OpManager ナレッジベース

バージョン9.4へのアップグレード手順


OpManager 9.2 (ビルド番号9200) をご利用のお客様へ

9200をご利用の場合は、次の手順にてバージョン9.4 (ビルド番号 9410 - 9.4 日本語版の番号となります。)にアップデートすることができます。

[1]バックアップの取得
[2]JREのアップデートパックを適用
[3]9410へのサービスパックを適用

※アップデートパックの入手方法については、保守ご契約者のお客様にのみお知らせしております。
ビルド番号の確認手順は、次のとおりです。

1. OpManagerにログイン
2. Webクライアントの右上にある[サポート]-[バージョン情報]をクリック
3. ビルド番号が表示されます

※本番環境でのアップデート前にご確認下さい!

【テスト環境でのアップデートテスト】

本番環境でアップデートを実行する前に、
以下の点からテスト環境でアップデートのテストを実施していただくことを推奨いたします。

・重要なデータの損失の防止
・アップグレード後の稼働環境の確認

製品アップグレードのテスト環境に製品ライセンスを適用の上、並行稼働することを許諾しますが、
製品アップグレードの検証完了後、速やかにテスト環境の削除をお願いいたします。
テスト環境の構築については、こちらのOpManagerサーバー移行手順をご参照ください。

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アップデート手順の詳細は次のとおりです。

【アップグレードパックの適用方法】

※各SP適用後、必ず、一度、起動する必要があります。
起動しない場合、更新が適切に行われません。

[1]バックアップの取得

1. OpManagerをシャットダウン
java,wrapper,mysqld-ntプロセスが残っている場合は強制終了します。
2. <インストールディレクトリ>配下のconf、users、mysqlフォルダをバックアップ(コピー)
※必ず取得するようお願いいたします。

(参考)
OpManagerのバックアップ/リストア手順(OpManagerサーバ移行手順)
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=69

[2]JREのアップデートパックを適用

3. ダウンロードしたJREアップデートパックをインストールディレクトリに配置

(ご注意)
JREアップグレードパックはOpManagerをインストールしている環境により異なります。
JREアップグレードパックのファイル名はそれぞれ以下のとおりです。

Windows 32 bit: ManageEngine_OpManager_JREUpgrade_Windows_32Bit.ppm
Windows 64 bit: ManageEngine_OpManager_JREUpgrade_Windows_64Bit.ppm
Linux 32 bit: ManageEngine_OpManager_JREUpgrade_Linux_32Bit.ppm
Linux 64 bit: ManageEngine_OpManager_JREUpgrade_Linux_64Bit.ppm

※手順 3. の後、再起動は不要です。
※本JREアップグレードパックは、[インストールディレクトリ]/bin/UpdateManager.bat(UpdateManager.sh) で
指定しても動作致しません。
下記手順 5. の操作により、自動的に展開される動作となります。

[3]9410へのサービスパックを適用

4. コマンドプロンプトを右クリックし”管理者として実行”を選択しコマンドプロンプトを起動し、
[OpManager フォルダ]/bin フォルダへ移動します。
(サーバに管理者(Administrator)としてログインしているだけではコマンドプロンプトの実行権限は不十分です。
かならず”管理者として実行”を選択してコマンドプロンプトを起動してください。
”管理者として実行”を選択してコマンドプロンプトを起動しない場合、アップグレードに失敗する場合があります。)

5. UpdateManager.bat(Linuxの場合はUpdateManager.sh)を実行してUpdateManagerを起動
6. [Browse]をクリック後、ダウンロードした
AdventNet_ManageEngine_OpManager_9_0_SP-4_1_0.ppm
を選択して[開く]をクリック後、[Install]をクリック

-- インストールが開始されます

7. "Service Pack installed successfully"と表示されることを確認して[Close]をクリック
8. [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了
9. OpManagerを起動
10. ログイン後、[サポート]-[バージョン情報]をクリックして、ビルド番号が 9410 となっていることを確認

(ご注意1)
過去バージョンにおいて、弊社修正パッチを適用いただいた環境に関しまして
修正パッチは当該バージョン下においてのみ有効となりますため、
最新バージョンへのアップデート前に、以下の1)または2)の方法でパッチを削除いただく必要がございます。

1) パッチ適用時、弊社からお送りさせて頂いたフォルダまたはファイルを
OpManagerの既存のフォルダまたはファイルと入れ替えた場合、
お送りさせて頂いたフォルダまたはファイルを削除し、
既存のフォルダまたはファイルを元のディレクトリに元の名前で戻します。

2) パッチ適用時、弊社からお送りさせて頂いたフォルダまたはファイルを
OpManagerの任意のディレクトリに配置した場合、お送りさせて頂いたフォルダまたはファイルのみ削除します。

(ご注意2)
リリース8.5(8060)以前のビルドからリリース9.4(9410)にアップグレードする場合、
以下の不具合が発生しますので、回避策をご利用ください。

・[サーバ]タブ、[サーバ]タブ-[サーバトップ 10]、[ネットワーク]タブ-[ネットワーク トップ10]のウィ ジェットが表示されません。
回避策:https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=341

アップデートに関してご不明な点などございましたら、弊社サポートからお問い合わせください。

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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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