はじめに
作成日:2021年5月26日 | 更新日:2024年11月21日
このナレッジでは、Endpoint Central Cloud を初めてご利用になる際に便利なナレッジをまとめています。
はじめに
Endpoint Central Cloudは、企業や組織内のコンピューターやサーバー、モバイルデバイスといったデバイスを一元管理するためのツール(資産管理ツール、UEM=統合エンドポイント管理ツール)です。
更新プログラムやパッチの適用、ソフトウェアの配布、ライセンスの把握、遠隔トラブルシューティングといった様々な操作や、コンプライアンス状況の確認といったIT管理者のタスクに対して、Endpoint Central Cloudは様々な自動化機能を提供し、IT管理者の業務効率化やセキュリティ状況の可視化、IT資産の効率化に寄与します。
1. 管理対象の要件の確認
- Endpoint Central Cloudのシステム構成
- 管理対象の要件
- 配信サーバーの要件
- 使用するポート
- 許可が必要なドメイン
- Linuxディストリビューションごとの機能差異
- Endpoint Central Cloudのセキュリティ対策について
- 日本データセンターのサービス開始について
- (参考)Endpoint Central Cloud への名称変更
- 米国データセンターから日本データセンターへの移行について(詳細はこちらをご覧いただき、サポートまでお問い合わせください。)
2. アカウントの作成
- サインアップ~管理画面にログインするまでの手順
- ログインする際のURL
- ユーザーの追加
- MDMタブへのユーザーの追加 / MDMタブのユーザーの役割
- 「スーパー管理者」の変更
- ユーザー招待時にエラーメッセージが表示され、ユーザーが登録できません。
3. セットアップ・エージェントのインストール
- サインアップ~セットアップの手順
- コンソールへログインする際のURL
- コンピューター/サーバーへのエージェントインストール(Windows、Mac、Linux):
- モバイルデバイスの登録(iOS、iPadOS、tvOS、Android、Chrome OS) :
- エージェント設定
- Macコンピューターの初期設定:
Mac向け構成配布時の前提条件、Appleシリコンを搭載するMacへのセキュリティパッチ配布に必要な手順、Macコンピューターへのリモート接続に必要な手順(Mac)
- APNs証明書の登録方法(iOS、iPadOS、tvOS、Mac)
- リモートオフィスの追加・配信サーバーのインストール
- 複製ポリシー
- IPスコープ
- ドメイン/ワークグループの追加
- アンチウイルスソフトからの除外(例外登録)
- ファイアウォール/プロキシで許可すべき通信
- エージェントのインストールフォルダーとサービス名について
- オンプレミス版Endpoint Centralからの移行
4. 基本的な操作・仕様について
- 表示言語/画面の更新間隔/タイムゾーンを変更する方法
- 【共通の操作】フィルター条件の設定/カラム表示の並べ替え
- 一部のタブが表示されない場合
- 管理対象PCの緑色/赤色アイコンについて
- コンソール画面のセッションのタイムアウト時間を変更する
- コンソール画面へアクセス可能なIPアドレスを制限する方法
- カスタムグループの作成
- カスタムフィールドの利用
- 構成の進行ステータス/実行ステータスについて
- リフレッシュサイクルについて
- エージェント/配信サーバーのアップグレードに関する仕様
- Endpoint Central Cloud リリースノート
- パッチやソフトウェアの配布時に帯域消費を抑制する
- 2021/3/19 のエージェントの仕様変更および更新について
- プラットフォーム固有の方法で登録した場合の機能差異(MDM)
その他の情報は「お知らせ」カテゴリーの各ナレッジをご覧ください。
5. 利用可能な機能について
- Editionごとに利用できる機能の差異
- パッチ管理機能
主なパッチ管理の機能: 欠落パッチの検出、自動配布タスクの作成、手動配布、Windows機能更新プログラムの配布、macOSアップデートの配布、Red Hat パッチの配布 など
- インベントリ管理機能
主なインベントリ管理の機能: ハードウェア情報の取得、システム情報の取得、ソフトウェア情報の取得、ライセンス管理、ソフトウェア使用時間計測 など
- ソフトウェア配布機能
主なソフトウェア配布の機能: ソフトウェアパッケージの作成、一括配布、カタログの公開(セルフサービスポータル) など
- リモート制御機能
主なリモート制御の機能: 遠隔操作、コマンドプロンプト/ターミナルの直接操作(システムマネージャー)、リモートシャットダウン/再起動 など
- 構成機能
- レポート機能
主なレポートの機能: レポートのスケジュール送信、カスタムレポート、既定のレポート など
- OS配布機能(※ 2024年9月現在日本語サポートの対象外です)
(※ OS配布はクローニングの機能です。機能更新プログラムの配布は「パッチ管理機能」をご確認ください。 - モバイルデバイス管理(MDM)機能(MDMスタートアップガイドも併せてご覧ください)
主なMDMの機能: プロファイルの作成・配布、インベントリ情報の取得、位置情報の取得・追跡、アプリの配布・更新、リモートロック、データの遠隔消去(リモートワイプ)など
- 脆弱性管理機能
- デバイス制御機能
主なデバイス制御の機能: USBデバイスの高度な制御
- ブラウザー管理機能
- BitLocker管理機能
- アプリケーション制御機能
- データ漏洩保護(DLP)機能(※ 2024年9月現在クラウド版では未実装の機能です)
- ランサムウェア対策・次世代アンチウイルス(NGAV)機能(※ 2024年9月現在日本語サポートの対象外です)
6. Endpoint Central Cloudと他のサービスの連携
- ManageEngine ServiceDesk Plus Cloudとの連携
- ManageEngine Log360 Cloudとの連携(準備中)→概要はこちらをご覧ください。
- ManageEngine PAM360 との連携(準備中)→API連携の必要があります。詳細はこちらの動画をご覧ください。
- Endpoint Central CloudのAPIについて
- Tenable.ioとの連携
- Rapid7 InsightVMとの連携(準備中)→詳細はこちらをご覧ください。
7. トラブルシューティングと技術サポートについて
- Windowsエージェントのトラブルシューティングツールについて
- 技術サポートのお問い合わせ時の注意事項について
- Endpoint Central Cloud の可用性/障害の確認方法について
- ユーザー招待時のエラーメッセージについて
- コンソール画面へログインできない場合の対処方法について
- エージェントとの通信が失敗する場合の対応
- ABM/ASM経由の登録で発生するエラーについて(MDM)
- その他のトラブルシューティング: 「トラブルシューティング」カテゴリーのナレッジ および 「既知の不具合」カテゴリーのナレッジをご覧ください。
8. Endpoint Central Cloudのライセンスとエディションについて
- 契約中のライセンス(サブスクリプション)の確認方法
- ライセンス期限切れの際の動作について
- ライセンスにおける「エンドポイント数」について
- ライセンスにおける「ユーザー」について
- ライセンスにおける「OS配布」について
- ライセンス有効化の対象について(ライセンスの購入後に申告していただくメールアドレス)
- Endpoint Central Cloudのエディションについて
Endpoint Central Cloud スタートアップガイドおよびMDM スタートアップガイドも合わせてご覧ください。