OpManager ナレッジベース

バージョン12.3(ビルド番号12.3.XXX)から12.4(12.4.006)へのアップグレード手順


アップグレードを行う前に、必ずバックアップの取得をお願いいたします。
万が一アップグレードに失敗した場合、復旧に必要となります。
また、アップグレードが失敗した原因を弊社側で調査する場合にも、バックアップファイルの送付をご依頼いたします。

次の手順にてOpManager 12.4(ビルド番号 12.4.006)にアップグレードすることが可能です。

ビルド12.4.006は後続ビルドへのアップグレードの際に必要となる中間ビルドであり、サポート対象になりません。
ビルド12.4.006の状態での製品利用は控えていただくようお願いいたします。
12.4.006へのアップグレードが完了しましたら、こちらのナレッジを参考に、バージョン12.5(12.5.012)へアップグレードをお願いいたします。

注意事項

  • 本手順はバージョン12.3(ビルド番号12.3.XXX)が対象となります。
    その他のビルドからの最新版へのアップグレード手順については、こちらのナレッジをご参照ください。
  • ご利用の製品のビルド番号の確認方法については、こちらのナレッジをご参照ください。

実施手順

  1. サービスパックの入手方法
  2. テスト環境でのアップグレードテスト
  3. バックアップの取得
  4. OpManager 12.4(ビルド番号 12.4.006)へのサービスパックを適用

サービスパックの入手方法

サービスパックは、保守サービスユーザー様のみダウンロードが可能です。
リリース時に保守サービスユーザー様に送付しておりますリリース通知メールよりダウンロードいただけるほか、
ManageEngine Communityにログインいただき、[購入済みの製品]タブの、[インストーラー/サービスパック一覧 ]よりダウンロードいただけます。
詳しくは、こちらのマニュアルをご参照ください。

必要なサービスパック名は、"サービスパック(12.3.xxxから12.4.006用)"、
上記ダウンロード時のファイル名は、"AdventNet_ManageEngine_OpManager_12_0_SP-4_0_0_6.ppm"となります。

テスト環境でのアップグレードテスト

※本番環境でのアップグレード前にご確認下さい!

本番環境でアップグレードを実行する前に、
・重要なデータの損失の防止
・アップグレード後の稼働環境の確認
の点から、テスト環境でアップグレードのテストを実施していただくことを推奨いたします。

製品アップグレードのテスト環境に製品ライセンスを適用の上、並行稼働することを許諾しますが、
製品アップグレードの検証完了後、速やかにテスト環境の削除をお願いいたします。
テスト環境の構築については、こちらのOpManagerサーバー移行手順をご参照ください。


 

バックアップの取得

1. OpManagerサービスをシャットダウン
OpManagerサービスをシャットダウンし、以下のプロセスが残存していないことを確認します。

2. 以下のナレッジを参照の上、プロセスがすべて停止しているか確認
OpManagerのプロセスが残存している場合の対応方法
http://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=8535

3. OpManagerデータのバックアップ

以下のナレッジをご参照の上、バックアップを取得します。
※必ず取得するようお願いいたします。

「OpManagerのバックアップ/リストア手順(OpManagerサーバー移行手順)」
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=69

OpManager 12.4(ビルド番号 12.4.006)へのサービスパックを適用

※サービスパック適用前にご確認ください※
過去バージョンで当社より修正パッチを適用いただいた環境において、
修正パッチは、当該バージョンでおいてのみ有効となります。
最新バージョンへのアップグレードにより、旧バージョンで適用したパッチは自動的にアンインストールされます。
なお、OpManager\classes配下にjdbcフォルダーを配置している場合、jdbc_old等にリネームする必要があります。
リネームしない場合、アップグレードに失敗する場合がありますのでご注意ください。

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Windowsで行う場合:

1. Windowsの場合、Windowsの[スタート]メニュー > [すべてのプログラム] > [アクセサリ] > [コマンド プロンプト]を右クリック > [管理者として実行]選択しコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。

2. <インストールディレクトリ>/binフォルダー配下に移動し、UpdateManager.batを実行します。
UpdateManagerが起動します。

3. [Browse]をクリック後、ダウンロードした
AdventNet_ManageEngine_OpManager_12_0_SP-4_0_0_6.ppm
を選択して[開く]をクリック後、[Install]をクリックします。

-- インストールが開始されます


4. "Service Pack installed successfully"と表示されることを確認して[Close]をクリックします。

5. 「Read Me」が表示されますので、[Close]をクリックします。

6. [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了します。

7. 以下のナレッジを参照の上、プロセスがすべて停止しているか確認します。

OpManagerのプロセスが残存している場合の対応方法
http://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=8535

8. OpManagerサービスを起動します。

※サービスパック適用後必ず一度、起動する必要があります。
起動しない場合、更新が適切に行われません。
9. ログイン後、クライアント画面右上の[シルエットアイコン]をクリックして、[製品情報] - [ビルド番号]が 12.4 と表示されていることを確認します。

Linuxで行う場合:

1. Linuxの場合、root権限で端末を起動します。

2. <インストールディレクトリ>/binフォルダー配下に移動し、
./UpdateManager.sh -cを実行します。
UpdateManagerが起動します。

3. 以下のメッセージが画面に出力されるので、 i を入力します。

Press i to Install
u to Uninstall
v to View installed ServicePack versions
e to Exit
Choose an Option:

4. ダウンロードした
AdventNet_ManageEngine_OpManager_12_0_SP-4_0_0_6.ppm
が配置してあるフルパスを入力します。

Enter the patch file to install:

5.以下のメッセージが画面に出力されるので、 y  を入力します。
※ここでは、アップグレード前にバックアップの取得を強く推奨している旨の内容が表示されています。

以下のナレッジをご参照の上、バックアップを取得します。
※アップグレード作業の前に必ず取得するようお願いいたします。

「OpManagerのバックアップ/リストア手順(OpManagerサーバー移行手順)」
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=69

-- インストールが開始されます

6. "Service Pack installed successfully"と表示されることを確認します。

確認が出来たら、 n  を入力して終了します。

7. 以下のナレッジを参照の上、プロセスがすべて停止しているか確認します。
OpManagerのプロセスが残存している場合の対応方法
http://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=8535

8. OpManagerサービスを下記のコマンドを実行して起動します。

# cd [OpManagerインストールディレクトリ]/bin
# ./StartOpManagerServer.sh &

※「&」を指定しすることで、バックグラウンドで起動します

9. ログイン後、クライアント画面右上の[シルエットアイコン]をクリックして、[製品情報] - [ビルド番号]が 12.4 と表示されていることを確認します。

※サービスパック適用後必ず一度、起動する必要があります。
起動しない場合、更新が適切に行われません。

アップグレードに関してご不明な点などございましたら、弊社サポートまでお問い合わせください。

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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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