ServiceDesk Plus Cloud ナレッジベース

今後のリリース予定情報


本リリースノートは、本社で公開されているリリースノートを翻訳しています。
最新情報に関しましては、以下URLをご覧ください。
ServiceDesk Plus pre-release notification(英)

なお、本翻訳は機械翻訳を使用しております。
正式リリース時には、以下のリリースノートに改めて翻訳し、公開いたします。
ServiceDesk Plus Cloud リリースノート(2024年)

2024年3月21日の次期リリース予定

機能強化

業務時間と特定の業務時間
  • [管理]→[インスタンスの設定]→[業務時間]から、SLAを適宜計算できるグループベースの業務時間が設定できるようになります。
  • すべての営業日、または各営業日に固有の休憩時間を設定できるようになります。休憩時間は、標準時間またはカスタム時間の勤務時間が設定されている場合にのみ設定できます。

Operational Hours and Special Operational Hours

  • 翌日までの業務時間を設定できるようになります。翌日にまたがる営業時間はアイコンで表示されます。

  • 動的な平日の業務時間において例外を設定できるようになります。なお、これらの日に、独自の業務時間と休憩時間を設定できます。

  • [管理]→[ポータル&設定]→[業務時間]→[特別な業務時間(Special Operation Hours)]より、1年のうち特定の日の業務時間を特別な営業時間として定義できるようになります。これらは、特別な業務時間が適用されるサイトとグループをマッピングするための業務時間に関連付けられます。特別な業務時間をスケジュールしたり、毎年繰り返したり、休憩時間を追加したり、動的な平日において例外を設定したりできます。

Operational Hours

注意:アプリケーションですでに設定されている業務時間は、類似性に基づいてマージされ、それに応じてサイトに関連付けられます。

  • マージされた業務時間は、業務時間1、業務時間2などのように命名されます。ユーザーは必要に応じて名前を変更し、再設定できます。
  • 関連付けられたサイトの数が最も多いマージされた業務時間は、デフォルトの業務時間として命名されます。サイトまたはグループに業務時間が関連付けられていない場合は、デフォルトの業務時間が関連付けられます。
休日グループ
  • [管理]→[ポータル&設定]→[休日グループ(Holiday Groups)]より、休日のグループを作成し、関連する休日を設定できるようになります。技術担当者グループに基づいて休日を適用し、それに応じてSLAを計算できます。

Holiday Sets

  • 各休日グループで休日を作成したり、休日グループ間で休日をインポートすることができるようになります。

注意:アプリケーションですでに設定されている休日は、類似性に基づいてマージされ、さまざまな休日グループにまとめられます。これらの休日グループはそれに応じてサイトに関連付けられます。

  • マージされた休日グループは、休日グループ1、休日グループ2などのように命名されます。ユーザーは必要に応じて名前を変更し、再設定できます。
  • 関連付けられたサイトの数が最も多い休日グループは、デフォルトの休日グループとして命名されます。サイトまたは技術担当者グループに休日グループが関連付けられていない場合、デフォルトの休日グループが関連付けられます。

仕様変更

  • サイトを設定する際、関連設定に業務時間と休日が表示されないようになります。
  • 追加/編集時に、[適用先]フィールドを使用して、業務時間および休日グループをサイトに関連付けるようになります。
  • サイト/技術担当者グループに業務時間または休日グループが設定されていない場合、デフォルトの業務時間または休日グループが適用されるようになります。
  • 「SDSiteAdmin」の役割を持つ技術担当者が業務時間および休日を設定できないようになります。

サンドボックスユーザーへの注意:移行中、ユーザーは一時的にサンドボックスの作成/再作成、サンドボックスの変更のデプロイができなくなります。

移行後、営業時間や休日に関するサンドボックスの変更はデプロイできなくなります。ユーザーは、サンドボックスを再作成し、業務時間と休日グループを再設定して変更をデプロイできます。

2024年3月6日の次期リリース予定

一般的な仕様変更

  • 通知によって行われたリクエストの更新が、リクエストの履歴に記録されるようになります。

  • 技術担当者権限を持つ依頼者がリクエストに返信した場合、その返信は依頼者からの返信とみなされ、それに応じて色分けされるようになります。

  • 依頼者が技術担当者権限を持っている場合、リクエスト詳細ページの[すべて返信]ボタンが[返信]に変更されます。

  • [管理]→[一般設定]→[依頼者ポータル]で、[依頼者自身がクローズされたリクエストを再オープン(「Open」ステータスに戻す)することを許可しますか?]オプションが削除されます。

機能強化

リクエストの再オープンの機能強化

リクエストの再オープン設定において、リクエストの再オープンに関連するすべてのUIおよびメール設定を統合します。SDAdminsは、[管理]→[一般設定]→[詳細ポータル設定]で、この設定にアクセスし、以下を設定できるようになります。

  • 依頼者から返信があった場合、どの完了ステータスからでもリクエストを再オープンにできるようになります。
  • 再オープンされたリクエストのランディングステータスを設定できるようになります。
  • 技術担当者がメールで送信された返信でリクエストを再オープンできるようになります。
  • Ziaがメールを検証し、完了したリクエストに対して再オープン設定を実行できるようにすることを選択できるようになります。
キャンセル済みリクエストの再オープン
  • キャンセル済みリクエストを再オープンできるようになります。
  • キャンセルステータスはリクエストのライフサイクルでオープンステータスに設定できるようになります。
  • キャンセル済みリクエストが再オープンした場合、以前リクエストに関連付けられていたすべての機能が復元できるようになります。
リクエストの再オープン通知
  • キャンセル済みリクエストが再オープンされたときに依頼者に通知するかどうかを選択できるようになります。
  • キャンセル済みリクエストが再オープンされたときに通知する特定の技術担当者を選択できるようになります。

Request Reopen Notifications

モードの機能強化
  • デフォルトのリクエスト作成モードに「Mobile Application(モバイルアプリ)」が追加されます。
  • すべてのデフォルトのモードを編集できるようになります。
  • モバイルアプリ経由で、モードが指定されずにリクエストが送信された場合、モードに「Mobile Application(モバイルアプリ)」が自動的に更新されるようになります。
  • ライブチャット経由でリクエストが作成された場合、モードとして「Live Chat(ライブチャット)」が作成され、ServiceDesk Plus Cloudで更新されるようになります。

管理

URLの機能強化

ServiceDesk Plus CloudのREST API v3において、特殊な操作名(CRUD操作以外)の場合、アンダースコアで始める必要があります。この接頭辞がないURLにアクセスすると、404エラーコードが表示されます。詳細はこちらをご覧ください。

一覧ビューからのデータのエクスポート

一覧ビューから、データのエクスポートオプションを使用して、データをエクスポートできるようになります。すべてのデータをエクスポートすることも、現在のビューにあるデータまたは選択したデータのみをエクスポートすることも可能です。現在、このオプションはリクエストでのみサポートされます。

List View Data Export

データのエクスポートが完了すると、メール/プッシュ通知が届くようになります。通知内のリンクをクリックすると、ファイルをダウンロードできます。

メール通知

Email Notification

プッシュ通知

Push Notification

ベル通知

Bell Notification

依頼者ポータルの検索のカスタマイズ
  • 管理者が依頼者ポータル設定ページから検索設定を構成することにより、依頼者が選択したモジュールからのみ検索できるようになります。
  • 選択したモジュールを並べ替えることで、検索結果を特定の順序で表示できるようになります。

Requester Portal Search Customization

  • 依頼者ポータルのカスタマイズページで、基本カスタマイズは「CODE-BASED(コードベース)」へ、詳細カスタマイズは「GUI-BASED(GUIベース)」へ名称が変更されます。

Requester Portal Search Customization

リリースのワークフローのステージの並び替え
  • ワークフロー固有のステージとステータスを設定できるようになります。ワークフローエディターの アイコンをクリックし、リリースのステージとステータスの可視性を管理できるようになります。
  • 以下のオプションを使用して、ステージとステータスを管理できるようになります。
    ・リリースワークフローの全体設定の設定通り
    ・すべてのステージとステータスを表示
    ・ワークフローで追加したステージとステータスのみ表示
  • [ワークフローで追加したステージとステータスのみ表示]オプションを使用することで、ステージを並び替えできるようになります。しかし、[Submission]、[Planning]、[Close]ステージは並べ替えできません。ワークフローで構成されたステージ/ステータス/ステージ順序のみが、関連するリリースに組み込まれます。

仕様変更

リリース管理

[管理]→[カスタマイズ]→[リリース管理]→[ステージとステータス]から、リリースのPlanning(計画)ステージの順序変更が制限されます。

リリースの役割と許可

機能強化 

SDAdminsがステージ間でリリースを移動できるユーザーを設定できるようになります。リリースワークフローのワークフローの全体設定で、以下のオプションのいずれかを選択できます。

  • 必要な権限を持つユーザー:リリースステージの承認権限を持つユーザーが、リリースを他のステージに移動できます。
  • Release Managerのみ:Release Manager(リリース管理者)のみが、リリースをステージ間で手動で移動できます。
  • なし(ステージの移動はワークフローを介してのみ行われます):リリースはワークフローで設定されたステージを移動します。

workflow

リリースユーザーは、をクリックして、一覧ビューまたはテンプレートビューから、リリースリクエストに割り当てられたさまざまな役割とユーザーを確認できるようになります。

テンプレートビューで、[表示するカラムを選択]から表示する「役割」フィールドを選択します。

Release Roles and Users

Release Roles and Users(リリースの役割とユーザー)」という新しいデフォルトのクエリレポートが追加されました。ユーザーは即座にレポートを生成して、リリースリクエストの中でさまざまな役割を監視できるようになります。

リリースフォームの機能強化

スポット編集に加え、役割ページの[編集]をクリックすることで、リリースの一部の役割をグローバル編集できるようになります。フォームルールは役割のフォームに適用されます。

仕様変更

  • 一部の役割は、左ペインからアクセス可能な[役割]タブに表示されるようになります。現在のリリースステージの編集権限を持つユーザーは、一部の役割を編集できるようになります。

  • SDAdminが[管理]→[カスタマイズ]→[リリース管理]→[リリースの役割]で[Allow to edit previous stages(以前のステージの編集を許可する)]を有効にすることで、リリースエンジニアが過去のリリースステージを編集できるようになります。

Release Roles

  • リリースの履歴で、会話に関連するエントリが関連する操作名で記録されるようになります。

2024年2月6日時点の次期リリース予定

機能強化

連携

ChatGPTによる返信アシスタント

管理者は、技術担当者がChatGPTを用いてリクエストの会話への返信を作成できるようにすることが可能となります。[管理]>[アプリケーション&アドオン]>[連携]でChatGPT連携を有効化し、返信アシスタントを選択してください。

Reply Assistance with ChatGPT

リクエストの詳細画面から会話に返信する際、文脈に応じた返信を作成したい場合、もしくは技術担当者の返信の文法や読みやすさを向上させたい場合、技術担当者にて返信エディターにあるをクリックしてください。

reply editor

利用統計の表示

管理者の場合、ChatGPT連携カードで詳細へ移動して利用統計を選択し、連携経由でユーザーがChatGPT機能へアクセスした回数を表示できるようになります。

Analyze Usage Statistics

Azureユーザー同期の機能強化

連携]>[Azure ADユーザー同期]>[設定]>[同期レポート]でAzure ADユーザー同期のレポートを有効化できるようになります。

Azure User Sync Enhancements

有効化すると、[連携]内のAzure ADユーザー同期カードでレポートをダウンロードできるようになります。

Integrations

管理

資産の確認応答
  • 特定の製品タイプに対して確認応答を設定し、該当資産がユーザーに割り当てられた際にユーザー確認応答を受け取ることができるようになります。確認応答は[管理]>[カスタマイズ]>[資産管理]>[資産の確認応答]より設定することが可能です。
    Asset Acknowledgement
  • 特定の製品タイプまたは全ての製品タイプに対して確認応答を設定します。
  • 確認応答が意図する資産にだけ設定されるようにするには、詳細な基準を指定します。
    configure
  • エディターを使用して資産の確認応答を設定します。$ を入力すると、必要な変数が挿入されます。
    Asset Acknowledgment Form
資産の添付ファイルのインポート

資産の添付ファイルをインポートできるようになります。資産の添付ファイルをインポートするには[管理]>[データ管理]>[データのインポート]へアクセスします。データのインポートを設定する際は、親IDフィールドの資産名を必ず入力してください。

ウェールズ語への対応

ServiceDesk Plus Cloudでウェールズ語を利用できるようになります。[プロフィール]>[カスタマイズ]>[表示言語の選択]より言語を設定してください。

2023年12月21日時点の次期リリース予定

機能強化

サンプルエントリーの追加

SDAdminにて、モジュールや管理設定にサンプルデータを追加し、ServiceDesk Plus Cloudの挙動をテストできるようになります。追加されたデータについては、保持することも、管理画面のバナーから削除することも可能です。

Sample Entry population

資産の詳細アクセス権限

基準や製品タイプをもとに、技術担当者に対する特定の資産/消耗品へのアクセス権限を許可/制限することができるようになります。例えば、詳細アクセス権限を設定することにより、製品タイプがルーター、スイッチ、プリンターのものへのアクセスを許可し、所定の技術担当者にその詳細アクセス権限を付与することができます。

[管理] > [ユーザー&許可] > [詳細アクセス権限] > [資産の詳細アクセス権限] より詳細アクセス権限を設定することが可能です。

Asset Fine-Grained Access

Asset Fine-Grained Access

リクエストの共有

  • リクエストの詳細画面より、リクエストを技術担当者、依頼者、技術担当者グループ、組織の役割に共有できるようになります。リクエストを共有するには、リクエストの詳細画面へアクセスし、[アクション] > [共有] をクリックします。
    Asset Fine-Grained Access
  • リクエストを共有できるのは、リクエストの共有権限をもつユーザーのみです。リクエストの共有権限は [管理] > [ユーザー&許可] > [役割] より設定可能です。
    Share Requests
  • [管理] > [自動化] > [通知ルール] > [リクエスト] に新たな通知ルール「リクエストが共有されたとき、ユーザーに通知」が追加されます。
    Share Requests
  • リクエストのフィルターのドロップダウンに、新たなフィルター「私に共有された保留中のリクエスト」「私に共有されたリクエスト」が追加されます。

リクエストのフォロー

ユーザーおよび技術担当者は、スコープ内のリクエストをフォローし、更新情報を受け取ることができるようになります。この機能により、技術担当者やユーザーは、自身やチームにとって重要なリクエストが進展した際に気付くことができます。

Follow Request

フォロワーの管理

フォロワーの管理権限をもつ技術担当者は、リクエストからフォロワーを削除したり、リクエストにフォロワーを追加することができるようになります。アクションメニュー内にあるフォロワーの管理という項目を使用して、フォロワーを管理できます。

Follow Request

リクエストの一覧画面の新たなフィルター

リクエストの一覧画面に新たなフィルター「私がフォローしているリクエスト」が追加され、自身がフォローしているリクエストのみをフィルタリングできるようになります。

New Filter in Request List View

通知ルールへの新規通知の追加

[管理] > [自動化] > [通知ルール] > [リクエスト] に、リクエストのフォロー機能に関する以下の通知ルールが追加されます。

Notification Rules

Notification Rules

リクエストの返信テンプレート

  • リクエストに会話へ返信する際、技術担当者は、全返信を選択し、To、CC、BCCフィールドのすべてのユーザーへ返信を送信できるようになります。
  • 技術担当者が自身が依頼者のリクエストへ返信する際、返信フォームが技術担当者ビューで読み込まれるようになります。
  • より良いユーザビリティを目指し、添付ファイルフィールドのUIを強化します。
    Notification Rules

仕様変更

  • 会話へ返信する際、Toフィールドのみが自動入力されるようになります。
  • 全返信する際、ToCcBccフィールドが自動入力されるようになります。
  • 技術担当者にて、ユーザーが送信したすべてのメールに対して返信、全返信、転送できるようになります。
  • システムによって生成された通知を技術担当者が再送または転送できるようになります。

Ziaによるリクエストの自動承認

人工知能Ziaでは、承認者が送信した返信メールをもとに、リクエストに対する承認アクションを予測するよう、学習することが可能となります。十分に学習することにより、Ziaが予測した、リクエストに対する承認アクションを自動的に適用することができるようになります。

  • 管理者は [Setup] > [Zia] > [Artificial Intelligence] より承認の予測をセットアップすることができます。
  • 承認者が一般的に使用するフレーズを設定し、適切な承認アクションをZiaが特定できるように学習させることができます。
  • Verify Prediction(予測の検証)をクリックすることにより、予測を検証し、Ziaに対してフィードバックすることができます。

Zia Auto Approval Request

2023年10月17日時点の次期リリース予定

機能強化

管理

チェックリストの機能強化

  • 技術担当者がチェックリスト項目を変更できるようになります。変更内容は、管理セクション、およびリクエストテンプレートに関連付けられているチェックリストに反映されます。
    :リクエストモジュールには変更内容が反映されません。
  • チェックリスト項目名は、有効なチェックリスト項目の中で一意である必要があります。
  • 削除したチェックリスト項目は、チェックリスト項目の一覧画面に表示されなくなります。

統合されたユーザー表示

[管理] > [ユーザー&許可] > [ユーザー] より、インスタンス内のユーザーの一覧を包括的に取得できるようになります。

依頼者または技術担当者のみを表示するには、ユーザードロップダウンを使用します。

ユーザーの追加フィールド

依頼者の追加フィールドがユーザーの追加フィールドとなり、依頼者および技術担当者双方に適用されるようになります。

:ユーザーの追加フィールドの名前と技術担当者の既存の追加フィールドの名前を同じにすることはできません。

既存インスタンスの場合、SDAdminは一度限りのオプションを利用し、[管理] > [カスタマイズ] > [追加フィールド] > [技術担当者の追加フィールド] より、ユーザーと技術担当者の追加フィールド間で共通するフィールドを統合もしくは名前変更することができます。

リクエストにおけるユーザーの追加フィールド

依頼者情報セクションのリクエスト詳細画面にユーザーの追加フィールドが表示されるようになります。

技術担当者フォームにおけるユーザーの追加フィールド

技術担当者の追加/編集フォームにもユーザーの追加フィールドが表示されるようになります。

一般

ServiceDesk Plus Cloudでの新たな言語への対応

ServiceDesk Plus Cloudにおいて、グルジア(ジョージア)語、インドネシア語(バハサ・インドネシア)、タイ語に対応します。言語を変更するには [プロフィール] > [カスタマイズ] > [表示言語の選択] へアクセスしてください。

スイートビューの機能強化

  • ユーザーエクスペリエンスの向上を目指し、リクエストのスイートビューのリクエストプロパティをテンプレートのレイアウトに基づいてグループ化、整理します。
  • メモがリクエストのスイートビューの詳細からリクエスト一覧に移動します。メモアイコンをクリックすると、メモを表示または追加できます。
  • 技術担当者がリクエストフォームの依頼者フィールドの横にあるアイコンをクリックすると、依頼者のこれまでのリクエストを表示できるようになります。

2023年10月9日時点の次期リリース予定

機能強化

管理

CMDBとカスタムモジュールのマルチルックアップフィールド

技術担当者がマルチルックアップフィールドを設定することにより、ユーザーがルックアップフィールドの参照エンティティから複数の値を選択できるようになります。マルチルックアップフィールドはCMDBおよびカスタムモジュールでのみ設定可能です。

Multi-Lookup Fields in CMDB and Custom Modules

Multi-Lookup Fields in CMDB and Custom Modules

また、技術担当者は、カスタムモジュールのルックアップフィールドにおいて、参照エンティティとして資産を設定することが可能です。

CMDBとカスタムモジュールの機能強化

  • カスタムモジュールのWebタブで以下の機能強化が行われます。
    • 削除のポップアップに表示される完全に削除という項目を利用し、レコードを完全に削除できるようになります。
      web tabs custom modules
    • ゴミ箱を空にするという項目を使用し、ゴミ箱を完全に空にすることができるようになります。ゴミ箱が空になった後には、プッシュ通知がSDAdminに送信され、システムログが更新されます。
      web tabs custom modules
  • CMDBおよびカスタムモジュールのルックアップフィールドに、依頼者および技術担当者の参照エンティティが導入されます。
  • CMDBのルックアップフィールドにエリア販売元技術担当者グループの参照エンティティが導入されます。

リリースのタイマー

管理者はリリース向けのタイマーを設定できるようになります。リリースのタイマーは [管理] > [自動化] > [カスタムアクション] より設定が可能で、トリガーまたはワークフロー経由で実行されます。

Timers for Releases

承認アクション

  • ServiceDesk Plus Cloudにおけるカスタムアクションとして承認を利用できるようになります。[管理] > [自動化] > [カスタムアクション] > [承認] より、サービス要求、変更、リリース特有の承認を作成します。
  • 業務上の様々なユースケースに応じて、トリガーのカスタムアクションとして承認を設定できるようになります。

以下のオプションが導入され、承認をカスタマイズできるようになります。

  • カスタムテンプレートを用いて通知メールを設定し、各種ステークホルダーに送信します。通知メールを送信する際、以下変数を使用して、受信者を追加することができます。
モジュール 親モジュールの承認者 サブエンティティ サブエンティティの承認者
リクエスト
  • 組織の役割
  • リクエストユーザー
    • 依頼者
    • 技術担当者
    • 編集者
    • ルックアップユーザー
  • ユーザー
タスク

オーナー
作成者

承認段階 承認者
変更
  • 変更のユーザーと役割
    (ルックアップユーザーを含む)
  • 組織の役割
  • CABメンバー
  • 技術担当者グループ
  • ユーザー
タスク グループ
オーナー
作成者
承認段階 承認者
リリース
  • リリースのユーザーと役割
    (ルックアップユーザーを含む)
  • 組織の役割
  • CABメンバー
  • 技術担当者グループ
  • ユーザー
- -

カスタム承認設定を利用し、承認ごとに一意な条件を定義できます。

  • すべての承認でコメントを必須にする。
  • 他の承認者が承認した際に通知する。
  • 依頼者と承認者が同一人物の場合は自動承認する。
  • 前の段階で同一の承認者が承認していた場合は自動承認する。

注:[管理] > [一般設定] > [承認設定] で設定されている全体承認設定は、カスタム設定で上書きされます。

global approval settings

このトリガーのみという項目を有効化した場合、そのトリガー特有の承認を作成できます。この承認は再利用できず、カスタムアクションの一覧には表示されません。

global approval settings

承認段階の機能強化

  • 変更やリリースのステージの編集権限を持つユーザーにて、任意のステージの承認タブで直接承認段階を追加できるようになります。
  • 保留中の承認段階に対して承認者を追加できるようになります。
  • リクエスト、変更、リリースの承認段階に、承認完了時刻が表示されるようになります。
  • サービス要求の各承認段階に、承認の名前やルールといった情報が表示されるようになります。
仕様変更

