Desktop Central 10.0.642リリースノート
作成日:2021年8月3日 | 更新日:2021年8月24日
ビルド 10.0.642 リリースノート
2021年8月3日リリース
リリース内容は以下をご覧ください。なお、Desktop Central 10.0.642へのアップグレード手順はこちらをご覧ください。
コンピューター管理 | MDM(モバイルデバイス管理) |
コンピューター管理
新機能
- Desktop Centralのセキュリティ管理機能を強化する4種類のアドオンを追加(詳細はアドオンに関するナレッジをご覧ください。いずれも日本サポート非対応のため、ご利用いただく場合は米国法人によるサポートとなります。また、ご利用にはオプションライセンスが必要です。)
- Vulnerabilityアドオン: Desktop Centralのパッチ管理機能を拡張し、エンドポイントの脆弱性や危険性の高いソフトウェア、設定ミスを検出し管理します。
- DeviceControlアドオン: Desktop CentralのUSB制御機能を拡張し、一時的なアクセス許可、アクセス制御の詳細な設定などが可能になります。
- BitLockerアドオン: Bitlockerに関して、リカバリキーの生成やメンテナンスなどの管理をDesktop Centralから実施できるようになります。
- ApplicationControlアドオン: Windowsコンピューターに対して、アプリケーションをホワイトリスト/ブラックリスト形式で実行許可/ブロックします。Desktop Centralの「禁止ソフトウェア」機能/「実行ファイルのブロック」機能よりも詳細な制御が可能です。
- BrowserSecurityアドオン(Desktop Central 10.0.419より利用可能): Internet Explorer, Microsoft Edge, Mozilla Firefox, Google Chromeの各ブラウザについて拡張機能や接続制限などの設定を一元管理します。
- Windowsコンピューターに対してネットワークアクセス制御(NAC)機能を追加
仕様変更
- 1つ以上のモジュールに対して書き込み権限を持つユーザーに対し、静的カスタムグループおよび動的カスタムグループの作成を許可する仕様に変更
- 管理タブなど、一部画面構成のデザインを変更
- Patch Manager PlusとDesktop Centralの仕様を共通化
機能強化
- APIにおいて、セキュリティアドオンレポートのAPIを追加
- セキュリティ向上のため、Desktop CentralサーバーのSSL証明書の有効期限を365日に変更
- 動的カスタムグループの条件として、IPアドレスを追加
- ServiceDesk Plus Cloudとの連携機能においてOauth認証に対応
- Desktop CentralにバンドルされているPostgreSQLを9.5.9から9.5.21にアップグレード
- Linuxエージェントの手動インストールにおいて、「既存エージェントを強制アンインストールして新エージェントのインストール」する選択肢を追加
- Ubuntu/Debianのパッチ管理機能において、"dpkg - already in use"の確認を導入
不具合修正
- パッチ管理機能
- パッチ配布において、配布対象にドメインを選択し「いますぐ配布」を選択した際に発生する場合のある不具合を修正
- パッチ管理機能において、サポート対象外のバージョンのOSがインストールされている管理対象PCを選択した際に、パッチ詳細画面が表示されない不具合を修正
- パッチのアンインストールにおけるエラー「An attempt was made to load a program with an incorrect format(誤った形式のプログラムを読み込もうとしています)」が発生する不具合を修正
- 欠落パッチにおいて、Windows 8.1/Windows Server 2012以前のOSに適用不可と表示される不具合を修正
- Microsoft Surfaceにおけるパッチスキャンの不具合を修正
- 古いバージョンのRed Hat Enterprise Linux/CentOSにおいて、yumのアップグレード失敗に起因するパッチスキャンの問題を修正
- 一部Linuxディストリビューションにおける強制再起動の不具合を修正
- Red Hat Enterprise Linuxサブスクリプションステータスに関する問題を修正
- 古いバージョンのRed Hat Enterprise Linux/CentOSにおいて、yumの実行ステータスが「実行中」と誤検知される不具合を修正
- 異なるアーキテクチャのDebianに対してパッチを配布する際の不具合を修正
- インストール試行の問題により、RPMベースのLinuxマシンに対して配布が失敗する不具合を修正
- Azure / AWS 等のクラウド上に構築されたRed Hat Enterprise Linuxへのパッチ配布の不具合を修正
