各種ホスト/VMが仮想環境上で追加/削除された際のOpManagerの動作について
作成日：2022年9月20日 | 更新日：2023年12月5日
概要
OpManagerで監視している仮想環境（各種ホスト、vCenterなど）において、仮想環境側で各種ホスト/VMが追加/削除された際の、OpManagerの動作について説明いたします。
詳細
OpManagerで監視している仮想環境（各種ホスト、vCenterなど）上で各種ホスト/VMが追加/削除された場合、
追加/削除実施後の初回インベントリ更新で、その変更をOpManagerに反映します。
インベントリ更新の詳細および、下記の説明で使用する用語（自動VMディスカバリー機能、"Orphaned"ステータス）の詳細は、こちらをご参照ください。
インベントリ更新で各種ホスト/VMの追加/削除を検知した際のふるまいは、下記の通りです。
vCenter
| No. | 仮想環境上での変更 | OpManagerの動作 | 備考 |
| 1 | 新規ホスト/VMの追加 | ・新規ホスト追加
インベントリ更新のタイミングで、 ・新規VM追加 インベントリ更新のタイミングで、 |
<自動VMディスカバリー機能が有効の場合>
対象のホスト/VMを追加後、監視を開始する。 <自動VMディスカバリー機能が無効の場合> 対象ホスト/VMは監視登録されない。 |
| 2 | ホスト/VMの削除 | インベントリ更新実行タイミングで、
対象のホストまたはVMを"Orphaned"ステータスに変更する。 |
ESXi
| No. | 仮想環境上での変更 | OpManagerの動作 | 備考 |
| 3 | 新規VMの追加 | インベントリ更新実行タイミングで、
ホスト概要ページ[仮想装置]配下にVMを追加する。 |
<自動VMディスカバリー機能が有効の場合>
対象のホスト/VMを追加後、監視を開始する。 <自動VMディスカバリー機能が無効の場合> VMは監視登録されない。 |
| 4 | VMの削除 | インベントリ更新実行タイミングで、
VMを"Orphaned"ステータスに変更する。 |
Hyper-V
| No. | 仮想環境上での変更 | OpManagerの動作 | 備考 |
| 5 | 新規VMの追加 | インベントリ更新実行タイミングで、
ホスト概要ページ[仮想装置]配下にVMを追加する。 |
<自動VMディスカバリー機能が有効の場合>
対象のホスト/VMを追加後、監視を開始する。 <自動VMディスカバリー機能が無効の場合> 装置は監視登録されない。 |
| 6 | VMの削除 | インベントリ更新実行タイミングで、
VMを"Orphaned"ステータスに変更する。 |
その他仮想環境（Nutanix、Xen）については、技術サポートまでお問い合わせください。