各承認段階につき、承認者の人数が最大50名に制限されます。

一般

Zoho Puviフォント

ServiceDesk Plus Cloudにおけるレイアウトパーソナライズの設定やテーマ設定で、Zoho Puviを利用できるようになります。

  • 新規ユーザーの場合、アプリケーションのUIとしてデフォルトでZoho Puviフォントが適用されます。
  • 既存ユーザーの場合、SDAdminが手動でフォントを変更しない限り、ユーザー自身が設定したフォントが保持されます。

連携

Zoho Analytics/ManageEngine Analytics Plus 連携における資産の追加フィールドの同期

資産、ワークステーション、ソフトウェアライセンスの追加フィールドのデータがZoho Analytics/ManageEngine Analytics Plus連携経由のレポートで収集、生成されるようになります。

以下のテーブルがZoho Analytics/ManageEngine Analytics Plusで作成、更新され、追加フィールドのデータが保存されます。

  • 資産の追加フィールドテーブル、ワークステーションの追加フィールドテーブルが作成されます。ソフトウェアライセンスの追加フィールドのカラムは既存のソフトウェアライセンステーブルに追加されます。

変更とリリース

変更/リリースのワークフローの機能強化

  • 変更やリリースの詳細画面にて、ワークフローの実行情報を一目で即時に確認できるようになります。
  • ユーザーエクスペリエンスの向上を目指し、ワークフローエディターやワークフロー実行のビューのユーザーインターフェースを改善しました。
  • ワークフローの実行画面でノードがハイライトされ、現在実行中のノードがわかるようになります。

不具合修正

変更やリリースのフィールドをスポット編集する際、ワークフローの実行により、変更やリリースの詳細画面が自動的に更新された場合、編集したデータが損失する不具合を修正します。

リリース

リリースワークフローの機能強化

  • ユーザーエクスペリエンスの向上を目指し、ワークフローエディターを改善します。
  • リリースワークフローに分岐ノードカテゴリを追加します。
  • 各種カテゴリのリリースワークフローに以下のノードを追加します。
ノードカテゴリ ノード 使用方法
条件ノード 待機 次のステージに進む前に所定の条件が満たされるまで、リリースワークフローを停止する。
アクションノード タスク 特定のステージ/ステータスとなった際、リリースにタスクを追加する。
カスタム関数 あるステージ/ステータスに到達した際、自動化されたアクションを実行する。
Webhook あるステージ/ステータスに到達した際、ServiceDesk Plus Cloudから、サードパーティのアプリケーションまたは外部サービスにデータを送信する。
タイマー リリースワークフローを所定の時間停止し、タイマーの実行、中断、終了といったアクションを実行する。
分岐ノード 分岐 ワークフローを複数の経路に分割する。
合流 以前に分岐した並行経路を統合する。
  • 既存ノードに以下の機能が追加されます。
    • IF - 戻り値がブール型のカスタム関数をIFノードの条件として指定できます。
    • フィールド更新 - フィールド値を更新した際にエラーが発生した場合、フィールド更新ノードで代替経路を設定できます。

リリースの機能強化

ワークフローアイコンにカーソルを合わせてから詳細を表示をクリックすると、リリースの一覧画面からワークフローの実行ステータスを表示できるようになります。

ワークフローエディターの機能強化

リリースワークフローの実行画面において、ノードにカーソルを合わせてをクリックすると、ノードのステージ情報を表示できるようになります。

購買

購買の機能強化

  • 購買注文のすべての品目に対して、一意なGLコードおよびコストセンターを追加できるようになります。追加するには、購買注文テンプレートを設定もしくは作成する際に品目レベルのコストセンター/品目レベルのGLコードを有効にします。
  • 購買テンプレートを新規作成し、購買注文の作成に利用できるようになります。
  • 販売元が一般情報を表示できないように制限をかけられるようになります。制限するには、購買テンプレートのフィールドプロパティアイコンをクリックし、販売元に表示しないを選択します。
  • 購買注文でアクションが実行された際に購買注文の依頼者に通知できるようになります。[管理] > [自動化] > [通知ルール] > [購買] で以下の通知を設定することが可能です。
    • 購買注文が承認されたとき、購買注文の依頼者に通知
    • 購買注文が却下されたとき、購買注文の依頼者に通知
    • 購買注文を受け取ったとき、購買注文の依頼者に通知
    • 購買注文がクローズされたとき、購買注文の依頼者に通知
  • 購買注文の添付ファイルをインポート、エクスポートできるようになります。
  • 購買注文のインポートやエクスポートにおいて、サイトフィールドに対応します。
  • 購買注文へのメール返信が購買注文の詳細画面の会話に追加されるようになります。
  • 購買モジュールの追加フィールドで、通貨、%、小数点、自動発番、デシジョンボックスといったタイプを利用できるようになります。

2023年9月14日時点の次期リリース予定

機能強化

リクエスト

リクエストクローズルールの機能強化

ユーザーエクスペリエンスの向上を目指し、リクエストクローズルールのUIを改良します。リクエストをクローズする前に、必須のタスク、作業ログ、チェックリスト、リンクしたリクエストに対応していない場合、ポップアップ画面にエラーメッセージが表示されます。例えば、作業ログが必須のリクエストにおいて作業ログが存在しない場合、以下のエラーが表示されます。

Request Closure Rules Enhancement

リクエストをクローズする際にクローズ時の必須フィールドが入力されていない場合、クローズ時の必須フィールドにアスタリスクがついている以下のポップアップが表示されます。

Request Closure Rules Enhancement

また、リクエストを編集して完了ステータスに変更する際も、クローズ時の必須フィールドがリクエストフォームで必須となります。

Request Closure Rules Enhancement

リクエスト詳細画面のUIの変更

リクエスト詳細画面の右ペインに、完了したタスクやチェックリストの合計数が示されるようになります。

Request Details Page UI changes

問題

問題の機能強化

  • 他の技術担当者に伝えるべき回答や回避策と併せて、更新が必要なすべての必要情報を含めた回答テンプレートを作成できるようになります。
    Problem Enhancements
  • 技術担当者が既知のエラータグが含まれる問題をフィルタリングできるよう、既知のエラー専用のビューを導入します。
    Known Errors for technicians
  • 既知のエラー」および「既知のエラーのコメント」に基づくレポートを作成できるようになります。
    known error
  • 問題の詳細画面内の履歴タブにおいて、問題のライフサイクルやトリガー等を介して送信された通知を区別して確認できるようになります。
  • 必要に応じて、問題一覧画面の「表示するカラムを選択」で問題に関連付けられている変更の件数を表示できるようになります。
  • [管理] > [自動化] > [カスタムアクション] > [通知] > [通知先] で以下宛てのカスタム通知を設定できるようになります。
    • グループメンバー
    • 関連するリクエストの依頼者
    • 関連するリクエストの技術担当者
    • 関連する変更のオーナー
      notifications under Setup
  • 技術担当者の場合、問題の詳細画面の [アクション] > [通知の送信] で表示されるポップアップより、ユーザー問題ユーザー組織の役割に通知を送信できるようになります。
  • 問題の詳細画面のアクションメニューより、インシデントの技術担当者に通知する場合、関連するリクエストの技術担当者がToフィールドに自動入力されます。
  • 問題の詳細画面のアクションメニューより、インシデントの依頼者に通知する場合、関連するリクエストの依頼者がToフィールドに自動入力されます。
    Actions
  • 技術担当者の場合、問題の詳細画面の [アクション] > [アナウンスの作成] より、インパクト情報、根本原因、症状といった新たに追加された問題の値を含めてアナウンスを作成できるようになります。
  • 管理者の場合、問題クローズルールを使用して、問題をクローズする際に、インパクト情報、症状、回避策情報を必須にできるようになります。
  • 管理者の場合問題クローズルールを使用して、問題とリクエストの関連付けを必須にできるようになります。
  • 技術担当者の場合、問題一覧画面でデフォルト以外のテンプレートを使用して、問題を新規作成できるようになります。

仕様変更

問題テンプレートでステータスフィールドを利用できるようになります。問題テンプレートでは、いずれかの進行中ステータスをデフォルトステータスとして設定できます。問題テンプレートで設定されたデフォルトステータスは、ユーザーが問題を新規作成する際にデフォルトステータスとして表示されます。

:問題ライフサイクルが設定されている場合、問題ライフサイクルで設定されている開始ステータスが使用されます。問題ライフサイクルが設定されていない場合は、問題テンプレートで設定されているデフォルトステータスが新規問題フォームで使用されます。

不具合修正

フィールド&フォームルールが設定されている場合、作成アクセス権限のある技術担当者において、新規問題フォームが読み込まれない不具合を修正しました。

変更

プロジェクトと変更の関連付け

変更のSubmissionステージに関連付けタブが追加され、変更のもととなったプロジェクトを関連付けることができるようになります。

変更のSubmissionステージでは「変更のもととなったプロジェクト」を1つ関連付けることができ、変更のImplementationステージでは「変更より起票されたプロジェクト」を複数関連付けることができます。

プロジェクトを関連付けるには変更の詳細画面へアクセスし、右側のパネルにある変更より起票されたプロジェクトまたは変更のもととなったプロジェクトをクリックします。

また、以下の方法で関連付けることも可能です。

  • Submissionステージの関連付けタブへアクセスし、変更のもととなったプロジェクトを関連付けます。
  • Implementationステージの関連付けタブへアクセスし、変更より起票されたプロジェクトを1つ以上選択します。既存のプロジェクトを関連付けることも、プロジェクトを新規作成して変更に関連付けることもできます。

通知ルールの機能強化

通知ルール「関連するプロジェクトが完了/キャンセルされたときに、変更オーナーへメール通知する」が「変更のもととなったプロジェクトがクローズ/キャンセルされたとき、Change Ownerに通知」に変更されます。Change Owner(変更オーナー)には、変更のもととなったプロジェクトがクローズまたはキャンセルされた場合に限り、通知されます。

プロジェクト

複数の変更とプロジェクトの関連付け

複数の変更を1つのプロジェクトに関連付けて、プロジェクトに影響を与えている(プロジェクトのもととなった)変更を確認できるようになります。複数の変更を関連付けるには、プロジェクトの詳細画面へアクセスします。

  • 右側のパネルでプロジェクトのもととなった変更またはプロジェクトより起票された変更をクリックします。また、関連付けタブから行うこともできます。
  • プロジェクトのもととなった変更またはプロジェクトより起票された変更で添付をクリックします。

「プロジェクトのもととなった変更」では、プロジェクトのもととなった変更を1つのみ関連付けることが可能です。

「プロジェクトより起票された変更」では、既存の複数の変更を関連付けることや、変更を新規作成して関連付けることが可能です。

管理

トリガーとカスタムアクションの機能強化

  • カスタムモジュールでレコードを一括編集できるようになります。
  • 以下のモジュールに、トリガーおよびカスタムアクション(通知、フィールド更新、タスク、カスタム関数、Webhook)が導入されます。
    • ソリューション
    • 購買
    • 契約
    • カスタムモジュール
  • トリガーおよびカスタムアクションが以下のサブエンティティにも導入されます。

モジュール

サブエンティティ

リクエスト

作業ログ、作業ログタイマー

問題

作業ログ、タスク、メモ、通知

変更

作業ログ、ダウンタイム

リリース

タスク、承認段階、承認、通知、メモ、作業ログ、ダウンタイム

プロジェクト

マイルストーン、タスク、作業ログ、プロジェクトメンバー、コメント

ソリューション

コメント

購買

承認、承認段階、支払い、請求書

サンドボックスの機能強化

サンドボックスで変更やリリースのカスタムメニューをテストし、本番環境にデプロイできるようになります。

また、サンドボックスでカスタムレポートを作成し、その機能をテストすることができます。なお、カスタムレポートを本番環境にデプロイすることはできません。

[管理] > [データ管理] > [サンドボックス] の一覧表示画面に更新ボタンが追加され、サンドボックスで行われた最新の設定変更の内容を取得できるようになります。

仕様変更

インスタンスのナビゲーションペインからサンドボックスにアクセスする場合、サービスデスクインスタンスの下部にあるサンドボックスアカウントをクリックしてください。サービスデスクインスタンスへのアクセスが制限されているものの、サンドボックスへのアクセスは許可されている場合、該当インスタンスにアイコンが表示されます。

デプロイを実行する前の確認のポップアップで、ユーザーに対して構成の警告が通知されます。

Ziaチャットボットのカスタマイズ

  • 管理者の場合、技術担当者やエンドユーザー向けにZiaチャットボットをカスタマイズできるようになります。
  • チャットボットのカスタマイズには、ボット名、ボットヘッダー、ヘッダーアイコン、ウェルカムメッセージ、ボットテーマ、ボットアバター、ボット設定が含まれます。
  • チャットヘッダーのアイコンをクリックすることにより、ZiaのWebチャットボットをブラウザの別のタブで拡大して表示できるようになります。また、アクションの一覧から「Maximize chat window」を選択したり、チャットボットに「Maximize chat window」と入力したりして、拡大することもできます。

カスタム関数の機能強化

Delugeに加えて、JavaやNode.jsでもカスタム関数を作成できるようになります。

システムログの機能強化

システムログやPIIログにおいて、APIに対応するようになります。

2023年8月4日時点の次期リリース予定

機能強化

Microsoft Teams連携の機能強化

  • ホームモジュールの強化:ホームページ内から、ダッシュボード、スケジューラ、技術担当者スケジュール、タスク、アラート、アナウンスといったタブにアクセスできるようになります。
    Enhanced Home Module
  • 効率的なアクセス連携ホームページ内から、マイサマリやフッター(Ziaボット、フィードバック、製品情報を含む)にアクセスできるようになります。
    Streamlined Access
  • 技術担当者のアクセスの機能強化:技術担当者は上記すべての項目(ダッシュボード、スケジューラ、技術担当者スケジュール、タスク、アラート、アナウンス)にアクセスできるようになります。
  • タブ間で共通のフッター:以下3つのタブに共通のフッターが表示されるようになり、Ziaボット、フィードバック、製品情報にアクセスしやすくなります。
    • ホーム
    • リクエスト
    • ソリューション
      Consistent Footer Across Tabs
      Consistent Footer Across Tabs

リリースのステータスタイプの機能強化

仕様変更

  • リリースがDevelopmentステージの際、ステータスがIn ProgressまたはCompletedの場合、Release EngineerおよびChange Ownerに通知されるようになります。
  • リリースの「展開されたリリース」ビューに、ステータスが完了となっているDevelopmentステージのすべてのリリースが表示されるようになります。

ゴミ箱内にあるリリースと関連付いているプロジェクトに、別のリリースを関連付けようとした場合、削除確認のポップアップメッセージが表示されるようになります。

2023年8月2日時点の次期リリース予定

複数のカスタムドメイン

複数のカスタムドメインを作成し、ヘルプデスクインスタンスに関連付けることができるようになります。

カスタムURLの追加

ServiceDesk Plus Cloudへアクセスする際に用いるカスタムドメインのURLを新規作成する方法は以下の通りです。

  1. EMSディレクトリ]>[組織のURL]>[新規カスタムURL]へアクセスします。
    Adding a Custom URL
  2. サブドメイン名を入力して、ドロップダウンから認証済みドメインを選択します。
  3. 確認して保存します。
    Adding a Custom URL

インスタンスへのURLの関連付け

カスタムURLを追加および確認することにより、そのURLをインスタンスに関連付けることができるようになります。

カスタムURLをインスタンスに関連付ける方法は以下の通りです。

  • 新規インスタンスの作成時、カスタムURLフィールドでURLを選択し、関連付けます。
    custom url with an instance

:既存インスタンス(複数のカスタムドメイン機能が実装される前に作成されたインスタンス)の場合、デフォルトでは、旧フロー通り、組織ポータルのURLが自動的に関連付けられます。なお、組織ポータルのURLが設定されていない場合には、インスタンスを編集して、カスタムURLを関連付けることが可能です。

カスタムURLを変更する方法は以下の通りです。

  1. ESMディレクトリService Deskインスタンスにアクセスします。
  2. インスタンスを選択し、インスタンスの編集をクリックします。
  3. カスタムURLフィールドで、そのインスタンスに関連付けたいURLを選択します。当該フィールドには、認証済みのカスタムURLがすべて表示されます。
    change the custom URL
  4. 更新をクリックすると、そのインスタンスにアクセスする際、選択したカスタムURLを使えるようになります。

:1つのカスタムURLを複数のインスタンスに関連付けることも可能です。

デフォルトのSAMLページへのリダイレクトの停止

この機能を有効化した場合、ユーザーがログインする際にお好みのSAML認証の方法を選択できるようになります。一方、無効化した場合には、デフォルトのSAML設定にリダイレクトされます。この機能は[ESMディレクトリ]>[組織]>[その他の設定]で設定できます。

Stop Default SAML page redirection

Ziaのスペイン語対応

Zia AIにおいて、スペイン語でのフィールド予測に対応するようになります。

Spanish Support for Zia

2023年7月26日時点の次期リリース予定

ダークモード

ダークモードが導入され、暗い環境での表示が強化されます。

プロフィール画像をクリックして、表示モード内のダークまたはライトを選択します。

:以下の箇所にダークモードを適用することはできません。

  • Ziaチャットボット
  • フィードバックコンポーネント
  • 印刷ビュー
  • カスタムウィジェット
  • 拡張機能
  • ライブチャット
  • コネクション

Dark Mode

Dark Mode

Dark Mode

Dark Mode

Dark Mode

Dark Mode

Dark Mode

Dark Mode

2023年7月14日時点の次期リリース予定

会話履歴の機能強化

  • 技術担当者や依頼者が実施したアクション(返信、転送、再送)がリクエストの履歴に記録されるようになります。
  • リクエストの履歴において、会話は返信済みに変更されます。
    Conversation History Enhancement

リクエスト承認者のスコーピング

  • リクエストを承認/却下した後であってもリクエストを表示できるようになります。
  • 私が承認したリクエスト」や「私が却下したリクエスト」という新たなカスタムフィルターがリクエストに追加されます。

クローズルールの機能強化

  • [管理] > [自動化] > [クローズルール] で、リクエストをクローズするための必須フィールドとして、添付ファイルクロージャコードクロージャコメントを設定できるようになります。

返信テンプレートの署名

  • 返信テンプレート内にユーザーのメール署名を含めることができるよう、新たな変数「$EmailSignature」が導入されます。

:既存のメールテンプレートの場合、自動的にメール署名が追加されます。

サイトを参照するルックアップフィールド

  • リクエストの追加フィールドでサイトを参照するルックアップフィールドを以下の機能で必須として設定できるようになります。
    • フォームルール
    • テンプレート
    • クルーズルール
    • ライフサイクルのトランジション
  • サイトのルックアップフィールドは [アクション] > [フォームルール] のクリアまたは削除オプションで対応しています。

リクエストのフォーム - リクエストの一覧表示のポップアップ

  • リクエストフォームの依頼者一覧画面に社員IDフィールドが追加されます。

ユーザーの代理となる技術担当者

  • リクエストを作成する際、「ユーザーの代理」フィールドで依頼者が技術担当者を選択できるように、依頼者ポータル設定で管理者側から許可することができるようになります。

VIPユーザーの技術担当者

  • 技術担当者を作成する際、VIPユーザーの項目を有効化して、技術担当者をVIPユーザーにすることが可能となります。
  • 技術担当者一覧画面のアクションのドロップダウンを使用して、技術担当者を一括でVIPユーザーにすることが可能となります。
  • 注:VIPの技術担当者は、依頼者および技術担当者の双方を一覧表示しているユーザーフィールドにおいて、 VIP Techniciansアイコンで明示されます。

2023年6月27日時点の次期リリース予定

新機能

リクエストにおけるユーザーからの返信の削除

リクエストにメールの会話として追加されたユーザーからの返信を技術担当者が削除できるようになります。

管理者は、[管理] > [ユーザー&許可] > [役割] で、「ユーザーからのメール返信の削除」にチェックを付けた役割を設定することにより、技術担当者に対して権限を付与することができます。

TDelete User Responses from Requests

問題のタイマー

管理者は問題のタイマーを設定できるようになります。問題のタイマーは [管理] > [自動化] > [カスタムアクション] で設定でき、トリガーで実行できます。

Timers for Problems

問題のカスタムメニュー

問題でカスタムメニューを利用できるようになります。カスタム関数やカスタムウィジェットを使用したり、URLを呼び出したりすることでカスタムメニューのアクションを設定し、それらを問題で実行することができます。問題のカスタムメニューを作成するには [管理] > [開発者スペース] > [カスタムメニュー] > [問題] へアクセスしてください。

Custom Menu for Problems

カスタムメニューを作成すると、問題の情報画面のドロップダウンにカスタムメニューが表示されます。

problem details page

:問題の情報画面でのカスタムメニューの可用性は、カスタムメニューで設定されている条件に依存します。

問題のカスタムウィジェット

問題モジュールでカスタムウィジェットに対応するようになります。カスタムウィジェットを問題のカスタムメニュー、問題の詳細の右側のパネル、問題の情報タブに追加することができます。問題のカスタムウィジェットを有効化するには、[管理] > [開発者スペース] > [カスタムウィジェット] へアクセスし、お好みのウィジェット名をクリックして詳細を展開し、問題モジュールの該当箇所のトグルを使用します。

Custom Widgets for Problems

カスタム関数(管理 > 開発者スペース > カスタム関数)

Custom Functions

問題のトリガーおよび問題ライフサイクルの機能強化

問題のトリガーおよびライフサイクルで、日付フィールドに基づく基準を設定できるようになります。

サイト一覧画面の機能強化

サイト一覧画面にアクティブ/非アクティブというフィルターが導入されます。

Site List View Enhancements

2023年5月30日時点の次期リリース予定

機能強化

消耗品の補充と軽微な機能強化

1. サイトフィルター

  • 技術担当者はサイトベースのフィルターを使用して、 [資産] > [消耗品] > [IT] に一覧表示されている消耗品をフィルタリングできるようになります。
  • サイトを選択した場合、[資産] > [消耗品] > [IT] のカードビューや各製品タイプの一覧画面に、使用可能な数量の合計が表示されます。カードビュー:
    Site filter - Card view一覧表示:
    Site filter - List view

2. 消耗品の補充

サイトで利用可能な消耗品を確認し、件数がしきい値を下回った場合にユーザーへ通知できるようになります。消耗品が補充されるまで、毎日、関係する技術担当者へメール通知が送信されます。

消耗品の補充通知を設定するには、資産補充を設定する際に、資産タイプ消耗品を選択します。

Consumable replenishment

技術担当者は、補充一覧内の資産タイプに基づいて、補充設定の一覧にフィルターを適用できるようになります。

replenishment list

技術担当者が [管理] > [通知ルール] > [資産] > [資産補充] で資産補充をカスタマイズする場合、「表示するカラムを選択」をクリックした際のポップアップ画面で、変数としてタイプフィールドを有効化できるようになります。

replenishment list

3. 消耗品の割り当て通知

管理者は [管理] > [通知ルール] > [資産] で以下の通知を有効化できるようになります。

  • 消耗品がユーザーに割り当てられたとき、またはユーザーの消耗品が変更されたとき、ユーザーに通知
  • 消耗品が部署に割り当てられたとき、または部署の消耗品が変更されたとき、部署の責任者に通知

replenishment list

4. 新たなカスタムレポートモジュールの追加

技術担当者は [レポート] > [すべてのレポート] > [新規カスタムレポート] > [消耗品 / サイト] より、サイトごとの消耗品の数量に関するレポートを作成できるようになります。

