて、SericeDesk Plus Cloudでリクエストが作成される度に同じ件名でJiraやその他アプリケーションにチケットを作成することができます。
仕様変更
DRE送信メールのオフローディング
- カスタム関数を介して送信するメールがシステム通知として扱われるようになります。
制限
- ServiceDesk Plus Cloudで送信メールサーバーが設定されていない場合、メールは送信されません。
- 無効なメールアドレスが宛先、CC、BCCに含まれている場合、メールは送信されません。
- 送信メールの差出人アドレスは無視され、代わりにシステムのメールアドレスが利用されます。
- 送信メールの返信先(Reply-To)アドレスは無視されます。
- メールの添付ファイルは送信されません。
- 宛先には最大10件まで、CCおよびBCCには最大5件までのメールアドレスを追加できます。
不具合修正
ユーザー調査
- 非ログイン状態のページからSurveyにアクセスできない不具合を修正しました。
2025年5月15日 リリース
不具合修正
管理
- 最後の同期から変更モジュールの項目が変更された場合、Analyticsの同期に失敗する不具合を修正しました。
2025年5月14日リリース
機能強化
変更
- 変更内で条件を構成する際に、承認ステータスの「承認待ち(Pending Approval)」を選択できるようになりました。
不具合修正
テンプレート&フォーム
- 変更とリリースのテンプレートで、移動セクションのポップアップが表示されない不具合を修正しました。
依頼者ポータル
- コードベースの依頼者ポータルのカスタマイズページでヘッダーが非表示の場合、Microsoft TeamsからServiceDesk Plus Cloudにアクセスする依頼者のホームページで[ソリューションを表示]ボタンが表示されない不具合を修正しました。
- GUIベースでカスタマイズしたホームページの資産ウィジェットで、最初の10個の資産しか表示されない不具合を修正しました。
ダッシュボード
- 承認アクションが行われると、スマートビューが閉じてホームページにリダイレクトされる不具合を修正しました。
- ユーザーのアクセス権限に関わらず、依頼者が役員向けダッシュボードのサイトとグループのアイコンを変更できない不具合を修正しました。
リクエスト
- ダウンロードしない限り、XMLの添付ファイルがリクエスト詳細ページでプレビューできない不具合を修正しました。
資産
- 資産の一括編集のポップアップでスクロール後に表示されたドロップダウンフィールドに行った変更が保存されず、ポップアップが反応しなくなる場合がある不具合を修正しました。
レポート
- ドリルダウン分析で、リクエストの件数をクリックしても一覧ビューが表示されない不具合を修正しました。
2025年5月6日 リリース
不具合修正
依頼者ポータル
- ホームページまたはクイックアクションからリクエストフォームにアクセスした時、フォームのヘルプカードにある動画が再生されない不具合を修正しました。
リクエスト
- CCのメールアドレスに「&」が含まれている場合、メールが送信できない不具合を修正しました。
- テンプレートで必須フィールドが入力されていないと、ライフサイクルのトランジションを介してリクエストをキャンセルできない不具合を修正しました。
- 一括編集フォームで、次の条件を満たすルックアップフィールドに値が表示されない不具合を修正しました。
- 参照エンティティとしてカスタムモジュールが選択されている場合
- 条件としてリクエストのサイトが設定されている場合
保全
- 完了した保全を編集する際に内部エラーが発生する不具合を修正しました。
管理
- タイマーの中断の条件で「通知ステータス」フィールドが利用できない不具合を修正しました。
一般
- トーストメッセージを閉じた後、フォーカスリングが意図しないUI要素に変わる不具合を修正しました。
2025年4月30日 リリース
新機能
連携
Azure OpenAI連携
- ServiceDesk Plus CloudとAzure OpenAIを連携できるようになりました。
- 連携を有効化するには、[管理]→[アプリケーション&アドオン]→[連携]→[サード―パーティ連携]→[Azure OpenAI]に移動します。
- Azure OpenAIを使用すると、次のことが可能になります。
- 即座に回答を得る
- 技術担当者の返信をアシストする
- 内容/返信の生成、テキストの言い換え、文法の確認をする
- メールを介して資産の確認応答をする
- リクエストの承認を自動化する
- カスタム関数のコードを生成する
- プロンプトからソリューションを生成する
ChatGPT連携とAzure OpenAI連携の対応言語
- ChatGPT連携とAzure OpenAI連携がすべての言語で利用できるようになりました。
機能強化
管理
ワークフロー履歴の機能強化
- ノードの編集がワークフローの履歴に記録されるようになりました。
- 一覧ビューからワークフローの履歴にアクセスできるようになりました。
ワークフロー履歴のエクスポート
- モジュールの管理者がワークフローエディターと一覧ビューから、最大10,000件の履歴をCSVでエクスポートできるようになりました。本リリース以降に行われた編集のみが、エクスポートしたワークフロー履歴に含まれます。
- 基準を設定して、特定のレコードをエクスポートすることもできます。
為替レート設定の複数通貨のサポート
- 次の設定を実行できるようになりました。
作業ログ
- 追加フォームに通貨と為替レートが導入されました。
- 通貨のドロップダウンからすべてのアクティブな通貨を確認できます。通貨を選択すると、インスタンスの設定に基づいて自動で為替レートが入力されます。
アイコンにマウスのカーソルを合わせることで、基準通貨でのコストを確認できます。- 編集フォームで通貨を選択すると、作業ログの作成時に設定されていた為替レートが自動で入力されます。
為替レートが変わる場合は、現在の通貨の為替レートに応じて手動で編集する必要があります。
CMDBのカスタムウィジェット
- カスタムウィジェットがCMDBで利用できるようになりました。カスタムウィジェットは、CMDBのカスタムメニュー、CI詳細ページの右パネル、CIの情報タブに追加できます。
- CMDBのカスタムウィジェットを設定するには、[管理]→[開発者スペース]→[カスタムウィジェット]→[CMDB]に移動します。
- CMDBのカスタムウィジェットを表示する場所を設定するには、ウィジェット名をクリックして詳細を展開し、CMDBモジュールの好みの場所のトグルを切り替えます。
- CMDBのカスタムウィジェットがカスタムメニューのアクションとして実行できるようになりました。
仕様変更
作業ログAPIの課金フィールドの更新
- 作業ログAPIの「tech_charge」、「other_charge」、「total_charge」フィールドを更新しました。以前までは、これらのフィールドにはDouble型のデータ型が使用されていましたが、CostObject型に変更されました。
- 既存の連携は、古いフォーマットを更新しない限り失敗します。外部サービス等でこれらのフィールドを使用している場合、新しいデータ型に対応するよう更新を行ってください。
|
既存のフォーマット例 |
新規フォーマット例 |
|
"tech_charge": 12 |
"tech_charge": { |
不具合修正
カスタムモジュール
- CMDBのカスタムメニューとカスタムモジュールで、URLに「cm_attributes」または「ci_attributes」が含まれていた場合、URLの呼び出しアクションが保存できない不具合を修正しました。
- カスタムモジュールの表示権限を持つ技術担当者がカスタムメニューを閲覧できない不具合を修正しました。
2025年4月18日リリース
不具合修正
レポート
- カスタムレポートの作成時、技術担当者が「拡張フィルタリング」で3個以上の条件を設定できない不具合を修正しました。
Zoho Circuit
- テスト実行時、Circuitにリクエストのデータが送信されない不具合を修正しました。
2025年4月15日 リリース
不具合修正
データのインポート
- 以下のモジュールへのインポート時にそれぞれ特定の条件を選択したとき、フィールドのマッピングセクションが表示されない不具合を修正しました。
- 資産:製品タイプを選択した場合
- CMDB:CIタイプを選択した場合
- カスタムモジュール:カスタムモジュールを選択した場合
ワークフロー
- 承認メールが、Actionableメッセージではなく通知ルールから送信される不具合を修正しました。
2025年4月11日 リリース
機能強化
アクセシビリティ制御
- アクセシビリティ制御において、以下の様々な設定が追加されました。
アクセシビリティ制御は、[ユーザーのプロフィール]アイコン→[アクセシビリティ制御]から設定できます。- 読書マスク(Reading Mask):画面の小さなエリアをスポットライトで照らし、そのエリアに集中できます。
- フォーカスリング(Focus Ring):キーボード操作中、選択した要素の周りに線を表示します。
- リンクのアンダーライン(Underline Links):クリック可能なすべての文字にアンダーラインを引き、リンクを目立たせることができます。
- 画面のフォントサイズ(Display Font Size):文字のポイントサイズを拡大/縮小し、読みやすさを向上できます。
