アンチウイルスソフトからの除外(例外登録)
作成日：2020年11月27日 | 更新日：2023年11月21日
アンチウイルスソフトからの例外(例外リストへ登録する必要のあるフォルダー)
Endpoint Central Cloud エージェントおよび配信サーバーは、各PCにインストールされているアンチウイルスソフトの例外リストに登録する必要があります。
実行ファイルを指定することも可能ですが、アップグレード等により実行ファイル名が変更になる場合があります。そのため、アンチウイルスソフトからの除外リストへ登録する場合は原則としてフォルダーごと設定します。
Endpoint Central Cloudエージェント
以下のフォルダーを除外登録します。
- Windows エージェント
(インストール先ドライブ):\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent
%programfiles%/ZohoMeeting (※ 32ビットOSの場合) ◇
%programfiles(x86)%/ZohoMeeting (※ 64ビットOSの場合) ◇ - Mac エージェント
/Library/ManageEngine/UEMS_Agent
/Library/Logs/ZohoAssist ◇ - Linux エージェント
/usr/local/manageengine/uems_agent
/usr/local/.zohoassist ◇
◇: リモート制御機能を使用する場合、例外登録が必要なパスです。
Endpoint Central Cloud配信サーバー
以下のフォルダーを除外登録します。
(インストール先ドライブ):\Program Files(x86)\ManageEngine\UEMS_DistributionServer
ご使用されるアンチウイルスソフトによっては、除外リストにフォルダーを登録できないことがあります。その場合は、以下に記載されている対象のファイルすべてを除外リストに登録します。
2023年夏季（正確なタイミングはお客様により異なります）に、エージェントおよび配信サーバーのフォルダーパスが変更されました（こちらのお知らせをご参照ください）。数週間以上の長期にわたってクラウドサーバーと通信できていないエージェント・配信サーバーがある場合、パスの変更を伴う自動アップグレードが未適用の可能性があります。その場合、以前のパス（ C:\Program Files (x86)\DesktopCentral_Agent や C:\Program Files (x86)\UEMS_Agent など）に対する、アンチウイルスの例外設定は削除せずそのままにしておき、追加で新しいパス（ C:\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent など）も併せて登録します。
アンチウイルスソフトの除外登録方法
ご利用されるアンチウイルスソフトによって異なります。
- Windows Defender
- Windows セキュリティに除外を追加する(Microsoft社)
- Symantec Endpoint Protection
- スキャンからのファイルまたはフォルダの除外(Broadcom社)
Endpoint Central Cloudをアンチウイルスソフトから除外しないことによる影響
アンチウイルスソフトの除外設定に登録しない場合、以下のような事象が発生することがあります。
アンチウイルスソフトの除外設定に登録しない場合、以下のような事象が発生することがあります。
- Endpoint Central Cloudエージェント自動アップグレードが失敗する
- パッチのダウンロード/配布が失敗する
- スケジュールバックアップが失敗する
- 7zipの圧縮/展開が失敗する
- リモートシャットダウンが失敗する
- システムマネージャーの起動に失敗する
- アナウンス機能が使用できない
フォルダーを指定できない場合は、以下の.exeファイル名をすべて追加します。
エージェント
- <installation drive >\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent\bin 内
- dcagenttrayicon.exe
- dcagentupgrader.exe
- dc_cad.exe
- dcagentservice.exe
- dcusb32.exe
- dcusb64.exe
- dcinventory.exe
- dcpatchscan.exe
- dcrdservice.exe
- dcstatusutil.exe
- dcuninstallsw.exe
- dcrdsagentwindow.exe
- dcinstallwizard.exe
- cfgupdate.exe
- checkVolume.exe
- 7za.exe
- dcconfigexec.exe
- dcmsghandler.exe
- gdiplus.dll
- dcondemand.exe
- dcswmeter.exe
- agentupgrader.exe
- dctools.exe
- dcchat.exe
- dcrdservicewindow.exe
- dcusbsummary.exe
- dcrdshandler.exe
- dcappcontrol.exe
- selfserviceportal.exe
- dcwol.exe
- dcannouncement.exe
- dcagentregister.exe
- dcfilescan.exe
- dcscreenrec.exe
- dctask64.exe
- dcupload.exe
- dcwolsettings.exe
- usbeDevicelist.exe
- <installation drive >\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent\rds\dc_rds.exe
- <installation drive >\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent\rds\FileTransfer\dcfiletransfer.exe
- <installation drive >\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent\dcconfig.exe
- <installation drive >\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent\dcagent.dll
配信サーバー
- <installation drive >\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_DistributionServer\bin 内
- dcagentupgrader.exe
- dcdsinstallwizard.exe
- dcdsservice.exe
- dcreplication.exe
- dc_httpd.exe