New custom reports module

5. 消耗品のインポートおよびエクスポート

  • [管理] > [データ管理] > [データのインポート] で、資産タイプ「消耗品の数量情報消耗品の割り当て」をインポートできるようになります。
  • [管理] > [データ管理] > [データのインポート] で、資産タイプ「消耗品の数量情報消耗品の割り当て」をファシリティデスクや人事ヘルプデスクのインスタンスにエクスポートできるようになります。

6. 依頼者ホームページの私の消耗品ウィジェット

技術担当者は、[管理] > [一般設定] > [依頼者ポータルのカスタマイズ] で、セルフサービスポータル向けの私の消耗品ウィジェットを設定できるようになります。

基本のカスタマイズ

basic-customization

高度なカスタマイズ

advanced-customization
7. ユーザー割り当ての消耗品タブ
技術担当者は、依頼者の一覧画面でアイコンをクリックして、関連付けの表示を選択することにより、依頼者に関連付けられている消耗品を表示できるようになります。
ManageEngine Analytics PlusやZoho Analyticsでのリリースや問題の連携
  • 問題リリース内のServiceDesk Plus Cloudのデータをエクスポートし、ManageEngine Analytics PlusやZoho Analyticsで分析できるようになります。
  • ManageEngine Analytics PlusやZoho Analyticsには、問題リリース向けのデフォルトレポートやダッシュボードが追加されます。
  • 以下モジュールのデフォルトレポートに新たなカラムが追加されます。

    モジュール 追加されるカラム
    リクエスト
    • リリースより起票
    • リリースで修正済み
    変更
    • 説明
    タスク
    • 関連する変更ステージ
    • リリースID
    • リリース表示ID
    • リリースステージ名
    • 問題ID
    • 問題表示ID
    作業ログ
    • 関連する変更ステージ
    • リリースID
    • リリース表示ID
    • リリースステージ名
    • 問題ID
    • 問題表示ID

Zoho Analytics - 変更モジュール連携の機能強化

  • 変更モジュール向けに、「進行中の変更のダウンタイム情報」のデフォルトレポートが追加されます。

既にManageEngine AnalyticsやZoho Analyticsをご利用いただいているお客様へのお知らせ

変更ダウンタイムテーブルに保持されているデータがダウンタイム情報およびダウンタイムマッピングテーブルに移動します。新たなテーブルで該当のカラムを選択して、以下のレポートを再作成し、レポートに最新のデータが同期されていることをご確認ください。

  • 変更ダウンタイムテーブルに基づく既存カスタムレポート
  • 進行中の変更のダウンタイム情報のデフォルトレポート

マイルストーンのゴミ箱

  • マイルストーンを削除し、削除から30日以内であればリストアできるようになります。
  • 技術担当者またはプロジェクトによって費やされた時間を計算する際、削除したマイルストーンに関連付けられているタスクは考慮されなくなります。
  • 削除したマイルストーンやそのタスクは、削除したマイルストーンの一覧画面以外には、製品上に表示されなくなります。
  • 削除したマイルストーンをリストアする際、マイルストーン内のタスクの依存関係はリストアされますが、マイルストーン全体におけるタスクの依存関係はリストアされません。

スペース管理の機能強化

  • スペースモジュール向けに、テーブルおよびマトリクスレポートを作成できるようになります。
    Space Management Enhancement
  • 資産レポートにおいて、スペースフィールドに対応するようになります。
  • 資産のインポートやエクスポートにおいて、スペースフィールドに対応するようになります。
  • スペースのインポートにおいて、サイト、キャンパス、建造物といった親フィールドが必須になります。
  • API経由でスペースを追加する際、もしくはスペースをインポートする際に、スペースエリアの面積が指定されていない場合、デフォルトのスペースエリアの面積がセットされるようになります。

カスタムレポートのリリース関連のカラム

  • タスクレポートにリリースIDリリースの件名リリースステージの情報が含まれるようになります。
  • 作業ログレポートにリリースステージの情報が含まれるようになります。

変更およびリリースの機能強化

変更の新たなカスタムビュー

変更に新たなカスタムビュー「私に割り当てられている対応中の変更」が導入され、技術担当者が関わっている、対応中の変更の一覧を表示できるようになります。

変更およびリリースのカスタムビューにおけるワークフローの実行ステータスフィールド

変更やリリースのカスタムビューでワークフローの実行ステータスフィールドを利用して、ワークフローの実行ステータスに基づいて変更やリリースをフィルタリングできるようになります。

変更およびリリースのカスタムトリガーにおけるワークフローの実行ステータスフィールド

変更やリリースのトリガーの条件としてワークフローの実行ステータスを利用できるようになります。これにより、ワークフロー違反、クローズルール違反、その他の失敗により、ワークフローの実行に失敗した場合に、アクション(通知、Webhookなど)を呼び出すことが可能となります。

不具合修正

資産

  • [管理] > [カスタマイズ] > [資産管理] ですべての製品タイプが削除された場合、関連する資産の画面が読み込まれない不具合を修正します。
  • 資産ダッシュボードリソース / エリアリソース / サイトリソース / ステータスウィジェットで、誤ったデータが表示される不具合を修正します。
  • 消耗品の在庫と割り当てに関連するサイトを削除できない不具合を修正します。

レポート

  • クエリレポート「変更承認者承認ステータス」の日時フィールドに誤った値が表示される不具合を修正します。
仕様変更
  • [資産] > [消耗品] の各製品タイプの一覧から数量の追加ボタンが削除されます。
  • [レポート] > [新規カスタムレポート] の消耗品モジュールでグラフを作成できなくなります。

2023年4月4日時点の次期リリース予定

新機能

チェックリスト

  • リクエストをクローズ/完了する前に、技術担当者がアラートやTodoリストを確認できるようにチェックリストが追加されます。
  • 詳細画面またはリクエストテンプレートから、チェックリストをリクエストに関連付けられるようになります。

管理者は [管理] > [カスタマイズ] > [チェック] より、チェックリストやチェックリストの項目を作成できるようになります。

Checklist

Checklist Setup

技術担当者に対するリクエストのチェックリスト管理の許可

技術担当者がリクエストの情報画面からチェックリストを管理できるよう、チェックリスト関連の権限を付与するには、管理者にて以下の権限が含まれる役割を設定します。

  • リクエストのチェックリストの追加:技術担当者がリクエストのチェックリストを作成して関連付けることを許可します。
  • リクエストのチェックリストの編集:技術担当者がチェックリストの項目の値を更新することや、項目をチェックリストに追加するもしくはチェックリストから除外することを許可します。
  • リクエストのチェックリストの削除:技術担当者がリクエストからチェックリストを削除することを許可します。

Allow Technicians to Manage Checklists in Requests

リクエストテンプレートへのチェックリストの関連付け

テンプレート設定画面のチェックリストタブで、チェックリストをリクエスト(インシデント)やサービステンプレートに関連付けることが可能となります。管理者の場合、必要に応じてテンプレート設定画面からテンプレートを作成することもできます。

Associate Checklists to Request Templates

Associate Checklists to Request Templates

リクエストでのチェックリストの管理

リクエストの作成後、リクエストの詳細画面のチェックリストタブにテンプレートのチェックリストが自動入力されます。技術担当者は、チェックリストの作成/削除、リクエストへのチェックリストの関連付け、チェックリストの項目の値の入力、詳細画面での項目の追加/除外を行えます。

Manage Checklists in Requests

クローズルールでのチェックリストの設定

チェックリストをリクエストクローズルールで設定し、リクエストをクローズする前にチェックリストが完了していることを必須にできるようになります。また、チェックリストが完了した後に自動的にクローズするよう、リクエストを設定することもできます。

Configure Checklists in Closure Rules

機能強化

ソリューションのゴミ箱

  • 削除した日から30日以内であれば、ゴミ箱からソリューションをリストアできるようになります。
  • ソリューションのフィルターのドロップダウンに削除したソリューションという新たなフィルターが追加されます。

  • ソリューションのリストビューおよびテンプレートビューに削除したトピックを表示/隠すというアイコンが追加されます。

  • ソリューションがあるトピックを削除した場合、ソリューションはゴミ箱へ移動し、トピックは非アクティブとなります。
  • SDAdminsの場合、[管理] > [一般設定] > [詳細ポータル設定] より、以下のソリューション設定を行えるようになります。
    • 依頼者がソリューションでコメントを追加または編集することを許可しない
    • リクエストフォームにおすすめのソリューションを表示しない

  • 非アクティブな子トピックをリストアする際、非アクティブな親トピックがリストアされ、親トピックの共有権限が子トピックに適用されます。
  • 親トピックの共有権限を更新する際、アクティブな子トピックの共有権限も更新されます。
  • ソリューションの詳細画面の印刷にて、印刷前にソリューションの最終的な外観をプレビューできるようになります。

承認の機能強化

承認において、変更やリリースで作成される承認カード、およびタスクテーブルにも予定作業時間カラムが追加されます。

アナウンス

アナウンスの作成時間に国際化が適用されます。

資産通知の機能強化:

全ての資産通知の通知内容をカスタマイズできるようになります。現在はいくつかの通知に制限されています。

新たなテーブル変数

下記の通知に以下のテーブル変数が追加されます。

通知

変数

保証期限切れ通知

$WarrantyExpiredAssets

資産期限切れ通知

$ExpiredAssets, $ExpiredLicenses

技術担当者への禁止ソフトウェア通知

$ProhibitedSoftwares

ユーザーへの禁止ソフトウェア通知

$ProhibitedSoftwares

貸出し通知

$LoanedAssets

資産補充通知

$ReplenishmentData

 

テーブルデータのカラム選択

以下の変数について、メールで送信されるテーブルデータに含めるカラムを選択できるようになります。

$WarrantyExpiredAssets
$ExpiredAssets
$ExpiredLicenses
$LoanedAssets
$ProhibitedSoftwares

2023年2月28日時点の次期リリース予定

機能強化

契約の機能強化

契約の未定の有効期限

契約において、未定の有効期限を設定できるようになります。未定の有効期限を設定するには、契約の追加フォームの契約期限未定を選択して、有効な開始日の日付を選択します。

契約の自動更新

この機能を使用すると、契約の自動更新を選択できるようになります。契約の情報画面から更新について通知したいユーザーを選択し、延長期間を日/月/年から選びます。

更新した契約は一覧画面に新規エントリーとして保存されます。

契約の下書き保存

処理中の契約を下書きとして保存し、必要に応じて元に戻すことができるようになります。契約の追加フォームの下書き保存ボタンを使用して、契約を下書きとして保存します。

:下書きの段階の契約を親契約とすることはできません。下書きの段階の契約の販売元を変更することは可能です。

契約の会話

契約に関連する全ての会話(メール、通知、メモ)を1つのタブに表示できるようになります。全ての会話を参照するには、詳細画面の契約の会話へアクセスしてください。

契約の利用

契約をどのように利用しているかを表示します。資産またはリクエストに基づいて契約の利用を確認できます。契約の利用データを表示するには、契約の詳細画面の [契約の利用] タブへアクセスします。

契約のキャンセル

不要な契約をキャンセルできるようになります。契約をキャンセルするには、情報画面でアクションメニューをクリックし、契約のキャンセルを選択します。

ポップアップが表示されたら、契約をキャンセルする理由を入力し、誰に通知するかを選択します。通知する場合には、宛先のメールアドレスを入力します。

契約へのメモの追加

契約にメモとして追加したい重要な情報を追加できるようになります。メモを追加するには、アクションメニューをクリックしてメモの追加を選択します。

必要な情報を追加します。また、必要に応じて、添付ファイル、メモについて通知したい技術担当者を追加し、保存をクリックします。

契約テンプレート

作成頻度の高い契約のテンプレートを設定し、フィールド入力の手間を減らすことにより、技術担当者の時間や労力を削減できるようになります。テンプレートを使用すると、技術担当者は、予めフィールドに入力されている状態で契約を簡単に新規追加することもできます。

契約テンプレートの新規追加方法は以下の通りです。

[管理] > [テンプレート&フォーム] > [契約テンプレート] > [新規契約テンプレート] へアクセスします。

契約タイプのアクセス性

特定の契約タイプへのアクセスを制限できるようになります。新規契約タイプフォームのアクセス性フィールドで、契約にアクセスできる技術担当者名/組織の役割を追加することにより、制限が可能です。

不具合修正

リクエスト

  • 部署が削除された際、一覧の次の部署が編集画面の依頼者や技術担当者に表示される不具合を修正します。
  • 削除済みとしてマークされた部署のユーザーがメールでリクエストを作成しようとすると、リクエストの作成に失敗する不具合を修正します。
  • 依頼者が削除済みのユーザーである場合、リクエストの詳細画面(右側のペイン)の依頼者情報や印刷プレビューが読み込まれない不具合を修正します。
  • 選択したテンプレートのサイトの値が無効の場合、リクエスト(インシデント)の新規作成ができない不具合を修正します。
  • 依頼者がリクエストから削除されている場合、そのリクエストをカンバンビューで開く際にエラーが発生する不具合を修正します。

2023年1月25日時点の次期リリース予定

機能強化

リクエスト

リクエストタグ

リクエストの情報画面にタグが追加され、関連するリクエストを分類できるようになります。ユーザーはグローバル検索でリクエストを検索し、同様のタグが付けられたリクエストの一覧をカスタムビューで取得できます。

Request Tags

変更

複数の変更を1つのリクエストに関連付け

複数の変更を介してリクエストを実行する場合、複数の変更を1つのリクエストに関連付けられるようになります。関連付けは、リクエスト情報画面または変更情報画面から行うことができます。

リクエスト情報画面から複数の変更を1つのリクエストに関連付けるには、以下のいずれかを実施してください。

  • 変更を新規作成してリクエストに関連付けるには、右側のパネルにある関連付け内のリクエストより起票された変更新規をクリックします。複数の新たな変更を作成して、リクエストに関連付けることができます。
  • 複数の既存の変更を関連付けるには、右側のパネルにある関連付け内のリクエストより起票された変更添付をクリックします。その後、変更の関連付けのポップアップでリクエストに関連付ける必要のある変更を選択して、関連付けをクリックします。
    Support for Associating Multiple Changes with Requests

注:

  • リクエスト情報画面では、1つの変更をリクエストに関連付けた後であってもリクエストより起票された変更新規および添付を利用できるようになり、新規および既存の変更を複数関連付けることが可能となります。

変更情報画面から関連付けを行う場合、変更のもととなったリクエストのリクエストの添付のポップアップに、他の変更に関連付けられているリクエストが含まれるようになり、複数の変更を介してリクエストを関連付けることが可能となります。

リリース

リリース - リクエストの関連付け

以下いずれかの方法で、インシデントまたはサービス要求を直接リリースに関連付けることができるようになります。

  • リリースより起票されたリクエスト:この関連付けを使用して、直近のリリースのバックアウト後に記録されたリクエストをマッピングします。
  • リリースのもととなったリクエスト:この関連付けを使用して、変更に含めない形でリリースと共にロールアウトするように、記録済みのリクエストをマッピングします。

これらの関連付けは、リリース情報画面またはリクエスト情報画面から行えます。

リリース情報画面の場合、関連付け画面を表示してから、お好みの関連付けタイプ(リリースより起票されたリクエストまたはリリースのもととなったリクエスト)で添付をクリックし、リクエストを選択して、関連付けをクリックします。

Request Tags

関連付けたリクエストは、リリース情報画面の右側のパネルに表示されます。

リクエスト情報画面の場合、お好みの関連付けタイプ(リクエストより起票されたリリースまたはリクエストのもととなったリリース)を右側のパネルで探し、検索をクリックして、リリースを選択し、関連付けをクリックします。

Request Tags

関連付けたリリースは、リクエスト情報画面の右側のパネルに表示されます。

注:

  • リクエストより起票されたリリースの関連付けを使用した場合、複数のリリースを1つのリクエストに関連付けることができます。
  • リクエストのもととなったリリースの関連付けを使用した場合、1つのリリースのみを1つのリクエストに関連付けることができます。

この機能強化の一部として、以下のような変更内容が実装されます。

新たな通知ルール:

  • リクエストがリリースに関連付けられたとき、Release Engineerおよび(リクエストの)技術担当者に通知
  • リクエストがリリースから分離されたとき、Release Engineerおよび(リクエストの)技術担当者に通知

通知の受信者:

リリース通知は以下の受信者に対応するようになります。

  • リリースのもととなったリクエストの依頼者
  • リリースのもととなったリクエストの技術担当者

注:これらの受信者は、リリース情報画面から関連付けられているリクエストを閲覧できる場合に限って表示されます。会話、下書き、レビューの送信、[アクション] > [通知の送信]、管理画面のリリース通知などの様々なコミュニケーションオプションで、受信者を利用することが可能です。

レポート:

リクエストのレポートに以下に情報が含まれるようになります。

  • リクエストのもととなったリリースのID
  • リクエストのもととなったリリースの件名

ソリューション

ソリューションの機能強化

技術担当者グループへのソリューションの共有

ソリューション、トピック、サブトピックを特定の技術担当者グループに共有し、関連ユーザーのアクセスを制限できます。技術担当者は、以下の場合にソリューションを共有できます。

  • ソリューション記事の作成時
  • 一覧ビューから
  • 情報画面から
  • トピックまたはサブトピックの作成時
  • トピック/サブトピックの作成時

承認済みソリューションの自動サジェスト

SDAdminは [管理] > [一般設定] > [詳細ポータル設定] から、承認済みのソリューションをユーザーに自動サジェストするよう設定できるようになります。

ソリューションの詳細履歴

ソリューションの詳細画面の履歴タブに、ソリューションで行われた操作の詳細な記録が含まれるようになります。

2023年1月12日時点の次期リリース予定

機能強化

一般

Microsoft Teamsモバイルアプリの対応範囲の拡大

Microsoft Teamsモバイルアプリから、ServiceDesk Plus Cloudのホーム/リクエスト/ソリューションモジュールに直接アクセスして、様々な操作を行えるようになります。また、技術担当者はホーム画面から自身のタスクにアクセスできるようになります。

Extending Support for Microsoft Teams Mobile App

Ziaアクション

管理者は、権限をもとに [管理] > [Zia] > [Ziaチャットボット] > [Ziaアクション] でユーザーに対してZiaチャットボットのアクションを制限できるようになります。技術担当者の場合には、特定の役割に対してアクションを制限できます。

カスタムウィジェットの表示ロケーションの条件

役割に基づいてカスタムウィジェットの表示ロケーションをカスタマイズし、フィールドに基づいてカスタム条件をカスタマイズできるようになります。カスタマイズするには [管理] > [開発者スペース] > [カスタムウィジェット] でウィジェットの詳細を展開し、カスタマイズしたい表示ロケーションで設定をクリックします。

注:

  • 資産モジュールのウィジェットでは、依頼者に表示オプションは使用できません。
  • ダッシュボードおよびWebタブのロケーションは、役割にのみ基づいてカスタマイズできます。
  • リクエストの追加/編集時にリクエストの右側のパネルに表示されているカスタムウィジェットの表示ロケーションは、フォームルールの表示/非表示オプションを使用してカスタマイズされます。
  • カスタムメニューに関連するカスタムウィジェットの表示ロケーションは、カスタムメニューの条件を使用してカスタマイズされます。

エクスポートの機能強化

大きなファイルが複数のzipファイルとしてエクスポートされ、ポップアップ画面から各zipファイルをダウンロードするようになります。詳細についてはこちらをご参照ください。

問題

問題のルックアップフィールド

タイプがルックアップフィールドの追加フィールドを問題で設定できるようになります。ルックアップフィールドでは、別のフィールドを参照して、それらの値を入力します。[管理] > [カスタマイズ] > [追加フィールド] > [問題の追加フィールド] > [新規フィールドの追加] へアクセスして、 フィールドタイプルックアップフィールドを選択することにより、タイプがルックアップフィールドの追加フィールドを問題で設定できます。

また、テンプレートの右側のパネルからルックアップフィールドをドラッグ&ドロップするだけで、問題テンプレートにルックアップフィールドを追加することもできます。最大10個のルックアップフィールドを追加することが可能です。

2022年11月29日時点の次期リリース予定

一般

アドホック委任

保留中の承認リクエストを別のユーザーに委任できるようになります。SDAdminやHelpdeskConfigの役割を付与されているユーザーは、[管理] > [自動化] > [委任] からこの機能を有効化することが可能です。

Adhoc Delegation

承認者は、以下3通りの方法で自身の保留中の承認を委任することができます。

  • ヘッダメニューの私の保留中の承認
  • メールの承認リンク
  • リクエスト/変更/購買注文の詳細画面の承認タブ

承認が保留中の場合、委任を元に戻してアクションを実施することも可能です。

通知ルールの機能強化

委任に関連する通知ルール「承認の委任が取り消されたとき、バックアップ承認者に通知」が [管理] > [自動化] > [通知ルール] > [その他] に追加されます。

インポート/エクスポートの機能強化

  • 問題リクエスト、問題の会話、問題の添付ファイル、リリースリクエスト、リリースの会話、リリースの添付ファイルをエクスポートできるようになります。エクスポートするには [管理] > [データ管理] > [データのエクスポート] へアクセスします。
    Import/Export Enhancements
  • 問題の会話、問題の添付ファイルをインポートできるようになります。インポートするには [管理] > [データ管理] > [データのインポート] へアクセスします。
    Import/Export Enhancements

調査テンプレートのカスタム変数

管理者は、調査テンプレートにカスタム変数を設定して、調査にリクエストの情報を含めることができるようになります。カスタム変数を設定するには [管理] > [ユーザー調査] > [調査テンプレート] へアクセスして、テンプレート名の横にあるギアアイコンをクリックし、[カスタム変数の設定] を選択します。

Custom Variables for Survey Templates

リリース

リリースモジュールでルックアップフィールドに対応

他のフィールドから値を取得することが可能なリリースの追加フィールドを作成できるようになります。実施するには、リリースの追加フィールドをルックアップフィールドとして設定し、その参照エンティティとして別のフィールドを選択し、参照したフィールドから値を取得する必要があります。参照エンティティにできるフィールドは部署グループ依頼者サイト技術担当者ユーザーです。リリースでルックアップフィールドを設定するには [管理] > [カスタマイズ] > [追加フィールド] > [リリースの追加フィールド] へアクセスして、[新規フィールドの追加] をクリックし、新規フィールドのポップアップでフィールドタイプルックアップフィールドにします。