- 重要情報のハイライト(Highlight Critical Information):重要な情報の文字を明るい色でハイライトします。
- 主旨へスキップ(Skip to Main Content):複数ページで繰り返されている内容を回避します。
- コントラストの増加(Increase Contrast):文字のコントラストを増加させ、見やすさを向上します。
- ページナビゲーター(Page Navigator):ショートカットキーを用いて、ページの内容を案内します。
- アニメーションの無効化(Reduce Motion):アニメーションを無くし、気が散ることを最小限に抑えます。
- アイテムのホバー(Hover Item):マウスのカーソルを合わせた時にのみ表示されていた要素を表示します。
- フォーカスエリアの強調(Emphasize Focus Area):インタラクティブな要素の周りに境界線を表示します。
- カスタムカーソル(Custom Cursor):マウスカーソルのサイズや見た目をカスタマイズできます。
- カスタムスクロールバー(Custom Scrollbar):スクロールバーの見た目を変更します。
2025年4月9日 リリース
不具合修正
ホーム
- 言語が中国語のとき、スケジューラで技術担当者の不在をマークできない不具合を修正しました。
リクエスト
- リクエストフォームで、ラジオボタンとそれに対応するラベルが一致しない不具合を修正しました。
一般
- プロビジョニングツールのデコードの問題により、エンドユーザーにユーザー同期の結果が表示されない不具合を修正しました。
メールサーバ設定
- 確認済みメールアドレスが101個以上存在する場合、メールサーバ設定の返信先アドレスに何も表示されない不具合を修正しました。
- 画像のContent IDに「/」が含まれている場合、受信メールのインライン画像が読み込まれない不具合を修正しました。
- 複数の承認アラートが同時に送信された場合、サードパーティのメールサーバーで認証のレート制限によりタイムアウトが発生する不具合を修正しました。
上記が原因で、タイムアウトが解消するまで新規メールが送信できない不具合を修正しました。
カスタマイズ
- カスタム設定のレコードの編集フォームに、別のレコードの編集済みデータが表示される不具合を修正しました。
レポート
- レポートで選択されていたすべてのカラムがシステムから削除されていた場合、レポートにアクセスできない不具合を修正しました。
2025年4月3日 リリース
不具合修正
契約
- 契約の追加/編集フォームで、アクセシビリティに組織の役割が設定されている契約タイプを選択した場合、内部エラーが発生する不具合を修正しました。
資産
- 資産の確認応答を有効化している状態で、「部署の責任者」がいない部署に割り当てられている資産が更新された場合、内部エラーが発生する不具合を修正しました。
2025年4月1日 リリース
不具合修正
リクエスト
- リクエスト詳細ページから、招待ベースのリモートコントロールを実行できない不具合を修正しました。
2025年3月31日 リリース(2025年2月18日の次期リリース予定)
サンドボックス
移行中、ユーザーは一時的にサンドボックスの作成/再作成/検証/デプロイができなくなります。
機能強化
スペースの機能強化
部屋の予約設定
- [管理]→[カスタマイズ]→[スペース管理]に[部屋の予約(Room Booking)]タブが導入され、管理者が部屋の予約を管理/スケジュールできるようになりました。
- 部屋の予約期間の制限や、事前予約期間の設定、予約の間隔を設定できます。
- 承認者の選択と、依頼者が部屋を予約できるかどうか決定できます。
- 予約が作成されたとき、サービス要求で追跡するよう選択できます。
- 使用するテンプレートと、サービス要求を作成する時間を選択できます。
スペース管理のカスタマイズの機能強化
- 管理者は、キャンパスタイプ、構造物タイプ、フロアルームタイプに追加されるフィールドに対して、デフォルト値を設定できるようになりました。
部屋の予約セクション
- スペースモジュールに予約セクションが導入されました。
- 技術担当者はこのセクションから予約フォームを使用して予約を作成し、その詳細を追跡することができます。
- 予約セクションのカレンダーを使用して、技術担当者はデジタルカレンダーから様々な予約を追跡できます。
- クイックアクションメニューから部屋を予約できるようになりました。
スペースモジュールの機能強化
- 部屋タイプに「予約可能」フィールドと「承認者」フィールドが含まれている場合、部屋を追加/編集する際にスペースの予約と予約の承認を有効化できるようになりました。
- また、部屋とスペースの一覧ビューからこのオプションを有効化できます。
有効化するには、部屋を選択して[アクション]→[予約の設定]をクリックします。
- スペース詳細ページの関連付けタブで、関連付けられたインシデントとサービス要求が一覧表示できるようになりました。
- 部屋とスペースの履歴のサブタブに予約の履歴が表示されるようになりました。
部屋の予約ウィジェット
- [管理]→[一般設定]→[依頼者ポータル]→[依頼者ポータルのカスタマイズ]で、管理者はセルフサービスポータルに部屋の予約ウィジェットを設定できるようになりました。
このウィジェットで、依頼者はセルフサービスポータルから即座に部屋を予約できます。
リクエストモジュールにおけるスペースモジュールの機能強化
- インシデントリクエストで、技術担当者は詳細ページの右ペインから部屋の予約の関連付け/関連付けの解除ができるようになりました。
- サービス要求で、技術担当者は詳細ページの右ペインから部屋の予約の作成/関連付け/関連付けの解除ができるようになりました。
インポート/エクスポート
- [管理]→[データ管理]→[データのエクスポート/データのインポート]で、予約可能な部屋とスペースの詳細をインポート/エクスポートできるようになりました。
通知ルール
- [管理]→[自動化]→[通知ルール]→[スペース]で、部屋の予約に対して通知を設定できるようになりました。
レポート
- 部屋の予約のテーブルレポートを作成できるようになりました。
問題の機能強化
問題テンプレート
- 問題テンプレートに[追加設定(Additional Settings)]タブが導入され、問題テンプレートのアクセスを特定の技術担当者グループに制限できるようになりました。
この制限はSDAdminの役割を持つ技術担当者には適用されません。 - グループを選択していない場合、問題テンプレートはすべての技術担当者グループがアクセスできます。
- アクセス制御の変更は新規に作成された問題リクエストにのみ適用されます。
既存の問題リクエストはすべての問題の技術担当者がアクセスできます。 - ただし、テンプレートが特定の技術担当者グループに制限された既存の問題は、技術担当者がそのグループに属していない場合コピーできなくなります。
- テンプレートのアクセス制御の設定において最大25個までの技術担当者グループを選択できます。
最大50個までに増加したい場合、技術サポートへお問い合わせください。 - [追加設定]タブはデフォルトの問題テンプレートでは利用できません。
問題のトリガー
- 管理者は問題のトリガーにおいて、「(ユーザーからの)メール返信」のサブエンティティで「通知の再送信」を条件として設定できるようになりました。
問題のライフサイクル
- 問題ライフサイクルのトランジションの条件に「$CurrentUser」の変数が導入されました。
- 管理者はこの変数を選択し、現在ログインしているユーザーが技術担当者か、依頼者か、または問題テンプレートのルックアップフィールドのユーザーとして割り当てられているのかに基づいて問題ライフサイクルのトランジションを設定できます。
- 「問題ユーザー」の範囲がトランジションの「前」に導入されました。
- グループの範囲の「$Problem Owner」と「$Group Members」が「問題ユーザー」の範囲に移動しました。
問題クローズルール
- [管理]→[自動化]→[クローズルール]→[問題クローズルール]で、技術担当者フィールドを必須フィールドとして設定できるようになりました。
問題情報ページ
- 問題の情報ページで関連付けられた資産に対して資産アイコンが表示されるようになりました。技術担当者はアイコンを使用して資産の関連付けを即座に解除できます。
- 以下の状況の場合、資産アイコンは表示されずコンマ区切りの値として表示されるようになります。
- 資産の編集権限がないユーザーが問題を閲覧する場合
- 資産モジュールに対してユーザーのアクセス権限がない場合
- ごみ箱に移動した問題の場合
注意:上記変更はリリースの情報ページにも導入されました。
- ステータスと優先度の色の設定が問題詳細ページの右ペインに加え、情報ページにも表示されるようになりました。
問題の履歴
- 問題の履歴に、行われた会話の種類とその詳細が記録されるようになりました。
- このリリース以降で問題の会話の履歴のエントリーが来たときに、詳細な履歴が反映されます。
行の色の設定
- 問題の一覧ビュー/テンプレートビューに色の設定を定義できるようになりました。
- 行の色の設定は、ステータス、優先度、カテゴリーに基づき適用できます。(透明度を%で指定することもできます。)
UIの刷新
- 問題モジュール全体で、「問題ユーザー」の色の表示が紫色から濃い緑色に変わりました。
ChatGPT連携を介したソリューションの作成
4月1日現在、ChatGPT連携は言語が「英語」の環境でのみ利用可能です。
- ChatGPTを用いて、ソリューション記事を自動生成できるようになりました。
