リモート制御機能について
作成日:2023年3月23日 | 更新日:2024年10月3日
このナレッジでは、Endpoint Central Cloudのリモート制御機能の概要について説明し、関連するナレッジをまとめています。
(オンプレミス版についてはこちらをご覧ください)
リモート制御機能(コンピューター)
機能概要
Endpoint Central Cloudには、管理対象コンピューターを遠隔操作するリモート制御機能があり、トラブルシューティングやメンテナンス、管理対象を使用中のユーザーとの連絡や告知等の目的で使用できます。リモート制御機能を使用するには、コンソール画面の「ツール」タブを開きます。
- リモート制御ツール
- リモート制御(リモートコントロール): 管理対象コンピューターの画面を共有し、遠隔操作を行う機能です。
Windows、Mac、X-window環境のあるLinuxに対応しています。接続対象側の画面を一時的にブラックアウトさせたり、マウス/キーボード操作を無効化する機能や、接続対象側の操作のみを許可する「表示のみモード」など、遠隔トラブルシューティングに便利な機能です。マルチディスプレイにも対応し、複数の管理者が同時に接続することも可能です。Windowsコンピューターに対しては、ビューア画面上のメニューからのファイル転送機能や、クリップボードを使用したテキストのコピーペーストも利用可能です。 - システムマネージャー: 管理対象コンピューターのシステムツールをEndpoint Centralから直接操作します。エンドユーザー側に意識させずに操作することが可能です。現在、WindowsおよびLinuxをサポートしています。
- Windows: コマンドプロンプト/PowerShell、タスクマネージャ、サービス、レジストリエディタ、デバイスマネージャ、共有、プリンター、グループ、ハードウェア、ソフトウェア、ユーザー
- Linux: ターミナル
- リモート制御(リモートコントロール): 管理対象コンピューターの画面を共有し、遠隔操作を行う機能です。
- 電源管理ツール
- リモートシャットダウンツール: Windows、Mac、Linuxの再起動やシャットダウンのスケジュール設定が可能です。
- Wake On Lanツール: Windows、Linuxに対してWake On LAN を使用し、リモートから物理マシン起動させることが可能です。
- コミュニケーションツール・メンテナンスツール
- チャットツール: 管理対象コンピューターのログイン中のユーザーとテキストチャットを開始できます(コンソール画面からのみ開始可能)。
- アナウンスツール: 管理対象のWindowsコンピューター/ユーザーに対して、ポップアップ通知を表示します。
- メンテナンスツール: 管理対象のWindowsコンピューターに対して、チェックディスク/ディスクのクリーンアップ/ディスクデフラグ をスケジュール実行します。
前提条件
Endpoint Central Cloudのリモート制御機能を使用する場合、以下の条件を満たす必要があります。
- 通常使用するドメインの他に、リモート制御に必要なドメインとの通信を許可する必要があります。Endpoint Central Cloud が使用するドメイン→「リモート制御を使用する場合に許可が必要なドメイン」をご覧ください。
- 通常のエージェントフォルダーに加えて、リモート制御に必要なフォルダーをアンチウイルスソフトのスキャン対象から除外する必要があります。
アンチウイルスソフトのからの除外(例外登録)→ ZohoMeeting, ZohoAssistに関するフォルダーを例外登録する必要があります。 - 最低 512 Kbit/s 、推奨 3 Mbit/s の回線速度が必要です。
- プロキシを経由する場合、プロキシ設定を完了させておく必要があります。
- Macに対してリモート制御を実行する場合、「システム設定」(「システム環境設定」)において「Zoho」を許可する必要があります。こちらをご覧ください。
- Linuxに対してリモート制御(リモートコントロール)で接続する場合、GUI(X-Window)環境である必要があります。
Zoho Assistとの関係
Endpoint Central Cloudのリモート制御機能は、内部的にZoho Assistを使用しています。Zoho Assistはリモートトラブルシューティングに便利なZohoアプリケーションです。(Endpoint Central Cloud でリモート制御機能を使用する場合、エージェントがインストールされている管理対象コンピューターに対してのみ接続可能です。Endpoint Central Cloudコンソールからリモート制御機能を使用する際、Zoho Assistのライセンスは不要です。)
Endpoint Central Cloudのリモート制御機能は、内部的にZoho Assistを使用しています。Zoho Assistはリモートトラブルシューティングに便利なZohoアプリケーションです。(Endpoint Central Cloud でリモート制御機能を使用する場合、エージェントがインストールされている管理対象コンピューターに対してのみ接続可能です。Endpoint Central Cloudコンソールからリモート制御機能を使用する際、Zoho Assistのライセンスは不要です。)
プロキシ環境でのトラブル
プロキシ経由でインターネットに接続するような環境において、リモート制御機能に関する問題が発生する場合があります。トラブルが発生した場合はプロキシの司祭やスクリーンショット、エージェントログなど情報をご用意いただきサポートまでお問い合わせください。
なお、プロキシの情報はエージェントや配信サーバーのインストーラーダウンロード前にリモートオフィスの設定で入力する必要があります。
プロキシ経由でインターネットに接続するような環境において、リモート制御機能に関する問題が発生する場合があります。トラブルが発生した場合はプロキシの司祭やスクリーンショット、エージェントログなど情報をご用意いただきサポートまでお問い合わせください。
なお、プロキシの情報はエージェントや配信サーバーのインストーラーダウンロード前にリモートオフィスの設定で入力する必要があります。
リモート制御機能(モバイルデバイス)
詳細はこちらをご覧ください。
- リモート制御機能:デバイスを遠隔操作します。(一部のAndroid)
- リモートビュー機能:デバイスの画面を共有します。遠隔操作はできません。(iOS、iPadOS、Android)