Support for Lookup Fields in Release Module

リリーステンプレートを設定する際に、リリーステンプレートの右側のパネルからルックアップフィールドのエンティティをお好みのセクションにドラッグして、ルックアップフィールドを新規作成することもできます。

Lookup Fields

注:最大10個のルックアップフィールドを追加することが可能です。

タスクのトリガー設定

リリーステンプレートに関連するタスクをいつトリガーするかを予め設定できるようになります。設定するには、リリーステンプレートを設定する際に [追加設定] タブへアクセスして、タスクのトリガーのドロップダウンからお好みの項目を選択します。使用可能な項目は以下の通りです。

  • リリース作成時:リリースが作成された際に、テンプレートに関連するタスクを自動的にトリガーします。
  • リリースステージへの遷移時:リリースが新しいステージに遷移する際、ステージごとに、テンプレートに関連するタスクを自動的にトリガーします。
  • 手動:各リリースステージのタスクタブからリリースタスクを手動でトリガーします。デフォルトではこの項目が選択されています。
    Task Trigger Settings

UIの変更

リリーステンプレートを設定する際、タスクタブの右側のペインで設定を行う項目とあわせて、テンプレートで設定されているタスクのトリガー設定が表示されるようになります。

Trigger Task UI Changes

2022年11月14日時点の次期リリース予定

新機能

拡張機能

ServiceDesk Plus Cloudのインスタンスにインストールすることのできる、リクエストや変更ですぐに使用可能な拡張機能をユーザーが一から構築できるようになります。拡張機能によって、ワークフローの自動化、サードパーティ製アプリケーションへの接続、組織固有の業務のユースケースの解決などのServiceDesk Plus Cloudの機能を拡張できます。

拡張機能は、拡張機能ビルダーと呼ばれるローコードのプラットフォームを使用して開発およびデプロイすることが可能です。拡張機能ビルダーは、設定してから拡張機能にパッケージ化できるServiceDesk Plus Cloud の各種設定項目を模倣しています。組織管理者はESMのユーザーと連携して、拡張機能ビルダーで拡張機能を開発できます。

Extension Builder

ServiceDesk Plus Cloudの設定に加えて、拡張機能向けの2つの一意な属性「拡張機能変数」および「拡張機能アクション」を設定できます。

ServiceDesk Plus CloudがSigmaと連携され、拡張機能の利便性が向上します。拡張機能はSigmaワークスペースに作成され、同じ組織の拡張機能ビルダーに同期されます。拡張機能を開発した後、SDAdminは拡張機能を社内で非公式にインストールできます。組織管理者はSigma連携を使用して、ManageEngineのマーケットプレイスに拡張機能を公開し、外部組織が利用できるようにすることが可能です。

Search Extension

機能強化

資産の自動割当て

スキャンの際に取得した最新ログイン情報をもとに、資産に対してユーザーを自動で割当てられるようになります。自動割当てを行うには [管理] > [自動化] > [資産の自動割当て] へアクセスします。

Auto-assign user for assets

2022年10月17日時点の次期リリース予定

ベースサイト

組織のプライマリまたはデフォルトサイトとして機能するベースサイトを導入します。この導入により、所属サイトなしおよびデフォルトサイトを参照がベースサイトに変更されます。ベースサイトの名前は必要に応じて変更することが可能です。

仕様変更

組織にサイトが設定されていない場合、影響はありません。

組織にサイトが設定されている場合、以下のように変更することが可能です。

[管理] > [依頼者/技術担当者]

ユーザー(依頼者および技術担当者)フォームにサイトフィールドが追加されます。ユーザーがベースサイトに割り当てられている場合に限り、部署の値をなしNull)にすることができます。

[資産] > [ソフトウェアライセンス]

組織ライセンス - ソフトウェアライセンスフォームにはい/いいえフィールドが追加されます。

一覧またはカスタムビュー

サイト名で並び替える場合、利用可能なサイトとしてベースサイトが表示されます。

追加フィールドのサイト

サイトの追加フィールドのNull値はベースサイト(デフォルトサイト)には変更されません。Null値は「未割当て」と表示されます。

作業ログおよびタスク

作業ログおよびタスクの想定所用時間は、タスクのグループのサイトに基づいて計算されます。

一般タスクでは、作業ログおよびタスクの想定所用時間は、ベースサイトまたは選択したサイトに基づいて計算されます。

カレンダービュー

ログインしている技術担当者のサイトの業務時間および休日がカレンダービューに表示されます。

通知およびエスカレーション

エリアおよびサイトベースの組織の役割の通知およびエスカレーションは、ベースサイトと連動して作動します。

リクエストテンプレート

テンプレートでベースサイトが選択されている場合、リクエストフォームのサイトの値が依頼者のサイトで上書きされることはありません。

ユーザーグループ/レポート/追加フィールドのサイト基準

値の文字列に入力されている名前と一致する場合、サイト名フィールドに対する基準の条件「が~で始まる」「が~で終わる」「が~を含む」「が~を含まない」によって、ベース/デフォルトサイトをフィルタリングします。

影響を受けるモジュール:

ユーザーグループ、レポート、タイプが「ルックアップフィールド」の追加フィールド

タイプが「ルックアップフィールド」の部署の追加フィールドの基準

「 ${site_lookup_field}」の値がnullもしくは空欄の場合、「${department_lookup_field}.site is ${site_lookup_field}」のような動的な基準が指定されている、サイトに依存している部署の追加フィールドには、何の値も表示されません。

nullまたは所属サイトなしの基準のクエリレポート

フィルダーの基準でサイトがnull値になっているクエリレポートを更新する必要があります。

フィールド&フォームルール

サイトフィールドについて、デフォルトサイトの値でフォームを保存してください。

「サイトフィールド」または「タイプがルックアップフィールドのサイトの追加フィールド」が必須の場合、「サイトフィールド」または「タイプがルックアップフィールドのサイトの追加フィールド」でデフォルトサイト(ベースサイト)を選択すると、リクエストフォームを保存できるようになります。

カスタムスクリプトおよびカスタム関数

カスタムスクリプト、カスタム関数で使用されているサイトの値がNullの場合、ベースサイト(デフォルトサイト)に変更する必要があります。

2022年9月27日時点の次期リリース予定

機能強化

ネイティブメールサービス

すべての新規アカウントにおいて、デフォルトでServiceDesk Plus Cloudのネイティブメールサービスを利用できるようになりました。オンボーディング中に各インスタンスですぐに使用できるサポートメールアドレスを用いて、有効化することが可能です。

既存のお客様の場合、メールサーバ設定画面右上にある [切り替えて設定] ボタンをクリックすると、ネイティブメールサービスを有効化できます。

メールサーバ設定の新しいUI

メールサーバ設定画面が改良されました。既存のお客様の場合には、ネイティブメールサービスを有効化した場合に限り、UIの変更が適用されます。

Office 365およびOutlookのメールボックス向けの先進(モダン)認証

Office 365およびOutlookのメールボックスに接続できるよう、OAuth 2.0に基づいて先進(モダン)認証に対応するようになりました。

2022年8月30日時点の次期リリース予定

変更モジュールの機能強化
  • 変更モジュールで「ルックアップフィールド」タイプの追加フィールドに対応するようになります。
  • SDAdminにて、変更テンプレートの追加設定タブからタスクのトリガー設定を定義できるようになります。タスクのトリガーは以下のように設定可能です。
    • 変更リクエストを作成した際、変更のすべてのタスクを自動でトリガーします。
    • 初めて変更ステージに達した際、ステージ内のタスクを自動でトリガーします。
    • 変更情報画面のタスクタブからタスクを手動でトリガーします。
  • 行の色設定アイコンを使用して、変更の一覧ビューまたはテンプレートビューでで独自のカラーコードを定義できるようになります。カラーコードは、ステージ、変更タイプ、ワークフロー、テンプレート、変更リスクといった変更の属性に基づいて適用されます。
Webコンテンツの可用性についてのガイドライン:フェーズ1

ServiceDesk Plus Cloud向けに動的件名タグを導入します。動的件名タグにより、ブラウザのタブの件名を見るだけでServiceDesk Plus Cloudで現在アクセスしているページを確認できます。

依頼者に対するリクエストの編集許可

[管理] > [一般設定] > [依頼者ポータル] > [依頼者ポータル設定] より、依頼者に対して自身のリクエストの編集を許可することができるようになります。また、依頼者がリクエスト(インシデント)またはサービス要求を編集できるようにするのか、もしくは両方の編集をできるようにするのかを選択することも可能です。

編集を許可すると、依頼者は以下の場合に自身のリクエストを編集できるようになります。

  • リクエストがいずれかの保留中ステータスまたはカスタムしたクローズステータスになっている。
  • リクエストの承認が却下された、またはリクエストがまだ承認されていない。
  • 関連付けられているリクエストテンプレートに依頼者がアクセスできる。

通知ルール画面の機能強化
  • [管理] > [カスタマイズ] > [通知ルール] > [リクエスト] に新規通知ルールを追加します。
    • リクエストが承認または却下されたとき、依頼者に通知
    • 承認者が承認リクエストに対応したとき、次の技術担当者に通知
    • 公開メモが追加されたとき、依頼者に通知
    • リクエストの承認ワークフローに組織の役割のユーザーが含まれていないとき、次の技術担当者に通知
  • [管理] > [自動化] > [通知ルール] > [その他] に以下の通知ルールを新たに追加します。
    • 技術担当者が休暇を取得するとき、グループメンバーに通知
    • 技術担当者の休暇がキャンセルされたとき、グループメンバーに通知
    • 技術担当者が休暇を申請したとき、次の技術担当者に通知
    • 技術担当者が休暇をキャンセルしたとき、次の技術担当者に通知
  • 通知テンプレートに含めることができるプレースホルダー変数の一覧が拡張され、変数が追加されます。
  • テンプレートエディター右側のパネルにある変数の一覧をエディター内で検索できるようになります。変数を含めるには、$ を入力して、変数の一覧のドロップダウンから選択します。
  • プッシュ通知のルールをカスタマイズできるようになります。カスタマイズするには、該当の通知にカーソルを合わせて編集アイコンをクリックします。

2022年8月2日時点の次期リリース予定

サンドボックス

ServiceDesk Plus Cloudのサンドボックスは隔離されたテスト環境です。様々な管理設定を安全に試すことができ、本番アカウントのデータに影響を及ぼすことなくデータへの影響を把握することが可能です。新規または変更した管理設定をレビューした後、変更内容を本番アカウントへデプロイすることができます。

[管理] > [データ管理] > [サンドボックス] から、サービスデスクインスタンスごとに1つのサンドボックスを作成できます。

サンドボックスを作成すると、本番環境から管理設定のみが複製されます。

サンドボックスの [管理] タブには以下2つのタブがあります。

  • すべての設定 - このタブには本番アカウントから複製された設定が一覧表示されます。
  • デプロイ可能な設定 - このタブにはサンドボックスから変更およびデプロイが可能な設定が一覧表示されます。

2022年7月18日時点の次期リリース予定

プロジェクトのUIの機能強化

プロジェクトの詳細画面にサマリおよび関連付けタブを導入します。

  • サマリ - マイルストーンやタスクの詳細をウィジェットに表示できます。ウィジェットは予め定義されており、追加や削除はできません。
  • 関連付け - プロジェクトに対してリクエスト/変更/リリースの関連付けまたは関連付けの解除を行います。プロジェクトのダッシュボードウィジェットの詳細画面で関連付けタブを使用することもできます。
  • プロジェクトの右側のパネルから、プロジェクトのステータス優先度オーナーを編集したり、マイルストーン/タスク/私のタスクのサマリを表示したりできます。
  • 一覧表示でマイルストーンを表示することや、[表示するカラムを選択] を使用して一覧表示をカスタマイズすることができます。
  • プロジェクトのマイルストーン画面に、マイルストーンをすぐに追加するためのボタンが追加されます。

  • ごみ箱のプロジェクトを編集不可形式で表示できます。

プロジェクトテンプレート

  • プロジェクトテンプレートフォームのUIが改善され、ユーザーエクスペリエンスが向上します。
  • プロジェクトテンプレートの追加/編集フォームの右側のパネルから、新規フィールドやセクションをカンバスへ追加できるようになります。
  • プロジェクトテンプレートの追加/編集時にプロジェクトテンプレートをプレビューできるようになります。
  • メンバータブが導入され、プロジェクトテンプレートからプロジェクトメンバーを追加したり、直接役割を割り当てることができるようになります。

一般タスク

  • 一般タスクの一覧画面でモジュールIDやモジュールの件名を表示できるようになります。
  • 一般タスクにグループを割り当てられるようになります。
共通の機能強化
  • すぐにタスクを追加するための項目がリクエスト/問題/変更/プロジェクト/リリース/マイルストーン/一般タスクに導入されます。
  • リクエスト/問題/変更/プロジェクト/リリース/マイルストーンの一覧表示画面のタスク一覧画面に予め定義されているドロップダウンフィルターを追加します。
  • リクエスト/問題/変更/リリース/一般タスク/全モジュールのタスクの右側のパネルで、ステータス優先度オーナータスクタイプを編集できるようになります。
  • 全モジュールでタスクを一覧として表示できるようになります。[表示するカラムを選択] で表示するタスクをカスタマイズします。
  • タスクテンプレートビューで、タスクのそばにあるタスクの依存関係サマリアイコンにカーソルを合わせると、そのタスクに関連付いている親タスクおよび子タスクの数が表示されるようになります。
  • リクエスト/問題/変更/リリース/全モジュールのタスクの作業ログで、作業ログの説明向けにリッチテキストエディターが導入されます。
CMDBの機能強化

CMDBの関係マップをCSVファイルまたは画像ファイル(PNG)としてエクスポートできるようになります。この機能は関係マップやビジネスビューのポップアップで使用可能です。エクスポートしたファイル/画像に含まれる情報は関係が展開されている範囲に限定されます。

関係のレイアウト選択のドロップダウンおよび保存ボタンのデザインが変わります。

エクスポートしたCSVファイルに含まれるカラムは以下の通りです。

Source CI名Source CIタイプDestination CI名Destination CIタイプ関係タイプ

CI関係のレポートを作成できるようになります。CI関係のレポートで対応するカラムは以下の通りです。

Source CIソースCIタイプDestinationCI DestinationCIタイプ関係タイプ

2022年6月14日時点の次期リリース予定

問題の機能強化
  • [ソリューションを保存して追加] を使用して、問題特有のソリューションや回避策をソリューションに追加できるようになります。
  • ソリューションデータベースから問題ソリューションにソリューションや回避策のコピーや関連付けを行う機能が追加されます。
  • 問題をクローズする際、技術担当者はクロージャコードを使用できるようになります。SDAdminsは [管理] > [カスタマイズ] > [問題管理] > [クロージャコード] でクロージャコードを設定できます。
  • 複数の変更を1つの問題に関連付けることが可能となります。
  • 問題への変更の関連付けを必須にする機能が問題クローズルールに追加されます。
  • 問題がクローズ状態であることが問題情報画面の右側のパネルのスタンプで表示されるようになります。
  • 既知のエラーの値がいいえの場合、アクションのドロップダウンで既知のエラーにするオプションが利用できるようになります。
  • [管理] > [自動化] > [通知ルール] > [問題] に新たな通知ルールが追加されます。
    • 新規の問題がグループに割り当てられたとき、グループメンバーに通知
    • 新規の応答を受信したとき、技術担当者に通知
    • 問題にメモが追加されたとき、ユーザーにメール
  • 問題に関連付けられている組織の役割(報告先上司)やユーザー(報告者、技術担当者)にメール通知を送信できるようになります。
  • 内容をわかりやすくするため、問題通知ルール「インシデントの技術担当者/依頼者へ通知する」を「問題の通知を送信する」に変更します。
レポート
  • 問題レポートで「クロージャコード」「クローズコメント」フィールドに対応するようになります。
  • ソリューションレポートで「関連する問題のID」「関連する問題の件名」「関連する問題のタイプ」フィールドに対応するようになります。
問題のトリガーおよびカスタムアクション
  • 問題のトリガーを設定し、特定の条件を満たすエンティティのカスタムアクションとして、通知やwebhookのトリガー、スクリプトの実行などのアクションを実行できるようになります。また、トリガーを設定して問題モジュールのタスクを開始することも可能となります。SDAdminは [管理] > [自動化] > [トリガー] でカスタムトリガーを設定できます。

    カスタム関数([設定] > [自動化] > [カスタムアクション])

カスタムアクションおよびトリガーで変更のサブエンティティに対応

カスタムアクションおよびトリガーで変更のサブエンティティ「承認段階」「承認」「タスク」「メモ」「(ユーザーからの)メール応答」に対応するようになります。変更リクエストもしくは変更のサブエンティティ特有のトリガーを設定できるようになります。また、変更トリガーで使用されるカスタムアクションでは、変更リクエストもしくは変更のサブエンティティ特有の設定を行うことも可能となります。

注:変更のサブエンティティで作成したカスタムアクションは、変更の各サブエンティティのトリガーでのみ使用することが可能です。

変更リクエストもしくは変更のサブエンティティのカスタムアクションを設定するには [管理] > [自動化] > [カスタムアクション] でお好みのカスタムアクションへアクセスし、ドロップダウンを使用して変更モジュールを選択します。カスタムアクションフォームでは、適用先ドロップダウンを使用してエンティティを選択します。選択することにより、変更リクエストもしくは変更のサブエンティティに適用できます。

注:適用先フィールドの値は編集できません。

変更リクエストもしくは変更のサブエンティティのトリガーを設定するには [管理] > [自動化] > [トリガー] > [トリガー for 変更] へアクセスします。[新規トリガー] をクリックしたら、変更の新規トリガーフォームでトリガーの適用先ドロップダウンからお好みのエンティティを選択します。

注:トリガーの適用先フィールドの値は編集できません。

2022年6月7日時点の次期リリース予定

技術担当者 - サイトおよびグループ

機能強化

  • 管理者は [技術担当者] > [アクション] > [サイトとグループの管理] より、技術担当者のサイトおよびグループの関連付けおよび関連付けの解除を行えるようになります。
  • 技術担当者の編集サイトとグループの管理機能を含め、既存のアイコンがアイコンに置き換えられます。詳細についてはこちらをご参照ください。

Ziaのクイックアクションビューおよび自動ポップアップ機能

管理者は、24時間に1回自動的にローンチされるように [Setup] > [Zia] > [Zia Chatbot] からZiaチャットボットを設定できるようになります。

ユーザーはZiaチャットボットからクイックアクションを使用して、重要なもしくは頻度の高いアクションを即時に行えるようになります。管理者は [Setup] > [Zia] > [Quick Actions] から技術担当者や依頼者のクイックアクションを変更することが可能です。

ソリューションテンプレートおよびトピックアイコン

ソリューションテンプレート

ソリューションテンプレートを作成して、ナレッジベースの記事を分類できるようになります。予め入力されているデータを含むトピックに関連するフィールドを追加または削除します。

ソリューションテンプレートは [管理] > [テンプレート&フォーム] > [ソリューションテンプレート] で設定します。

ソリューションのトピックアイコン

技術担当者はソリューションのトピックにアイコンを追加できるようになります。使用可能なアイコンの一覧から選択するか、もしくはカスタムアイコンをアップロードすることが可能です。

2022年5月25日時点の次期リリース予定

ファシリティデスクインスタンスの機能強化 - スペース管理

組織の物理的なスペース(キャンパス建物フロア部屋など)を管理できるよう、ServiceDesk Plus Cloudのファシリティデスクインスタンスにスペースモジュールを導入いたします。スペースモジュールでは、資産やリクエストを各スペースに関連付けることが可能です。なお、このモジュールはファシリティデスクインスタンスでのみ利用可能です。

スペースモジュールのホーム

ホームからスペース(キャンパス、フロアなど)を追加/削除/表示することが可能です。スペースツリーを使用すると、組織内のすべてのスペースや関連付けを即時に表示することができます。

キャンパス

キャンパスでは、使用可能なすべての建物/アメニティ/設備を使用して、キャンパスを新規作成することができます。

建物

建物では、組織に存在するすべての建物に関する情報を追加することが可能です。また、建物内には、建造物だけでなく建造物でないもの(駐車場、遊技場など)も追加できます。

フロア

フロアでは、建造物内で使用可能なフロアに関する情報を追加することが可能です。フロアをもとに使用可能なスペースを分類することができます。

部屋&スペース

部屋&スペースでは、フロアに存在する各部屋やスペースに関する情報を追加することが可能です。これらのスペースは任意のスペース(椅子や薬の保管スペース、貯蔵室、医務室など)にすることもできます。

ファシリティサービス

ファシリティサービスでは、使用可能な様々なファシリティ(WiFi、食料貯蔵室、キャビネットなど)を追加することが可能です。また、これらのサービスをキャンパス、建造物、フロア、部屋&スペースに関連付けることもできます。

スペースツリー

スペースツリーでは、展開可能なツリー表示で、スペース間の繋がり、合計数、関連リクエストを表示することが可能です。スペースツリーにより、すべてのスペースとその関連付けを全体的に表示することができます。

2022年5月23日時点の次期リリース予定

V3 APIのユーザー関連の操作への対応

ユーザーを作成/更新/表示/削除する以下のエンドポイントが追加されます。

  • /api/v3/users
  • /api/v3/technicians
  • /api/v3/requesters

注:

  • エンドポイント「/api/v3/users」は表示操作のみに対応しています。
  • ログインしているユーザーに関連付けられている役割に基づいて操作が制限されます。

2022年5月10日時点の次期リリース予定

Ziaのクイックアクションビューおよび自動ポップアップ機能

24時間に1回自動的にローンチするように、管理者にて [Setup] > [Zia] > [Zia Chatbot] からZiaチャットボットを設定することができるようになります。

Ziaチャットボットのクイックアクションを使用すると、重要な/頻繁なアクションを即時に行うことができます。管理者は [Setup] > [Zia] > [Quick Actions] から技術担当者や依頼者に対するクイックアクションを変更することが可能です。

ソリューションテンプレートおよびトピックのアイコン

ソリューションテンプレート

ソリューションテンプレートを作成して、ナレッジベースの記事をカテゴライズできます。予め入力されているデータを含むトピックに関連するフィールドを追加または削除できます。

ソリューションテンプレートは [管理] > [テンプレート&フォーム] > [ソリューションテンプレート] で設定します。

ソリューションのトピックのアイコン

技術担当者はソリューションのトピックに対してアイコンを追加できるようになります。使用可能なアイコンの一覧から選択するか、もしくはカスタムアイコンをアップロードします。

2022年4月21日時点の次期リリース予定

新機能

変更における競合の検知

ServiceDesk Plus Cloudでは、変更をデプロイする際に生じる競合について特定し、ユーザーへ通知できるようになります。管理者は [管理] > [自動化] > [Conflict Detection(競合の検知)] または変更情報画面から競合を確認することができます。なお、技術担当者は変更情報画面からのみ競合を確認することが可能です。

