EventLog Analyzer ナレッジベース

ホストタイプ自動割当ての仕様


EventLog Analyzer では、syslogメッセージを受信すると自動的にホストを登録します。
ホストの種類を分類する「ホストタイプ」は、最初のログメッセージのフォーマットを参照して自動で割当てます。
"Windows" 以外のホストタイプは、手動で変更することも可能です。

このページでは、ホストタイプを自動で割当てる際のEventLog Analyzerの仕様について説明します。

【ホストタイプの種類】

EventLog Analyzer 6.2 では、デフォルトで以下のホストタイプを追加しています。
(バージョンによって表示されないホストタイプもあります)

・Windows
・Unix
・Cisco Device
・Syslog Device
・IBM AS/400
・Hypervisor

Syslogメッセージを受信したときに自動割当てされるホストタイプは、 Cisco Device、Windows、Unix の3種類です。

【ホストタイプの自動割当ての仕様】

以下の手順でホストタイプを割り当てます。

1.EventLog Analyzer が 初めてsyslog メッセージを受信すると、最初のメッセージのログフォーマットを参照します。

2.EventLog Analyzer は、内部的に定義しているホストタイプを分類する3つのフォーマットルールを確認します。

   フォーマットルールは以下の通りです。
    -- (1) Cisco Device
    -- (2) Windows Snare
    -- (3) Unix

3.まず、(1) Cisco Device ルールで既定しているフォーマットと、受信したsyslogメッセージのフォーマットを確認します。
  (適合する場合は、"Cisco Device" ホストタイプをホストに割当てます)

4.(1)と適合しない場合は、次に、(2)のWindows Snareのフォーマットを確認します。
  (適合する場合は、"Windows" ホストタイプをホストに割当てます)

5.上記(1)、(2)にも当てはまらない場合は、(3) のUnixのフォーマットルールを適用して、"Unix"ホストタイプをホストに割当てます。

*「Windows」ホストタイプを変更することはできません。それ以外は、ホストタイプの変更が可能です。
* ホストタイプごとに、ホストの「カスタムレポート」の「重要なイベント」タブ配下のレポート項目は異なります。
* ホストタイプを変更すると、ホストの「カスタムレポート」の「すべてのイベント」タブ配下に表示されるプロセス名が変わる場合があります。
  (ホストタイプによって、プロセス名として表示するキーフィールドが異なるため)

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EventLog Analyzer サポートページ
https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/support.html
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