Distributedエディションの設定方法
作成日:2016年7月7日 | 更新日:2021年1月5日
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対象ビルド番号:
11003以降
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EventLog AnalyzerのDistributedエディションとは、EventLog Analyzer の分散型セットアップであり、Adminサーバーと複数のManagedサーバーで構成されます。
Distributedエディションの設定方法について、ビルド11003以降からAdminサーバーとManagedサーバーをbatファイルから設定するよう仕様が変更になりました。
また、Managedサーバーが通信するAdminサーバーを変更する可能性がある場合は、Managedサーバーの設定方法が異なりますので、以下のナレッジを必ずご確認ください。
https://www.manageengine.jp/support/kb/EventLog_Analyzer/?p=4499
以下、各サーバーの設定方法です:
Adminサーバー側の設定方法
・ [services.msc]からEventLog Analyzerのサービスを停止します。
・ コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
"<ELA_Home>\troubleshooting\ConvertToAdminServer.bat"
・ batファイルを実行後、以下のメッセージが表示されます:
To convert to Admin Server, database should be reinitialized.
Do you want to continue this script? [y/n]: y
Want to use Proxy server [n/y] : Proxyサーバーを使用する場合はy、使用しない場合はnを選択してください
yを選択した場合はProxyサーバーの詳細を設定します。
Enter Proxy Server Name :Proxyサーバーの名前
Enter Proxy Server Port :Proxyサーバーのポート番号
Enter Proxy UserName :Proxyサーバーの認証情報(ユーザー名)
Enter Proxy Password :Proxyサーバーの認証情報(パスワード)
Managedサーバー側の設定方法
※Adminサーバーは起動したままの状態で設定してください
・ [services.msc]からEventLog Analyzerのサービスを停止します。
・ コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
"ELA_Home>\troubleshooting\ConvertToManagedServer.bat"
・ batファイルを実行後、以下のメッセージが表示されます:
Please take backup of pgsql data folder befor running this script.
Do you really want to continue this script? [y/n]: y
Enter Web Port of this server [8400]: Managedサーバー側のポート番号
Enter Web Server Protocol of this server [http]: Managedサーバー側のプロトコル
Enter Admin Server Name/IP Address: Adminサーバー側のサーバー名/IPアドレス
Enter Admin Server Web Port [8400]: Adminサーバー側のWebポート番号
Enter Admin Server Web Protocol [http]: Adminサーバー側のWebプロトコル
Use Proxy to reach Admin server [n/y]: Adminサーバー側に接続する際にProxyサーバーを経由する場合はy、経由しない場合はnを選択してください
yを選択した場合はProxyサーバーの詳細を設定します。
Enter Proxy Server Name :Proxyサーバーの名前
Enter Proxy Server Port :Proxyサーバーのポート番号
Enter Proxy UserName :Proxyサーバーの認証情報(ユーザー名)
Enter Proxy Password :Proxyサーバーとの認証情報(パスワード)
以上の手順により、AdminサーバーとManagedサーバーの設定を行うことが可能です。
Distributedエディションに移行設定完了後、Adminサーバー上のEventlog Analyzerにログインしていただき、[設定] → [管理サーバーの設定]ページにManagedサーバーが表示されていることをご確認ください。
- コマンドプロンプトにて設定したAdminサーバーへの通信プロトコルとポート番号を使用して、Managedサーバーから通信可能であること
- Proxyサーバーを設定した場合は、設定内容に相違がないこと