停止ウィンドウおよび保全ウィンドウは競合の検知固有の箇所です。停止ウィンドウでは、通常の変更アクティビティをスケジュールしない時間を設定でき、保全画面では、変更をデプロイする時間をスケジュールできます。変更情報の画面から変更に一致/競合する停止/保全スケジュールを表示します。

変更情報の画面では、変更で設定されているすべての停止/保全スケジュールおよび変更/リリーススケジュールを表示できるよう、スケジューラが導入されます。スケジュールが競合している場合、アクセス権限に基づいて変更/リリースのスケジュールや停止/保全スケジュールを編集できます。

2022年4月7日時点の次期リリース予定

機能強化

リリースのカスタムメニュー

リリースでカスタムメニューを利用できるようになり、リリースで実行できるカスタマイズしたアクションを作成することが可能となります。カスタム関数やカスタムウィジェットを使用したり、URLを呼び出すことにより、カスタムメニューのアクションを設定できます。リリースのカスタムメニューを作成するには、[管理] > [開発者スペース] > [カスタムメニュー] > [リリースのカスタムメニュー] へアクセスします。

カスタムメニューを作成すると、リリースの情報画面のドロップダウンにメニューが表示されます。

注:リリースの情報画面のカスタムメニューを使用できるかどうかは、カスタムメニューで設定されている条件によります。

リリースのカスタムウィジェット

リリースでカスタムウィジェットを利用できるようになります。リリースのカスタムメニュー、リリース情報のサブタブ、リリース情報右側のパネル、リリースステージのサブタブにウィジェットを追加することが可能です。リリースのカスタムウィジェットを有効化するには、[管理] > [開発者スペース] > [カスタムウィジェット] へアクセスし、ウィジェット名をクリックして詳細を開き、リリース内のお好みの箇所のトグルを使用してください。

業務ルールおよびトリガー向けの新たな演算子

業務ルールやトリガーの条件を設定する際の演算子として「~が変更される」が新たに追加されます。この演算子はフィールドの値が変更された際にアクションを実行したい場合に使用できます。

注:この演算子は複数選択のピックリストフィールドには対応していません。

ユーザー委任の機能強化

SDAdminおよびHelpDeskAdminにて、技術担当者または依頼者が委任不可の設定を行えるように許可することが可能となります。管理者は [管理] > [自動化] >[委任] で当該機能を表示することができます。

Azure ADユーザー同期の機能強化

基準をもとにしてAzure ADからユーザーをインポートできるようになります。この機能強化により、意図するユーザーのみをインポートすることが可能です。また、要件に合わせて、Azure ADからインポートしたフィールドをServiceDesk Plus Cloudの各フィールドにカスタムマップすることも可能です。これらのアクションを実行するには、連携内のAzure ADユーザー同期カードの設定をクリックします。

2022年3月10日時点の次期リリース予定

新機能

資産のライフサイクル

資産のライフライクルが導入され、資産を購入して破棄するまでに経由する一連の過程を定義できるようになります。資産のライフサイクルは、簡単なドラッグ&ドロップを使用する視覚的なビルダーで作成および公開することができます。

資産のライフサイクルを設定するには [管理] > [自動化] > [ライフサイクル] > [資産のライフサイクル] へアクセスします。

資産のライフサイクルの例:

資産のライフサイクルを定義する場合、カスタマイズしたトランジションを希望に応じて設定することもできます。ライフサイクルには資産のステータスやトランジションが含まれます。トランジションは2つのステータスを接続する経路です。トランジション設定は「前」「次の期間」「後」という3つのフェーズに分割されます。各トランジションフェーズでは、基準を確認し、対応するアクション(フィールド更新、カスタムアクションの実行、Webhookの実行、通知の送信など)を行うルールを設定できます。

また、トランジションを共通トランジションとすることにより、トランジション設定が重複することなく、複数のステータスを1つのステータスに接続することも可能です。

各ライフサイクルは1つの製品タイプにのみ関連付けることができます。

設定例:

:資産のライフサイクルの有無に関わらず、資産は存在することが可能です。ある製品タイプに対して資産のライフサイクルが設定されている場合はライフサイクルが優先されます。そのため、フィールドは必須となり、資産のライフサイクルの設定に基づいてルールが適用されます。ある製品タイプに対して資産のライフサイクルが設定されていない場合は、システムではデフォルトの必須フィールドを実行し、デフォルトのルールを適用します。例えば、ユーザーフィールドおよび部署フィールドは「In Use」ステータスで必須となり、それらの値は「In Store」ステータスでリセットされます。

資産の関連付け

資産を親資産と関連付けて、同時にユーザーに割り当てることができるようになります。資産の割り当て機能により、ユーザーへの割り当てに加え、資産間の親子関係を確立します。

親子関係を確立するには、割当先のドロップダウンから親資産を選択します。

注:関連付けた後、親資産のユーザーフィールドおよび部署フィールドが子資産で使用されます。子資産を編集する際、これらのフィールドは編集できません。

機能強化

資産

  • 資産、ワークステーション、モバイルのインポートおよびエクスポートにおいて、ステータスおよび関連付け先フィールドに対応するようになります。
  • 資産フォームの合計メモリおよび仮想メモリフィールドでギガバイト(GB)の値に対応するようになります。

サブカテゴリおよび項目のZia予測

Ziaでは、リクエストの関連サブカテゴリや項目を予測するための学習を行えるようになります。[Setup(管理)] > [Zia] > [Artificial Intelligence人工知能)] で予測機能を有効化すると、管理者は100以上のリクエストをZiaに学習させることができます。

サブカテゴリの予測

Ziaでは、サービスデスクのデータで学習を行い、リクエストの編集時に上位3つの関連サブカテゴリを予測できるようになります。サブカテゴリは適用されたカテゴリをもとに予測されます。

項目の予測

Ziaで学習を行い、リクエストの編集時に上位3つの関連項目を予測できるようになります。項目は適用されたカテゴリおよびサブカテゴリをもとに予測されます。

  • リリースおよび問題の通知にはBccフィールドが含まれます。
  • リリース通知では、組織の役割やリリースの役割をもとに受信者を追加できます。
  • リリース通知テンプレートの変数の一覧に新たな変数「$associated_changes」および「$associated_projects」が追加されます。
  • リリース通知テンプレートに新たなメッセージ変数「$downtime」が追加されます。
  • リリース通知では、各関連付けがリリース情報画面に表示されている場合に限り、関連付けられている変更/プロジェクトのオーナーが受信者として一覧表示されます。
  • 変更通知テンプレートの変数の一覧に新たな変数「$associated_releases」が追加されます。
  • リリースに関連するデータのインポートにおいて、関連付けられているワークフローのデータが含まれるようになります。
  • 通知ルールでは、通知テンプレートに含めることが可能な変数の一覧に追加変数が含まれるようになります。

プレースホルダー変数の一覧がある右側のパネルが削除されます。通知テンプレートに変数を追加するには、エディターで $ を入力し、表示された一覧から必要な変数を選択します。

仕様変更

資産

  • ワークステーションのインポートでモデルフィールドが必須となります。
  • デフォルトの資産ステータスを編集できるようになります。

2022年1月25日時点の次期リリース予定

サービス要求SLAの機能強化
  • [管理] > [一般設定] > [詳細ポータル設定] へアクセスして、SLAをどのようにサービス要求へ適用するのかを設定できるようになります。使用可能な項目は以下の通りです。
    • 条件ベースのSLAを使用 - リクエストフィールドに対する基準が一致した場合にSLAを適用します。
    • ユーザーが選択したSLAを使用 - ユーザーがSLAを選択できるようにします。
    • ユーザーが選択したSLAおよび条件ベースのSLAの双方を使用 - ユーザーがSLAを選択できるようにします。また、必要に応じて条件ベースのSLAで上書きできるようにします。
    • SLAのエスカレーション通知とあわせて、ユーザーへカスタム通知を送信します。
    • エスカレーションアクションを介してすべてのリクエストフィールドを更新できます。
    • リクエストのSLAが変更されたことを技術担当者および依頼者へ通知します。
    • SLAエスカレーションの時間を分単位で設定し、SLA違反を厳密に確認します。
    • 複数のSLAを1つのサービステンプレートに紐づけ、リクエストの追加/編集時に1つのSLAを選択します。
UIの変更
  • より良いユーザー・エクスペリエンスに向け、SLA一覧画面およびSLA詳細画面のUIを改善します。
  • 詳細ポータル設定で [条件ベースのSLAを使用] または [ユーザーが選択したSLAおよび条件ベースのSLAの双方を使用] が有効化されている場合、サービスSLAに基準フィールドが導入されます。
  • SLAの基準に新規フィールド「インシデントおよびサービスSLA向けテンプレート」および「サービスSLA向けサイト」を追加します。
仕様変更
  • 既存ユーザーに対しては、[条件ベースのSLAを使用] モードがデフォルトで有効となります。
  • SLAに紐づいているサービステンプレートはサービスSLAの基準へ移動されます。
  • どのテンプレートにも紐づいていないサービスSLAは無効となります。

2022年1月10日時点の次期リリース予定

新機能

レポートからのカスタムウィジェットの作成

グラフを含むテーブルレポートをダッシュボードのウィジェットに変換できるようになります。

新たなレポートでは、レポート情報画面でレポートを保存する際に該当のオプションが表示されます。

既存のレポートでは、レポート一覧のお好みのレポートに対して [Access to Dashboard(ダッシュボードへのアクセス)] トグルを使用してウィジェットを有効/無効にできます。

注:

  • ダッシュボードへのアクセス機能は最大100個のレポートで有効にできます。
  • グラフを含むテーブルレポートにのみ対応しています。
  • 最大4個のレポートウィジェットを各ダッシュボードに追加できます。
機能強化

カスタム関数の使用状態

カスタム関数へのアクセス権限のある技術担当者は、カスタム関数を介して行われた月ごとの実行および日ごとのWebhookコールを確認できるようになります。色づいている進捗バーは残りの実行およびWebhookコールの割合を示すために使用されます。

リリースの役割の機能強化

新たなリリースの役割フォームでは、新規属性「Field Key(フィールドキー)」が導入され、リリースの役割を一意に識別できるようになります。このフィールドはリリースの役割を作成する際にのみ設定可能です。

リリースの一覧表示画面では、リリースの役割をもとにリリースをフィルタリングすることが可能となります。

また、フィールド更新/カスタムトリガーといったカスタムアクションを設定して、リリースリクエストのリリースの役割を編集できるようになります。

リリースワークフローを設定する場合は、条件の基準としてリリースの役割を追加できます。

リリースの履歴では、リリースの役割をもとに検索することが可能です。

仕様変更

リリースの役割では、役割を作成する際にのみ、属性「User Type(ユーザータイプ)」を設定できるようになります。

2021年12月24日時点の次期リリース予定

セカンダリメールアドレスおよび技術担当者の追加フィールドの機能強化

組織管理者/SDAdminにて、ユーザーのCSVインポートまたはプロビジョニングツールを用いてユーザーアカウントにセカンダリメールアドレスを追加できるようになります。なお、セカンダリメールアドレスはServiceDesk Plus Cloud内には表示されず、ログイン目的に限って使用されます。

CSVファイルまたはプロビジョニングツールでユーザーを一括インポートする場合、組織管理者/SDAdminにて技術担当者の追加フィールドをマッピングできるようになります。

組織管理者は [ESMディレクトリ] > [組織] > [その他の設定] にあるトグルボタンを使用して、CSVインポートまたはプロビジョニングツールでユーザーのプライマリメールアドレスの変更を許可/制限できます。

2021年12月6日時点の次期リリース予定

新機能

問題フォームルール

  • 問題フォームルールが導入され、「フィールドの非表示」「フィールドの表示」「フィールドの必須化」といった様々なアクションを実行するカスタマイズした条件をもとにルールを作成できるようになります。
  • このルールは選択したテンプレートをもとに適用することが可能です。また、様々なフォームイベントをもとにいつルールを実行するかをカスタマイズすることもできます。
  • 問題フォームルールは [管理] > [テンプレート&フォーム] > [フォームルール] > [問題フォームルール] で作成することができます。
    詳細についてはこちらをご参照ください。

注:情報ページの問題フィールドをスポット編集した際にフォームルールを実行することはできません。なお、SDAdminは詳細ポータル設定を使用して問題情報ページのスポット編集を無効にすることができます。

ダッシュボードの新たな資産ウィジェット

  • ダッシュボードに「製品タイプ / サイトごと」「製品 / サイトごと」というウィジェットが追加されます。このウィジェットではバブル円グラフが表示され、サイト全体の資産配布状況が資産のステータスとともに可視化されます。
  • ウィジェットの右上にあるフィルターアイコンをクリックして、必要に応じてパラメーターを選択すると、ウィジェットをカスタマイズすることができます。

詳細についてはこちらをご参照ください。

機能強化

テーブルレポートの機能強化

  • テーブルレポートウィザードのUIを強化し、ユーザーエクスペリエンスを改善します。表示するカラムの選択および拡張フィルタリングセクションでカラムを検索/選択できるようになります。
  • ソフトウェアインストールおよびソフトウェアライセンスユーザーをもとにレポートを生成できるようになります。
  • カスタムレポートや拡張フィルタリングで表示するカラムを選択する際に、2つ目のフィールドを選択できるようになります。以下のテーブルレポートには2つ目のフィールドが含まれます。
    • ソフトウェアインストール
    • ソフトウェアライセンスユーザー
    • 仮想マシン
    • 仮想ホスト
    • 資産ステータス履歴
    • モバイルデバイス
    • CMDBレポート
    • カスタムモジュールレポート
    • 消耗品レポートとその子供
    • リリース

依頼者による変更の作成

  • 依頼者が変更を作成できるようになります。依頼者が変更を作成できるようにするには、変更の依頼者権限を有効化して、変更テンプレートを依頼者が利用できるようにする必要があります。
  • 依頼者の権限を設定するには、依頼者の新規追加画面または編集画面の許可&権限の詳細設定セクションで適切な項目を有効化します。

    注:本項目は依頼者のログインが有効になっている場合にのみ使用可能です。
  • 依頼者一覧画面で適切な項目を選択すると、複数の依頼者に対して一括で権限を有効化/無効化することも可能です。
  • テンプレートを依頼者も利用できるようにするには、変更テンプレートを編集/作成する際に、追加設定タブで必要に応じて [依頼者に対して使用可能] を有効化し、ユーザーグループを設定します。
  • 依頼者ポータルから変更を作成する機能は、依頼者ホームページのカスタマイズのHTMLウィジェットを使用して追加することができます。

詳細についてはこちらをご参照ください。

変更フォームルールの機能強化

  • 依頼者または技術担当者に適用する変更フォームルールを設定できるようになります。設定するには [管理] > [テンプレート&フォーム] > [フォームルール] > [変更フォームルール] へアクセスして、次にルールを適用フィールドを使用してお好みの項目を選択してください。

詳細についてはこちらをご参照ください。

ダッシュボードフィルターの機能強化

  • グループ選択のドロップダウンにサイトのサブリストとしてグループが一覧表示されるようになります。
  • グループ選択のドロップダウンから、すべてのグループおよび所属グループなしをサイトに対して選択できるようになります。
  • 参照サイトを含める機能が追加されます。
  • フィルターのドロップダウンにマウスオーバーした際に表示されるツールチップが変更され、選択したサイトとグループの詳細情報が含まれるようになります。

詳細についてはこちらをご参照ください。

2021年10月28日時点の次期リリース予定

検索フィールドの機能強化
  • リクエストテンプレートに検索フィールドを追加できるようになります。リクエストの検索フィールドを作成するには [管理] > [カスタマイズ] > [追加フィールド] > [リクエストの追加フィールド] へアクセスして、フィールドタイプとして検索フィールドを選択して、必要な情報を入力したり、必要に応じて条件を設定したりします。リクエストの検索フィールドで対応している参照項目は「部署」「依頼者」「サイト」「ステータス」「技術担当者」「ユーザー」「販売元」「カスタムモジュール」です。
  • 適切な基準を設定して、参照項目から許可された値をフィルタリングすることもできるようになります。基準を設定する場合、変数を使用して静的な値または動的な値を選択できます。この機能は「リクエスト」「資産」「CMDB」「カスタムモジュール」で利用可能です。
  • 「部署」「サイト」「ステータス」「販売元」「カスタムモジュール」をリクエストの検索フィールドの参照項目として設定する場合、それらに対してフィールドの値の削除を許可しない」という機能を利用することができるようになります。この機能を有効化すると、使用中の参照フィールドの値は削除されませんが、削除する際に「これ以上使用しない」となります。

2021年8月31日時点の次期リリース予定

新機能

連携

Zoho Survey連携

強力な調査作成ツールであるZoho SurveyとServiceDesk Plus Cloudを連携できるようになりました。管理者は数分以内に複雑な調査テンプレートを作成できます。Zoho Surveyにより、管理者はユーザーの応答を収集/分析したり、カスタマーエクスペリエンスについて有益な情報を得ることが可能となります。

連携を有効にするには、[管理] > [アプリケーション&アドオン] > [Zoho Survey] へアクセスしてください。Zoho Surveyの設定は [管理] > [ユーザー調査] から管理できます。

ユーザーへ送信する調査を自動化し、調査ルールを介したリクエストに基づいて、様々な調査テンプレートを用いることができます。

機能強化

インポート

組織の役割をもつユーザーの関連付けデータのインポート

組織の役割をすべてのレベル(組織レベルを除く)のユーザー/サイト/エリア/部署/グループに関連付けられるようになります。

  • 管理者はエリアや部署をServiceDesk Plus Cloudにインポートできるようになります。
  • メールアドレスを使用して、ユーザー/サイト/エリア/部署/グループの組織の役割を更新できるようになります。存在していない組織の役割のユーザーをインポートしたい場合は、インポートの前に組織の役割を作成しておく必要があります。
  • サイトをインポートする際にサイト名が指定されていない場合、組織の役割に有効なデータが存在するようであれば、デフォルトサイトにデータがインポートされます。

作業ログの包括的なインポート機能

  • リクエスト/変更/問題/リリースの作業ログ、およびそれらの各タスクの作業ログをインポートできるようになります。
  • すべての対応モジュールの作業ログをインポートするための単一機能となるよう、インポートウィザードを変更します。

  • 作業ログをインポートするには、CSVファイルでモジュールを指定する必要があります。リクエスト/問題/リリース/変更の作業ログの場合、各モジュールカラムの値として、リクエスト/問題/リリース/変更を使用してください。タスクの作業ログの場合は、各タスクの値として、一般タスク/リクエストタスク/変更タスク/問題タスク/リリースタスク/プロジェクトタスク/マイルストーンタスクをご利用ください。

リリース

リリースのタスクおよび作業ログの機能強化

リリースが該当ステージを過ぎた後、Release Engineer(リリースの編集権限あり)やRelease Managerにて、リリースステージで保留中となっている承認を削除できるようになります。リリースにRelease Managerが割り当てられていない場合には、SDRelease Managerのユーザーでアクションを実行することが可能です。

仕様変更

変更

変更の旧ステータスの削除

変更の旧ステータスには対応しなくなります。変更の旧ステータスに関連するすべてのエントリーが変更ステータスの一覧、変更履歴、サンドボックス、トリガー、通知の変数、APIのエンドポイントから削除されます。

注:必要に応じて旧ステータスの変更レポートを作成することは可能です。

リリース

リリースのタスクおよび作業ログの機能強化

リリースにアクセスできないタスクオーナーであっても、割り当てられているリリースのタスクの表示や編集ができるようになります。また、リリースのタスクで作業ログを追加したり管理したりすることも可能です。リリースへのアクセス権限のないRelease Engineerは、自身に割り当てられたリリースのタスクをホームページから表示できるようになります。

2021年8月16日時点の次期リリース予定

Ziaの予測

Ziaでは、リクエストに関連する技術担当者、カテゴリ、テンプレートを予測するための学習ができるようになります。管理者は [Setup] >> [Zia] >> [Artificial Intelligence] から予測機能を有効化して、100以上のリクエストを用いてZiaの学習を行えます。

※現在、Ziaは日本語環境には対応しておりません。

技術担当者の予測

Ziaでは、サービスデスクのデータを学習することによって、リクエストに対応する関連する技術担当者を予測できるよう、学習が可能となります。学習が完了すると、編集中にリクエストに関連する上位3名の技術担当者がZiaから提案されます。予測した技術担当者をZiaで自動適用するには、技術担当者の自動割り当てを行い、技術担当者の自動割り当てモデルとしてArtificial Intelligence (Zia) を選択します。

カテゴリの予測

Ziaでは、サービスデスクのデータを学習し、リクエストで関連するカテゴリを予測できるようになります。学習が完了すると、リクエストの編集中に上位3つの関連カテゴリがZiaから提案されます。カテゴリの予測は、既存の設定でカテゴリが定義済みではない場合に限って適用することが可能です。

[Setup] >> [Zia] >> [Artificial Intelligence] からApply Predictionを有効にすると、リクエストを作成した後、予測されたリクエストのカテゴリをZiaによって自動適用させることができます。

テンプレートの予測

Ziaでは、ユーザーがリクエストを編集したり、サービス要求からリクエストへの変換/リクエストからサービス要求への変換を行ったりする際に、適切なリクエストテンプレートを予測できるよう、学習することも可能になります。

Ziaの機能強化

マルチポータル対応

Ziaは「人事ヘルプデスク」や「ファシリティデスク」インスタンスにも対応するようになります。Ziaのデフォルトアクションやカスタムアクションは、設定されているインスタンス固有のものとなります。1つのインスタンスに設定されているアクションは他のインスタンスには反映されません。

類似リクエスト

リクエストのIDや件名をもとに類似リクエストを取得できるようになります。ZiaのチャットボットでSimilar requestを選択すると、特定のID/件名に類似するリクエストが直近1000件のリクエストから取得されます。取得したリクエストは直近24時間以内の作成時間をもとにフィルタリングすることが可能です。

資産とCMDBの機能強化
  • スキャンされたソフトウェアの一覧に「Zero Installation Software(どこにもインストールされていないソフトウェア)」フィルターが追加され、どのワークステーションにもインストールされていないソフトウェアアプリケーションを表示できるようになります。
  • 「表示するカラムを選択」を使用して、スキャンされたソフトウェアの一覧にバージョンカラムを追加できるようになります。
  • ユーザーベースのソフトウェアライセンスで101名以上のユーザーを関連付けることが可能になります。
  • 新規レポート「Logical Drives with less than 10% of Free space(空き容量が10%未満の論理ドライブ)」が追加され、ネットワーク全体のすべての空き容量が10%未満の論理ドライブの一覧を取得できるようになります。
  • クエリレポート「空きディスク容量が10%以下のサーバ 」で、総容量および空き容量の値がGBで表示されるようになります。
  • 資産のテーブルレポートにカラム「Last Scan Time(最新スキャン日時)」「Last Scan Status(最新スキャンステータス)」「Scan Message(スキャンメッセージ)」が新たに追加されます。
  • テーブルレポート「すべてのコンピュータ」「ワークステーション」「サーバ」にスキャンメッセージが追加されます。
  • CMDBの一覧で「シングルライン」「ピックリスト」「メールアドレス」「電話」「URL」フィールドの値を検索できるようになります。
  • カスタムモジュールで検索フィールドを作成する際、CIタイプを参照エンティティとして選択できるようになります。
Webhookのテスト