- パッチ管理タブ > システム 以下の各ページにおいて、データ表示までの時間が余分にかかる問題を修正
- インベントリ機能
- インベントリページにおける検索機能の不具合を修正
- 日本語表示にした際の文字化けが発生する問題を修正
- 構成機能(端末設定の配布)
- USB監査機能において、設定を保存できない不具合を修正
- 構成 > アプリケーション実行 において、日本語表示にした際に設定画面の一部が表示されない不具合を修正
- 構成を変更する際に発生する不具合を修正
- Mac向けカスタムスクリプトにおいて、構成が実行されない不具合を修正
- 構成において、非表示の認証情報を表示する際の不具合を修正
- ソフトウェア配布機能
- セルフサービスポータルがクラッシュし起動しない不具合を修正
- 最新のソフトウェアテンプレートを自動更新し、セルフサービスポータルで公開する際の不具合を修正
- ソフトウェアパッケージについて、同一ファイルを再びサーバーにアップロードしたときに起きる不具合を修正
- ソフトウェアパッケージについて、アップロードしたファイルのファイル名を変更する際の不具合を修正
- ソフトウェア配布機能の構成画面で、ドロップダウンに候補が30個以上表示されない不具合を修正
- パッケージが公開されたカスタムグループを編集する際、セルフサービスポータルのパッケージ一覧表示にみられる不具合を修正
- ソフトウェアパッケージの作成時に、MSIインストール/アンインストールのプロパティにおいて特殊文字 (",\,-,.)が省略される不具合を修正
- ソフトウェア配布機能において、EXEパッケージのパッケージ詳細において、アップロードしたファイルの名前の表示の不具合を修正
- ソフトウェアテンプレートからソフトウェアパッケージを作成する際の不具合を修正
- セルフサービスポータルからソフトウェアをインストールする際の不具合を修正
- ソフトウェア配布機能のパッケージ作成において、特定の配布前の動作が正常に動作しない不具合を修正
- 既存のネットワーク共有リポジトリを設定する際に見つかった不具合を修正
- リモート制御機能
- Mac端末へのリモート制御セッションにおいて特定の条件下で発生する不具合を修正
- リモート制御中にエラーを表示する際の不具合を修正
- リモート制御からチャットを呼び出す際の不具合を修正
- 音声通話機能において、受信者が発信者の音声を聞き取れない不具合を修正
- レポート機能
- スケジュールレポート機能において、1回のみのスケジュールレポートを設定する際にスケジューラーが正しく表示されない問題を修正
- 一般・サーバー
- 不十分なアクセス制御の脆弱性を修正
- SAMLの認証に関する内部的な不具合を修正
- サーバーから応答を受信する際の特定の条件における整数オーバーフロー脆弱性を修正
- 一部の保護されたファイルへのアクセス制限を強化
- ADログインに関する不具合を修正
- バンドルされたnginxの権限昇格に関する脆弱性に対応
- プロキシ設定 > ドメイン一覧ページのXSS攻撃に対する脆弱性を修正
- LDAPSが有効な場合にAD認証に失敗する不具合を修正
- 日本語表示の一部を訂正
- Modern Managementが隠れてしまう場合がある不具合を修正(※ Modern Management機能はDesktop Central Enterprise Editionではご利用いただけません)
- エージェント・管理対象
- Macエージェントのエージェントトレイアイコンにおいて、右クリックしてもメニューが表示されない問題を修正
- Mac OS Big Surの管理対象がMacとして分類されない不具合を修正
- 複数ドメインを含むカスタムグループのデータ移行における不具合を修正
- エージェントUIが稀にクラッシュする不具合を修正
- Linux向けエージェントの更新において、同一ドメインが保持される不具合を修正
- Linux向けエージェントの手動インストールで、インストールディレクトリを変更した場合に生じる不具合を修正
- 連携機能
- ServiceDesk Plusのチケット作成時の表示に関する不具合を修正
- ServiceDesk Plus(Asset Explorer)との連携において、Asset Explorerへのリンク切れ問題を修正
- ServiceDesk Plus(Asset Explorer)との連携において、簡体中国語表示の場合に発生する不具合を修正
- ServiceDesk Plusとの連携において、リモートセッション後に回答を追加した場合のチケットステータスが正しく更新されない不具合を修正
制限事項
- カスタムグループの名前に日本語の文字を含む場合、カスタムグループ一覧をPDF/XLS/CSV形式でエクスポートしようとすると、カスタムグループ名が文字化けします。詳細はこちらをご覧ください。