- 技術担当者が問題の要約を提供すると、ChatGPTがソリューションの記事、説明、キーワードを含むソリューションを生成し、それをソリューションの新規/編集フォームへコピーできます。
必要に応じて、生成されたソリューションの長さや語調を修正できます。
- この機能を有効化するには、[管理]→[アプリ&アドオン]→[連携]→[ChatGPT連携]の設定で、「Solution Generator」のチェックボックスを有効化します。
- この機能を有効化すると、技術担当者はソリューション一覧ビューまたはソリューションの新規/編集フォームで、「Solution Generator」オプションを使用してソリューションを生成できるようになります。
Delugeエディターインターフェースの刷新
- ChatGPTを用いたカスタム関数のコード生成を行うために使用する[Code Generator]ボタンを、Delugeエディターインターフェースの上部に移動しました。
リリーステンプレートの機能強化
- リリーステンプレートの情報タブから、リリース詳細ページのレイアウトをカスタマイズできるようになりました。
- セクション/追加フィールドをリリースの別々のステージに追加できます。
リリーステンプレートで行われた変更はリリースの情報タブに反映されます。
- リリースでテンプレートへのファイル添付ができるようになりました。
- 新規クローズルールがリリースのカスタムステージとクローズステージに導入されました。
組織の役割の複数ユーザーの関連付け
- 複数のユーザーを組織の役割に関連付けできるようになりました。
これを行うには、組織の役割の追加/編集フォームで「複数ユーザーの関連付け(Assoiciate Multiple Users)」を有効化します。 - 報告先上司と部署の責任者の役割には複数のユーザーを関連付けできません。
- [管理]→[ユーザー&許可]→[ユーザー]→[すべてのユーザー]から、ユーザーに関連付けられた組織の役割を閲覧できます。
- ユーザー横の歯車アイコンをクリックして、[組織の役割の関連付けを表示(View Org-Role Associations)]をクリックします。
- [レポート]→[新規カスタムレポート]で「組織の役割の関連付け(Organization Role Associations)」のオプションを使用して、組織の役割のカスタムレポートを生成できるようになりました。
- 「組織の役割の関連付け」をクエリレポートで出力していた場合、今後そのクエリレポートは使用できなくなります。カスタムレポートを使用して該当レポートを作成しなおしてください。
タスクの予定終了日時のアラート
- タスクの予定終了日時の前にタスクのオーナーに通知できるようになりました。
- このアラートを設定するには、タスクテンプレートに「予定終了日時前に通知(Notify Before Schedule End)」フィールドを追加します。
- タスクの情報ページまたは追加/編集フォームから通知の時刻を設定します。
- 通知は、タスクのステータスが「In-Progress」の場合にのみ送信されます。
- 「終了予定日時前に通知(Notify Before Schedule End)」の新規通知テンプレートが[管理]→[自動化]→[通知ルール]→[タスク]に追加されます。
リクエストの機能強化
自動承認
- ユーザーに基づいて、自動承認を設定できるようになりました。
- 以前までは、自動承認は依頼者と承認者が同じ場合にのみ適用可能でしたが、この機能を使用すると様々な役割や特定のユーザーに対して自動承認を有効化できます。
- これを設定するには、[管理]→[一般設定]→[承認設定]で「承認者が次の場合自動で承認」のオプションを有効化します。
- カスタム設定の承認アクションでも特定の役割やユーザーの自動承認を追加できます。
- 通知ルール「依頼者が承認者として設定されているとき、自動承認アクションを通知」を「自動承認の条件を満たしたとき、ユーザーに通知(Notify user when automated approal criteria are matched)」へ変更しました。
- 承認が自動で行われた際に、承認設定で設定されている承認者へ自動で通知されるようになります。
リクエスト
- リクエストのプロパティ(リクエストID、URL、メタデータなど)をリクエスト詳細ページからコピーできるようになりました。メタデータには、リクエストID、件名、依頼者名、作成日時、URLなどが含まれます。
- プロパティをコピーするには、右ペインのリクエストID横のコピーアイコンをクリックして、アクションを選択します。
- リクエストのメモに対するカスタムレポート設定ページの「表示するカラムを選択」セクションで、リクエストのプロパティが「リクエスト」としてカテゴライズされるようになりました。
- SLA(サービスレベル契約)がリクエスト一覧ビューで表示できるようになりました。有効化するには、「表示するカラムを選択」からSLAを選択します。
- SLA、ライフサイクル、トリガー、トリガーのサブエンティティ、カスタムアクションのタイマーの中断、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルールで条件にサブフィールドを設定できるようになりました。
- サブフィールドに対応するフィールドは以下のとおりです。
|
グループ |
カテゴリー |
緊急度 |
|
サブカテゴリー |
テンプレート |
インパクト |
|
項目 |
レベル |
モード |
|
サービスカテゴリー |
優先度 |
リクエストタイプ |
|
部署 |
CI |
ステータス |
|
ライフサイクル |
ワークフロー |
サイト |
- 以下のフィールドがSLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルールで条件として設定できるようになりました。
|
フィールド名 |
対応する機能 |
|
追加フィールド |
※以下の設定では、日付/時刻の追加フィールドに対して「~の間」「~の間ではない」が対応します SLA、リクエストのサブエンティティのトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー ※以下の設定では対応しません Survey Settings, Survey Rules |
|
資産の名称/サイト |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
承認ステータス、承認ステータスの名称 |
SLA |
|
割り当て日時 |
リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
キャンセルの依頼(はい/いいえ) |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー |
|
クロージャ情報のクローズコメント/クロージャコード/クロージャコメント/依頼者が回答を確認 |
トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー(承認を除く)、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
完了日時 |
リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
作成者、作成者の部署/メールアドレス/社員ID/技術担当者(はい/いいえ)/役職/VIPユーザー |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
作成日時 |
SLA、リクエストのサブエンティティに対するトリガー |
|
説明 |
SLA |
|
編集者 |
サービス要求のSLA、ユーザー調査の設定/ルール |
|
編集者の部署/メール |
サービス要求のSLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
編集者の社員ID/VIPユーザー |
サービス要求のSLA、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
編集者の技術担当者(はい/いいえ)/役職 |
サービス要求のSLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
通知先メールアドレス |
SLA |
|
一次返信期日違反ステータス |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
グループの送信者のメール |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
変更に起票されたリクエスト(有/無)、リクエストのもととなった変更(有/無)、リンク付けられたリクエスト有り、メモ(有/無)、プロジェクト(有/無)、問題(有/無)(インシデントのSLAでのみ利用可能)、購買注文(有/無)(サービス要求のSLAでのみ利用可能 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
インパクト情報 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、カスタムメニュー |
|
エスカレーション有無 |
トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
保全(はい/いいえ) |