Webhookを設定する際、トリガーやライフサイクルに関連付ける前に潜在的なエラーを回避できるよう、SDAdminsはwebhookを保存し、テストできるようになります。

2021年8月4日時点の次期リリース予定

新機能

消耗品

ServiceDesk Plus Cloudでは、資産タブから消耗品を効果的に確認・管理できるようになります。

消耗品一覧ビュー

消耗品を使用すると、以下のことが可能です。

  • 一回使用した後にいつも破棄する使い捨ての資産を一括で確認する
  • カテゴリ(ITまたは非IT)で消耗品の製品タイプを定義する
  • 消耗品を受け取った/分配した際に資産を最新の状態に保ち、それによって信頼性のない/誤った資産レコードを省く
  • 一ヶ所からすべての資産プロセスを確認する

新規消耗品フォーム

消耗品情報ページ

2021年7月28日時点の次期リリース予定

機能強化

リリース:リリース/リリースのタスク/リリースの会話のインポート

[管理] > [データ管理] > [データのインポート] より、リリース、リリースのタスク、リリースの会話、リリースおよびリリースのタスクの添付ファイルをインポートできるようになります。対応しているファイル形式は「.csv」「.xls」「.xlsx」です。

追加フィールド

リリースおよび問題の追加フィールドで、フィールドタイプとして「小数点」「通貨」「%」「チェックボックス」「ラジオボタン」「デシジョンボックス」「自動発番」などを利用できるようになります。

リリースおよび問題の追加フィールドの最大数は各150まで拡張されます。

2021年7月12日時点の次期リリース予定

機能強化

元の承認者への通知:委任固有の通知ルールの機能強化

[管理] >> [自動化] >> [通知ルール] >> [その他] に以下の委任通知ルールを追加します。

  • 承認がバックアップ承認者へ送信されたとき、元の承認者へ通知
  • バックアップ承認者が承認アクションを行ったとき、元の承認者へ通知

カスタムウィジェット

ダッシュボード、カスタムメニュー、リクエスト情報ページ、リクエストフォームの追加/編集、変更情報ページ、資産情報ページ、管理といった様々な箇所にウィジェットを埋め込むことにより、ServiceDesk Plus Cloud内に外部サービスを導入できるようになります。カスタムウィジェットは指定されたカスタムウィジェットパッケージで構成され、ローカルまたはシグマサーバーでホストすることができます。

管理者は、ウィジェットアイテムの場所、コネクション情報、変数情報、カスタムウィジェットパッケージのカスタムモジュール設定を提供することが可能となります。設定およびウィジェットアイテムの表示場所は [管理] >> [開発者スペース] >> [カスタムウィジェット] で管理できます。

リリースの新たなクローズルール

以下の通り、リリースのクローズルールによって、リリースの各ステージの新規フィールドを必須にすることができるようになります。

  • Developmentステージ:情報説明添付ファイルの双方を組み合わせたもの)
  • Testingステージ:説明およびテストケース
  • UATステージ:説明およびテスト計画(UATステージのテストケーステスト計画となります)
  • Deploymentステージ:説明および発見された問題

リリースのクローズルールへは [管理] >> [自動化] >> [クローズルール] >> [リリースのクローズルール] よりアクセスできます。

注:Developmentステージの情報フィールドを必須にする一方、説明または添付ファイルには値を追加するだけで十分です。

仕様変更

リリース

UATステージのテストケースフィールドの名前をテスト計画に変更します。

2021年6月17日時点の次期リリース予定

機能強化

購買および契約の機能強化

購買ダッシュボード

  • ホームタブに購買ダッシュボードを追加して、購買注文をグラフや表で視覚化できるようになります。

購買レポート

  • クエリベースの購買レポートを作成して、購買品目とあわせて購買注文を分析できるようになります。

購買テンプレート:

  • [管理] >> [テンプレート&フォーム] >> [購買注文テンプレート] から購買注文テンプレートを編集できるようになります。また、管理者はテンプレートや記録フィールドで、追加フィールドを追加したり、フィールドを必須にしたり、フィールドを削除したりできるようになります。

購買注文

  • ユーザー・エクスペリエンスを強化できるよう、購買注文情報ページのUIをアップデートします。
  • 購買注文で会話を確認できるようになります。詳細はこちらをご参照ください。
  • ベンダーサービスやサービスタイプを追加できるようになります。また、サービスをベンダーに関連付けたり、反対にベンダーをサービスに関連付けることもできるようになります。詳細はこちらをご参照ください。

  • [管理] >> [自動化] >> [通知ルール] に以下の購買注文通知ルールが追加されます。
    • 購買注文がクローズされたとき、購買注文のオーナーと承認者に通知
    • 購買注文の請求書を受け取ったとき、購買注文のオーナーと承認者に通知
    • 購買注文が注文されたとき、購買注文のオーナーと承認者に通知
    • 購買注文の支払いが行われたとき、購買注文のオーナーと承認者に通知
    • 購買注文のオーナーへメール
    • 購買注文のベンダーへメール

契約

  • ホームタブに契約ダッシュボードを追加して、グラフや表で契約を視覚化できるようになります。

  • 期限が迫っている契約のリクエストを自動的に生成できるようになります。
  • カスタムフィルターを使用して、一覧に表示されている契約をフィルタリングすることができるようになります。
  • 管理者は契約におけるサイトベースの制限を設定できるようになります。
  • サイトに基づいた契約のクエリレポートを生成できるようになります。

変更およびリリースの機能強化

変更およびリリースのステージ移行の制限

特定の変更の役割やリリースの役割ごとに、変更およびリリースのステージ移行を制限できるようになります。

変更では、Change OwnerChange Managerに対して、移行を制限することができるようになります。制限するには [管理] >> [自動化] >> [ワークフロー] >> [変更ワークフロー] へアクセスし、[ワークフロー設定] で適切なオプションを選択します。

リリースでは、Release EngineerRelease Managerに対して、移行を制限することができるようになります。制限するには [管理] >> [自動化] >> [ワークフロー] >> [リリースワークフロー] へアクセスし、[ワークフロー設定] で適切なオプションを選択します。

変更通知および会話の機能強化

  • 変更通知や会話の受信者を「ユーザー」「変更の役割」「組織の役割」から選択したり、任意のメールアドレスを入力したりできるようになります。

変更のダウンタイムの機能強化

  • 変更のダウンタイムの作成時に、関連する構成アイテム(CI)影響を受けるサービスの情報を表示できるようになります。この機能により、ダウンタイムを設定する際、変更内のダウンタイム予定の重複に気づくことができ、各CIのオーナーやマネージャーに通知することができるようになります。

通知および会話の機能強化

  • リクエストや変更の会話および自動通知やシステム通知を除くすべての通知に、「Bcc」フィールドが追加されます。
  • リクエスト/変更/リリースにおいて、管理者が設定した通知を任意のメールアドレスに送信できるようになります。

2021年6月11日時点の次期リリース予定

フィールド&フォームルールのカスタムスクリプト

フィールド&フォームルールでカスタムスクリプトに対応いたします。カスタムスクリプトを使用すると、ユーザーの入力に基づき、動的にリクエストフォームを編集することが可能になります。

フィールド&フォームルールのカスタムスクリプト例を表示するには、こちらをクリックしてください。

[管理] >> [テンプレート&フォーム] >> [カスタムスクリプト] にて、設定したカスタムスクリプトの追加や管理を行うことができます。

ダッシュボードのグループフィルター

グループに基づいてダッシュボードの情報をフィルタリングできるグループフィルターを導入いたします。ダッシュボードの右上の隅にあるドロップダウンフィルターで、サイトやグループを選択することができます。更新頻度機能やスマートビューの有効化機能は、フィルタードロップダウンの隣にあるギアアイコン内に移動されます。

グループに対しては「すべてのグループ」「所属グループなし」「選択したサイトに基づいた特定のグループ」を指定することができます。

[このダッシュボードのみに適用] トグルを使用して、フィルタリングを現在のダッシュボードに限定したり、フィルタリングをすべてのダッシュボードに拡張したりすることが可能となります。

依頼者ポータルの製品情報

依頼者ポータルで製品情報が利用できるようになります。製品情報では、依頼者がServiceDesk Plus Cloudについて学習できるよう、複数のリソースを提供しております。製品情報へアクセスするには、依頼者ポータルの右下の隅にある電球アイコンをクリックしてください。

2021年5月10日時点の次期リリース予定

依頼者ポータルを高度にカスタマイズ

依頼者ポータルにて、事前定義やカスタムテンプレートに対し、「パネル」「ボタン」「一覧」「スニペット」などのような高度なオプションを使用して、カスタマイズできるようになります。カスタマイズするには [管理] >> [一般設定] >> [依頼者ポータル] >> [依頼者ポータルのカスタマイズ] へアクセスして、 [高度なカードで設定] をクリックしてください。

:以前利用可能だったカスタマイズ機能は「基本カスタマイズ」として扱われます。アクセスするには [管理] >> [一般設定] >> [依頼者ポータル] >> [依頼者ポータルのカスタマイズ] へ移動して、[基本カードで設定] をクリックしてください。

問題の機能強化

問題テンプレート内でタスクを設定します。問題を作成する場合、技術担当者は問題作成時にトリガーするタスクを選択できます。

既存の問題に関連付けられているテンプレートを変更する場合、技術担当者は以前のテンプレートに関連付けられているタスクを削除するか、残しておくかを選択できます。

問題情報ページ内から「会話を転送」もしくは「会話へ返信」できるようになります。また、下書きの保存も可能となり、下書きは問題情報ページの右側のパネルに表示されます。

問題情報ページの履歴タブでは、特定のアクティビティを検索したり、時間/関係ユーザー/アクションタイプに基づいてアクティビティを並べ替えることができるようになります。

2021年4月29日時点の次期リリース予定

QRコード対応

販売元からQRコードをスキャンして資産を追加できるようになります。また、新規/既存資産に対して、独自のQRコードを生成することも可能となります。

資産/CMDB/リリースのトリガー/カスタムアクション

資産/CMDB/リリースに対するトリガーを設定して、通知やWebhookなどのアクションを実行したり、特定の条件を満たすエンティティに関するカスタム関数としてスクリプトを実行したりできるようになります。

また、トリガーを設定して、リリースのタスクを開始することも可能となります。

カスタムトリガー([管理] >> [自動化] >> [トリガー])

カスタム関数([管理] >> [開発者スペース] >> [カスタム関数])

資産の一括編集

資産一覧ページから、資産および資産のコンポーネントを一括で編集できるようになります。

その他機能強化

リクエスト/問題/変更/リリースフォームでCIを一括選択できるようになります。一括選択するには、をクリックして、一覧からCIを選択してください。

2021年3月29日時点の次期リリース予定

機能強化

CMDB

同期ルールが導入され、資産やソフトウェアのインストールで利用可能なデータに基づいて、CIとその関係に関する様々なアクションを実行するルールを定義できるようになります。

  • 資産やソフトウェアのインストールをフィルタリングして、対応するCIを自動的に追加/削除/更新します。
  • CIを各資産やソフトウェアのインストールにリンク付けします。
  • フィールドマッピングを使用して、CIとCIにリンク付けされた資産やソフトウェアのインストール間で、データを同期します。
  • リンク付けされた資産やソフトウェアのインストールで利用可能なフィールドの値をもとにCI間の関係を追加/削除します。

同期ルールを定義するには、[管理] >> [カスタマイズ] >> [CIタイプ] でお好みのCIタイプを選択するか、新規CIタイプを作成して、[同期ルール] を選択してください。

2021年3月2日時点の次期リリース予定

新機能

拒否された完了リクエスト

  • 承認者が拒否したリクエストを自動的にいずれかの完了済みステータスへ移動できるようになります。SDAdminでは、本設定を [管理] >> [一般設定] >> [詳細ポータル設定] から行うことが可能です。

タスクの作業ログタイマー

  • 作業ログを追加する権限のある技術担当者は、一般モジュールでタスクの作業ログタイマーを開始/停止できるようになります。
  • プロジェクトにおいて、プロジェクト/マイルストーンのタスクを表示/編集する権限のあるメンバーは、作業ログタイマーを開始/停止できるようになります。

プロジェクトのキーID

  • プロジェクトIDが短縮され、修正可能なプレフィックスが付与されるようになります。
    プロジェクトID形式の例: PJT-≤numerical value>

プロジェクトのデフォルトテンプレート

  • プロジェクトでデフォルトテンプレートを利用できるようになります。プロジェクトのデフォルトテンプレートは、変更されない限り、新規プロジェクトフォームの [テンプレートを選択] フィールドに自動入力されます。
  • このリリースが行われた後、どのテンプレートにも関連付けられていないプロジェクトは自動的にデフォルトテンプレートに関連付けられます。
  • 必要なテンプレートの横にある星型アイコンをクリックすると、テンプレートの一覧ページから、プロジェクトのテンプレートをデフォルトテンプレートにすることができるようになります。
  • 既存のプロジェクトに関連付けられているテンプレートは削除できません。その代わり、それらのテンプレートは非アクティブになります。
機能強化

変更テンプレート

  • ユーザーエクスペリエンス向上のため、変更テンプレートのエディターのUIを改良しました。

プロジェクト

  • プロジェクト、マイルストーン、リクエスト/問題/変更/プロジェクト/マイルストーン/リリース/一般モジュールのタスクでコメントする際、リッチテキストエディターを利用できるようになります。
    コメントの隣にあるをクリックすると、コメントへの返信を追加できるようになります。
  • コメントと返信をスレッド表示できるようになります。
  • 返信の編集/削除を行えるのは、返信のオーナーだけになります。
  • @に続けてユーザー名を入力すると、コメントや返信でユーザーをタグ付けできるようになります。また、タグ付けすると、各ユーザーへ通知することができます。
    をクリックすると、カンバンビューからコメントを追加できるようになります。

リクエスト通知

  • リクエスト通知ルールに以下の通知を追加します。
    Notify Requester and CC users when a technician replies to a request(技術担当者がリクエストへ返信するとき、依頼者とCCのユーザーに通知)
  • この通知を有効化すると、技術担当者がメールもしくはServiceDesk Plus Cloud上でリクエストに返信した際、依頼者とCCのユーザーはメール/SMS/プッシュ通知のいずれかを受け取ります。なお、技術担当者がリクエストの依頼者/CCのユーザーである場合は、この通知は行われません。
  • この通知の有効化や、この通知のメール/SMSテンプレートのカスタマイズは [管理] >> [自動化] >> [通知ルール] から行えるようになります。

タスク通知

  • タスクの終了について、タスクの作成者へ通知できるようになります。
  • タスクでプッシュ通知が利用できるようになります。

変更の追加フィールド

  • 変更の追加フィールドの [フィールドタイプ] で「小数点」「通貨」「%」「チェックボックス」「ラジオボタン」「デシジョンボックス」「自動発番」を設定できるようになります。
  • 変更の追加フィールドの最大数を150まで引き上げます。

2021年1月29日時点の次期リリース予定

機能強化

Webhook

Webhook URLで置換変数が利用できるようになります。ドルマーク($)を使用すると、変数を置換することが可能です。

Webhookコールでは、すべてのエディションで、無料ユーザーの場合は1日あたり500コール、有料ユーザーの場合は1日あたり3000コールのしきい値を管理するソフトクォータがあります。[管理] >> [自動化] >> [カスタムアクション] >> [Webhooks] から、このしきい値の1日あたりの使用量を確認することができます。

カスタムアクションのリリース通知

カスタムアクションでリリース通知を設定する際、関連する変更のオーナー、関連するプロジェクトのオーナー、グループメンバー宛てのリリース通知を設定できるよう、[通知先] のドロップダウンを更新しました。

また、カスタムアクションで更新したリリースユーザーやリリースの役割は、承認、メモ、リリースステータステンプレート、リリースワークフローの通知設定に反映されます。

通知ルールのリリース通知

[管理] >> [自動化] >> [通知ルール] でリリース通知ルールを更新しました。更新内容は以下の通りです。

  • リリースの役割から削除された時、ユーザーに通知する:ユーザーがリリースの役割から外された場合、ユーザーへ通知することができます。
  • リリースに割り当てられた時、Release Requesterに通知する:リクエストの作成/編集時にリリースに割り当てられたユーザーへ通知することができます。
新機能

資産

ワークステーションおよびサーバーの名前形式のカスタマイズ

スキャンしたワークステーションやサーバーの名前形式をワークステーション/サーバー名のみ、もしくは完全修飾ドメイン名(FQDN)で表示するよう、カスタマイズできるようになります。また、FQDNを更にカスタマイズして、Active Directoryのドメイン名、またはDNSのドメイン名を表示することも可能です。

この設定は [管理] >> [プローブ&ディスカバリ] >> [設定] >> [Workstation Name Format(ワークステーション名の形式)] から行うことができます。

:この機能強化により、ワークステーションやサーバーのFQDNを作成するにあたり、Active Directoryのドメイン名がデフォルトのドメイン名として使用されます。

資産貸出しのクエリレポート

現在貸出し延長ステータスになっており、返却されていない資産のみをベースとしてレポートを作成するクエリレポート「Loaned Assets - Expired(貸出し資産- 延長済み)」を新たに追加します。

既存のクエリレポート「延長した資産貸出し」は「Loaned Assets - Expired (All time) (貸出し資産 - 延長済み(全時間))」という名前に変更されます。なお、このレポートでは、資産が返却されているか否かを貸出し延長ステータスになっていた/いるすべての資産をベースとして、レポートを作成します。

2021年1月11日時点の次期リリース予定

変更フォームルール

変更フォームルールを導入します。変更フォームルールでは、カスタマイズした基準をもとにルールを作成して、フィールドの非表示フィールドの表示フィールドの必須化といった、変更のフィールドに対する様々なアクションを実行することができます。

ルールは使用するユーザーまたはテンプレートに基づいて適用することが可能です。また、様々なフォームイベントに基づいて、ルールを実行する際にカスタマイズすることもできます。

変更フォームルールは [管理] >> [テンプレート&フォーム] >> [フォームルール] >> [変更フォームルール] から作成可能です。

注:
・フォームルールはクライアントサイドで実行されます。
・情報ページで変更のフィールドをスポット編集する際にフォームルールを実行することはできません。なお、詳細ポータル設定を使用して、フォームルールが作成された場合に変更のスポット編集を無効化することは可能です。

資産の補充

インベントリの資産がしきい値を下回った場合、アラート通知を設定できるようになります。資産が再補充されるまで、関係する技術担当者に毎日メール通知が送信されます。資産のマネージャー/管理者は、保有可能な製品/製品タイプのしきい値を設定することができます。

設定するには [資産] >> [資産の補充] へアクセスして、[管理] >> [自動化] >> [通知ルール] から通知を設定します。

サイトのロケールおよびロケール固有の通知テンプレート

サイトのロケールの機能強化

[管理] >> [インスタンスの設定] >> [サイト] で各サイトの言語設定を行るようになります。認証済みドメインからインポートしたユーザーに関しては、割り当てられた部署のサイトに基づいて言語が自動設定されます。

ロケール固有の通知テンプレート

[管理] >> [自動化] >> [通知ルール] >> [デフォルトテンプレート] で「ユーザーの言語でテンプレートのカスタマイズを許可」を有効化すると、管理者はユーザーの言語で送信する通知を設定することができます。

また、通知テンプレートの言語は通知ルールでテンプレートをカスタマイズする際にも設定可能です。複数ユーザーの場合、関連付けられている特定サイトの選択言語でエンティティの通知が送信されます。テンプレートをユーザー/サイトの言語で設定していない場合、自動的にデフォルトテンプレートが使用されます。

  • 既存ユーザーに対しては、現在設定されているテンプレートがデフォルトテンプレートとみなされます。
  • 新規ユーザーに対しては、管理者が通知ルールを設定する際に、デフォルトテンプレートの言語を設定するように求められます。
サービス要求SLAの機能強化

サービス要求SLAのエスカレーションに関する初回応答のエスカレーションとフィールドの値の更新

初回応答のSLAに違反した場合のサービス要求のエスカレーションを設定できるようになります。SLA違反のサービス要求をグループに設定するか、技術担当者へ割り当てるか、優先度やレベルを新規で設定すると、SLA違反のサービス要求に対してアクションを実行することが可能です。新たに追加されたアクションを確認するには、[管理] >> [自動化] >> [SLA] へアクセスしてください。

2020年12月15日時点の次期リリース予定

機能強化

ソリューション

ソリューションのトピックオーナー

  • ソリューションの各トピックにオーナーを割り当てられるようになります。
  • トピックオーナーに対して、トピックに関連するソシューションの通知が行われます。
  • 技術担当者1人につき複数のトピックのオーナーになることができますが、トピック1つにつき複数のオーナーを指定することはできません。
  • オーナーが指定されていない子トピックには親トピックのオーナーが自動的に割り当てられます。

ソシューションのレビュー日

必要に応じて、ナレッジベースからソシューションのレビュー日やアップデート/削除日を設定できるようになります。併せて、ソリューションのレビューについて、トピックオーナーへの通知を設定することも可能となります。また、レビュー期限に基づいてソリューションを一覧表示するフィルター機能も導入されます。

ソリューションの終了日

ソリューションの終了日を設定すると、その後、そのソリューションは自動的に終了ステータスになります。終了したソリューションを取得/変更することはできません。ソリューションの終了についてトピックオーナーへ送信する通知の設定が可能となります。フィルターを使用すると、終了したソリューションや終了するソリューションの期限を表示できます。

ソリューションの追加フィールド

[管理] >> [カスタマイズ] > [追加フィールド] で、ソリューションモジュールの追加フィールドを設定できるようになります。

変更

リクエストから変更を新規作成する際、リクエストの追加フィールド/添付ファイル/資産/影響を受けるサービスが変更にコピーされるようになります。ユーザーは必要に応じて、コピーする添付ファイルを選択したり、添付ファイルを新規追加できます。

注:リクエストにおける追加フィールドのフィールド名およびフィールドタイプが変更の追加フィールドと合致する場合に限り、リクエストの追加フィールドがコピーされます。

変更/リリースワークフローの新たな承認ルール

変更/リリースワークフローでは、新たな承認ルール「過半数承認」および「割合承認」に対応します。このルールは、変更/リリースワークフローのエディターで承認ノードを追加/編集する際に設定可能です。ワークフローへは [管理] > [ワークフロー] からアクセスできます。

  • 過半数承認が使用されている場合、過半数の承認が得られた際に段階が承認され、過半数の承認が得られない場合は承認されません。
  • 割合承認が使用されている場合、指定した割合の承認が得られた場合に段階が承認されます。

