パッチ適用ステータスはどの時点で「欠落」から「インストール済み」に切り替わりますか。
質問
パッチを配布しましたが、「欠落」として表示されたままです。なぜでしょうか。
(パッチ管理タブ > パッチ > 適用可能なパッチ の「欠落システム」欄が1以上の数字、
パッチ管理タブ > パッチ > 詳細ビュー の「パッチ適用ステータス」が「欠落している」の表示)
また、あるソフトウェア(OSを含む)に関する別のパッチは、Endpoint Central Cloud のコンソール画面上では「インストール済み」として表示されているのに、当該ソフトウェアの画面を開くと更新が適用できていないように見えます。なぜでしょうか。
回答
パッチは、パッチの実行ファイルが配布対象の端末にダウンロードされたのみでは「欠落」のままとして扱われます。
ダウンロード後、インストールが完了すると、「欠落」としては扱われなくなり「インストール済み」として扱われるようになります。
なお、インストールの完了が記録されるタイミングは各パッチごとの仕様に基づきます。特に、適用に際して再起動を必要とするパッチに関しては、以下のような仕様にご注意ください。
パッチのインストールにおいて、パッチによって提供される機能更新/修正の内容が実際に利用可能な状態となるためには、端末の再起動が必要な場合があります(全てのパッチで端末の再起動が必要となるわけではありません)。
再起動を必要とするパッチは、各ベンダーが定めた仕様により、再起動を行う前にインストールの完了が記録される場合と、再起動後にインストールが完了する場合があります。
- 再起動を行う前にインストールの完了が記録される場合・・・パッチの仕様によっては、再起動をせずとも、パッチの実行ファイルの動作が終了した時点でインストールが完了したとみなされる場合があります。この場合、パッチの実行ファイルの動作が終了すると Endpoint Central Cloud 上の表示は「インストール済み」となりますが、パッチによって提供された機能更新/修正の内容をその後、実際に利用するには、再起動が必要となることがあります。
- 再起動後にインストールの完了が記録される場合・・・パッチの仕様によっては、端末の再起動を行い、機能更新/修正の内容が実際に利用可能な状態になった時点でインストールが完了したとみなされる場合があります。この場合、再起動後に Endpoint Central Cloud 上の表示が「インストール済み」となります。
Endpoint Central Cloudでは、上記2パターンのいずれかによって端末が再起動待ちの状態になると、パッチ管理タブ > ダッシュボード(Dashboard) において、その端末は「再起動が必要」として扱われます。