SLA、リクエストのサブエンティティに対するトリガー |
|
はサービス要求 |
タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
ライフサイクル、ライフサイクルの名称 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
リンク付けられたリクエストのコメント |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
モード |
SLA |
|
ユーザーの代理の部署/メールアドレス/役職/技術担当者(はい/いいえ)(カスタムメニューでは利用不可) |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
OnHoldスケジューラのステータス変更/コメント(タイマーでは利用不可)/予定時刻 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー |
|
期限を過ぎたステータス |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
再オープン |
トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー |
|
依頼者の社員ID |
カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
依頼者の技術担当者(はい/いいえ)/役職 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
回答 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
解決日時 |
リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー |
|
返信日時 |
ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
予定開始日時、予定終了日時 |
SLA、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
サービスカテゴリ |
SLA |
|
サイト |
サービス要求のSLA - すべてのサイトが表示されます
インシデントのSLA - 参照サイトのみ表示されます |
|
SLA、SLAの名称 |
トリガー、ライフサイクル |
|
SLAの変更コメント |
SLA、トリガー、タイマー |
|
ステータス |
SLA(すべての完了ステータスは対応しません) |
|
ステータスの変更コメント |
SLA、トリガー、タイマー |
|
ステータスの進行中/タイマーの停止 |
トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、カスタムメニュー |
|
件名 |
SLA |
|
技術担当者 |
SLA、ライフサイクル |
|
技術担当者の時給/部署/メールアドレス/役職 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
技術担当者の社員ID |
SLA、ライフサイクル、ユーザー調査の設定/ルール |
|
テンプレートの技術担当者を承認済みのサービス要求だけに割当てる |
サービス要求のSLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
テンプレートの名称 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
未返信数 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
|
更新理由 |
SLA、トリガー、タイマー |
リリースに対するカスタムスクリプト
- ユーザーの入力に基づいてリリースフォームを動的に修正するカスタムスクリプトを使用できるようになりました。
- リリースに対するサンプルカスタムスクリプトをインポートできます。
フォームルールの機能強化
- リリースの追加/編集フォームで右ペインのカスタムウィジェットを表示/非表示にするフォームルールを使用できるようになりました。
問題に対するカスタムスクリプト
- ユーザーの入力に基づいて問題フォームを動的に修正するカスタムスクリプトを使用できるようになりました。
- 問題対するサンプルカスタムスクリプトをインポートできます。
フォームルールの機能強化
- 問題の追加/編集フォームの右ペインのカスタムウィジェットを表示/非表示にするフォームルールを使用できるようになりました。
仕様変更
APIの仕様変更
- 「組織の役割」のエンティティ(サイト、エリアなど)の情報がObject型の代わりにArray型で格納されるようになりました。
推奨事項:既存のカスタムスクリプトやカスタム関数をArray型に更新することを推奨いたします。
-
- 既存のフォーマット:{"site" : {"id" : 9389244773993, "name" : Base Site , "orgroles" : {"udf_ref11" : {"id" : 3439849849898}}}}
- 新規フォーマット:{"site" : {"id" : 9389244773993, "name" : Base Site , "orgroles" : {"mref_udf_ref11" : [{"id" : 3439849849898}]}}}
注意:「udf_ref11」、「mref_udf_ref11 」は組織の役割を表しています。
タスクの仕様変更
- 「開始予定日時の前にメールする(Notify me before schedule start)」フィールドの名称を「開始予定日時前に通知(Notify Before Schedule Start)」に変更しました。
業務ルールの仕様変更
- 業務ルールの条件から「キャンセルの依頼(はい/いいえ)」のフィールドが削除されました。
不具合修正
- 「プロセスの実行を中止」の条件に一致したタイマーをリクエスト、変更、問題に関連付け、中断できるようになりました。
この操作は履歴に記録されます。
2025年3月26日 リリース
機能強化
Zoho Analyticsへの資産の確認応答の同期
- 以下のカラムがZoho Analyticsの資産テーブルに追加されました。
- 最終スキャン元
- 確認応答ID
- 確認応答ステータス
- 確認応答のアラート日時
- 確認応答の応答日時
- 資産の受領日時
不具合修正
保全
- 中断中の保全を編集すると、ジョブは無効化されるがステータスがアクティブのままになる不具合を修正しました。
ユーザー調査
- 認証済みの応答リンクでiframeが読み込まれると、調査結果の応答ページが表示されない不具合を修正しました。
この不具合は、ドメインを変更し応答を新規ページへリダイレクトすることで修正しています。
2025年3月24日 リリース
仕様変更
- 削除した技術担当者、ログイン権限を持たない技術担当者、依頼者に変更した技術担当者から、認証トークンを削除する仕様に変更しました。
2025年3月19日 リリース
不具合修正
データ管理
- 本番環境の拡張機能にPre Uninstallation ScriptとPost Installation Scriptがある場合、サンドボックスの作成に失敗する不具合を修正しました。
2025年3月13日 リリース
不具合修正
ワークフロー
- 複数選択の追加フィールドを基準として設定している場合、演算子が表示されない不具合を修正しました。
ダッシュボード
- 時間のフィルターを適用後すぐにウィジェットデータが更新されない不具合を修正しました。
- ウィジェットに何もデータが表示されず、削除されたように見える不具合を修正しました。
資産
- モバイルアプリの資産の確認応答フォームで、確認応答の日付と送信ボタンが表示されない不具合を修正しました。
連携
- Azure ADの代替メールアドレスがServiceDesk Plus Cloudのセカンダリメールアドレスとマッピングされている場合、同期に失敗する不具合を修正しました。
- Microsoft Azureが有効化されている環境で、メールアドレスとUPNフィールドに値を持たないユーザーが、Azure ADのユーザー同期で削除されたユーザーとして処理される不具合を修正しました。
2025年3月8日 リリース
機能強化
ダッシュボード
私の対応中の調査
- ホームページのダッシュボードおよびセルフサービスポータルの「My Pending Surveys(私の対応中の調査)」ウィジェットから、技術担当者とユーザーが対応中の調査を表示し回答できるようになりました。
- 対応中の調査はモジュールごとにフィルタリングできます。
技術担当者
ユーザー
- 管理者と技術担当者は、ダッシュボードを作成し「私の対応中の調査」ウィジェットを追加できます。
変更
- 印刷プレビューにタスクを含めることができるようになりました。
資産
- [資産]→[ソフトウェア]→[スキャンされたソフトウェア]で新規ソフトウェアスイートを編集する際に、101個以上のコンポーネントソフトウェアを追加できるようになりました。
CMDB
- SDCMDBAdminとSDAssetManagerの両方の役割を持つユーザーが同期ルールを作成/編集/削除できるようになりました。また、同期ルールに対して[実行]オプションを実行することができます。
連携
