ライセンスにおける「エンドポイント」「サーバー」について
作成日:2020年12月9日 | 更新日:2024年5月27日
質問
Endpoint Central Cloudのライセンスではエンドポイント/サーバー台数に応じた料金が設定されていますが、その区分と台数の数え方を教えてください。
回答
Endpoint Central Cloudのライセンスにおける管理対象コンピューター/サーバーの台数は、以下のように区分されます。
ライセンス上の区分
- エンドポイント: コンピューターとモバイルデバイスの合計台数です。
- コンピューター: 仮想マシン/物理マシンを問わず、コンピューターのうち「サーバー」に該当しないシステム
- モバイルデバイス: iOS、Android デバイスなど、モバイルデバイス管理(MDM)機能でサポートするデバイス
- サーバー: 仮想マシン/物理マシンを問わず、以下の条件のいずれかに当てはまるシステムです。
- Windows Server
- Linuxのうちサーバー用途で使用されるシステム
(例)Ubuntuをクライアント端末として使用する場合は「エンドポイント」、Ubuntuをサーバーとして使用する場合は「サーバー」の区分となります。
2024年5月8日新規ご契約分より、ライセンス上のエンドポイントからサーバーが分離されました。
(旧)「エンドポイント数」を購入すると、台数分のコンピューター・サーバー・モバイルデバイスを管理可能です。
(新)サーバーの台数分のライセンス + サーバーを除いた「エンドポイント数」分のライセンス
例: 100サーバーライセンスを購入しサーバーを60台管理している場合、そのライセンスでコンピューターやモバイルデバイスを40台分追加できます。
契約のご更新の場合、移行期間がございます。詳細は営業担当へお問い合わせください。
2023年3月7日より、ライセンス上のコンピューター/モバイルデバイスの区分が無くなりました。
(旧)コンピューターの台数分のライセンス + モバイルデバイスの台数分のオプションライセンス
(新)コンピューター + モバイルデバイス の台数を合計した「エンドポイント数」分のライセンス
タブレット型PCの区分について
Windows OSのタブレット型PCやノートPCは、Endpoint Central Cloud エージェントをインストールしてコンピューターにする場合、「コンピューター」に分類されます。Windows OSのタブレット型PC等にME MDMアプリをインストールする場合、「モバイルデバイス」に分類されます(同一端末にエージェントとME MDMアプリの両方をインストールする場合、コンピューター1台分のライセンスとモバイルデバイス1台分のライセンスがそれぞれ必要になります)。
※ 日本語でサポート対象となる Endpoint Central Cloud は、Enterprise Editionとなります。そのため、Windows 10 / 11のモダンマネジメント機能等がご利用いただけません。
Chromebookのようなモバイルデバイスとしてのみ管理可能なOSについては、「モバイルデバイス」となります。
ライセンスのカウント対象となる条件
- コンピューターおよびサーバー: Endpoint Centralエージェントをインストールし、かつコンソール画面上に表示される状態のコンピューター/サーバーがカウント対象となります。
Endpoint Central CloudにPC名を登録するだけでは台数としてカウントされません。エージェントをインストールしたシステムが対象となります(Endpoint Centralでコンピューターを管理するには、対象にエージェントを必ずインストールする必要があります)。
なお、エージェントをアンインストールし、エージェントのアンインストールがコンソール画面に反映されると、管理対象から除外されるためライセンスのカウント対象からは外れます。
- モバイルデバイス: MDMの管理対象として登録が完了したモバイルデバイス(スマートフォン/タブレット)がライセンスのカウント対象となります。
Endpoint Central Cloudのライセンスは、管理対象のエンドポイント数、サーバー数、ユーザー数に基づくサブスクリプションです。日本語で利用可能なエディションが複数あります。
Endpoint Central Cloudのライセンスと価格情報は、以下のページを参照ください。ご不明な点は営業窓口までお問い合わせください。