- インベントリタブおよび管理タブの各ページ/各カラムで日本語の文字を含むフィールドにおいて、Desktop Central 10.0.587より改善されたものの、文字化けが発生する可能性があります。詳細はこちらをご覧ください。
- インベントリ情報のうち、HP製コンピューターのサポート期限の取得に一部制限があります。詳細はこちらをご覧ください。
- 管理対象 > リモートオフィス において、リモートオフィス名に日本語を用いた場合、エージェントインストーラー名が空白になります。また、ダウンロードしたzipファイルのファイル名を変更したり移動したりするとエージェントインストール時に「Invalid Digital Signature...」というエラーメッセージが表示される場合があります。
これはmsiファイルのシグネチャをインストール前に検証する際、msiファイルのパスを正しく取得できないために発生しています。そのため「OK」をクリックして、そのままインストールを続行しても問題ありません)。
- Macエージェントにおいて、エージェント側で エージェントトレイアイコン > Agent Details を選択した際に、バージョン表示の下1桁が表示されない場合があります。
- Mac向け構成について、Mac OS Big Surに対して一部の構成が適用できません。詳細はこちらをご覧ください。
- Windowsエージェントのログの取得時に、コマンドを実行する方法ではログが正しく圧縮されない場合があります。回避策および詳細はこちらをご覧ください。
- 製品内の一部表記について、一部表記ゆれがあります。
- 管理タブ > サーバー設定 において、「サーバー移行」が「Central Server統合」と表示されています。
- 「OS配布」タブ が「OS配備」と表示されています。
- ソフトウェア配布機能において、パッケージ作成時に追加可能な「配布前のアクション」「配布後のアクション」がそれぞれ「配布前のアクティビティ」「配布後のアクティビティ」と表示されています。
- 以前のビルドにおいて作成されたスケジュールレポートにおいて、使用できない文字が本文や件名に含まれている場合、スケジュールレポートが正常に出力されない場合があります。アップグレード後にスケジュールレポートが正常に実行されるかご確認ください。
MDM(モバイルデバイス管理)
新機能
- AndroidのOEM Config機能をカスタマイズするOEM Configuration Policy機能を追加しました。
- デジサートのクライアント証明書管理を自動化するデジサート連携機能を追加しました。
仕様変更
特にありません。
機能強化
- キオスクモードのWindows 10において、レガシーアプリ(Exe形式)のプロビジョニングに対応
- iOSストアアプリのサポートデバイスの選択肢を編集する機能を追加
- シングルアプリキオスクモードのAndroidデバイスのプロビジョニングにおいて、非表示アプリを追加する機能を追加
- 管理対象デバイスのバッテリーレベルを監視し、一定値を下回った場合にアラートを通知する機能を追加
- Managed Google Play連携の完了後に、Androidデバイスのアカウント作成を複数回リトライする機能を追加(トラブルシューティングにも使用可能)
- Windowsデバイスにおいて、位置情報サービス設定を常時ON/常時OFFに加えて、端末ユーザーが設定できる選択肢を追加
- SCEPを使用して発行されたクライアント証明書の自動更新に対応
- 証明書リポジトリを使用して、ユーザーごとの信頼された証明書を簡単に作成・配布する機能を追加
- 登録タブからユーザーを追加する機能を追加
- インベントリタブにおいて、Androidデバイスのセキュリティパッチレベルを表示する機能を追加
- 仮想マシンへの接続、スクリーンロック無効化、ログイン画面にユーザー名とアバターを表示する設定など、デバイス/ユーザー基準の制限をChrome OSデバイスに設定する機能を追加
- デバイスが「非アクティブ」状態となる期間を短縮できる非アクティブポリシー機能を追加
- ABM登録で、登録デバイスを自動的に複数グループに割り当てる機能を追加
- 自己登録が設定済みの場合、ユーザーが有効期限切れの招待URLにアクセスした際に自己登録を自動的に有効化する機能を追加
不具合修正
- 特殊文字を名前に持つバージョンのアプリケーションを同期する際の不具合を修正
- macOSデバイスの利用可能なアップデートを表示する際の不具合を修正
- SCEPプロファイルを作成する際、既存のテンプレートが正しく表示されない不具合を修正
- 登録の招待を再送信する不具合を修正
- 登録申請中のタブから、自己登録の招待を削除できない不具合を修正
- MSIアプリケーションをWindowsデバイスに適用する際の不具合を修正
- 非アクティブデバイスについてスケジュールレポートを設定する際の不具合を修正
- デバイスの詳細情報を一括更新する際の不具合を修正
- 管理者権限のあるユーザーがMDMインベントリにアクセスできない不具合を修正
- コンテンツリポジトリにドキュメントをアップロードできない不具合を修正