- Office 365カレンダー連携で、技術担当者スケジュールを動的にマッピングできるようになりました。
Zia
- 問題の予測を用いてインシデントリクエストを監視し、短期間での傾向や類似のインシデントの急増を検知できるようになりました。
- ユーザーからのエスカレーション前に潜在的な問題に対するアラートを受信して必要なアクションを行い、シームレスなオペレーションを維持できるようになります。
- 現在、問題の予測は設定言語が英語の環境でのみ動作します。
問題の自動予測の設定
- 受信リクエストのしきい値:何件後のリクエストで問題有無の確認を開始するか、しきい値を設定できるようになりました。しきい値は25~250件の間で選択できます。
- 例として、しきい値を200件に設定した場合、200件のリクエストを受信後にServiceDesk Plus Cloudが潜在的な問題有無の確認を開始します。
- なお、直近2か月のリクエストの流入に基づき、推奨するしきい値を提案します。
問題の手動予測の実行
- 問題の予測を有効化した際、ヘッダーメニューのクイックアクションから「予測の実行」と「予測の表示」を利用できるようになりました。
- 予測の実行:このオプションを用いて、問題の予測を手動で開始できます。これを開始すると最新500件のリクエストのパターンや傾向を分析し、潜在的な問題についてのアラートを送信します。
- 予測の表示:これをクリックすると、すべての問題の予測結果を一覧表示します。一覧から予測をクリックすることで、予測の詳細を確認できます。
不具合修正
リクエスト
- 技術担当者が自身に関連付けられたグループとサイトのリクエストのみ閲覧可能な権限を持っている場合、アーカイブ済みリクエスト一覧ビューで技術担当者グループに関連付けられたすべてのリクエストを閲覧できない不具合を修正しました。
- 転送された会話の説明で、スペースがずれる不具合を修正しました。
- 条件でWindowsのコンピューターを取得するよう設定されている場合、リクエストに追加されたサーバーのルックアップ追加フィールドが実行されない不具合を修正しました。
- リクエストの通知テンプレートでリンクのプレースホルダーに変更が行われていた場合「http://」が自動的に追加されてしまい、変更を保存後、プレースホルダーが反応しなくなる不具合を修正しました。
- 依頼者の編集権限のみを持つ技術担当者が、リクエストフォームで依頼者のサイトと部署を更新できない不具合を修正しました。
資産
- サービスパックの編集時、「選択されたソフトウェア」と「利用可能なソフトウェア」のヘッダーが誤って表示されていた不具合を修正しました。
- ログイン権限のないユーザーに資産の確認応答のアラート通知を送信しようとすると、不明瞭なエラーメッセージが表示される不具合を修正しました。
- 資産の一覧ビューでユーザーの割り当てをクリックすると、ポップアップに選択された資産のみしか読み込まれない不具合を修正しました。
- 設定言語が英語以外の環境で、追跡事項の値がコンピューターの場合にソフトウェアライセンスのタイプを作成できない不具合を修正しました。
- ソフトウェアライセンスのタイプの作成時、選択したオプションに関わらず「許容されるインストレーション」が「Single」に設定される不具合を修正しました。
- 製品タイプ「Computer」の名称が変更されていた場合、資産の情報をServiceDesk Plus Cloudに同期できない不具合を修正しました。
- インポート時、インポートファイルで複数の値がコンマで区切られていた場合、ハードウェア容量がインポートできない不具合を修正しました。
CMDB
- CIタイプと製品タイプが同じ名前の場合、CIの関係のインポートに失敗する不具合を修正しました。
- フィールドのマッピングを含む同期ルールが設定されていた場合、ネットワークアダプタのフィールドがCMDBから資産に同期されない不具合を修正しました。
一般
- 技術担当者の編集ページで、関連付けられたグループフィールドにすべてのグループが表示される不具合を修正しました。
- カスタムメニューを並べ替える際にエラーが発生する不具合を修正しました。
- 「範囲外」タブで、コメントカラムがデフォルトで表示されない不具合を修正しました。
- 「範囲外」タブに添付ファイルを添付できない不具合を修正しました。
連携
- MDM連携の照合プロセス中に契約と利用状況の詳細が照合されない不具合を修正しました。
2025年3月7日 リリース
不具合修正
保全
- 保全を介してスケジュールされたリクエストが2回作成される不具合を修正しました。
2025年3月1日 リリース
機能強化
Zia
- Ziaの機能がイギリスのデータセンターで利用可能になりました。
不具合修正
リクエスト
- 承認リンクにリクエストの詳細情報が含まれていない不具合を修正しました。
2025年2月27日 リリース
不具合修正
サンドボックス
- 条件を持つユーザーグループが作成されている場合、サンドボックスから本番環境へのユーザーグループのデプロイに失敗する不具合を修正しました。
ダッシュボード
- リクエストのサマリウィジェットで凡例に合計が表示されない不具合を修正しました。
リクエスト
- リクエストのクローズ/解決に失敗する場合がある不具合を修正しました。
- リクエストで特定のステータスが表示されない場合がある不具合を修正しました。
2025年2月26日 リリース
新機能
サンドボックスの機能強化
- 問題のすべての管理設定がデプロイできるようになりました。
- サンドボックスでは、現在以下の問題管理設定を設定し、本番環境へデプロイすることが可能です。
| プライマリ設定 | セカンダリ設定 |
| カスタマイズ |
|
| テンプレート&フォーム |
|
| 自動化 |
|
| 開発者スペース |
|
注意:これらの機能をデプロイ可能な構成の一覧へ有効化するには、既存ユーザーはサンドボックスを再作成する必要があります。
認証ライブラリのテスト認証(プローブ)
- ユーザーは認証ライブラリからIPアドレス/ホスト名を使用し、端末のマシンの認証情報を検証できるようになりました。
- 認証情報を検証するには、[管理]→[プローブ&ディスカバリ]→[認証ライブラリ]に移動し、検証したい認証情報横の歯車アイコンをクリックします。
ナビゲーション&フッター設定
- [管理]→[一般設定]→[ナビゲーション&フッター設定]で、技術担当者と依頼者に対してナビゲーションタブとフッターメニューの表示/非表示の変更と並び替えできるようになりました。
- 技術担当者は、[プロフィール]→[ナビゲーションタブの編成]から、自身のナビゲーションタブをパーソナライズできるようになりました。
- スライダーパネルの「ナビゲーションタブの編成」で、技術担当者はタブの表示/非表示の変更と並び替えができます。
資産モジュールのカスタムビュー
- カスタムフィルターを適用することで、条件に基づいて資産一覧ビューをカスタマイズできるようになりました。
- 設定したカスタムビューはフィルターのドロップダウンリストに表示されます。
- よく使うフィルターを「お気に入り」としてマークすることができます。
ChatGPTを介したリクエストの自動承認
- ChatGPTを使用し、リクエストの承認プロセスを自動化できるようになりました。
ChatGPTで、承認者が送信したメール返信をもとに、リクエストに対する承認アクションの予測し自動で適用できます。 - ChatGPTで、「承認/却下/詳細説明が必要」を予測できます。
- この設定を有効化するには、[管理]→[アプリ&アドオン]→[連携]→[サード―パーティ連携]→[ChatGPT]に移動します。
- ChatGPTの設定ページで「自動承認(リクエスト) Auto Approval (Request)」を有効化すると、Ziaの自動承認が無効化されます。
Ziaを有効化すると、ChatGPTが無効化されます。
- Ziaの自動承認に対するメール通知の内容を変更しました。
変更内容:メールへの返信に基づいて、Ziaが承認アクションを行いました。
アナウンス
アナウンスのフォロー
- ユーザーはアナウンスをフォローし、アナウンスに関する更新をリアルタイムで受け取ることができるようになりました。
- 技術担当者は、各アナウンスのフォロワー一覧と閲覧数を確認できます。
アナウンスのコメント
- 技術担当者はアナウンスにコメントを追加できるようになりました。
コメントは公開/非公開にすることができ、「このコメントを依頼者に公開する」オプションを選択することで、公開コメントを追加できます。
アナウンステンプレート
- 管理者は、アナウンスのテンプレートを設定できるようになりました。
アナウンスのアクセス権限
- 管理者は新規役割の作成時に、アナウンスのアクセス権限を設定できるようになりました。
アナウンスのレポート生成
- ユーザーはServiceDesk Plus Cloud内で作成されたアナウンスの詳細なレポートを生成し、情報の確認や操作ができるようになりました。
アナウンスの管理設定の監査
- アナウンスの管理設定で行われた変更を監査ログで追跡できるようになりました。
サンドボックスのアナウンスタイプとテンプレート
- サンドボックスでデプロイ可能な構成として、アナウンスタイプとアナウンステンプレートが追加されました。
機能強化
アナウンスの機能強化
バナースケジューリング
- 作成日時ではなく予定開始日時/予定終了日時に基づいて、アナウンスがバナーに表示されるようになりました。
恒久的なバナー表示
- 「期限までバナーを表示し続ける(keep banner until expiry)」オプションを使用して、予定されている期間が過ぎるまでバナーにアナウンスを表示できるようになりました。