Ziaウィジェット

ServiceDesk Plus Cloud内でZiaのチャットボットを使用することに加え、ウィジェッとしてウェブサイトにチャットボットを組み込んで、技術担当者やエンドユーザーがウェブサイト内からヘルプデスクのタスクを完了することができるようになります。HTMLに埋め込まれたコードを確認するには、[Setup] > [Zia] > [Zia Widget] へアクセスするか、Ziaとチャットをしてください。

UIの変更

返信テンプレート

  • 返信テンプレートの編集や削除は、テンプレートの傍にある内から行うように変更されます。
  • エディターで$を入力すると、右側のパネルにある件名やメッセージの変数が自動サジェストされてポップアップされるようになります。
  • 件名フィールドの文字数が250文字に拡張されます。
  • 設定したテンプレートをデフォルトにすることができるようになります。リストビューで該当テンプレートの傍にあるをクリックして、デフォルトにします。

回答テンプレート

回答テンプレートの編集や削除は、テンプレートの傍にある内から行うように変更されます。

2020年11月30日時点の次期リリース予定

一般

名前(ファーストネーム)、苗字(ラストネーム)、姓名(フルネーム)、お好みの名前を指定できるようになります。

  • すべてのユーザーに対して、新たなフィールド「名前(ファーストネーム)」および「苗字(ラストネーム)」を追加します。「名前(ファーストネーム)」は必須フィールドです。
  • 名前(表示名)」フィールドにお好みの名前を入力できます。「名前(表示名)」フィールドが空の場合、 デフォルトでは「名前(ファーストネーム)」と「苗字(ラストネーム)」フィールドの値が表示名となります。

注:上述の変更に対応するため、「名前」フィールドの値が「名前(ファーストネーム)」フィールドへコピーされます。なお、必要に応じて更新することは可能です。

2020年11月9日時点の次期リリース予定

新機能

カスタムモジュール

管理者はカスタムモジュールを使用して、最初からモジュールを作成/設計し、組織の一意なニーズを満たすことができます。設定に応じて、カスタムモジュールを他のモジュールと一緒にWebタブとしてナビゲーションペインに表示したり、設定のカスタム設定として非公開にしておくことも可能です。

カスタムモジュールで収集したデータは、他のカスタムモジュール、資産、CMDBで検索フィールドとして使用することができます。また、データをカスタムモジュールにインポートして、レポートを作成することも可能です。

Webタブ:

カスタム設定:

プロジェクトモジュールのタスクのカンバンビュー

プロジェクトに関連付けられているタスクをカンバンビューで表示/管理できるようになります。タスクはボード形式で表示され、グループ化してカードとして表示されます。カンバンビューでは、プロジェクトタスクのオーナー、ステータス、優先度をドラッグ&ドロップで簡単に更新できます。また、技術担当者は各プロジェクトの業務量を一目で確認でき、効果的に協業することができます。

機能強化

変更

新たなクローズルールAssociated Release should be closed(関連付いているリリースをクローズする必要があります)変更のCloseステージに追加します。

リリース

リリースプロセス

  • リリースを変更に関連付ける必要がなくなります。テンプレートを使用してリリースを直接作成し、後から必要に応じて関連する変更を紐づけることができます。この新たなワークフローに対応するには、リリースフォームの [関連する変更] フィールドではなく、Associations(関連付け)機能を使用して変更をリリースにリンク付けします。

ワークフロー

  • ワークフロー設定を使用すると、リリース情報ページに利用可能なすべてのステージとステータスを表示するか、リリースワークフローで設定したものだけを表示するかを選ぶことができます。この機能により、事前に定義したワークフローに対して、厳密なリリースプロセスを遵守することができます。
  • リリースワークフローのステータス通知、カスタム通知、承認によって組織の役割へ送信される通知を設定します。

ステージとステータス

  • 組織のワークフローに応じて、SubmissionステージとCloseステージを除いたリリースステージを全体的に並べ替えることができます。ステージはカスタマイズされた並び順でリリース情報ページに一覧表示されます。

テンプレート

  • 段階的なタスクを導入します。
  • ステータスコメントフィールドを任意のフィールドにできます。

通知

  • [通知ルール] > [新規リリースステータス] で、カスタムリリースステータスの通知テンプレートを編集できます。

メモが更新された際、リリースのユーザーに通知します。

情報ページ

  • リリースプロセス中に報告されたダウンタイムは、読み取り専用情報として、関連する変更のReleaseステージに表示されます。リリースでダウンタイムを設定する際、どの関連する変更やプロジェクトによってダウンタイムが引き起こされたのかをマークすることができます。
  • プロジェクトをリリースに関連付けて、リリース管理を使用してプロジェクトの成果物のデプロイを確認することができます。
  • Conversations(会話)と呼ばれる新しいタブでは、すべてのリリースに関連するやり取りを照合します。Conversations(会話)は印刷プレビューでも利用可能です。
  • 承認ページと印刷プレビューでは、簡単にアクセスできるよう、承認メモConversations(会話)の上に移動しています。
  • 検索とフィルターを使用して履歴を参照します。履歴では承認コメントも確認できます。

リストビュー

  • 削除日から30日以内であれば、削除したリリースをゴミ箱からリストアできます。

ダッシュボードとレポート

  • リリースダッシュボードを使用して、リリースに関連するすべてのアクティビティとメトリクスの鳥瞰図を取得します。
  • リリースモジュールの広範囲なレポートを作成します。
仕様変更
  • 複数の変更をリリースに関連付けることができます。フォームフィールドではなく、Associations(関連付け)機能を使用して、変更をリリースにリンク付けします。
  • 変更マネージャーはリリース管理のフルコントロールができなくなります。アプリケーションで作成したリリースのみ表示可能となります。
  • リリースの変更が開始された時、Change Owner に通知する」ルールがリリース通知ルールから削除されます。
不具合修正
  • 段階的な添付ファイル関連のアクションがUpdated By(更新者)Updated On(更新日)フィールドの値で考慮されない不具合を修正しました。
  • 承認設定されていないステージで承認タブが非表示となっていない不具合を修正しました。
  • 変更ダッシュボードの時間フィルターが他のダッシュボードと一致しない不具合を修正しました。

2020年10月15日時点の次期リリース予定

新機能
  • Mobile Device Manager Plus Cloud連携

ServiceDesk Plus CloudをMobile Device Manager Plus Cloud(MDM Cloud)と連携できるようになります。技術担当者は、ServiceDesk Plus Cloudを通して、MDMで管理しているスマートフォンやタブレットからデバイス情報を表示/確認したり、MDM関連のアクションを実行したりすることができます。

  • カスタムメニュー

カスタムメニューでは、事前に定義した条件を満たした際にServiceDesk Plusや他の外部アプリケーション内で実行するカスタムアクションを作成できます。カスタムメニューを使用すると、カスタム関数の実行や、リクエスト/資産/変更でのURLの呼び出しが可能です。

  • 製品内コミュニケーション

ServiceDesk Plus Cloudでは、Discover Productと呼ばれる強力なコミュニケーションチャネルを提供しており、ユーザーに製品のアップデートを通知したり、各種製品の学習に取り組んでもらうことができます。また、ユーザーが中央から主要なアプリケーションリソースへアクセスできるようにすることも可能です。フッターの電球アイコンをクリックすると、Discover Productパネルへアクセスすることができます。

機能強化
  • コールバック関数

フォームデータに加え、生データ形式でもコールバック関数にパラメーターを入力できるようになります。

  • タスクとタスクテンプレート

ホーム/リクエスト/問題/変更/プロジェクト/リリース/タスクテンプレートなど、アプリケーション全体のタスクの説明フィールドで、リッチテキストモードを使用できるようになります。ユーザーはリッチテキストとプレーンテキストモードを切り替えることもできます。

  • 資産と技術担当者のライセンス上限の確認を強化

ライセンスに基づき、ノードや技術担当者数が上限の80%を超えた場合、ユーザーパネル/資産ダッシュボード/IT資産一覧ビュー/IT資産カードビュー/資産インポートページ/技術担当者一覧ビューに、対応する警告バナーが表示されます。バナーには、ノードや技術担当者の上限と現登録数、契約中サブスクリプションをアップグレード/通知する機能、リマインドする頻度を設定する機能が表示されます。

ライセンス警告バナー(資産):

ライセンス警告バナー(技術担当者):

右上の隅にあるプロフィールアイコンをクリックしてユーザーパネルへアクセスして、View plan details(プラン情報を表示)をクリックすると、資産/技術担当者/プローブ/カスタムアプリの上限と現登録数を表示することができます。

リニューアルしたユーザーパネル:

2020年9月25日時点の次期リリース予定

新しいUIの一般提供

ベータテストが成功した後、10月第1週目にすべてのお客様向けに新しいユーザーインターフェースをリリースする準備が完了しております。ベータテスト中は、より多くのお客様のニーズを汲み取り対応し、ユーザーエクスペリエンスをさらに強化しました。以下に概要を記載いたします。

新しいUIの機能強化

ダッシュボードとスケジューラでのスマートビュー

使用感、追加機能、カスタマイズ性を向上させ、スマートビューのポップアップを改善し、再設計しました。

  • スマートビューを有効化/無効化するオプションを追加しました。
  • スマートビューがビューポート全体を占めるようになりました。
  • リクエスト、問題、変更、資産、契約のダッシュボードおよびスケジューラのポップアップにて、全機能の詳細ページをサポートするようになりました。
  • 左ペインを展開または折りたたむオプションが追加され、ビューポートの詳細ページが見やすくなりました。
  • ピックアップ、割り当て、並べ替え、検索機能を追加しました。
  • レコードのタイプと適用した基準に基づき、ダッシュボードのスマートビューのポップアップからリストビューページにリダイレクトする [リストビューに移動] オプションを追加しました。
  • ダッシュボードのポップアップでは、スクロールするごとに10以上のレコードが取得されるようになりました。

 

お気に入りのカスタムビューとダッシュボードをピン留め

ツールバーのクイックリンクとして、お気に入りのカスタムビューとダッシュボードをピン留めできるようになりました。お気に入りのカスタムビューやダッシュボードを迅速に切り替えることが可能です。

 

SSPウィジェットの名前を変更

依頼者セルフサービスポータルのデフォルトウィジェットの名前をSDAdminsで変更できるようになりました。

 

スクロールバーを改善

スクロールバーの使用感を改善し、ユーザビリティが向上しました。

 

リクエストの色分け

ステータス、優先度、カテゴリに基づき、一覧ビューページでリクエストを色分けできるようになりました。

 

パフォーマンスのチューニング

アプリケーションのパフォーマンスを最適化しました。

新しいUIの詳細については、こちらのPDFをご覧ください。旧インターフェースは本年12月に終了いたします。それまでに新しいインターフェースに切り替えてください。

不具合修正
  • [管理] >> [ヘルプデスクのカスタマイズ] で、サブカテゴリのテーブルトップアクションが表示されなかった不具合を修正しました。
  • カラムを使用してリクエストをフィルタリングする際、検索アイコンを使用する場合に水平スクロールバーで発生していた問題を修正しました。
  • 「違反間近のリクエスト」ウィジェットに表示されているリクエストとポップアップ表示されるリクエスト数が一致しない不具合を修正しました。
  • インスタンスのロゴを更新できない不具合を修正しました。
  • ダッシュボードでZoho Analyticsのウィジェットを埋め込むことができない不具合を修正しました。
  • マルチラインのテキストボックスでテキストを折り返すと意図せず単語が分割される不具合を修正しました。
  • カスタムレポートで水平スクロールバーが表示されない不具合を修正しました。

2020年8月25日時点の次期リリース予定

新機能

保全モジュール

予防保全タスクが保全モジュールとなり、保全活動のスケジュールや管理ができるようになります。保全をスケジュールすると、自動作成したリクエストとして実行され、円滑な運用効率が確保されます。リクエストは「日次」「週次」「月次」「一定期間」「一度のみ」作成されます。スケジュールした保全は一覧ビューとカレンダービューから確認可能です。

一覧ビュー:

カレンダービュー:

 

問題: 問題と問題のタスクのインポート

[管理] >> [データ管理] >> [データのインポート] より、問題と問題のタスクをインポートすることができるようになりました。サポートしているファイル形式は「.csv」「.xls」「.xlsx」です。

 

グローバル変数

グローバル変数では、ドル($)記号を使用して、カスタム通知やwebhookで参照して呼び出すことのできる情報を保存できます。グローバル変数は [管理] >> [開発者スペース] より定義してください。

2020年6月22日時点の次期リリース予定

リクエストの必須フィールドにおける仕様変更

リクエストテンプレートで定義している必須フィールドは、以前の仕様とは異なり、同じフィールドを任意としているフォームルールよりも優先されます。本仕様変更は、リクエストテンプレートで特定のフィールドを必須としており、かつ、フォームルールの同じフィールドで「フィールドを任意化」アクションが実行される環境に適用されます。この条件に一致する場合、仕様変更が有効となった後も、起票されるリクエストがフォームの設定に確実にならうよう、移行中に以下のように変更いたします。

  • 現在リクエストテンプレートで必須となっており、かつ、フォームルールで任意と定義されているフィールドは、リクエストテンプレートでは必須となりません。
  • 新規フォームルールが作成されると、現在リクエストテンプレートで必須となっており、かつ、フォームルールで任意とされているフィールドが必須化されます。このルールは起票されるリクエストで最初に実行されます。
新機能

リクエストテンプレートでセクションを追加

関連するフィールドをセクションにまとめ、エンドユーザーや技術担当者がフィールドを読みやすくなるよう改良しました。リクエストテンプレート右側のパネルで、シンプルなドラッグツールを利用して、新規セクションを追加することができます。フィールドをセクションにまとめるのと併せて、各セクションをカスタマイズして、カラム数、フィールドの位置、折り畳み機能を定義することもできます。

サービスとリソースのコスト

サービステンプレートでは、承認者/技術担当者/依頼者が閲覧できるように、全体的なサービスや各リソースのコストを指定することが可能です。サービスとリソースのコストを入力すると、明瞭となったリクエストに対して承認者がより良い承認決定を行うことができます。

リソース画像

サービステンプレートにおけるリソースの高度なレイアウトの導入に伴い、リソースの質問のオプションごとに最大5つの画像を追加することができます。リソース画像により、ユーザーは必要な正しいリソースを簡単に選択することが可能となります。

 

リソースの質問の並べ替え

シンプルなドラッグツールを使用し、リソースと質問を並べ替えて、各リソース内でリソースと質問を優先順位付けすることができます。

 

リクエスト履歴

時間フィールドオペレーションフィルターで特定の項目を指定すると、履歴より全リクエストのアクティビティを容易に確認することができます。サービスリクエストでは、リソースとサービスのコストに基づいて項目を絞り込むこともできます。

リクエストテンプレートのプレビュー

リクエストテンプレートをプレビューして、エンドユーザーや技術担当者にどのように表示されるのかを確認することができます。

 

リクエストスポット編集の無効化

詳細ポータル設定で対応する設定を有効化すると、技術担当者がスポットでリクエストフィールドの編集を行えないようにします。

機能強化
  • フォームルールのアクションを使用すると、リクエストフォームの件名を有効化または無効化することができます。また、サイトの有効化、無効化、表示、非表示を行うこともできます。
  • リクエストフォームの各ドロップダウンメニューからオプションを素早く検索できます。
仕様変更
  • リクエストの編集権限がない場合、ユーザーは返信や返信の下書きを作成する際にリクエストのステータスを変更することができなくなります。
  • リソースの質問タイプはサービステンプレートでは編集できません。
  • サービステンプレートは20のリソースに制限され、各リソースには最大20の質問があります。
  • リソースの質問オプションを手動で入力した場合、アルファベット順で並べ変えることはできません。オプションを並び変える場合は別のインターフェースを使用します。
  • 依頼者を追加する権限のある技術担当者がリクエストフォームで依頼者を新規追加するには「所属サイトなし」に割当てられている必要があります。
  • リクエストでテンプレートを変更する際、現在の資産を維持または削除することができます。
  • 資産ページ内からサービスまたはインシデント要求を記録する場合、資産フィールドのあるテンプレートのみを選択できます。
  • 技術担当者を割り当てる権限のない技術担当者がリクエストのサイトを変更する場合、そのサイトは変更されます。しかし、グループや技術担当者が新規サイトに属していない場合、グループ技術担当者の値は削除されます。
  • 資産ページから作成したリクエストの依頼者を更新する場合、そのリクエストの現在の資産は維持されます。
  • リクエストにおいて、フィールドはデフォルトでは右側に位置します。フィールドの位置をリクエストテンプレートの左側、右側、上部にカスタマイズできます。リソースの編集はサービス要求の編集の一部とみなされるため、設定されている場合は、自動化ルールが動作します。
機能修正
  • 一覧ページから編集した未読のリクエストが太字にならない不具合を修正しました。
  • リクエストが別のサイトや技術担当者に再割当てされた際、新規技術担当者がそのリクエストを編集できない不具合を修正しました。今後はリクエストのサイトが依頼者のサイトより優先されるため、新規技術担当者は編集できるようになります。
  • テンプレートからフィールドを並べ変えた場合にリクエストの詳細ページで維持されない不具合を修正しました。
  • 技術担当者グループフィールドのないリクエストを割り当てもしくはピックアップできる不具合を修正しました。

2020年5月27日時点の次期リリース予定

新機能

変更におけるステージおよびステータス設定をワークフローで実施

変更ワークフローでは、変更をクローズするまでに経なければならないステージやステータスの設定を構成することができます。以前は「変更ステータスのカスタマイズは、詳細ポータル設定の「このオプションを有効にすると、ワークフローに追加されたステータスのみが関連する変更に表示されます。」オプションを使用した場合のみ、利用可能でした。

現在はワークフロー設定の変更ワークフローリストビューから、変更の全体的なステージおよびテータスを設定することができます。

また、各変更ワークフロー内のステージおよびステータスを管理で、ワークフロー固有の設定を構成することもできます。変更ワークフローで特定のステージやステータスを設定する場合、以下に示すように要件ごとにステージを並べ替えることが可能です。

変更ワークフローで構成したステージおよびステータスのみが、関連する変更に組み込まれます。以下スクリーンショットでは、変更ワークフローのステージおよびステータス構成がどのように関連する変更に反映されるのかを説明しております。

仕様変更
  • 変更のステージおよびステータス移行はユーザーの変更の役割により制限されます。以降、変更を次のステージに移行するには、ユーザーは現在のステージに対する承認権限が必要になります。また、現在のステージに対する承認権限がある場合、ユーザーは現在のステージのみを承認でき、承認権限のない他のステージは承認できません。
  • 詳細ポータル設定の「このオプションを有効にすると、ワークフローに追加されたステータスのみが関連する変更に表示されます。」オプションを既に有効化している場合、アップグレード後、変更ワークフローで構成したステータスやそれらのステータスのステージが関連する変更に加えられます。必要なステージやステータスを組み込んでワークフロー設定を変更しない限り、他のステージやステータスはデータとともに非表示となります。

2020年5月5日時点の次期リリース予定

機能強化

CMDBのビジネスビュー

CMDB関係図のUIに新しいアイコンがセットされ、強化されました。さらに、関係図を保存して、後にCMDBのビジネスビューを表示することもできます。ビジネスビューは様々なCI間の関係の概要を、詳細、割り当てたリクエスト、変更、問題、リリース、CI分配などの重要なデータと共に一目でわかるように表示します。

資産ローン

資産リース機能は資産ローンと呼ばれるようになりました。資産ローン機能を使い、指定した期間、エンドユーザーや技術担当者に組織の資産を貸出すことができます。複数の資産をシングルローンに追加する、新しい資産を追加することにより進行中のローンを調整する、ローンを拡張またはプレクロージングする、ローンの特定の資産に返却する、などがが可能です。また、中央のパネルから全ての資産ローンを容易に追跡し、構成済みのメールアドレスを介して資産ローン管理にステークホルダーをループすることもできます。

詳細は以下の通りです。

移行後、リースした資産は貸出し可能な資産として表示され、ローンが作成されます。資産リースが移行後にどのように見えるのかを以下に記載します。

移行前の資産リース

移行後に作成した資産ローン

資産を貸出すためには、以下スクリーンショットのように貸出し可能と表示する必要があります。[資産]->[資産ローン]->[貸出し可能な資産]->[貸出し可能な資産を表示]より、資産を貸出し可能と表示することができます。

あるいは、以下のように資産リストビューから資産を貸出すこともできます。

貸出し可能な資産のリストは以下の通りです。

資産が貸出されている際、ステータスは自動的に使用中ステータスになります。

貸出し可能な資産には、詳細ページに割り当てボタンが表示されない代わりに、貸出しまたは返却のオプションが表示されます。

資産リースの期限切れ通知は、通知ルールの資産ローンの期限切れ通知として利用できます。

2020年4月17日時点の次期リリース予定

機能強化

Zoho Analytics統合の機能追加

Zoho Analyticsにおいて、変更、プロジェクト、ソリューション向けにデフォルトのレポートが導入されました。さらに、リクエスト、タスク、作業ログ向けに新しいデフォルトのレポートが追加されました。

レポート

  • ソリューション、リクエスト通知、リクエストノート向けの新しいレポートを追加
  • カスタムレポートの日付フィルター内に、過去6カ月、来週、来期、来年などといった新基準を追加
  • カスタムレポートのアドバンスフィルタリング内の日付フィルターで、過去7日間、過去15日間、過去3週間、過去4週間などの動的な選択が可能
  • カスタムレポートのアドバンスフィルタリング内で、MBの代わりにGBで「メモリー」フィールドを表示
  • [レポート]->[レポート設定]で、フォントサイズをカスタマイズ、レポート集計中に日付フォーマットをセット、全ページのレポートの件名を表示するかどうかを選択
  • リクエストアセスメントフォルダーのレポート内のクエリレポートで、「日付」フィールド向けにユーザーのタイムゾーンを利用
  • 日付の昇順で棒グラフを並べ替える
  • リングチャートの凡例を追加
  • プロジェクト、タスク、ソフトウェアライセンス、リクエストマトリクス向けのマトリクスレポートが利用可能
  • 特定のレポートで新しいカラムを追加し、一部の名前を変更

レポートの機能強化の詳細情報はこちら

仕様変更
  • レポートの全ページでグラフ表示を利用可能

2020年3月9日時点の次期リリース予定

機能強化

資産

すべての資産において、[履歴] タブは資産フィールドに追加された変更を保存します。さらに、時間、フィールド、操作に基づいてログをフィルターすることもできるようになります。

 

仕様変更

ワークステーションの履歴にて、 [スキャン履歴] タブが削除され、UIおよびスキャンを介して実行されたフィールドへの操作を保存する [履歴] という新しいタブを追加予定

