11.5リリースノート
作成日:2015年2月19日 | 更新日:2019年12月23日
OpManager の最新バージョンは、11.5 (ビルド番号11500)です。
リリース11.4(ビルド番号11400)からの変更点は以下の通りです。
【新機能/機能拡張】
スケジュールアップグレード
- スケジュールアップグレード機能により、最新版への自動アップグレードが可能です。最新版がリリースされた際に、アップグレードモジュール(PPMファイル)を自動でダウンロードし、スケジュールした時刻に自動で適用します。
なお、自動アップグレード実施中は、一時的にOpManagerによる監視が停止し、再起動が行われます。
※注意※
デフォルトの設定は「有効」です。
有効の場合、英語版のアップグレードモジュールがリリースされたときに、スケジュールに応じて、自動アップグレードが実施されます。
英語版と日本語版のリリースの時期が異なる可能性がございますので、アップグレード後は必ず手動で「無効」に設定してください。
設定手順)
新ユーザインターフェースの[設定]-[基本設定]-[スケジュールアップグレード]の「ステータス」を「無効」とし、設定を保存することで無効に設定できます。
※旧ユーザインターフェースでは設定できません。詳細は以下のナレッジをご参照ください。
スケジュールアップグレードについて知りたい
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=4617
スケジュールレポート
- メールに添付可能なレポートのサイズ上限を3MBに変更
装置テンプレート
- 350種類以上の装置テンプレートを追加
※以下、新UIにおける新機能/機能拡張です。
カスタムダイヤルグラフ
- 装置スナップショットに表示するパフォーマンス監視のダイヤルグラフを選択する機能を追加
Exchange監視
- Exchange監視で、Exchange Server 2013に対応
- WMI認証に成功している場合、Exchange監視を自動でディスカバリする機能を追加
ハードウェア監視
- DELLサーバのハードウェア監視において、ディスクアレイデータのステータス監視に対応
インターフェーステンプレート
- インターフェーステンプレート機能を刷新
以前のビルドでは、テンプレートの適用と装置への関連付けは1つのプロセスで行われていましたが、本リリースよりテンプレートの適用と装置への関連付けを2つのプロセスに分離しました。テンプレートの関連付けでは、設定したすべての値を選択したインターフェースに関連付ける代わりに、関連付ける値を選択することが可能です。
通知プロファイル
- 通知プロファイルの条件としてIPSLA監視を追加
トポロジーマップ
- トポロジーマップの作成の際、必要なディスカバリメカニズム(CDP, LLDP, IPROUTE, FDB)を選択できる機能を追加
- ダッシュボード機能でトポロジーマップのウィジェットを追加
TLS(Transport Layer Security)のサポート
- メールサーバ設定でTLS(Transport Layer Security)を利用できる機能を追加。
本機能により、メールを暗号化して送信することが可能です。
【不具合修正】
- Servlet と SQLの脆弱性に対応
- 旧ユーザインターフェースのCLIを使用したプロセス監視メモリ使用量(Bytes,KB,MG,GB)の単位の表示が間違っている不具合を修正
- Internet Explorer 10以上で3Dラックビュー/フロアビューを読み込もうとすると、スクリプトエラーが発生する不具合を修正
- MySQLからPostgreSQLへ移行する際に取得したバックアップファイルをリストアするとExceptionエラーが生じる不具合を修正
- 旧ユーザインターフェースの装置スナップショット画面 - 今日の可用性をクリックして表示される可用性レポート画面 - サービスダウン履歴において、ソートができない不具合を修正
- 装置の表示名に「,」を使用していると、ダウンタイムスケジューラの作成/編集時、装置のリストが表示されない不具合を修正
- イベントが文字化けによりデータベース(Eventテーブル)に正常に保存されない不具合を修正
- 装置テンプレートにおいて、新しく追加したsysOIDが削除できない不具合を修正
- SyslogルールにてSeverityを設定しても正しく保存されない不具合を修正
- リリース11.3、11.4のWindows環境のOpManagerにおいて、NetApp機器のインベントリが表示されない不具合を修正
- 一括設定より複数の装置へ通知プロファイルを適用しようとするとエラーが発生する不具合を修正
- 装置テンプレートでしきい値を設定し、複数の装置へ適用すると、しきい値が別の監視項目へ適用される不具合を修正
- URL監視に"%"等の特殊文字が使用されている場合にサポート情報ファイルが作成できない不具合を修正
- URL監視で監視対象のWebサイトがShift-JISのエンコードの場合、文字化けする不具合を修正
- 旧ユーザインターフェースにおいて、ユーザ管理 - Windowsドメインで、ドメインの追加ができない不具合を修正
【既知の不具合/制限事項】
既知の不具合/制限事項は次のURLを参照してください。
OpManager 11 における既知の不具合/制限事項
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=358
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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