Windows 11 の配布
作成日:2022年11月14日 | 更新日:2022年11月16日
この記事では、Endpoint Central Cloudを使用してWindows 11 を配布する方法について説明しています。
Windows 11の配布
前提条件
配布対象が Windows 11 のシステム要件を満たすことを確認してください(Windows 11は、64bit CPUでのみ動作します)。必要に応じて、Microsoft社のPC正常性チェックアプリ を実行して、要件を確認してください。
配布手順
この記事では、Endpoint Central Cloudのソフトウェア配布機能を使用してWindows 11を配布します。
この手順以外にも、パッチ管理機能を使用し Feature Update を配布してアップグレードする方法があります。
- Windows 11 の iso イメージファイルを以下のいずれかからダウンロードします。
- Microsoft Volume Licensing Service Center
- MSDN
- Microsoft Software Download Center(配布対象へのライセンスキーをお持ちの場合や、すでにライセンスが適用済みの環境に配布する場合)
- ダウンロードしたファイルが、配布対象の OSエディション、アーキテクチャ、OS言語と一致しているか必ず確認します。
- ダウンロードしたファイルの名前を Windows11.iso に変更します(使用するスクリプトの関係上、このファイル名にする必要があります)。
複数言語のisoを配布する場合、一度に複数言語のファイルを配布することはできません。言語ごとに都度同じ作業を実行します。
- Endpoint Central Cloudコンソール画面にアクセスし、ソフトウェア配布タブ > テンプレート を開きます。
- アプリケーション名が Windows 11 FeaturePack Upgrade (DC) となるテンプレートにチェックを入れ、[+パッケージを作成する]をクリックします。
- 確認画面が表示されるため、[パッケージを作成する]をクリックします。
- パッケージの作成が完了するのをしばらく待ちます。
- ソフトウェア配布タブ > パッケージ 画面に戻り、テンプレートから作成された Windows 11 FeaturePack Upgrade (DC) の 「アクション」列の三点リーダーアイコン > 編集 をクリックします。
- リポジトリの選択 > ファイルの追加 > 参照 をクリックし、先ほどダウンロードしたファイル Windows11.iso をアップロードします( Win11SWD.ps1 と Windows11.iso の2ファイルがアップロードされた状態にします)
- アップロードが完了したことを確認したら[パッケージの変更]をクリックし、編集を完了させます。
- ソフトウェア配布タブ > パッケージ 画面に戻り、テンプレートから作成された Windows 11 FeaturePack Upgrade (DC)にチェックを入れて[ソフトウェアのインストール/アンインストール] > Windows コンピューター構成 をクリックします。
- 構成の名前と説明を入力します(以降は、ソフトウェア配布の共通の手順です。詳細はソフトウェア配布に関するナレッジをご覧ください)。
- 配布設定、配布対象を構成し、必要に応じてスケジュール設定します。
- [配布]をクリックします。
以上でEndpoint Central Cloud を使用して Windows 11 の配布が完了します。