モジュールの関連付け
- リクエスト/変更/問題/リリースなどのモジュールとアナウンス間の関連付けを維持できるようになりました。
例として、修正されたリクエストに対してアナウンスを作成できるようになります。
グループ固有のアナウンス
- ユーザーグループ/技術担当者グループに限定してアナウンスを公開できるようになりました。
UIの刷新
新規バナーデザイン
- バナーのデザインを刷新しました。
アナウンス詳細ページ
- アナウンスの詳細ページが、追加情報とともにポップアップとして表示されるようになりました。
ダッシュボードの機能強化
- [ダッシュボード]→[定型ダッシュボード(Canned Dashboards)]配下のアクティビティダッシュボードで、技術担当者がタスクとリクエストに関するアクティビティを追跡できるようになりました。
- 技術担当者はテーブル/グラフウィジェットを作成し、ダッシュボードウィジェットに表示されるデータをカスタマイズできるようになりました。
- グラフウィジェットのサマリー図で、ユーザーはリクエストとタスクモジュールの様々なデータソースに対するサマリー数を確認できます。
- スマートビューUIによって、ユーザーはテーブル/グラフウィジェットのレコード情報へ簡単にアクセスできるようになりました。
保全モジュールに対するスケジューラの機能強化
保全の新規/編集フォーム
- 保全スケジューラのUIを刷新しました。
技術担当者は保全アクティビティのスケジュールを日次、週次、月次、年次で実行することができます。 - 「頻度」ドロップダウン配下の「定期スケジュール」オプションが削除されました。
今後スケジュールを定期的に実行するには、繰り返し期間を選択し「詳細」のチェックボックスにチェックを入れ設定する必要があります。
- 保全のテンプレートを編集する際、技術担当者は既存のテンプレートに設定されているタスクを削除/保持するかを選択できるようになりました。
保全ビューページ
- 「繰り返し」と「保全の終了時期(Maintenance Ends)」フィールドを「表示するカラムを選択」で選択できるようになりました。
- 「スケジュールタイプ」フィールドが保全一覧ビューで検索できるようになりました。
保全詳細ページ
- 保全詳細ページで完了した保全や失敗した保全を示すラベルが導入されました。
- 以下の詳細情報がスケジュール情報セクションの右ペインに追加されました。
- 頻度:1回、日次、週次、月次、年次が表示されます。
- 次の予定:次の保全のスケジュールが表示されます。
- 繰り返し:保全がいつ繰り返されるか表示されます。
- 終了時期:保全が終了する特定の日か、後何回で終了するかが表示されます。
- 保全詳細ページに[タスク]タブが導入されました。
技術担当者は、タスクの追加/編集/編成や、依存関係の設定、保全に関連付けられたタスクの削除などのアクションを行うことができます。
- [履歴]タブで、保全がいつ失敗したかやタスク関連の操作を記録できるようになりました。
管理設定
- リクエストと変更に設定されているフォームルールがリクエストと変更の保全にも適用されるようになりました。
- 保全が失敗した際に技術担当者へ自動で通知できるようになりました。
- [管理]→[ユーザー&許可]→[役割]の設定で、保全モジュールに対する「権限設定」の項目を削除しました。
今後、リクエストと変更の保全に関する権限は「アクセス権限」セクションで直接設定できます。
アーカイブ済みリクエスト
- リクエストが保全と関連付けられていたかを示す「保全」カラムが、アーカイブ済みリクエストの一覧ビューに追加されました。
- 保全から作成されたすべてのアーカイブ済みリクエストを表示する「保全リクエスト」フィルターが、アーカイブ済みリクエストの一覧ビューに追加されました。
レポート
- 保全のテーブルレポートで、技術担当者は次のスケジュール、スケジュールタイプなどのスケジューラの情報を追加できるようになりました。
アーカイブ済みリクエストのレポート生成時に「保全」カラムを追加できるようになりました。
問題ダッシュボードの機能強化
- 以下のウィジェットを問題ダッシュボードに追加できるようになりました。
- 更新のない問題
- 問題の概要
- 影響を受けるサービスとステータス
- 問題作成日時が問題フィールドに追加されました。
- 問題のタイマーで、カスタムの日付フィールドに対応しました。
- ソリューションモジュールの「関連づいている問題」が「参照した問題(Referred in Problems)」に更新されました。
- サンドボックスで問題の管理アクションが有効化できるようになりました。
- 「オープン(Open)」の名前が付くウィジェットを「対応中(Pending)」に変更しました。
リリースダッシュボードの機能強化
- リリースダッシュボードで、「私のオープンのリリース/役割」ウィジェットが利用できるようになりました。
- 「作成済みリリース/キャンセル済みリリース/クローズ済みリリース」ウィジェットの名称を、「リリースの概要(Release Overview)」に変更しました。
- 既存のウィジェットに対して、「失敗したリリース」のオプションが設定できるようになりました。
プラットフォームの機能強化
Botコマンド - Actionableカード
- ユーザーがアクションを用いてActionableカードを設定し、タスクを介してインシデントリクエスト/サービス要求を作成できるようになりました。
この機能はリクエストテンプレートで必須フィールドが設定されている場合のみ適用可能です。
Azureユーザー同期
- ユーザーのプロフィール画像がすでに利用可能であるか、画像が更新されている場合、AzureからServiceDesk Plus Cloudアカウントへユーザーの画像を同期できるようになりました。
プロジェクトのカスタムレポートの機能強化
タスクのコメントのレポート
- タスクに追加されたコメントの詳細なカスタムレポートを生成できるようになりました。
- レポートには最初の250文字が表示されます。
- プロジェクト/マイルストーン/タスク/作業ログのレポートのカラムとして、説明を含めることができるようになりました。
- レポートには最初の250文字が表示されます。
変更の業務ルール
- 変更のレコードに対して業務ルールを適用できるようになりました。
条件に一致した変更に対して、フィールドを更新/カスタムアクションの実行/プロセス実行を中断を設定することができます。 - 業務ルールは、変更のレコードが作成/編集/削除された際にトリガーできます。
- また、タスク、添付ファイル、ダウンタイム、承認、会話、作業ログなどの、変更のサブエンティティに対しても業務ルールを実行できるようになりました。
ソリューションの機能強化
- 関連情報を維持しながらソリューションを更新できるよう、1つのソリューションに複数のバージョンを作成し管理できるようになりました。
ソリューションのバージョンはソリューションが承認される度に自動的に作成されます。 - ソリューションのバージョンを有効化するには、[管理]→[カスタマイズ]→[ソリューション管理]で設定します。
- ソリューションの編集時は下書きとして保存し、承認の準備が完了するまで非公開のままにできます。
ソリューションの下書きを保存するには、少なくとも1回はソリューションが承認されている必要があります。
- ソリューションの承認後、[公開]オプションを使用してソリューションを最新のバージョンに変更することができます。
新規キーボードショートカット
- 新たなキーボードショートカットが追加されました。
仕様変更
- ソリューションを公開する際に承認が必須になりました。
承認されたソリューションにのみ[公開]オプションが表示されます。
不具合修正
Microsoft Teamsモードの移行
- MS Teamsモードが有効になると作成され、移行中にMicrosoft Teams連携を有効化したユーザーに対して自動的に作成される不具合を修正しました。
Actionableカード
- ユーザーは、技術担当者の割り当てのActionableカードでデフォルトで最初の50人の技術担当者を表示する代わりに、技術担当者を検索して割り当てできるようになりました。
Botコマンド
- Botコマンドを使用して、ユーザーは依頼者ID、依頼者名、メールアドレスを用いてリクエストを検索できるようになりました。
Microsoft管理連携に対するガジェット側からの変更
- Microsoftの管理連携の管理トークンが期限切れの場合、ユーザーにエラーメッセージが表示される不具合を修正しました。
SDP.openWigetの高さ/幅のサポート
- ウィジェットの高さと幅をカスタマイズできるようになりました。
ウィジェットのサブタブのヘッダー
- 変更とリリースのサブタブの場所に、タブのヘッダーとしてウィジェット名が表示される不具合を修正しました。
サンドボックスでのインスタンス設定の編集
- インスタンス設定で、通貨、タイムゾーン、週の開始曜日、インスタンスの画像を編集できるようになりました。
サンドボックスで編集した構成の作成したとおりのデプロイ
- バックエンドのグローバル設定を利用して、サンドボックスで編集され、本番環境で削除された構成をデプロイできてしまう不具合を修正しました。
一般
- メールアドレスの動的な追加に対応しているフィールドで複数の受信者を追加できるようになりました。
- 変数「$ItemName」を置き換えた値が、通知の説明で適切に配置されない不具合を修正しました。
