エラーが発生した場合に実施するトラブルシューティング
作成日:2024年3月1日 | 更新日:2024年4月16日
本ナレッジでは、ADManager Plusにてエラーが発生した場合に実施していただけるトラブルシューティングを説明します。
例えば以下のようなエラーが発生した場合、本ナレッジ内のトラブルシューティングを実施していただけます。
エラー例)
- ADManager Plusが起動しない
- 自動化の実行に失敗する
- AD管理タスク(オブジェクトの作成・変更など)の実行に失敗する
- レポートのデータが最新情報に更新されていない
トラブルシューティング
- ADManager Plusをサービスとして起動していることを確認する
製品の仕様上、ADManager Plusをサービスとして起動することを推奨します。サービスとして起動していない場合、こちらのページを参照してサービスとして起動させてください。
サービスとして起動後は、アプリケーションとして起動(「デスクトップのADManager Plusショートカットアイコンのクリック」や「[スタート]メニュー → [ADManager Plus] → [ADManager Plus を起動する]のクリック」)させないでください。
- 「ドメイン設定」にて設定しているアカウントを確認する
ADManager Plusの「ドメイン設定」にて、Domain Admins権限を有したアカウントを設定しているかをご確認ください(確認方法はこちらを参照)。
- 「ドメイン設定」にて、管理対象ドメインに存在するすべてのドメインコントローラーを追加する
ADManager Plusの「ドメイン設定」に、管理対象ドメインに存在するすべてのドメインコントローラーを追加してください。画面右上の「ドメイン/テナント設定」→「ドメイン構成」タブ→編集(鉛筆)アイコンをクリック → 「ドメインコントローラを追加する」より、追加できます。
- サービスアカウントを確認する
ADManager Plusサービスのアカウントとして、Domain Admins権限を有したアカウントを設定しているかをご確認ください(確認方法はこちらを参照)。
- ドメインとの手動同期を実施する
管理対象ドメインとの同期を実施してください(同期実施方法はこちらの「手動同期手順」を参照)。
- アンチウイルスソフトの検疫対象を確認する
ADManager PlusインストールフォルダーおよびADManager Plusで管理したいフォルダーが、アンチウイルスソフトウェアの検疫対象から除外されていることをご確認ください。
- ADManager Plusにてタスク実行やレポート生成したオペレーターの権限を確認
該当オペーレーターに対して、タスク実行やレポート生成できる権限を与えているかをご確認ください(確認方法はこちらの「オペレーターの編集方法」を参照)。また、該当オペレーターに対して「管理者として振る舞う」をチェックすることで事象が解消するかをご確認ください(チェックする設定場所はこちらの「オペレーターの編集方法」を参照)。
「管理者として振る舞う」をチェックすることで、オペレーターは「ドメイン設定」で設定したアカウントの権限を使用してタスク実行やレポート生成をします。
上記すべてを確認後もエラーが解消しない場合、実施された操作内容がわかる動画またはスクリーンショットを取得し、サポートまでお問い合わせください。
その他のエラーに対するトラブルシューティング