ビルド12200にて、ダウンタイムスケジューラーのリストが表示されなくなる
作成日:2018年3月30日 | 更新日:2018年4月2日
【現象/要望】
ビルド12200にて、「ステータス」が「進行中」のダウンタイムスケジューラーを編集画面から「無効」に変更すると、[設定] -> [設定] -> [ダウンタイムスケジューラー]のリストが表示されなくなる
【原因】
既知の不具合となります。
【解決方法】
以下の手順を実施します。
下記手順を実施する前に、データベースを直接編集することとなるため
念のためバックアップの取得をお願いできますでしょうか。
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=69
1. 以下のナレッジをご参照の上、以下のクエリを実行。
データベースのテーブルの取得方法(調査用)
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=9166
SELECT MS_INSTANCEID,MS_Name, MS_STATUS FROM MaintenanceTask
WHERE EXISTS( SELECT 1 FROM ElementsOnMaintenance WHERE MaintenanceTask .MS_INSTANCEID = ElementsOnMaintenance.TASKID) and MS_STATUS ='Disabled';
2. ダウンタイムスケジューラーが「進行中」であるにも関わらず「無効」となっているダウンタイムスケジューラーが表示されます。
MS_INSTANCEID | MS_NAME | MS_STATUS |
1 | testKaneda | Disabled |
※「MS_INSTANCEID」をメモします。
3. 以下のナレッジをご参照の上、データベースに手動でログインします。
データベース(PostgreSQL)への接続方法
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=3207
4. 2でメモした「MS_INSTANCEID」を使用し、以下のクエリを実行します。
UPDATE MaintenanceTask SET MS_STATUS = 'Enabled' where MS_INSTANCEID = <MS_INSTANCEIDのID>;
実行例)
UPDATE MaintenanceTask SET MS_STATUS = 'Enabled' where MS_INSTANCEID = 1;
5. OpManagerを再起動します。
6. [設定] -> [設定] -> [ダウンタイムスケジューラー]にてダウンタイムスケジューラーのリストが表示されることを確認します。
※「ステータス」が「進行中」のときに「無効」に変更したダウンタイムスケジューラーに関して、既に「終了時刻」として指定した時間が過ぎている場合、装置は「非管理」となっていますが、本クエリを実行し事象を解消しても自動では「管理」には戻りません。
この場合、以下の対応が必要となります。
- [インベントリ]または装置スナップショットにて、手動で装置を[三] -> [管理]に変更
- [設定] -> [設定] -> [ダウンタイムスケジューラー]にて、
- 「ステータス」が「進行中」
- すでに「終了時刻」を過ぎている
ダウンタイムスケジューラーを編集し、編集時の現在の時刻より未来の時間を設定し、[保存]します。(1~5分後で構いません)
指定した「終了時刻」後、装置がすべて「管理」状態になっていることを確認してください。
【対応リリース】 12.2 ※12.3の統合修正パッチにて対応済み
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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