リクエスト
- 「元のデータ」のサイズオプションを使用してリクエストのメモに追加されたインライン画像が、そのサイズを保持しない不具合を修正しました。
- 依頼者によってクローズされたリクエストごとに調査が送信されるように設定していた場合、キャンセル/解決したリクエストもカウントされる不具合を修正しました。
- カスタマイズしたサービス要求テンプレートのリソースセクションの幅が広いことが原因で、水平方向にスクロールしないとコスト情報を確認できない不具合を修正しました。
資産
- 中国語で、資産の左パネルの「展開」オプションが誤って翻訳されている不具合を修正しました。
購買
- 購買注文書の詳細ページで、「小計」と「合計(ネット)」が小数点以下2桁の通貨で表示されない不具合を修正しました。
問題
- 問題に50,000文字を超えるメモが追加された場合、通知が送信されない不具合を修正しました。
ソリューション
- ソリューションの転送がCCとBccフィールドに表示されている受信者に送信されない不具合を修正しました。
管理
- カスタムスクリプトを介して実行されたダイアログのカスタム幅に対応しました。
- 調査メールのテンプレートでハイパーリンクされた調査リンクにアクセスできない不具合を修正しました。
- 「既に存在する場合は更新する」のインポート方法で添付ファイルをインポートした場合、モジュール内の既存の添付ファイルは削除されるが新規ファイルが追加されない不具合を修正しました。
2025年2月12日 リリース
新機能
Zia
2025年2月18日現在、Ziaの機能は「米国データセンター」かつ「設定言語が英語」の環境でのみ利用可能です。
リクエスト受領時のソリューションの自動返信
- Zia人工知能をトレーニングして、リクエスト受領時のメール通知にソリューションの内容を自動で追加できるようになりました。
- 技術担当者は通知テンプレートで変数「$ZiaSolutionsuggest」を使用して、メール通知にソリューションの内容を追加できます。
- 管理者は[管理]→[Zia]→[人工知能]で「Solution Assist」を有効化することで、リクエスト受領時のメール通知にソリューションの内容を追加できるようになります。
不具合修正
リクエスト
- 簡易リクエストからインシデントリクエストを作成できない場合がある不具合を修正しました。
- ライフサイクルが設定されているリクエストを複数回編集すると、編集ページのステータスのドロップダウンに無効なオプションが表示される不具合を修正しました。
管理
- ルックアップフィールドの値の数が101個以上ある場合、業務ルールやトリガーなどの「条件」を作成する場所で検索機能が動作しない不具合を修正しました。
2025年2月7日 リリース
新機能
資産の監査
- [資産]→[資産の監査(Asset Audit)]で、ServiceDesk Plus Cloudの資産を監査できるようになりました。
- ServiceDesk Plus Cloudのモバイルアプリを使用して、技術担当者が実施する監査を作成しユーザーの資産を検証できます。
- 依頼者ポータルから、ユーザーが自身の資産を監査できます。
- 技術担当者が実施する監査では、資産を「監査済み(Audited)」、「紛失(Missing)」、「新規特定済み(Newly Identified)」、「範囲外(Out of Scope)」、「差分特定済み(Identified Differences)」に分類できます。
- ユーザー自身の監査では、資産を「回答なし(Not Responded)」、「監査済み(Audited)」、「紛失(Missing)」に分類できます。
- [レポート]→[新規カスタムレポート]で、監査のカスタムレポートを生成できるようになりました。
最終スキャン元
- 新たに「最終スキャン元」フィールドを資産に追加できるようになりました。このフィールドは資産の情報ページに表示され、最新の資産同期の詳細やスキャンタイプを表示します。
- このフィールドを資産詳細ページに表示させる手順は以下のとおりです。
- [管理]→[カスタマイズ]→[資産管理]→[製品タイプ]に移動します。
- フィールドを追加したい製品タイプのページの編集画面を開き、[フィールド]タブに移動します。
- 右ペインの[利用可能]タブから、「最終スキャン元(Last Scan Source)」フィールドをキャンバスへドラッグ&ドロップします。
2025年2月5日 リリース
機能強化
リクエスト
- 「複数編集」フォームのUIを刷新しました。
- 「複数編集」で、選択したすべてのリクエストに対して必須フィールドの値が検証され、任意のリクエストで必須フィールドの値が空の場合にエラーを表示するようになりました。
管理
サードパーティ通知のチャネルサポート
- ServiceDesk Plus CloudからMicrosoft Teamsのチャネルにカスタム通知を送信できるようになりました。
不具合修正
承認
- 購買注文書の承認で、「$ItemName」の内容がHTMLタグ付きで表示される不具合を修正しました。
- 承認のActionableメッセージでメール/ボットの通知が更新されると、承認アクションやワークフローの承認ノードで追加された内容ではなく、デフォルトの通知内容が表示される不具合を修正しました。
2025年1月18日 リリース
新機能
技術担当者スケジュールの機能強化
- 技術担当者スケジュールの表で「技術担当者の選択」フィルターを使用して、特定の、またはすべての技術担当者を選択して表示できるようになりました。
- デフォルトでは、技術担当者スケジュールの表は25人まで表示されています。より多くの技術担当者を表示するには「詳細を表示(Load more)」オプションを使用します。
リクエストの機能強化
- 「通知ステータス(Notification Status)」と「未返信数」を、以下の機能の条件として利用できるようになりました。
- トリガー
- 業務ルール
- ライフサイクル
- ワークフロー
- カスタムメニュー
- ユーザー調査
- カスタムウィジェット
- カスタムアクション内の「タイマーの中断」
- トリガーと業務ルールが、依頼者/技術担当者の返信によりステータスが変更されたリクエストに対して動作するようになりました。
リクエスト詳細ページのコレクションフィールドの機能強化
- ファシリティインスタンスで、リクエストに関連付けられたスペースの場所とタイプを含む詳細情報が表示できるようになりました。
- 詳細情報を表示するには、リクエスト詳細ページのスペースフィールド横の「詳細を表示(More)」をクリックします。
- この機能はすべてのコレクションフィールドに適用されます。
既存の仕様
仕様変更後
機能強化
資産
- ネットワークスキャンに対してSNMPの認証情報のみが設定されている場合、プローブはSNMPデバイスのみをスキャンするよう制限し、他の資産タイプをスキャンしないようになりました。
- 「資産IDをモバイルデバイス名に追加する(Append Asset ID to Mobile Device Names)」を有効化することで、Microsoft IntuneからServiceDesk Plus Cloudへデバイスを同期する際にモバイルデバイス名に資産IDを追加し一意性を確保できるようになりました。
連携
- Zoho Analytics/Analytics Plusで、マルチラインフィールドに対して最大5000文字まで入力できるようになりました。
不具合修正
一般
- Azure ADのユーザー同期で「報告先(Reporting To)」フィールドがマッピングされていない場合、ユーザ―情報を更新する際にServiceDesk Plus Cloudから「報告先」フィールドのデータが削除される不具合を修正しました。
- Jiraの問題作成フォームの「報告者」フィールドで、検索した文字列に基づいた報告者の一覧が表示されない不具合を修正しました。
- 技術担当者のライセンス数(オペレーター数)が上限に達していると、非ログインの技術担当者を追加できない不具合を修正しました。
資産
- Windowsのディスカバリ中、プローブが反応しない場合がある不具合を修正しました。
- ライセンス上モバイルデバイスのコピーが利用できるにもかかわらず、ライセンス制限の問題が発生する不具合を修正しました。
- Microsoft Intune連携を介して追加されていない資産がServiceDesk Plus Cloudに同期された際、ServiceDesk Plus Cloud内で設定されている既存の製品タイプの代わりに、Microsoft Intuneで設定されているものに基づいて製品タイプが変更される不具合を修正しました。
- 子テーブルにエントリーの無いCisco Switch/Cisco CatOS Switchなどの資産を開く際にエラーが発生する不具合を修正しました。
CMDB
- 多くの複数選択/ピックリストのフィールドがある場合、CI編集フォームをクリックした際に「URLがブロックされている」旨のエラーが表示される不具合を修正しました。
レポート
- 時系列グラフのレポートで日付フォーマットに「日」を選択した場合、X軸ラベルが適切に表示されない不具合を修正しました。
- 積み重ね棒グラフで水平方向のスタック数が多い場合、一番上の棒グラフのデータ数が次の棒グラフに重なる不具合を修正しました。
2025年1月8日 リリース(2024年12月10日の次期リリース予定)
新機能
資産の割り当て情報