- CSVファイルを使用して一括アクションを実行する際、カラム名を表示するよう修正
- 保留中ステータスのデバイス数が正確に表示されない不具合を修正
- エージェントからの位置情報の更新を受信できない不具合を修正
- CAサーバーを追加/編集する際、CA証明書が必須として表示される問題を修正
- ドメインの再認証が必要になる不具合を修正
- Remote Controlロールに設定されているユーザーがMDMリモート制御機能を使用して接続する際の不具合を修正
- 100台以上のデバイスに対して一括でプロビジョニング解除操作を実行する際に発生する不具合を修正
- ベータ版の企業アプリが安定版と表示される不具合を修正
- iOS/Mac OSにおいてWireguard VPNに対応
- ユーザーの登録/割当てにおける不具合を修正
- ABMサーバーと関連付けられたデバイスグループを削除した場合に、ABM登録が失敗する不具合を修正
- Microsoft 365 MAM ポリシーをグループに関連付けた場合、正しく検索できない不具合を修正
- SCEPプロファイルを構成する際の不具合を修正
- スケジュールレポート機能において、バッテリーステータスフィルターをデバイスバッテリーレポートに適用する際の不具合を修正
- グループビューにおいて、グループの詳細説明を表示するよう修正
- モバイルデバイス管理タブ > 登録において、保留中のデバイスを読み込む際の問題を修正
- 非管理デバイスアラートに対するメールテンプレートを構成する際、シリアルナンバー、デバイスモデル、グループ、メールアドレスを追加できるよう修正
- モバイルデバイス管理タブ > インベントリ においてデバイス詳細を読み込む際の不具合を修正
- 会社名を設定する際、一部の特殊文字と英語以外の言語の文字に対応
- Azure ADを再認証する際の不具合を修正
- macOSデバイスに対してF5 access VPN とPer-App VPNを構成した際の不具合を修正
- コンテンツ管理モジュールに関する不具合を修正
- CEAユーザーに猶予期間をメールで通知する際の不具合を修正
- Mac OSデバイスに対して、デバイス名の変更前にAD資産バインドプロファイルを関連付ける際の不具合を修正
- Androidアセットタグを設定するプロファイルにおいて、メッセージボックスにアルファベットを入力できるよう修正
- モバイルデバイス管理タブ > アプリ管理 のフィルター機能に「プラットフォーム」を追加
- Androidデバイスに対してリモートコントロールセッションを開始するときの、プロンプトの表示に関する不具合を修正
- モバイルデバイス管理タブ > インベントリにおいて、iosデバイスに対するスクリーンショット制限のステータスを表示する際の不具合を修正
- ABMアプリケーションが追加されていないときに、「サーバートークンの削除」を表示する際の不具合を修正
- 最新のPPMにアップグレードした後に表示されるお客様の声(カスタマーサマリー)について、表示不具合を修正
- リモート制御セッションの際の表示エラーを修正
- 「モデルごとのデバイス」および「非アクティブデバイス」レポートにおいて、デバイスのIPアドレスおよび外部ストレージ情報を表示するように機能強化
- Macのパスワードを構成する際、利用可能なすべての特殊文字に対応
- 証明書を自動的に再配布するオプションを有効にすると、削除された証明書もデバイスに配布されてしまう不具合を修正
- IPAアップロード時に3000ファイル以上を扱う際に生じる問題を修正
- Windowsデバイスを複数アプリのキオスクモードに設定する際の不具合を修正
- Chromebook等のChrome OSデバイスを登録する際にステータスが「進行中」から変化しない不具合を修正
- ディレクトリ同期におけるセキュリティ上の問題を修正
- Windowsデバイスに対してMSI形式をインストールする際の不具合を修正
- ユーザーの登録・関連付けにおける微細な問題を修正
- 複数アプリのキオスクモードを有効化した場合に、デフォルトのアプリを追加する際の不具合を修正
- ADユーザーグループに新たに参加したユーザーにコンテンツを配信する際の不具合を修正
- 2020年発売のiPhone / iPadに資産タグプロファイルを関連付ける際の不具合を修正
- Mac OSデバイスのストレージ暗号化ステータスについて、FileVaultのステータスを参照するよう修正
- デバイス検索機能に、シリアル番号を使用した検索を追加
- 英語以外の文字や特殊文字が含まれるWiFi SSIDに対応
- モバイルデバイス管理タブ > 管理 > OSアップデートを自動化 において、デバイス一覧のエクスポートの不具合を修正
- Chromebook管理を目的としたG Suite(Google Workspace)との連携において、ドメイン名が6字以上の場合に発生する不具合を修正
制限事項
- 製品画面で言語を日本語にしている場合においても、一部英語が表示される箇所があります。