【重要】ServiceDesk Plus Cloudのサインインの仕様変更について(2025年10月28日更新)
作成日:2025年7月16日 | 更新日:2025年10月28日
本情報の確認日:2025年10月28日
本投稿は、「Upcoming change in ServiceDesk Plus Cloud」を基に作成しております。
概要
セキュリティを強化し、より一貫したサインインを提供するため、ServiceDesk Plus Cloudへのサインイン方法の仕様変更を行います。
なお、これらの仕様変更は段階的に実装予定です。
この仕様変更により、今後サブドメインURLを使用してServiceDesk Plus Cloudにアクセスできなくなります。
このナレッジに記載されているURLの説明
- サブドメインURL
米国データセンターの場合:https://<サブドメイン>.sdpondemand.manageengine.com
日本データセンターの場合:https://<サブドメイン>.servicedeskplus.jp
実装時期と変更内容
フェーズ1(2025年10月25日に実装済み)
- サブドメインURLの追加または編集ができなくなります(既存のドメインはそのままご利用いただけます)。
- 既存のサブドメインの削除は可能です。
フェーズ2(2025年11月中旬までに実装予定)
- 既存のサブドメインURLでアクセスすると、組織固有のカスタムドメインURLへ自動的にリダイレクトされます。
- カスタムドメインURLが設定されていない場合、ユーザーはグローバルURLへリダイレクトされます。
そこからメールアドレスを入力し、サインインを続行できます。 - 移行期間を確保するため、最大6か月間サブドメインURLを使用してServiceDesk Plus Cloudにアクセスできます(上述の通り、カスタムドメインURLまたはグローバルURLへリダイレクトされます)。
移行期間が終了した後、サブドメインURLを使用してServiceDesk Plus Cloudにアクセスできなくなります。
ServiceDesk Plus Cloudにアクセスするには、カスタムドメインURLまたはグローバルURLを使用してください。
ServiceDesk Plus Cloudにアクセスするには、カスタムドメインURLまたはグローバルURLを使用してください。
対応方法
ServiceDesk Plus CloudにアクセスするURLをカスタムドメインURLまたはグローバルURLに変更します。
なお、SAML認証を有効化している場合やドメインを取得している場合、ServiceDesk Plus CloudでカスタムドメインURLを設定し使用することを推奨します。
設定手順
- [ESMディレクトリ]→[カスタムドメイン]に移動し、組織固有のドメインを追加および認証します。
- [ESMディレクトリ]→[カスタムサービスURL]に移動し、手順1で追加した組織固有のドメインを用いてURLを設定します。
- 組織固有のドメインを含むURLを「デフォルトURL」としてマーク★します。
詳細は以下の関連情報にある各ドキュメントをご確認ください。
注意事項
- サブドメインURLを使用してServiceDesk Plus Cloudへアクセスする際、グローバルURLにリダイレクトされる場合があります。
- 通常のログイン認証は引き続き機能します。
- ServiceDesk Plus Cloudから送信されるメール内のリンクは、新しいグローバルURLまたはカスタムドメインURLとなります。
- カスタムドメインURLを使用していない場合、サインインページに組織のロゴや名称が表示されないことがあります。
- サードパーティ製アプリケーション等でServiceDesk Plus CloudのサブドメインURLを用いてSAML認証などの設定を行っている場合、それらをカスタムドメインURLまたはグローバルURLに変更する必要があります。
- グローバルURLのみを使用している場合、URLの変更対応は不要です。