- 割り当てられた項目の合計コストとあわせて、ユーザー/部署に割り当てられたソフトウェアライセンス、消耗品、資産の包括的な詳細ページが追加されました。
- 資産の割り当て情報ページは、資産の表示権限を持つ技術担当者が閲覧できます。
- 資産の割り当て情報ページを閲覧するには、[資産]ページの左ペインで[資産の割り当ての情報(Asset Allocation Details)]をクリックします。
- [クイックアクション]メニューから資産の割り当て情報にアクセスすることもできます。
- ドロップダウンメニューからユーザー/部署を選択することで、割り当てられている資産と合計コストを確認できます。
- ユーザーは、ユーザー名/メールアドレス/社員IDで検索できます。
ユーザー
部署
- 資産の割り当て情報ページ上部のプリンターアイコンをクリックすることで、割り当てられた資産、ソフトウェアライセンス、消耗品、以前の資産の割り当て(ユーザーを条件に検索した場合にのみ使用可能)、コストなどの割り当てられた資産の情報を印刷することができます。
プロジェクト、購買、契約モジュールのカスタムメニュー
- 管理者はプロジェクト、購買、契約モジュールに対してカスタムメニューを設定できるようになりました。
- カスタムメニューはプロジェクトリクエスト、購買注文書、契約の詳細ページに表示されます。
プロジェクト詳細ページのカスタムメニュー
購買注文書の詳細ページのカスタムメニュー
契約詳細ページのカスタムメニュー
休暇タイプ、不在設定、委任の色分けの機能強化
「休暇タイプ」の名称が「不在タイプ(Unavailability types)」に変更されます。
- [管理]→[ポータル&設定]→[不在タイプ]で、管理者は色分けにより休暇タイプを設定できるようになります。
- ユーザーは自身の不在をマークする際に、異なる休暇タイプ/不在タイプから時間ベースで不在を選択できるようになります。
- 管理者はユーザーの不在についてレポートを生成できるようになります。
- [管理]→[自動化]→[委任]で、変更/リリースマネージャーが各モジュール内の承認を委任できるようになります。
- Microsoftのカレンダーからすべての休暇イベントを同期できるようになります。
アクセシビリティの機能強化
- 表示モードでシステムを選択することでユーザーのシステムオプションを判別し、ライト/ダークモードへ動的に切り替えることができるようになります。
- [プロフィール]ペインから、「トーストメッセージの間隔(Toast Message Duration)」や「クリックしてドラッグモード(Click-to-Drag Mode)」などのアクセシビリティ制御を有効化できるようになります。
- 「トーストメッセージの間隔」を有効化すると、成功/失敗メッセージの通知を表示させる時間を設定できます。
- [手動]を選択すると、閉じるボタンをクリックするまで通知は閉じません。
- [自動(Auto)]を選択すると、特定の時間で通知を自動的に閉じることができます。
- 「クリックしてドラッグモード」を有効化すると、ユーザーはテンプレート編集時のフィールドや、カスタムビューのお気に入り、カラムの表示設定などで、クリックすることで項目を移動させることができます。
- 「トーストメッセージの間隔」を有効化すると、成功/失敗メッセージの通知を表示させる時間を設定できます。
サブフォーム、添付ファイルの追加フィールド、IPアドレスの追加フィールド
- 再利用可能なコンポーネントフォームであるサブフォームが追加され、任意のレコードフォームにフィールドエントリーを追加できるようになりました。
- 例として、資産のワークステーションの追加/編集フォームで、プロセッサー/ハードウェアの情報を取得するためのサブフォームを追加できます。
- サブフォームを追加するには、事前にサブフォームタイプを作成する必要があります。
- サブフォームタイプは、他のフォームでサブフォームを追加する際に再利用できるブループリントとして機能します。
添付ファイル、IPアドレスの追加フィールド
- カスタムモジュールのフォームに、添付ファイル/IPアドレスのセクションを追加フィールドとして追加できるようになりました。
機能強化
承認の詳細説明
- 承認者は、インシデント/サービス要求の承認を行う前に、詳細説明を要求できるようになりました。
- 承認へのさらなる詳細説明を要求するには、承認者は特定の承認配下で新規コメントを追加します。
- コメントとして詳細説明を追加し、[コメントの追加(Add Comment)]をクリックします。
- ユーザーはリクエストのサマリウィジェットから詳細説明を確認し返信できます。
- 承認者と依頼者間のやり取りは、リクエスト詳細ページの[承認]→[承認コメント]でグループ化されます。
新規通知ルール(リクエスト)
- 「承認通知」セクションに新たに2つの通知ルールが追加されました。
複数のリリースの変更/プロジェクトへの関連付け
ユーザーは、複数のリリースを以下のとおり関連付けることができるようになりました。
- ModifyChangesとModifyReleasesの役割を持つユーザーは、変更と変更のダウンタイムにリリースを関連付けることができるようになります。
- ModifyReleasesとプロジェクトの編集権限を持つユーザーは、リリースをプロジェクトへ関連付けることができるようになります。
- ModifyReleasesとマイルストーンの編集権限を持つユーザーは、リリースをマイルストーンへ関連付けることができるようになります。
関係の機能強化
- CIタイプの「提案された関係」を設定する際に、以下の設定項目を導入しました。
- この関係を別タブで表示する(Show this relationship as a separate tab):このオプションを有効化することで、CI詳細ページで関係を個別のタブとして表示できるようになります。
- マップでこの関係を非表示にする(Hide this relationship in the map):このオプションを有効化することで、関係マップとビジネスビューで関係を非表示にできます。CI詳細ページでは引き続き閲覧できます。
- CI詳細ページの[関係]タブで、関係を一覧ビュー形式で閲覧できるようになりました。
- また、技術担当者は一覧ビュー形式で関係を選択しツールバーにある[削除]をクリックすることで、関係を一括で削除できるようになりました。
タスクの機能強化
タスクテンプレートの機能強化
- 要件に応じてタスクレイアウトをカスタマイズ/作成し、タスクテンプレートで使用できるようになりました。
- 新規セクション/フィールドや、必須フィールドを追加できます。
タスクテンプレートの追加フィールド
- タスクレイアウトを介して、タスクテンプレートに追加フィールドを追加することもできます。
モジュール固有のタスクテンプレート
- タスクテンプレートを適用するモジュールを選択し、そのモジュールでのみ利用できるようになりました。
テンプレートページのタスクの機能強化
タスクをすぐに追加
- テンプレート設定ページの[タスク]タブで[すぐに追加]オプションを使用して、新規タスクを即座に追加できるようになりました。
グリッドビュー/カラムの設定
- テンプレート設定ページ内で、テンプレートビューに加えグリッドビューでタスクを表示できるようになりました。[テーブル設定]から、必要に応じてビューを設定できます。
- また、一覧ビューに表示させるタスクのカラムを追加/削除できるようになりました。
タスクでのリクエストフィールドの表示
- 特定のタスク内でリクエストフィールドを表示できるようになりました。このオプションを使用することで、親リクエストへのアクセスなしに、タスク自体からリクエストの重要な情報を確認できるようになります。
- リクエストフィールドは、この設定を実施後に作成されたタスクでのみ表示されます。
- リクエストテンプレートまたはカスタムアクションの[タスク]タブにある[Associate リクエスト Fields]から設定できます。
- このオプションは、それぞれのタスク横の[設定]アイコンをクリックして、「Associate リクエスト Fields」オプションを選択することでも設定できます。
インシデントテンプレート
タスク内で表示されたリクエストフィールド
カスタムアクションのタスク
仕様変更
- デフォルトのタスクテンプレートが作成されると、モジュール全体のすべての既存のタスクへマッピングされます。
- リクエストに割り当てられているサイトに基づき、タスクの作成時のテンプレートにある「グループ」フィールドで、Base Siteのグループではなくすべてのサイトに属するグループが表示されるようになりました。
- プロジェクトテンプレートとそのタスクに対して、オーナーを割り当てできるようになります。
- テンプレート固有のフィールドがタスクテンプレートの一覧ビューで閲覧可能になります。「テンプレートからタスクを追加」のポップアップ画面でタスク固有のフィールドデータを閲覧するには、タスクの行部分をクリックして詳細ページを表示します。








































































































































































































































































