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【重要】ServiceDesk Plus Cloudのサインインの仕様変更について(2025年10月28日更新)


本情報の確認日:2025年10月28日

本投稿は、「Upcoming change in ServiceDesk Plus Cloud」を基に作成しております。

概要

セキュリティを強化し、より一貫したサインインを提供するため、ServiceDesk Plus Cloudへのサインイン方法の仕様変更を行います。
なお、これらの仕様変更は段階的に実装予定です。

この仕様変更により、今後サブドメインURLを使用してServiceDesk Plus Cloudにアクセスできなくなります。

このナレッジに記載されているURLの説明

  • グローバルURL
    米国データセンターの場合:https://sdpondemand.manageengine.com
    日本データセンターの場合:https://servicedeskplus.jp

 

  • サブドメインURL
    米国データセンターの場合:https://<サブドメイン>.sdpondemand.manageengine.com
    日本データセンターの場合:https://<サブドメイン>.servicedeskplus.jp

 

  • カスタムドメインURL
    例:https://itsupport.zylker.com
    ※組織固有のドメインを設定できます。

実装時期と変更内容

フェーズ1(2025年10月25日に実装済み)

  • サブドメインURLの追加または編集ができなくなります(既存のドメインはそのままご利用いただけます)。
  • 既存のサブドメインの削除は可能です。

フェーズ2(2025年11月中旬までに実装予定)

  • 既存のサブドメインURLでアクセスすると、組織固有のカスタムドメインURLへ自動的にリダイレクトされます。
  • カスタムドメインURLが設定されていない場合、ユーザーはグローバルURLへリダイレクトされます。
    そこからメールアドレスを入力し、サインインを続行できます。
  • 移行期間を確保するため、最大6か月間サブドメインURLを使用してServiceDesk Plus Cloudにアクセスできます(上述の通り、カスタムドメインURLまたはグローバルURLへリダイレクトされます)。
移行期間が終了した後、サブドメインURLを使用してServiceDesk Plus Cloudにアクセスできなくなります。
ServiceDesk Plus Cloudにアクセスするには、カスタムドメインURLまたはグローバルURLを使用してください。

対応方法

ServiceDesk Plus CloudにアクセスするURLをカスタムドメインURLまたはグローバルURLに変更します。

なお、SAML認証を有効化している場合やドメインを取得している場合、ServiceDesk Plus CloudでカスタムドメインURLを設定し使用することを推奨します。

設定手順

  1. [ESMディレクトリ]→[カスタムドメイン]に移動し、組織固有のドメインを追加および認証します。
  2. [ESMディレクトリ]→[カスタムサービスURL]に移動し、手順1で追加した組織固有のドメインを用いてURLを設定します。
  3. 組織固有のドメインを含むURLを「デフォルトURL」としてマークします。

詳細は以下の関連情報にある各ドキュメントをご確認ください。

注意事項

  • サブドメインURLを使用してServiceDesk Plus Cloudへアクセスする際、グローバルURLにリダイレクトされる場合があります。
  • 通常のログイン認証は引き続き機能します。
  • ServiceDesk Plus Cloudから送信されるメール内のリンクは、新しいグローバルURLまたはカスタムドメインURLとなります。
  • カスタムドメインURLを使用していない場合、サインインページに組織のロゴや名称が表示されないことがあります。
  • サードパーティ製アプリケーション等でServiceDesk Plus CloudのサブドメインURLを用いてSAML認証などの設定を行っている場合、それらをカスタムドメインURLまたはグローバルURLに変更する必要があります。
  • グローバルURLのみを使用している場合、URLの変更対応は不要です。

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