2020年2月27日時点の次期リリース予定

プロジェクト機能強化
  • プロジェクトのガントチャートにおいて、タスクをダブルクリックしてプロジェクトのすべての情報を編集できる機能を追加予定
  • プロジェクトの依頼者部署を設定できる機能を追加予定。ユーザーがプロジェクトの役割、またはプロジェクトのメンバーであるかに関係なく、任意のユーザーをプロジェクトの依頼者として割り当てることができます。
  • ファイルをプロジェクトテンプレートに添付する機能を追加予定。プロジェクト、またはプロジェクトテンプレートを他のプロジェクトにコピーするとき、添付ファイルもコピーすることができるようになります。
仕様変更
  • 新しいプロジェクトを追加するとき、プロジェクトの表示権限を持つユーザーをプロジェクトの所有者として設定できる機能を追加予定
  • 関連プロジェクトのみをプロジェクトメンバーに表示させながら、プロジェクトの役割では「プロジェクトの追加」権限を有効にできる機能を追加予定

2020年2月19日時点の次期リリース予定

新機能

サンドボックス

製品の本番環境ではなく、様々な管理設定を仮想環境において、セキュアに設定、検証、監視することができるサンドボックス機能を追加予定。実際に動作を確認、テスト後にサンドボックス機能を本番環境に展開することができるようになります。

作成したサンドボックスは管理設定のデータのみ本番環境に複製します。

サンドボックスでは、ServiceDesk Plus Cloud機能のすべての設定、検証ができるようになります。以下のスクリーンショットのように現在、選択された管理設定のみがサンドボックスから本番環境へ展開できるようになります。

注意:サンドボックスはITヘルプデスクインスタンスのみで利用できるようになります。

2020年2月3日時点の次期リリース予定

新機能

問題テンプレート

必要なフィールドや自動埋め込み機能をテンプレートに含めることにより、問題リクエストを頻繁に作成できるテンプレートを追加予定。

[管理]->[テンプレート&フォーム]->[問題テンプレート]配下において、設定することが可能になります。

問題ライフサイクル

本機能により、管理者はヘルプデスク技術担当者向けのガイダンスを組み込んだ問題解決プロセスを設計することができるようになります。

[管理]->[自動化]->[問題ライフサイクル]配下において、設定することが可能になります。

詳細はこちらをご覧下さい。

問題ライフサイクルのサンプル

ライフサイクル設定

機能強化
  • すべてのサポートグループまた特定のサポートグループに問題を関連付けることが可能になります。
  • 問題リクエスト一覧において、デフォルトのフィルターに追加で、技術担当者向けに特定の問題を表示することができるようなカスタムフィルターを追加予定。
  • [設定]->[一般設定]->[詳細ポータル設定]配下において、リクエストの作成順やIDの接頭辞を含めて問題リクエストIDをカスタマイズすることができる機能を追加予定。
仕様変更

最大で100個の問題を関連付けることが可能になります。

2020年1月22日時点の次期リリース予定

新機能

サービス要求の編集

ユーザーをサービス要求の編集者として割り当てる機能を追加予定。サービス要求が作成されると、リクエストの編集者は、リクエストを処理するのに必要なすべての情報を提供できるようになります。

リクエストのキャンセル

技術担当者は、対処する必要がないサービスとインシデントリクエストをキャンセルすることができる機能を追加予定。依頼者もリクエストのキャンセルや、依頼者ポータル設定を基にキャンセルフラグを付けることができるようになります。

2020年1月2日時点の次期リリース予定

ビデオの埋め込み機能

アプリケーション間においてビデオを説明ボックスに埋め込むことが出来る機能を追加予定。ローカルのドライブからビデオをアップロードするか、またはYouTubeビデオを埋め込むことが可能になります。エディタのツールバーにある アイコンを使用して説明にビデオを追加します。

注意:本機能は[問題]と特定のメールテンプレートには適用されません。
ユーザーとソリューションのグローバル検索

グローバル検索では、ユーザーとソリューションのさらに詳細な検索をすることができる機能を追加予定。

  • 管理ページのグローバル検索は名前、サイト、部署、メールアドレスや他のデフォルト、ユーザー指定のフィールドを使用してユーザーの検索ができる機能を追加予定
  • [ソリューション]->[グローバル検索]配下において、ソリューショントピック、キーワード、タイトル、コンテンツ、ユーザーグループ、最終更新日時などを検索し、必要なソリューションを参照することができる機能を追加予定
ソリューションの自動検索予測

ServiceDesk Plus Cloudはヘルプデスクのパフォーマンス向上のためにソリューションの自動検索予測機能を追加予定。ユーザーがリクエストフォームにて件名を入力すると、関連する上位10のソリューションがポップアップ表示されるようになります。提示された内容にユーザーの要件が含まれている場合は、リクエストの作成プロセスを取り消すことが可能です。さらに、提案を参照することに加えて技術担当者は、ワンクリックでソリューションを依頼者の回答へコピーすることが可能になります。

2019年11月26日時点の次期リリース予定

プロジェクトのスケジュール

プロジェクトのビュー権限を持つ技術担当者は、スケジュールの私のスケジュールにて特定の日に終了予定のプロジェクトを表示できる機能を追加予定。プロジェクト数はスケジュールの日付の横に表示されるようになります。

プロジェクト数をクリックすると、ユーザーが詳細情報ページ内の担当するプロジェクトにリダイレクトされる機能を追加予定。必要に応じてプロジェクトをクリック、プロジェクト詳細情報ページに進む、技術担当者を再度割り当てなどを行うと、ユーザーはプロジェクト情報を参照することができるようになります。

資産機能の拡張
  • 資産フォームにて、すべてのIT資産のIPアドレスやMacアドレスなどのネットワーク情報を手動で設定できる機能を追加予定
  • 担当するリストビュー&レポートにて、IT資産のIPアドレスやMacアドレスが表示されるよう機能を追加予定。資産の情報ページにて、資産のすべてのIPアドレスはタイトルに取り込まれるようになります。
  • Desktop Central連携、ネットワークスキャン、セルフスキャンから得たワークステーションドメインは、ワークステーションの詳細情報ページに表示されるよう機能を追加予定。また、ワークステーションのドメインを手動で更新することもできるようになります。
  • すべての資産のステータス履歴を表形式でレポートを生成できる機能を追加予定
  • 資産フォームの検索フィールドや、新しいタイプの資産の追加フィールドを使用すると、ユーザーやサイト、部署を参照することができる機能を追加予定

2019年11月26日時点の次期リリース予定

プロジェクトのスケジュール

機能強化

プロジェクトのビュー権限を持つ技術担当者は、スケジュールの私のスケジュールにて特定の日に終了予定のプロジェクトを表示できる機能を追加予定。プロジェクト数はスケジュールの日付の横に表示されるようになります。

プロジェクト数をクリックすると、ユーザーが詳細情報ページ内の担当するプロジェクトにリダイレクトされる機能を追加予定。必要に応じてプロジェクトをクリック、プロジェクト詳細情報ページに進む、技術担当者を再度割り当てなどを行うと、ユーザーはプロジェクト情報を参照することができるようになります。

資産機能の拡張

機能強化

  • 資産フォームにて、すべてのIT資産のIPアドレスやMacアドレスなどのネットワーク情報を手動で設定できる機能を追加予定
  • IT資産のIPアドレスやMacアドレスを、対応するリストビューとレポートに表示する機能を追加予定。資産の情報ページにて、資産のすべてのIPアドレスはタイトルに取り込まれるようになります。
  • Desktop Central連携、ネットワークスキャン、セルフスキャンから取得したワークステーションのドメインは、ワークステーションの詳細情報ページに表示する機能を追加予定。また、ワークステーションのドメインを手動で更新することもできるようになります。
  • すべての資産のステータス履歴を表形式でレポートを生成できる機能を追加予定
  • 資産の追加フィールドの新規タイプとしてルックアップフィールドを追加予定。こちらのフィールドを利用すると資産フォームでユーザーやサイト、部署を参照することができるようになります。

2019年10月21日時点の次期リリース予定

契約

契約管理は契約モジュールの完全な見直しに加えて多数の新機能と機能強化を提供する予定です。

新機能

  • メンテナンス、リース、サポート、保証などの契約タイプを指定する機能を追加予定です。[管理]->[カスタマイズ]->[契約管理]->[設定]より、契約タイプを設定することが可能になります。

  • ライフサイクルを通して、それぞれの契約を管理する所有者を割り当てる機能を追加予定です。技術担当者のみ所有者になることが可能です。

  • 同じベンダーとの契約間の親子関係をマークして、契約を簡単に追跡し、特定の契約の有効期限を検討できる機能を追加予定です。

  • 契約においてユーザーに対して複数レベルの有効期限通知を設定する予定です。最大10個の通知を設定することが可能です。

  • 技術担当者に加えて、有効期限通知は依頼者と非ユーザーにも送信される予定です。

  • 期間が開始されていない契約は、 [契約締結前]というステータスでマークされる予定です。

  • 契約リストビューページに、[すべての契約と"契約締結前の契約"] という新しいフィルタが追加される予定です。契約リストビューページには、[契約所有者] や[契約タイプ] などの追加列も表示される予定です。

  • IDは作成した契約用に生成される予定です。[管理]->[カスタマイズ]->[契約管理]->[設定]より、契約IDの接頭辞と開始番号を設定します。

  • 削除した契約はゴミ箱に30日間保管される予定です。その後は完全に削除されるようになります。

契約フォームは、新機能に対応し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために変更する予定です。

契約情報ページの左側には情報、関連する資産、契約更新、契約関係、履歴の5つのタブを含む予定です。これらのタブを利用し、契約に対応している情報を表示することが可能になります。

詳しくは、こちら(英語版)をご覧ください。

仕様変更

  • IDは既にアプリケーションに追加された契約に対して生成されるよう仕様を変更する予定です。

  • 既にアプリケーションに追加されている契約には、所有者が関連付けられるように仕様を変更する予定です。契約を作成した技術担当者が、対応する契約の所有者になります。

一般的な機能強化

ベトナム語で利用可能になる予定です。

プロジェクト

新機能

削除したプロジェクトはゴミ箱に移動され、削除した日から30日以内に復元することが可能になる予定です。プロジェクトは、プロジェクトメンバー、マイルストーン、タスク、作業ログ、リクエストと変更の関連付け、コメント、履歴などを含むプロジェクトの情報を完全に復元することが可能になります。

機能強化

  • プロジェクトやプロジェクトテンプレートのマイルストーンにおいて、組織ボタンを使用することでプロジェクトを並び替えられる機能を追加予定です。

  • [管理]->[カスタマイズ]-> [プロジェクト管理]->[プロジェクトタイプ]配下において、プロジェクトタイプを並び替えられる機能を追加予定です。この順番は、アプリケーション全体の任意フォームのプロジェクトタイプのドロップダウンに適用されるようになります。

  • [管理]->[カスタマイズ]->[プロジェクト管理]->[プロジェクトステータス]配下において、プロジェクトステータスを並び替えられる機能を追加予定です。この順番は、アプリケーション全体の任意フォームのプロジェクトステータスのドロップダウンに適用されるようになります。

  • プロジェクト内のマイルストーン配下において、ピックアップ、所有者の割り当てや終了などの新しい一括アクションが追加される予定です。

  • リクエスト、問題、変更、プロジェクト、リリース配下のタスクは、ピックアップや所有者の割り当てなどの追加の一括アクションが利用可能になる予定です。

仕様変更

  • マイルストーンやプロジェクトにタスクを割り当てるには、ユーザーはマイルストーンの表示/プロジェクトの表示、タスクの追加、タスクの削除権限が必要になるよう仕様を変更予定です。

  • プロジェクト情報ページ内の削除ボタンはプロジェクトの削除に名前が変更され、アクション配下において利用可能になる予定です。

2019年09月30日時点の次期リリース予定

リリース管理

ITヘルプデスクで、リリース管理が可能になる機能を追加予定です。リリース管理は、リリースの計画、ビルド、テストや本番環境においての展開が可能になります。リリースは、管理された環境でITサービスに承認された一連の変更を提供するプロセスとして定義できます。リリース管理を利用して、ソフトウェアやドキュメント、プロセス、ガイドライン、ポリシー、またはその他のコンポーネントをサービスを運用に展開することが可能になります。

承認された変更リクエストのリリースプロセスを開始できる機能を追加予定です。ライフサイクル全体を通して、リリースプロセスは変更管理プロセスと密接に関連しています。

リリースプロセスに必要不可欠な次の9つのステージを利用できる機能を追加予定です。

  • Submission(提出)
  • Planning(計画)
  • Development(開発)
  • Testing(テスト)
  • UAT
  • Deployment(配置)
  • Training(トレーニング)
  • Review(レビュー)
  • Closure(クロージャ)

ステージとは、リリースライフサイクルにおける主要の成果物を含む重要なイベントや節目です。各ステージには、ステージ内でリリースの進捗を示すステータスが含まれるようになります。ステータスに加えて、各ステージにはプランニングやスケジュール、役割と承認、タスクと停止時間が追加される予定です。 詳しくはこちら(英語版)をご覧ください。

 

 

定義済みのテンプレート(英語版)を利用して、リリースリクエストを簡単に作成することが可能な機能を追加予定です。ワークフロー(英語版)をリリースリクエストに関連付けて、リリースプロセスのフロー方向を定義します。ワークフローを利用すると、ステータスを各ステージに含めたり、承認を設定したり、ユーザーに段階的な権限を割り当てたり、関係者と他のユーザーに通知が送信されるように設定することが可能です。

以下の画像はメジャーリリース用に設定されたワークフローです。

 

 

UI Implementations(UIの実装)

リリース管理の導入に伴い、Releasesと呼ばれる新しいモジュールが ServiceDesk Plus Cloudで実装される予定です。
リリース設定は、セットアップの強調表示されたタブの下に導入されており、SDAdminのみで設定可能になる予定です。

 

 

変更

機能強化
新ステージ

  • User Acceptance Testing (UAT)(ユーザー受入テスト):UATステージは実装の後に配置され、ユーザーは機能タスクを実行し、実装された変更を承認することが可能です。詳しくはこちら(英語版)をご覧ください。
  • Release:UATステージから承認を受信すると、ここでステージの展開を取得することが可能になります。詳しくはこちら(英語版)をご覧ください。

Stage-Based Tasks in Change and Change Template(変更や変更テンプレートにおけるステージベースのタスク機能)

どの変更ステージにもタスクを追加することが可能な機能を追加予定です。また、変更テンプレートにおいて、すぐに変更リクエストに持ち込まれるタスクを事前に定義することも可能になります。詳しくはこちら(英語版)をご覧ください。

Overwrite Field Support while Modifying Change Template(変更テンプレートを編集中にフィールドの上書き機能)

既存の変更リクエストのテンプレートを変更すると、以下のようにフィールドを上書き、タスクとそれらの依存関係を削除するオプションを提供する機能を追加予定です。

  • 全てのフィールド値を上書きする機能を追加予定
  • 空のフィールド値のみ上書きする機能を追加予定
  • フィールドを上書きしない機能を追加予定
  • 既存のテンプレートから設定されたタスクとそれらの依存関係を削除する機能を追加予定

変更コピー

[情報]->[アクション][変更のコピー]オプションを使用して、変更リクエストのカスタムコピーを作成することが可能な機能を追加予定です。詳しくはこちら(英語版)をご覧ください。

変更履歴

  • 変更履歴から特定のアイテムを検索することが可能になる機能を追加予定です。オペレーションとフィールドによって検索を絞り込むことが可能です。
  • 変更履歴を時間でフィルタリングしたり、並び替えることも可能な機能を追加予定です。

ダッシュボードの変更

  • [変更を開く]ウィジェットでタイムフィルターが使用可能になる予定です。
  • ダッシュボードで保留中の変更リクエストのワークフロー実行を表示する機能を追加予定です。
  • Closed Changes by Closure Code Open Changes by Workflow Statusと呼ばれる新しいウィジェットが追加される機能を追加予定です。

会話の変更

変更会話ページからのメールやシステム通知を転送、返信することが可能になる機能を追加予定です。また、メールやシステムの通知は個別のフィルターとしても利用可能です。

設定

  • [オートメーション]->[カスタムアクション]配下において、ユーザーに加えて組織の役割のリクエスト変更の通知を設定する機能を追加予定です。
  • [ユーザー と 権限 ]->[役割]配下において、システムの役割権限に[All in group&assigned to technician (グループ内のすべてと技術担当者への割り当て)][Assigned to technician (技術担当者への割り当て)]の変更オプションが含まれる機能を追加予定です。

 

 

  • 変更ワークフローによるフィールドの更新でさらに多くのフィールドを含む機能を追加予定です。
  • 変更ステージステータス用のデフォルト通知コンテンツは拡張される予定です。
  • 変更クロージャルールはプランニングからChecklistを含む予定です。
  • 変更クロージャルールはすべてのステージで完了する関連タスクが含まれるようになる予定です。
  • ImpactBackoutRolloutReviewからの添付ファイルが変更クローズルールで考慮される機能を追加予定です。

レポート

カスタムレポート変更は、DetailsRollout PlanBackout PlanCheckList、Next Review OnReview DescriptionClose Descriptionを含む予定です。

仕様変更
  • ダウンタイムデータは導入ステージからリリースステージに移動する予定です。
  • タスクにおいて、ワークログを各変更ステージに追加することが可能な機能を追加予定です。導入ステージでは、ワークログが個別のタブとしての利用が不可能になる予定です。
  • プランニングにおいて、[停止時間]タブは名前が[スケジュール]に変更される予定です。このタブは、[停止時間]横にあるリリーススケジュールを表示することが可能です。
  • 変更承認者の役割は削除が不可能になる予定です。
  • 変更IDディスプレイ形式はCH-<数値>になる予定です。この変更された形式により、メール解析中にモジュールが明確に識別されることが可能になります。

 

2019年9月6日時点の次期リリース予定

機能強化

サイト

  • 以前は、デフォルトのサイト設定のみコピーが可能でしたが、カスタマイズ済みのサイトやコピーしたサイトの設定を参照する機能を実装予定

サービスカテゴリー

  • サービスカテゴリーおよびリクエストテンプレートにて、アルファベット順以外に、手動での並べ替え機能を実装予定。[管理]-->[テンプレート&フォーム]-->[サービスカテゴリ]または[管理]--> [テンプレート&フォーム]-->[リクエストテンプレート]より、並べ替えが可能になります。

技術担当者グループ

  • リクエストや他エンティティで技術担当者グループを使用する際、技術担当者グループの削除に対応予定。削除後、技術担当者グループは非アクティブとしてマークされ、いつでもアクティブ化することが可能です。[管理]-->[ユーザー&許可]-->[技術担当者グループ]より、アクティブグループ、非アクティブグループに対するビューをそれぞれ実装予定です。

依頼者

  • リクエストリストビューページにて、以下一括アクションを追加予定:
    • 承認権限の有効化
    • 追加フィールド値の設定
    • 技術担当者
  • 技術担当者リストビューページにて、以下一括アクションを追加予定:
    • 承認権限の有効化
    • 追加フィールド値の設定
    • ログインルールの関連付け
    • サイト/グループの関連付け
    • サイト/グループの関連付け解除

プロジェクト

  • プロジェクトおよびプロジェクトテンプレートのコピー機能を実装予定
仕様変更
  • [デフォルト設定をコピー]より、他サイトのデフォルトサイト設定をコピーできるよう仕様を変更予定。デフォルトサイトをコピー後に、デフォルトサイトの設定を変更した場合、コピー先の設定に反映されません。
  • サイトが非アクティブ化すると、サイトの関連設定も削除しますが、今後、アクティブなリクエストやその他エンティティで使用中のサイトを削除した場合、SLA、技術担当者グループ、部署などの関連設定とともにサイトが非アクティブ化するよう仕様を変更予定。(関連する業務ルールは無効化されます)
  • [管理]-->[ユーザー&権限]-->[技術担当者/依頼者]より、 プロジェクトルールへの関連付けが可能な機能を実装予定。一括アクションの[プロジェクトルールに関連付け]は、ログイン権限のあるユーザーのみが実行できます。

2019年7月10日時点の次期リリース予定

仕様変更

一般

  • 一機能のモジュールアイテムあたりの最大添付ファイル数を50に増加。合計添付ファイルサイズの制限は、50MBまでとなります。
新機能:依頼者ホームページのカスタマイズ

ServiceDesk Plus Cloudでは、必要情報の追加と、エンドユーザーのエクスペリエンス向上のために、依頼者ホームページのカスタマイズ機能を追加しました。ウィジェット、レイアウト、テーマなど、ホームページ上のすべての要素をエンドユーザーのニーズに合わせて設定できます。依頼者ホームページには以下のような構成要素があります。

  • 信頼性の高い検索機能により、ユーザーはリクエスト、回答、リクエストテンプレート、アナウンスを一括で検索できます。
  • ウィジェットを使用することで、ユーザーはServiceDesk Plus Cloudモジュールとサードパーティーアプリケーションへアクセスできるようになります。ウィジェットでは、使用頻度の高いサービステンプレート、アナウンス、依頼者の資産、リクエストおよびタスクサマリーの表示ができるようになります。さらに、URLウィジェットを使用することにより、外部サービスをアプリケーションへ取り込むことも可能です。
  • テーマを適用すると、ページの外見が変更できます。

[設定]->[一般設定]->[依頼者ポータルのカスタマイズ]->[依頼者ホームページ]の編集へ移動し、依頼者のホームページをカスタマイズしてください。

ポータル設定

セルフサービスポータル設定の再グループ化を行います。[セルフサービス]と[技術担当者]のポータル設定の区別や、依頼者ホームページのカスタマイズを実現します。セルフサービスポータル設定は、[アドバンスポータル設定]と「依頼者ポータル設定]という2つのセクションに分けられます。

依頼者ポータル

  • [依頼者ポータル設定]および[依頼者ポータルカスタマイズ]タブ配下で、設定とカスタマイズなどの設定が、セルフサービスポータル(または[依頼者ポータル])に表示されます。設定が含まれており、
  • 依頼者ポータル設定の手順は、[設定]->[一般設定]->[依頼者ポータル]にて設定可能です。
依頼者ポータル設定

依頼者ポータルのカスタマイズ

アドバンスポータル設定

アドバンスポータル設定では、技術担当者ポータルを設定することで、多数のヘルプデスク活動が実行できます。技術担当者は、リクエストの作成および追跡、インシデント管理プロセスの自動化、リクエストの承認と作業ログの設定などを簡単に行うことができます。さらに、変更や回答などに関する設定をカスタマイズすることもできます。

アドバンポータル設定は、[管理]->[一般設定]->[アドバンスポータル設定]へ移動し、設定します。

アドバンスポータル設定

仕様変更

依頼者ポータル

  • 依頼者ホームページで、リマインダーがサイドバーからフッターへ移動
  • アクセス頻度が最も高いソリューションは、依頼者ホームページに表示されないよう仕様を変更。ユーザーは、[すべてのソリューションを表示]ボタンをクリックすることで、ホームページ上のすべてのソリューションにアクセスすることができるようになります。
  • カレンダー設定は、セルフサービスポータル設定から、[設定]->[ServiceDesk 設定]->[インスタンス設定]へと移行します。